2025/3 アルピナ ・B3 千歳市よりコーティングメンテナンス「プレミアム」とデコライン

前回施工されてから約2年、コーティングメンテナンスのご依頼でした。
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メンテナンスプログラム
スタンダードタイプ(3年サポート)のコーティングを施工された場合
2年から2年半でコーティングメンテナンス(プレミアム)を受けて頂くとサポート年数を2年延長 5年とします。
非常に大切なマスキング処理
しっかりとマスキングを行い弱い部分をします。
特にヘッドライトは重要です。

マスキング(養生の考え方)
マスキングはきちんと仕事をするための心意気でありおもてなしの心です。汚いマスキングの場合は当然ながらしっかり仕事をしようと言う配慮に欠けますので良い仕事は出来ません。
【ここ大事】
ヘッドライトをしっかり養生しているか?
コーティング施行時においてはボンネットやバンパー処置中に誤ってヘッドライトのハードコートを磨かれてしまう事を防ぐために保護しておく必要があります。
ここを疎かにしてしまうと、その時点では問題が無いように見えても劣化速度が加速されます。

ヘッドライトリペアを行っていて感じる事は、過去他店にて研磨された車ほど痛みが見受けられる点です。コーティングの際にマスキングを行わずヘッドライトにバフが接触し、ハードコートを攻撃したからこそ年数が経ったときに不自然な傷み方になると確信しております。ヘッドライトに不具合を感じた場合は過去を思い出してみてくださいね。

カービューティープロ札幌ドーム前のマスキング法は塗装屋さんの手法に準じております。きれいに貼れば貼るほど塗装面に粘着させなければならず、磨く場所が少なくなるから(ギリギリまで磨けない)です。カーメイキング札幌様より御教示頂いております。
ワイパー部分の保護
こちらを新聞紙での保護はNG(保護目的では最低限ですが、エッジ部分で塗装面に傷が入ります)
ワイパー部分は確実に守るのは常識! その場合は新聞紙の使用はNG。腕の良い板金修理工場職人さんは必ずこの方法を取ります。

コストの関係で新聞紙でワイパー部分を使うケースもありますが、新聞紙の様な紙はエッジ部分で塗装面に傷が入る可能性があります。大切な資産であるお車を守るのは過剰で何一つ悪い事はありません。
塗装面に貼る事は磨く部分が少なくなるという事を意識してマスキングを行います。
※きれいに貼っても塗装面に多く掛かっていれば真の目的からは乖離していると言う事です。

たったこれだけの情報ですが、大切なお車をお預かりする上で、何を目的(目先だけの作業か?、数年先の痛みを考えてなのか?)にしているのかが判る画像かと思います。
たったこれだけの情報ですが、大切なお車をお預かりする上で、何を目的(目先だけの作業か?、数年先の痛みを考えてなのか?)にしているのかが判る画像かと思います。
そういった意味ではプロテクションフィルムを取り扱っているお店やヘッドライトリペアを行っているお店の方が意味を理解しているので慎重に作業を行っていると思います。

元々は皆さんと同じコーティング店を利用する立場でありましたが、盗難に遭いやすい車種の入庫情報を公開されたり、隙間にはコンパウンドべったり(今思えばマスキング不良でした。)また車内はなぜかタバコ臭と嫌な思いをしたものです。車の作業は見えませんが、なるべく画像を公開し自身が思った事、感じたことをお客様目線で公開するようにしております。

コーティング業、中古車納車仕上げの内外装美装等 様々な業者で働きましたが、慣れてくるとマスキングの手を抜く業者の多い事‥。角の色が抜けたり樹脂パーツの干渉、また磨くための必然を理解しない場合は端々が汚く貼られるケースが多く散々な現場を見てきました。しっかりマスキングを行おうとすると時間がかかるので上司から注意が入る職場も正直ございました。カービューティープロ札幌ドーム前ではマスキングをしっかり行う事は良しとされているので(怒られるので)、キワまで安全に攻める事が出来ます。

YCCS担当イナガキと申します。前職は神戸の海運会社コーティング施工部門で勤務。ヤナセ世田谷等で現場リーダを務めておりました。硬い塗装のメルセデスはお手の物!経験台数が違います。マスキングを行うのは当たり前、しっかりと保護を行い大切な愛車を守ります。
マスキングについての確認
マスキングは手間も時間も掛かります。その大切なマスキングを行わないコーティングショップは必然的にマスキングを施工した車の画像をブログで載せることが出来ません。当店の真似を行う業者も多く見受けられますが好ましい事です。しかし要点を抑えないマスキング処理だったり汚すぎる貼り方は意味を理解しないで真似だけをしているだけと判断できます。また撮影の場合はあまりのも簡素すぎるものやヘッドライトを無視している場合もありますのでしっかり確認しましょう!
この研磨作業ですが、あまり磨けない機材で時間をかけて作業を行うケースが多くなってきてます。
磨けない機材ですので時間が掛かって当たり前ですが、なぜなのでしょう?
弱い機械は危険が少ないからですが、意匠は向上はしません。
つまり時間をかけて油分の多いコンパウンドで塗装面の傷を埋める手法です。
それはそれで一つの方法ではありケースバイケースですが、それだけでは技術ではありません。
勘違いされている場合が非常に多いのです。

研磨は様々な考え方がありますが、埋めるコンパウンドと埋めるコーティングをされる場合もありますので注意しましょう。もちろんお客様が希望されればですが、技術力とは違い考え方ですので‥
【照明】六角形型LEDライトについて
最近よく見かけるヘキサゴンライト(六角形型)ですが、研磨作業には向きませんので注意が必要です。
画像クリックで販売サイトへリンクしております。

この照明の良さはムラなく明るい事です。
しかしカーディティリング業においてはカーラッピング、プロテクションフィルムを施工する場合は良いのですが、研磨の場合、コーティングの場合は通常の蛍光灯のみと同様に塗装面の凹凸が見えませんのでNGです。
研磨技術が未熟な場合や理解されない場合の導入例が多いので、求めるものがしっかりした研磨の場合はNGと言う事です。
また、他の照明もこのヘキサゴンライトと同様6000ケルビン付近の照明の場合は、白の洪水となり研磨には向きませんのでご注意下さい。 ※カーショップなど傷が見えてはダメな場合は有効です。
何を求めて依頼するかはお客様のご自由ですが、少なくともしっかりした研磨をコーティングの場合はコントラストを意識した照明を設置されているかが大切です。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで研磨は致しません。
※油分の特徴
1,ヌルテカ=油分なので力率の弱い照明で撮影される場合は傷を隠蔽しその場ではきれいに見えます。(磨く事を削ると言うケースの使用が目立つ)
2,低撥水、親水タイプの場合、油性コンパウンドでは水が弾いてしまうので使いません。(脱脂不良)
ヌルテカの正体
撥水タイプを主にしたコーティングの場合は、上記の油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで塗装面の傷を隠蔽するケースが多く、光沢は一時的に良く見えますが定着が弱く(脱脂が完全に出来ない)紫外線に影響を受けコーティングが長持ちしません。それを撥水させるメンテナンス剤で補うので、洗車の都度メンテナンス剤の使用を推奨される場合はこのタイプと言っても過言ではありません。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドを使わない事で真の光沢を演出できます。
※ハードな研磨ではありませんので洗車キズは残っております。

ポイント
近年の塗装を研磨する場合は、以前の塗装より確実に難しくと言うか癖が多くなって来ております。6~7年ほど前よりルぺス等の高トルク型ダブルアクションポリッシャーの出現により研磨は比較的しやすいようにはなって来ておりますが、シングルポリッシャーでしっかり磨いた肌とは明らかに光沢の差があると私は思います。しかし、そこはお客様の考え方や予算などで研磨レベルを決定する必要があり、決して磨く事が命みたいな磨きバカは現在の考え方とは離れすぎております。
サービス業は人材不足により新人さん短期育成する事が当たり前ではありますが、上記のルぺス等の高トルク型の出現により磨けない職人が大量発生しております。
カービューティープロでも~3~4年前くらいからシングルアクションでの指導は行わない様で(リスク等の問題もあるので)、そうするとシングルの光沢が脳にインプットされていないわけで仕上がりのイメージも数段下がってしまうと考えます。
この辺りをお客様のどこまで望むか?撫でるだけで研磨で良いのか??
ますます見極めが必要かと思いますが、判りやすいアドバイスとしては2024年現在 2016年以降から開業されたり業界へ参入した場合は上記のケースが当てはまると思います。
高トルク型は研磨の一つの手法であり全てではありません。
デコライン 貼り付け
左後のデコラインが痛んできているとの事から、こちらを貼り直しです。


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