これだけは最低でも確認してください。

店舗前が未舗装

そもそも論外

ホコリを巻き込み余計に傷を増やす原因にもなりますので施工環境としては完全にNGです。

目の前が砂利等でほこりが多い環境
シャッターがトラックを想定しており、入所の際にほこりの舞い込み、温度管理が出来ない。
外光を入れるための窓
セキュリティーの観点、及び研磨の際の余計な光

ポイント

賃貸及び自社物件、様々なご事情はあるかと思いますが、そもそもコーティング施工にNGの場所で開業されてしまう、その意味すら理解すらできていない場合はその他のマスキングや温度管理すらできていない可能性があります。

重整備を行っている環境での研磨は狂っているとしか考えられません。

外光が入り込みすぎ

もしこの様な環境をブログ等で公開しているようであれば、コーティングや研磨の知識が足りないと考えられます。

さらにその場所がディーラーであれば、当然ながらそのディーラーは研磨やコーティングを甘く考えられているとも考えられますので注意が必要ですね。

防寒着を着てコーティング作業

防寒着を着てコーティング作業と情報発信される方がいますが、「コーティング=作業 塗るだけ」と言う考えで思考が止まっておられます。

コーティングは常温で施工するもので、寒いと言っている時点でアウトです。

また、ヒーターによる熱処理なども考えられていないケースがほとんどで化とか硬化をまったく考えていない典型だと思いますよ。

PRO ohmiya

パネル温度を常温に設定してコーティングを施工(この常温を考えられない業者がほとんど)施工後はカーボンヒータによる焼付処理を行い、施工環境を常温状態で8時間以上保つことで厳冬期でも問題なく出庫出来ます。

これを行わない場合は、一般的なガラスコーティングやセラミックコーティングでは夏で2~3週間ほど硬化に時間を要しますので、厳冬期ではいかに問題があるかという事なのですが、温度をあまり考えない施工店が多く、厳冬期でもコーティングの施工は出来るとは話しますが硬化までは考えが及びません。

塗ればコーティングだと思っていることは間違いです。

コーティングの施工は冬でも出来ます。でも硬化は‥ と言う事です。

硬化型と聞いたら注意しましょう。
どの様に硬化するのか聞いてみましょう。

シャッター開けっ放し

この様にシャッター開けっ放しでは温度を維持する事は困難。また研磨の際にチリの混入が考えられ、磨き傷(バフ傷)を招き無用な修正を必要とされます。つまり過研磨を招きますので通年のNG行為です。

この様にシャッター開けっ放しでは研磨の際にチリの混入が考えられ、磨き傷(バフ傷)を招き無用な修正を必要とされます。つまり過研磨を招きますので通年のNG行為です。

その場合、特殊な照明がなく蛍光灯のみで磨くという暴挙も良く見受けられます。画像はチリホコリが噛みこんで磨いたため発生したと思われる痕跡です。

たまにディーラーさんの裏側で出張業者が研磨作業を行っていることを見かけますが信じられません。

※画像クリックで「経年者トラブルへ」

このページではコーティング依頼をされる場合「これだけは最低でも確認してください」と称し解説いたします。

ビニールカーテンを使われていないか?

シャッター開けっ放しよりはマシですが外気が入り込みやすい、外光が入りやすい環境では研磨、コーティングには適しておりません。また湿度、温度、セキュリティーを考えるとNGです。



【研磨の際のポイント】余計な外光が入り込んでいないか?

その場合はセキュリティーについても問題があります。

冷水で洗ってませんか?

【注意】コーティング施工時は作業ブース内温度は16度以上、またはパネル温度は24度前後を保つことは北海道で必須です。


泥等を落とすファースト洗浄時では問題はありませんが、コーティング施工時には最低でもパネル温度は16度以上は必要です。

そのためには温める必要があります。

また春になると花粉被害が報告されますが、北海道も徐々にではありますが花粉の被害が目立ってきております。

この花粉は夏になれば自然に揮発してしまいますが、気温の低い春先では塗装に食い込み、除去を行わず磨かれると取れなくなってしまいます。

パネル温度を上げるためと花粉をや汚れを落とすための温水洗浄は北海道では必須です。

洗車及び脱脂洗浄は当然の如く温水を使い、油分の除去はもちろんコーティングに不向きな低温状態を解消します。

青森県の超ベテラン「カービューティープロ・フォーマシャイン」太田PROのコメント

この工程を省略すると安価になります。が、脱脂不良のため定着が弱いので気温の低い北海道では芳しくありません。


温水について

洗うのは誰でも行えます。冷たい水でも洗えます。何を目的にしているのか?
単なる作業なのか?本当にコーティングの定着を考えているのか?

その一歩先を考えなければなりません。文章はしっかり読む事を心がけましょう。また、行わない理由を考えるのは簡単です。しかし行う事を考えるのは面倒なのです。

画像の様にパネル温度をしっかりと温めて施工する事が当たりまえなのです。

温度が低ければコーティングの硬化促進に影響が出ますので、シャッター開けっぱなしやビニールカーテン、大型工場や出張でのガラスコーティングは作業を行っただけであり定着は全く考えてられないと言っても過言ではないでしょう。

カーボンヒーターによる焼付処理

また焼付処理を行わない場合は硬化に必要とする日数(通常は2~3週間)を常温で保管できているか否かを確認された方が良いです。


コーティング施工で大事な事は下記にもUPしておりますが、パッと見ての最低基準を書かせて頂きました。

更に詳しくは下記の「コーティング施工で大事な事」をご覧ください。

【照明】六角形型LEDライトについて

最近よく見かけるヘキサゴンライト(六角形型)ですが、研磨作業には向きませんので注意が必要です。

画像クリックで販売サイトへリンクしております。

この照明の良さはムラなく明るい事です。

しかしカーディティリング業においてはカーラッピング、プロテクションフィルムを施工する場合は良いのですが、研磨の場合、コーティングの場合は通常の蛍光灯のみと同様に塗装面の凹凸が見えませんのでNGです。

研磨技術が未熟な場合や理解されない場合の導入例が多いので、求めるものがしっかりした研磨の場合はNGと言う事です。

また、他の照明もこのヘキサゴンライトと同様6000ケルビン付近の照明の場合は、白の洪水となり研磨には向きませんのでご注意下さい。 ※カーショップなど傷が見えてはダメな場合は有効です。

何を求めて依頼するかはお客様のご自由ですが、少なくともしっかりした研磨をコーティングの場合はコントラストを意識した照明を設置されているかが大切です。