
セラミックプロ9Hが引き金となり、昨今様々なメーカーよりセラミックコーティングが発売されてきております。
しかし、導入しやすいように設備が悪くても簡単な講習を受けるだけで取り扱えるケースが多くなりつつあります。
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メーカーが特定できる場合
焼付処理を行っているか?

カーボンヒーター(遠赤外線ヒーター)を使用せず、コーティング施工時の適切な温度管理すら理解していない場合、そのガラスコーティング剤は「セラミック」と謳っているだけで、実際には硬化しない可能性があります。また、施工する側もその重要性を深く理解しようとしないケースが多いのが現状です。
私の知る限り、北海道でカーボンヒーター(遠赤外線乾燥機)を導入しているお店はほとんどありません。では、厳冬期の北海道でどのようにコーティングの硬化を行っているのでしょうか?
沖縄でも北海道でも施工方法が同じ?それは明らかにおかしい話です。
なぜなら、メーカーは資材を販売することが仕事であり、厳しい施工環境が求められると取り扱い店舗が増えにくいためです。
そのため「寒くても施工できる」「ヒーターは不要」と謳い、販路拡大を優先していますが、それで本当に良いのでしょうか?

コーティングは施工は出来るかもしれませんが、硬化まで考えないお店が多数!硬化するポイントを必ず聞いてください。
セラミックプロ9H・グロスコート(グラフェンセラミックコーティング)認定施工店の基準として
①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機またはカーボンヒーターを導入している(ここ大事 北海道では導入が皆無)
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければ取り扱うことは出来ません。
たったこの3つの条件すらクリアできないお店が「セラミックコーティング取り扱っています!」と言っても、嘘ではありませんが考え方が非常に浅いと言わざるを得ません。
また、施工温度の重要性を理解していないお店では、「夏は暑くて大変、冬は寒くて作業ができない」と平気で話すこともあります。
これは非常に異常な状況であり、コーティング施工の基本的な知識が欠如している証拠です。
某メーカーのセラミックコーティング

記事抜粋
コーティングの施工が完了したら、埃のない換気された部屋で24時間以上乾燥させます。
推奨される設定は、通常、室温13℃~26℃、湿度40~50%です。

上記の施工温度をしっかりとできる業者さんは、北海道では稀です。

しっかりしたコーティング施工店では焼付処理が常識です。
近年、多くのメーカーからセラミックコーティングが発売されています。しかし、設備が不十分でも簡単な講習を受けるだけで取り扱えるケースが増えているのが現状です。私の知る限り、北海道でカーボンヒーター(遠赤外線乾燥機)を所有しているお店はほとんどありません。
では、厳冬期の北海道でコーティングはどのように硬化しているのでしょうか?
沖縄も北海道も同じ施工方法?それは明らかにおかしい話です。

コーティングの際に焼付処理が必要と聞きましたが‥

当店のコーティングは硬化型の為、焼付処理は必要ありません。

外は氷点下だし、作業場も寒くて防寒着を着てますが、それでも必要はないのですか?

はい、どのような温度でも硬化するから硬化型ですので必要ありません。安心して下さい。

よくあるお話ですね。しかしその様な都合の良いコーティング剤は本当にあるのでしょうか?

自分の経験では、かなりこの考え方に凝り固まった人が多いですよ。

硬化型でも常温で施工して初めて硬化しますし、その後の乾燥時間が何度で何時間なのかが大切なことです。塗ればコーティングではありません。
詳しくは下記URLをご覧ください。
自分の尊敬する東京のアクティブガレージ様の考え方
しっかりした施工店は当然のようにお話されております。
コーティングの2極化
ここまではメーカーが特定できる場合です。
メーカーが特定できない場合
しかし、またしても「オリジナルコーティング」やメーカー名を明かさないコーティング業者が登場しています。
中には、ガラスコーティングの上にWAXを掛けて「セラミックコーティング」と謳うケースもあり、非常に悪質です。
ポイント
セラミックコーティングについては、ここ数年で嘘や偽りが非常に目立っています。
「オリジナルコーティング」と言われた場合、まず低資本の業者が本当にオリジナルを作るのは難しいことを理解してください。
少数ロットでは仕入れ単価が高くなり、結果的に施工単価が過剰に上がってしまいます。
必ずどのような製品なのかを確認し、同じ製品を他の店舗でも使っているか、空き瓶や缶の確認も行うことをおすすめします。
「セラミックコーティングはどこの製品か?」と疑問を持つことが大切です。
検索の活用
札幌・セラミックコーティングで検索してみましょう
検索
いかがでしょうか?
カービューティープロ札幌ドーム前の他にセラミックプロ札幌様以外でメーカーを表示されておりますか?
メーカーらしい表示をされていてもキーパーなどのウソの表示も目立ちますね。
オリジナルなど小規模事業者では不可能です。
なので、セラミックコーティングと聞いた場合は必ずメーカーを確認しましょう。
セラミックプロ9Hの場合は当然の如くセラミックプロジャパンのホームページがあります。
ではホームページがあれば本物か?は偽装する事も今の時代は可能ですね。
なので、しっかりしているメーカーは認定施工店を表示してくれるのです。
さらにしっかりしたコーティングの場合は暴露試験や、その根拠を必ずアップロードしております。
※まれに他のメーカーのPDFを切り取って、試験をクリアーしたと言われている業者 (セラミック キーパー等)もおりますので注意が必要です。
試験の結果はいつ、どこで、だれが、どのように行ったか明記されておりますので、しっかりと確認される事が必要です。
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私の持論ですが、
焼付処理を行わないセラミックコーティングより、
焼付処理するガラスコーティングの方が性能は上
セラミックコーティングの最低限の施工環境
下記URLにも記載されておりますが
抜粋すると
まず、どのような環境で施工するのか?
当然ながら屋外ではダメ
屋内でも施工温度を整えなければダメ
※画像の様に全面が砂利や砕石ではそもそもカーディテーリング(コーティングや磨き)としての気質すらありません。

更に最低の施工環境は厳しい北海道の氷点下を考えれば分かりやすいかと思います。
さらに突っ込むと「硬化型コーティングは良いのですが、どういった条件で硬化するのでしょうか?」となります。
セラミックコーティングを施工される場合
温度管理を考えている施工環境か?
※パネル温度を上げる、締め切った屋内・ジェットヒーターは結露が多いので不可
出張作業を行っていないか?
カーボンヒーターを持っているか?
経歴長いか?
この様にお考え下さい。
更に見極める方法
基本である「洗車」の方法ですら、プロと名乗る業者の中にはDIYレベルの知識・技術で行っているケースも少なくありません。
例えば、使ってはいけない道具を平然と使っていたりします。
裏方の作業はお客様の目に触れることがないため、判断が難しいのが現実です。
ですが、以下のような文言があった場合は、慎重に検討して依頼されることをおすすめします。
✅ 出張作業を主としていないか?
出張クリーニングや出張コーティングは、確かに忙しい方にとっては便利なサービスに思えるかもしれません。
しかし、移動時間や準備に必要な時間は、結果としてあなたのお車の品質劣化に繋がる可能性があります。
特にクリーニング作業では、使用機材の洗浄・除菌・乾燥がその場ではほぼ不可能です。
例えば――
ある現場で「嘔吐」のクリーニングを行った後、
そのまま機材を洗わず次のお客様の車を触るケースも考えられます。
これが排泄物だった場合、どう感じるでしょうか?
衛生面、品質面を重視するなら、作業環境や工程を見極めることが大切です。
削ると磨くを混同していないか?
磨きの技術のない施工店は削ると表現しがちです。もちろん有限である塗装面はやみくもに磨けば良いと言うものではありません。適正な研磨を行う理論が無いからこそ削ると表現していると言っても過言ではありません。
❄️ 冬季にも関わらず「夏に撮影された画像」を使用?
一見すると問題なさそうですが、実はこうした「時系列の矛盾」が見られる業者には注意が必要です。
なぜなら、実際には行っていない施工(コーティング・クリーニング)を、あたかも行ったかのように演出しているケースがあるからです。
こうした矛盾は、意図的に事実をすり替えている可能性があるサインです。
🧼 過去に実際にあった事例
昨年、大手中古車販売業者にて、納車前の簡易作業(洗車や掃除機がけ)を、「高価なコーティング・クリーニングを行った」と偽ったケースがありました。
その後、お客様からのクレームが相次ぎ、施工業者は出入り禁止となったと聞いています。
しかしながら、こうした行為は一部の業者にとどまらず、他の中古車販売店でも同様の誤魔化しが行われているようです。
🚧 実際の設備と、ホームページ上の設備は一致していますか?
北海道の冬季は外気温が氷点下となる過酷な環境です。
このような状況下で、ガラスコーティングを適切に施工するには、最低でもパネル温度16度以上を確保する必要があります。
そのため、本当にこだわりのある業者であれば、ヒーターや遠赤外線乾燥機などの設備を導入し、温度管理を徹底しています。
✅ 見るべきポイント
- 使用している画像の季節感や時系列に矛盾がないか?
- ホームページで紹介されている設備と、実際の設備に差異がないか?
- 冬季施工に必要な温度管理体制が整っているか?
業者選びで失敗しないためには、見せかけの情報に惑わされず、実態を見ることが重要です。
「設備・環境・技術」の3つが揃って初めて、コーティングの真価が発揮されます。
関東の超人気店コーティング施工店では専用のブースを設けており特許を取得していますが、そのブース画像を無断で使用し、無いはずのブースをあるかのように見せかけているケースが北海道では清田区に確認されてます。
その様なサイトには他の業者の画像の引用(いや無断盗用)が多く見受けられますが、そもそも技術や経験、実績が無いから盗用するのです。
050で始まるIP電話ではないか?
大切な車を預ける場合は所在がハッキリし、かつ様子を伺えるお店を選びましょう。預けたお車が無くなってしまう可能性や、 いざ何かあった際には所在が不明になる可能性もあります。