【結論】9Hは「多くの方にとって最も合理的」なセラミックコーティングです

セラミックプロ9Hは、世界40カ国以上で採用されているセラミックプロシリーズの中核モデルです。

最上位グレードとしてIONが存在しますが、 使用期間・保管環境・北海道特有の気候条件を前提に考えると、9Hが最適解となるケースは非常に多くあります。

当店(カービューティープロ札幌ドーム前)では、 「グレードで選ばせる」のではなく、 車の使い方に合ったコーティングを選んでいただくことを重視しています。

Danger

3年~程度の使用、コストと性能のバランスを重視する方には、セラミックプロ9Hは非常に合理的な選択です。
一方、長期保有や北海道の冬を毎年フルに使用される方にはIONという選択肢もあります。

セラミックプロ9Hとは

セラミックプロ9Hは、ロシアで開発された無機ナノセラミックコーティングです。

極寒環境を想定した開発背景を持ち、

  • 高い被膜硬度(9H)
  • 安定した耐薬品性・耐摩耗性
  • 塗装面を保護し続ける超疎水性能

をバランス良く備えています。

北海道の冬季環境でも実績があり、日常使用における「守り」の性能が非常に高いコーティングです。

札幌でのセラミックコーティングの導入に関して

近年登場している新素材系のコーティング剤の多くは、アジアを中心とした熱帯地域で使用・開発されており、高温環境下での性能は確認されていても、北海道のような低温・氷点下の環境での検証はほとんど行われていないのが実情です。

その点、「セラミックプロ9H」は、北海道よりも厳しい寒さのロシアで戦闘機の表面保護を目的に開発された実績あるコーティングです。氷点下の環境でも安定した性能を発揮することから、当店でも安心して導入いたしました。

実際に導入から5年以上が経過し、真冬の北海道でもトラブル無くお使いいただいているお客様が多数いらっしゃいます。また、長年の施工実績を通じて、寒冷地特有の注意点や最適な施工タイミング、乾燥方法などのノウハウをしっかりと蓄積しております。

これにより、「冬の寒さで硬化しなかったらどうしよう…」「低温だと効果が落ちるのでは…」といったご不安をお持ちの方にも、安心してご依頼いただける体制を整えております。


セラミックプロは世界で認められたコーティングテクノロジー


Ceramic Pro(セラミックプロ)は、世界40カ国以上の国で施工されているインターナショナルなカーディテイリングブランドです。 その類まれなる性能は世界中の高級車オーナーとコーティング・マイスター達に選ばれています。

セラミックプロ9Hの動画をご覧ください。




2019年 東京オートサロン大人気セラミックプロ9H 4層コーティング耐久性デモストレーション公開

最高硬度9Hの硬さと優れた防汚性能を持つ自動車用コーティング

Ceramic Pro 9Hは、3Dセラミックマトリックス分子構造を採用しており、非常に高い耐擦傷性耐薬品性を備えています。
これにより、日常で付いてしまいがちな小キズや、洗車時に使う洗剤・雨に含まれる化学成分などから、塗装面を長期間しっかりと保護します。

さらに、コーティングの表面は汚れが固着しにくくなるため、洗車も短時間で簡単に済ませることが可能になります。美しさとメンテナンス性を両立させたい方に最適です。

一度硬化したCeramic Pro 9Hは、溶剤や薬品でも除去できないほど強固な被膜を形成します。そのため、一度の施工で長期間にわたり安心してお乗りいただけるのも大きな特徴です。


マルチレイヤータイプ(多層)のコーティングシステム

イメージは撥水性能を付与させた場合です。

マルチレイヤー(多層)タイプのコーティングシステム。 硬化することによって薄いセラミック被膜が形成されます。

Ceramic Pro 9Hは、約2時間で基本硬化し、マルチレイヤー施工することで薄くかつ強力なセラミック被膜(疎水被膜)を形成します。

24時間で完全硬化し、Ceramic Pro 9Hの持つ性能を最大限発揮することが可能です。
このセラミック被膜が自動車の塗装を強力にガードし、優れた保護性能を発揮します。

優れた密着性が高レベルでの多層コーティングを実現

Ceramic Pro 9Hは、マルチレイヤー施工・一層ごとの密着性を高めることにより高いレベルでのコーティングを実現しました。マルチレイヤー・コーティングの実現により、より優れた保護性能や耐スリ傷性能を実現しました。

耐スリ傷性能以外にも高い性能を発揮

Ceramic Pro 9Hは高い疎水性効果、耐スクラッチ性、耐薬品性、耐紫外線、耐熱性およびアンチグラフィティ(耐落書き性)を誇ります。 高い疎水性およびアンチグラフィティ効果により水分が球状になって流れ落ち、ホコリ等も洗い流します。 また、硬いセラミック被膜で表面を保護するので汚れが固着しにくく、有害汚染や過酷な化学薬品からの優れた保護性能を発揮します。

Ceramic PRO 9H 10層コーティング 耐スリ傷性能テスト&施工風景 セラミックプロジャパン公式PV

被膜硬度9Hの本当の意味

最高被膜硬度9Hとは、 洗車や走行中に発生する微細な摩耗から 塗装そのものを守る力が高いことを意味します。

「キズが一切付かなくなる」わけではありませんが、 ダメージの進行を抑え、 再研磨が必要になるタイミングを遅らせる効果があります。

1.被膜性能のバランスが非常に優れている

・長期にわたって塗装を保護
・9H硬度が実現する優れた耐擦傷性
・簡単に汚れなどを洗い流せます
・優れた疎水性
・優れた耐候性・耐紫外線性
・750°Cもの高温に耐える耐熱性
・高い光沢および色再現性
・落書き防止性能


施工直後の艶・保護性能が分かりやすく、初めてセラミックコーティングを施工する方にも評価されやすい特性を持ちます。

2.超疎水性を標準とする考え方(北海道)

セラミックプロ9Hは、標準仕様で超疎水性を採用しています。

撥水性を過度に強めたトップコートを標準としない理由は、 北海道では以下のようなリスクがあるためです。

  • 冬季の凍結による水滴残留
  • 融雪剤の付着と再汚染
  • 撥水水滴が原因となる雨ジミ

そのため当店では、 超疎水=汚れを残しにくい仕上げを基本としています。

※使用環境に応じて撥水トップコートの追加も可能です。水トップコートを追加することも可能ですが、 当店では使用環境を確認したうえで判断しています。

店長

疎水性とは

水滴がレンズ状になりにくく、接地面積の大きい鈍角な水玉になるため、撥水タイプと比較して雨染み(デポジット)の発生を抑制します。

特に屋外駐車が多い方や、洗車の頻度が限られる方には、超疎水性の方が適しています。

YCCS認定「inagaki」

基本は超疎水仕上げとなり、雨染み(デポジット)の抑制に優れていますが、
お好みに応じて撥水性トップコート(旧名:セラミックプロライト)を追加することで、気持ちの良い撥水仕上げに変更することも可能です。

北海道のような寒冷地では、冬季の凍結や再付着の影響から撥水性を避けるケースもありますが、
最終的にはお客様のご希望や使用環境に合わせてお選びいただけます。

セラミックプロ9Hの「疎水性」について、誤解が広がっています。

最近、一部のセラミックプロ施工店(主に本州エリア)において、
**「セラミックプロ9Hは撥水性である」と誤った説明を行う例が見受けられ、**お客様が混乱されるケースが出てきております。

実際には、セラミックプロ9Hはベースコートが超疎水性であり、
撥水性を演出する場合は、別途トップコート(旧セラミックプロライト)を施工する必要があります。
この基本的な構造を理解していない施工店が存在することは非常に残念であり、
「世界最高峰のコーティングを扱うプロ」としての姿勢に疑問を感じざるを得ません。

当店(カービューティープロ札幌ドーム前)では、
北海道という厳しい気候条件下において、撥水性はむしろ不向きな場合が多いということを、
実際の施工経験と長期観察によって実証しております。

特に以下のケースでは、撥水仕上げはお勧めしておりません

  • 屋外駐車が中心のお車
  • 濃色系の車両(黒・紺・濃グレー等)

こうした理由から、基本は超疎水仕上げを標準としつつ、
お客様のご要望や使用環境を十分にお聞きしたうえで、必要に応じてトップコートを追加施工しております。

正しい製品理解と適切な提案こそが、信頼される施工店の責務であると考えています。

Danger

この件は、新規施工店が増加するにあたり、あまり勉強していない施工店はセラミックプロ9Hは撥水性ですと言い切る事が多いので、ご心配な方は施工店会副会長並び北海道唯一の洗車ソムリエ「車の119番様(セラミックプロ札幌)」へご確認ください。電話番号は011-874-2119です。

3.セラミックプロ9HとIONの違い

9HとIONの違いは、施工直後よりも数年後の被膜安定性にあります。

比較項目セラミックプロ9HセラミックプロION
被膜構造ナノセラミックイオン交換×高密度被膜
初期の艶分かりやすい落ち着いた深み
経年安定性実用十分非常に高い
推奨使用期間3年以上5年以上

3年使用・コストバランス重視なら9H長期保有・冬季使用が多いならIONが目安です。

4.世界有数の試験機関「SGS」で最高の結果

Ceramic Pro(セラミックプロ)は世界有数の検査、検証、テストおよび認定企業である「SGS」によってテスト・認定されています。

各試験において可能な限りの最高の結果を得ております。

Danger

様々な硬度9Hのコーティング剤を目にしますが、本当に9Hでしょうか?しっかりと検査機関で調べているかが大切です。根拠のない9H名称にご注意ください。

5.下地処理研磨について

お客様のニーズに応えれるよう新車、経年車合わせて4種類の下地処理研磨コースをご用意しています。

新車

 新車直納セット鉄粉除去、ピッチ除去、脱脂等のコーティングを施工する上で最低限の下地処理になります。 状態の良いお車、磨きに抵抗のあるお客様に(無料)
新車基本セット
鏡面研磨
エッジラインが強調され新車本来の以上の美しさになります。近年は塗料の水性化により映り込みがボケたお車が多いのですが、LEVEL2で光沢度が上がります。またバフ傷を除去します。

経年車

経年車基本セット
(ライトポリッシュ)     
○研磨 3工程(研磨量 約3μm~5μm)
〇目安 登録5年以内
○塗装面を平滑化し経年車であれば新車以上の美しさに‥
※出来る限り傷を取り除き、塗装面を平滑に整えて光沢復元させる事によって、新車以上の美しさを演出します。
※研磨3工程でよく使われる名称 鏡面研磨または復元鏡面研磨
プレミアム研磨
(ハードポリッシュ)
〇目安 登録5年以上
○更なる美しさを追及します。安価な板金塗装を行っている場合は研磨作業で仕上がりが困難になりますので追加料金が発生します。(膜厚計で全てわかりますので自己申告をお願いします。価格内で最高の仕事を行います。)

セラミックプロが「最高峰のコーティング」と呼ばれるわけ

認定施工制度

セラミックプロ9H認定施工店とは

ご注意下さい。北海道のセラミックプロ9Hを認定されていない業者及び偽物

北海道のセラミックプロ9Hを認定されていない業者について

札幌市セラミックプロ9Hの偽物について

札幌市での最新の施工例

カテゴリー セラミックプロ9H または下記の画像から最新の施工例がご覧いただけます。

IONとの違いを正しく理解する

IONと9Hの違いは、施工直後よりも数年後に現れる劣化スピードにあります。

比較項目セラミックプロ9HセラミックプロION
被膜構造ナノセラミックイオン交換×高密度被膜
初期艶明確落ち着いた深み
数年後の安定性良好非常に高い
北海道耐性実用十分長期保有向け

北海道でセラミックプロ9Hが向いている方

  • 使用期間が3~年程度
  • 屋外・半屋内保管が中心
  • コストと性能のバランスを重視
  • セラミックコーティングが初めて

逆にIONを検討した方がよいケース

  • 3年以上、同じ車に乗る予定
  • 北海道の冬を毎年フルに使用
  • 数年後の劣化スピードを重視したい

IONは、時間が経ってから差が出るコーティングです。

※長期保有を前提とした方はIONの解説もご覧ください。


価格についての考え方(9H)

セラミックプロ9Hの価格は、

  • 下地処理にかかる時間
  • 層数による耐久性調整
  • 施工品質を安定させる管理工程

を前提に設定しています。

「安く・早く仕上げる」施工ではなく、 必要十分な性能を、無理のない価格帯で提供することを重視しています。

Danger

消費税率の変更や価格改定により、現在はWebサイト上での料金・価格の掲載は行っておりませんが、過去に作成した料金表ページがインターネット上に残っている場合がございます。。

最新の施工費用・料金は、お問い合わせいただいた際にご案内する金額が正式な価格となります。

「3年以上の使用でより高い耐久性・防汚性を求めるならIONも選択肢です」

よくあるご質問

Q. 新車でも研磨は必要ですか?
A. 塗装状態により軽研磨を行う場合があります。

Q. メンテナンスは必要ですか?
A. 定期的な洗車と簡易メンテナンスで性能を維持できます。


どちらを選ぶべきか迷っている方へ

9HとIONは、上下関係ではありません。 車の使い方に合っているかどうかが判断基準です。

当店では、

  • 使用期間
  • 保管環境
  • 冬季の使用状況

を伺ったうえで、必要以上に高いプランはおすすめしません。


無料相談・お問い合わせ

9Hで十分か、IONを選ぶべきか。 その判断も含めてご相談ください。


まとめ

セラミックプロ9Hは、 北海道環境・使用実態・コストバランスを考慮したとき、 多くの方にとって最も現実的で満足度の高い選択肢です。

IONが必要な方もいれば、 9Hで十分に満足できる方もいます。

大切なのは、 車の使い方に合ったコーティングを選ぶことです。

料金・施工内容のご相談はこちら

お車の状態を確認したうえで、最適なコースをご案内します。