先にヘッドライト、室内クリーニングでご紹介させて頂きましたスバル・レガシィB4。

板金塗装もご依頼頂いたため長期のお預かりでしたが、塗装作業中に出来る事、クリーニング他のご依頼もあったため効率良く作業を勧めさせていただきました。

完成後、お引き取りの際に「白くなった！」と驚かれていたのが印象に残ります。

パールホワイトはメーカー問わず時間の経過でクリアー層が黄ばんで来ますが、ミドルポリッシュ以上で下地処理を行うと一皮むけたように黄ばみが取れ白さ復活、いや新車以上の肌になると思いますよ。

お車は購入された際にヘッドライトが磨かれて深い研磨キズが入っておりましたが、この傷はボンネットも同様で、ご入庫の際に太陽光でモヤモヤしていたのがバフ傷・オーロラと言われるものです。

—レガシィB4（クリスタルホワイト・パール）—

下地処理

研磨：ミドルポリッシュ　ディテール洗浄：スタンダード（無料）

コーティング：SPGコートType-T（完全2層式ガラスコーティング、低撥水・艶・対すり傷・防汚・耐薬品性）

ウィンドウ撥水コーティング：PRO PGS-33　フロント

左右クオーターパネル板金塗装

※お車はすでに出庫しております。

ディテール洗浄、汚れの溜まりやすい部分をスッキリしますよ。

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トランクも汚れがたまりやすいのですが

ゴシゴシこすらなくてもPRO専用液剤で分解

分解された汚れが流れてきます

スッキリ♪

汚れに合った洗浄剤を駆使し、傷めないよう洗浄する必要があります。

適正なクリーナーを使いTYPE-C 洗浄用スポンジがお勧めです。

洗って磨くのは当たり前、どのような手法をとるか？の引き出し量がカービューティープロなのです。

自身での研究なので全てに意味と拘りがあります。

※カービューティープロFaN様より画像をお借りしております。

鉄粉も微細でサクサク作業は進みます。たまに誤った方法で鉄粉除去を行っているのを拝見する機会がありますが、誤った方法では塗装面をえぐり研磨では不可能なレベルになってしまう事を知らないのでしょう。適正な理論は一朝一夕には身に付かないものです。それを「やっつけ作業と言います。」札幌で増殖中ですのでお気を付けください。

よくカービューティープロはフランチャイズなのですか？と聞かれますがフランチャイズではありません。

「 カービューティープロ」を名乗るためには厳しい「カービューティープロスクール」を卒業しなければ名称は元より、「米国ＢＡＦ社製液剤」を使うことも出来ません。また営業形態は中古車業、板金塗装業の併用、当店の様な専門店と各店舗独自で自由に展開しておりますので制限のあるフランチャイズではありません。また本部へ売上げのマージンなどは一切ない事から施工料金にフランチャイズ手数料を上乗せしておりませんのでご安心下さい。

と言う事で、当店はカービューティープロライセンス所持（研磨・コーティングのトータルマネージメント）、セラミックプロ９H認定でもありますし、ダイヤモンドメークも取り扱いがあります（取扱店としてはなぜか登録されておりません？　少ないからかな？？）。

研磨の為のマスキング処理

簡素ではありますが確実に要所を保護

ギリギリまで研磨するためマスキングは最低限になりますが、ラインに沿って作業を行うとこれはこれで美しく見えます。

ワイパー部分を確実に養生を行い、液剤が飛び散っても汚れないようにする。

※ビニールにテープが付いている「マスカー」になりますので入り込ませません。

※高級車を扱う板金屋さん曰く「新聞紙で保護するのは擦れて微細な傷が発生する」ので大変好ましいと評価を頂いております。

今回は大丈夫でも、数年後の事を考えてます。

※ヘッドライト部分にバフが当たると、数年後に黄ばみ等の劣化が早まりますので確実に

この事から某量販店の店員さんの個人的なお車、某ディーラ系の営業さん等、車に詳しい方ご入庫が多いのです。

マスキングを行わないのも異常ですが、汚いマスキングの場合は、当然ながらしっかり仕事をしようと言う配慮に欠けますので良い仕事は出来ません。また磨く部分がバラバラとなり仕上げが雑になる傾向があります。普通は年数を重ねれば必然的に上手になりますし、毎日が進歩ですので常に上達するのが当たりまえですが‥

センスなんでしょうね。また、マスキングの雑さにより修正に時間が取られる事を丁寧と勘違いされるケースも見られます。

マスキングの必要性

〇パネルのエッジやプレスラインなど、塗装の薄い部分や弱い部分の塗装を剥がさない為。
〇パネルのエッジやプレスラインなど、塗装の薄い部分や弱い部分の塗装を更に薄くしない為。
〇樹脂やゴム部分の保護
〇すき間にコンパウンドの粉を入れないようにする。〇ヘッドライトのハードコートを守り劣化の原因を作らない。
〇汚いマスキングは研磨にムラが出ます。
〇汚いマスキングは雑な仕上がりになります。
〇汚いマスキングは仕上げに時間がかかります。

※ボンネットやドアにプレスラインが多いので、磨きすぎて薄くなり過ぎないようにする目的もあります。

宜しかったらこちらもご覧下さい。

当店へご入庫いただいたお車で気が付いた点

余計な外光は塗装面をボカシてしまう為シャットアウト

様々な明かり（シャッターを開けての作業など信じられない行為）は塗装面がしっかりと見えません。その上で力率の強い光源で確認します。

様々な照射角の光源を配置し塗装面を見るからこそ研磨は出来るのです。

この配置、光源の適正、理論は自慢のひとつですよ。

コーティングの施工環境について

こちらのレガシィは納車前にヘッドライトを磨いてもらったそうですが、その流れでなのかボンネットもミガキの痕跡がありました。これはお客様がご来店頂いた際にすぐに確認できました。

その理由はスケールを除去するためだと思うのですが、当店の２０年のキャリアのある研磨職人とも話しましたが、スケールが取れておらずバフ傷があるので、あまりクリーニングされていないバフと塗装に合わない市販コンパウンドで磨かれたのではないか？また屋外等の塗装面が見えない場所で作業されたのかもと言う結論になりました。

近年、出張業者による中古車業者やディーラーで作業している風景を通りがかりに見受けられますが、今回もその手の作業だったのではないか？と思います。

ホワイトの車は撮影は困難ですが、自慢のこだわった照明下ではコントラストがはっきりしよく見えます。

画像は１ｓｔポリッシュですので若干の曇りがありますが、仕上げでスッキリさせております。

いかがです？これだけ見えると状態が判ると思いますよ。

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トランク部分

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トランク拡大

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研磨を入れて小傷の除去、平滑化で鏡のような光沢を演出します。

他業者との違いはPRO専用品数種類と札幌モーターショーでセラミックプロ札幌（車の119番）様がフェラーリ、ランボルギーニを仕上げた際に使用された、札幌では当店と2店しか取扱いの無いスペシャルブランドを使用している事です。

汎用性の高い３M製は、あまり磨けない方や単発的な作業を行う中古車業者様が好まれますが、慣れると気になる部分が出てきます。この選択も大切な部分ですね。また、ノンシリコンを水性と勘違いされるケースはやはり研磨には疑問があります。

東京モーターショー、札幌モーターショーでの施工のためにより良い物、環境に合ったものを使用しますので

イベント施工はある意味技術の集大成と言っても過言ではありません。

さて、レガシィは全体を砥ぎ、光沢を付与させて頂きました。

コーティングはカービューティープロ１１５　吉野様考案の新しいコーティングシステム「SPGコート　Type-T（2層式、低撥水・艶・対すり傷・防汚・耐薬品性）」になります。

SPGコート低撥水は、ベースコートに硬質なA液を使います。この1層目は塗装のすき間に浸透しがっちりと食い込みます。

定着後、2層目（TOPコート）へ柔軟性を持った対すり傷性に優れたB液を使うマルチレイヤータイプのコーティングになります。

ヌルッとした手応えのある被膜感が特徴的！これまでにない質感と安心の被膜、こだわりを持ちたい方には是非ともオススメなコースです。

（完全2層式ガラスコーティング、低撥水・艶・対すり傷・防汚・耐薬品性）」

低撥水タイプですが疎水の動きです。

お客様の環境として、セルフクリーニング特性を狙った低撥水性のタイプをセレクトしました。

撥水タイプは水玉コロコロでコーティング感がありますが、水の流れが早すぎ汚れを残して行ってしまいます。

「セルフクリーニング特性」とは、低撥水タイプは水流れが比較的ゆっくりなので汚れを一緒に流してくれる効果があります。

一般的な多層コートは

ベースコートにガラスコーティング、トップコートにシリコン系やポリマー系（中にはＷＡＸと信じられない施工法）を使用されているものがほとんどです。これはガラスコーティングの弱い部分を補うためとしての工夫ですが、単純に２層と言っても何を使われているかで判断された方が良いと思います。

硬化するか硬化しないか？見分け方は容器です。

硬化する物はビン及び缶に入れられ空気や湿度に触れないように対策されており、

硬化しないものはプラスティック容器に入ってます。

一般小売店でのDIYコーティング判断にも使えますよ。

※画像は硬化しないポリマータイプのコーティング剤を、ウィンドウリペアで使用されるレジンを硬化させるための紫外線ライトを照射させてみました。紫外線がボトル内で散光され幻想的かつ美しく見えます。

本年（2018年）から異常なくらい「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。詳しくは下記をご覧ください。

コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。

また、施工にあたり環境も大事です。

詳しくは当店のこだわりもご覧ください。

カウルトップへコーティングする事で新しいお車のように演出します。コーティング施工している部分との境目、色が違うと思います。

コーティング施工で大切なこと

これからの時期、札幌は大変気温が低くなります。ガラスコーティングは気温16度以下では加水分解、脱水縮合（固まりません）が出来ませんので施工依頼は注意が必要です。

特に屋外もしくは大型の工場では芳しくない可能性があります。

室温、塗装面約25度をキープ

室温について詳しく

さらに施工後はカーボンヒーターによる焼付処理

特殊カーボンヒーターは、今後主力である水性塗料に最も適したヒーターと言われ、従来の中波型、短波型赤外線の光線と違い、すべての光線をカバーしている事で被膜の外部だけでなく、 内部にも熱が届き全体を加熱するため均一でムラの無い硬化となります。単純に温めるではなく光線を浸透させるのが目的であり、コーティング屋さんではカーボンヒーターが必須のアイテムです。逆に言えば遠赤だけではダメだと言う事と、出力が単相100V～200Vでは熱が足りませんので動力電源が必須となります。

一定のエージング（熟成時間）を設けており、設定をクリアーし完成です。

※お車はすでに出庫しております。

—レガシィB4（クリスタルホワイト・パール）—

下地処理

研磨：ミドルポリッシュ　ディテール洗浄：スタンダード（無料）

コーティング：SPGコートType-T（完全2層式ガラスコーティング、低撥水・艶・対すり傷・防汚・耐薬品性）

ウィンドウ撥水コーティング：PRO PGS-33　フロント

左右クオーターパネル板金塗装

先にヘッドライト、室内クリーニングでご紹介させて頂きましたスバル・レガシィB4。板金塗装もご依頼頂いたため長期のお預かりでしたが、塗装作業中に出来る事、クリーニング他のご依頼もあったため効率良く作業を勧めさせていただきました。

完成後、お引き取りの際に「白くなった！」と驚かれていたのが印象に残ります。

パールホワイトはメーカー問わず時間の経過でクリアー層が黄ばんで来ますが、ミドルポリッシュ以上で下地処理を行うと一皮むけたように黄ばみが取れ白さ復活、いや新車以上の肌になると思いますよ。お車は購入された際にヘッドライトが磨かれて深い研磨キズが入っておりましたが、この傷はボンネットも同様で、ご入庫の際に太陽光でモヤモヤしていたのがバフ傷・オーロラと言われるものです。

モーターショーで使われるコンパウンドを駆使し傷を除去すると塗装面が平滑化されクリスタルホワイト・パールが本来の輝き以上の光沢を演出します。そこへ完全2層式ガラスコーティング「SPG coat」お客さまの環境を考慮しまして Type-Tを施工させて頂きました。

撥水性は、水玉コロコロで気持ちが良いのですが、水流れが早過ぎ、セルフクリーニング効果が少ないので月一程度の洗車の方は低撥水タイプがお勧めです。

研磨によりプレスラインがくっきりと浮かび上がったように見え、また車体のコントラストがハッキリし、更なる深みのクリスタルホワイト・パールとなりました。

洗車セットを活用すると良い状態が長続きしますので、ぜひご活用ください。

札幌市東区よりご利用ありがとうございました。

---お手入れ---