アルミホイールコーティングの施工温度について 16度以下の状況でのコーティング施工はNGです。

厳冬期の札幌では室温だけではコーティング施工の温度に達する事が難しく、何より時間がかかります。

 

アルミは熱伝導率が高いのですが、寒い環境ではアルミ素材は外気温度に引っ張られて温度は中々上がる事が出来ません。

 

16度以下の状況でのコーティング施工はNGです。

 

コーティングは塗れますし作業は出来ます。でも硬化が出来ない又は硬くならない。

 

また、床が濡れていたり湿度の高い場所ではコーティングの施工は、こちらも同様にNG

 

コーティングを行うではなく、どの様な環境で行うかが非常に大事なのです。

厳冬期におけるジェットヒーター使用について

 

【施工環境】非常に大切な厳冬期における札幌及び北海道でのコーティング施工温度・湿度について ジェットヒーターは湿度が多すぎコーティングには不向きです。

【施工環境】札幌でのコーティング施工は温水の洗浄が常識 ガラスコーティングは気温16度以下では加水分解、脱水縮合(固まりません)が出来ません。 冬季間、冷え切ったボディーを冷水で洗車するという事は、更に塗装面を冷やすことになります。また花粉の除去に必須項目です。

 

 

しっかりと乾燥させて(乾燥の際に特殊液剤を使用する事で乾燥が早く、かつ脱脂効果も上がります)

 

その時のアルミホイールの温度です。

 

 

 

 

アルミホイールコーティング施工後、焼付処理を行いコーティングを硬化させます。

【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理

 

センターキャップを外して施工が良いのですが、何でもかんでも外すと夏の高速道路走行中に割れが発生する可能性があるので当店では新品以外は外しません。

 

これサーキット走行されている方では常識ですし、走行を前提とした場合は脱落の危険性から撤去します。

 

 

塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。

 

最近人気のレアチャーシューなる食べ物は、あまり過熱しないで温度を入れる事でお肉が柔らかく仕上がります。

 

これコーティングも同じでゆっくり低温で温めると乾燥はしますが強度は上がりません。

いわゆる生焼けや焼き甘となり外的要因に弱くなる可能性があります。

 

ちなみにこの熱入れ、関東の知り合いのコーティング屋(スクールも行っている)に伺うと、作業の下手な人には熱入れはあまり行わないように指導するとの事です。

 

よく判ります。センスの部分ですから。

 

しかしそれが全てと思いこむようで困惑されておりました。

 

 

何でもそうですが物事には意味があります。

 

意味を理解できないから無難な方法を教えられるのであって、それ以上はセンスと努力が必要です。

 

 

肝心な事はボディーと同じで施工時の温度を何度で設定するかです。

【施工環境】非常に大切な厳冬期における札幌及び北海道でのコーティング施工温度・湿度について ジェットヒーターは湿度が多すぎコーティングには不向きです。

まとめ

アルミホイールコーティングを行う際の大切な事

 

施工する場所の温度(16度以下はNG)

 

湿度の高い場所NG(硬化不良や白濁の要因、ジェットヒーター使用)

 

アルミホイールの温度(水で洗って冷たくなっていないか?)

 

カーボンヒーターによる焼付処理を適正に行っているか?(熱入れを行わないで乾燥だけ考えると硬化が促進されません)いわゆる生焼け状態です。