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 完全2層式以上 ・ボディーガラスコーティング「SPGコート」とは

札幌・豊平区で車の美しさを極める施工を行う、カービューティープロ札幌ドーム前 がご提供する、 完全2層式~4層式のガラスコーティング「SPG Coat」
従来のコーティング施工では1層あるいは「○回塗り」式であることが多い中、技術理論に基づき「ベース層=無機質ガラスコート」「トップ層=弾力/光沢重視ガラスコート」を明確に分けた構造を採用しています。

ベースコートは塗装の分子すき間に作用して強固に化学結合。トップコートには「対擦り傷性」「光沢演出」「柔軟性」を持たせたガラス被膜で、塗装面をガッチリガード。
さらに、撥水タイプ・低撥水タイプ・親水タイプが選択可能。駐車環境や洗車頻度に応じたチョイスも可能です。

サポート期間 5年~

SPG Coatの特徴

「SPGコート」は完全2層式~完全4層式まで3種類 または撥水タイプと低撥水タイプ、親水タイプがご選択できます。

  • これまでのガラスコーティングで感じた被膜よりも厚い被膜
  • 幾度の雨でも固着するほどのシミが残らない(超撥水パターンで得られた結果)
  • 撥水が低下したと思われても、メンテナンス洗車で撥水状態は回復
  • 施工後1年経過しても初期状態とほぼ変わらぬ撥水力(屋外保管の車両で実験)
  • 適切な洗車を繰り返しても、目立つ洗車キズは入りにくい、又は自己修復して回復

店長

お好みに合わせて撥水・低撥水タイプ、親水タイプがご選択できます。

これまでご提案しにくかった超撥水も自信を持ってご紹介いたします。



業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

親水タイプは施工後、一定の期間初期撥水します。

製品の特性上、ご了承ください。

SPG Coatの構造と機能性の選択肢

EX(完全4層式) 7年サポート

●完全4層式ガラスコーティング
●撥水・低撥水、親水の選択可能
●セルフクリーニング効果で汚れにくい

SPG Cort EX施工例

PRO ohmiya

ベース3層+トップ1層。最上級仕様で「セルフクリーニング効果」が高く、雪・塩害・黄砂の影響が大きい北海道環境にも強い設計です。

S (完全3層式) 6年サポート

●完全3層式ガラスコーティング
●撥水・低撥水、親水の選択可能
●セルフクリーニング効果で汚れにくい

SPG Cort S施工例

基本の2層式(完全2層式)/5年サポート

●完全2層式ガラスコーティング
●撥水・低撥水、親水の選択可能
●セルフクリーニング効果で汚れにくい

SPG Cort施工例

ガラスとセラミックの融合!「SPG Coat Ultimate(撥水)」5年サポート

2023年4月リリース。
セラミック成分をトップコートとして併用し、硬度・滑り性・撥水性を更に強化。北海道の氷点下環境下で焼付処理を行い、耐久性を実験済。


完全2層式~4層式までご選択できます。

SPG Coat Ultimate(撥水)施工例

おすすめポイント(メリット)

  • 通常のガラスコーティング耐用年数ごとに「再施工」を前提とするところを、状態が良ければ “コーティングを落とさず研磨で汚れ除去+ベース&トップ層の増強” が可能。
  • 厳しい冬季・低温・塩カル環境においても意図的に施工・焼付を行うことで、耐久性を追求。
  • 駐車環境(屋外/屋内)、洗車頻度、使用車種(輸入車/国産高級車)などから、「撥水/低撥水/親水」のタイプを選択可能。
  • 多層設計により、厚み・質感・光沢・洗車キズ対応・セルフクリーニング性をトータルにバランス。

機能性の選択(撥水・低撥水・親水)


PRO ohmiya

お好みに合わせ撥水タイプと低撥水タイプ、親水タイプがご選択できます。


名称
タイプH(撥水性)

タイプT(低撥水性)
親水タイプ(名称検討中)

表記例

完全4層式ガラスコーティング 撥水タイプ

SPGコートEX Type-H

YouTube イメージ

SPG Coat Type-H(超撥水 B1H1)

A剤を塗装側へのバインダーとして使い、B剤を塗布。

A剤は被膜の硬さを長所として塗装分子のすき間にしっかり密着しA剤によりレベリングが上がった状態でB剤を塗布。

B剤はA剤と密着が高まり、さらにレベリングが向上。

これまでにないツヤ感とB剤本来の超撥水を最大限発揮し塗装を保護します。

さらにB剤の柔軟な被膜が洗車キズからも守ります。

●完全2層式ガラスコーティング
●コーティングのビジュアル(水玉コロコロ)を好む方へ
●洗車を良くされる方へ

SPG Coat Type-T(低撥水 B1T1)

※この筋状に流れをコントロールする事で塗装面の汚れも流して行きますので最低限の汚れで済みます。

A剤を塗装側へのバインダーとして、C剤を塗布。

A剤は被膜の硬さを長所として塗装分子のすき間にしっかり密着しA剤によりレベリングが上がった状態でC剤を塗布。

C剤はA剤と密着が高まり、さらにレベリングが向上。

これまでにないツヤ感とC剤本来の低撥水を最大限発揮し塗装を保護します。

さらにC剤の柔軟な被膜が洗車キズからも守ります。ヌルッとした手応えのある被膜感が特徴的!

●完全2層式ガラスコーティング
●屋外駐車の方へ
●セルフクリーニング効果で汚れにくい

SPGコート 施工例

技術面:理論・施工環境・温度管理

多層構造の理論

  • 「多層」と一言で言っても、ただ単に“何回も塗る”のではなく、各層ごとに役割・成分・被膜特性を設計することが重要。
  • 典型例:ベース=硬質ガラスコート(アンカー役)/トップ=柔軟ガラスコート(光沢・キズ対応)

施工環境・温度・湿度のポイント

  • 液剤・被膜の硬化・結合反応には「温度」「湿度」「施工環境」が大きく影響します。
  • 目安として、20〜27℃(程度の環境が理想。これより低いと反応・硬化が遅れ、16℃以下では硬化不良を招く
  • 逆に、あまり高温・急乾燥状態(例:32℃以上など)では溶剤蒸発が早すぎてレベリングが乱れ、被膜ムラ・密着不良のリスクあり。
  • また、表面温度・下地の状態、湿度管理(結露・露の発生)も品質を左右します。特に冬季北海道のような低温かつ湿度高め環境では「加熱焼付」「温度管理」「塗装面の温度保持」がカギ。実際SPG Coatでも“北海道は焼付処理を行うこと”が記載されています。

当店でのこだわり

  • 「温度管理の重要性も理解せず、カーボンヒーターの意味すらわからない施工店では、SPG Coatのベース資材の価値はまったく活かせません。」
  • つまり、北海道で結果を出すためには「機材・施工室の温度管理」「液剤の管理」「施工者の技術」「下地研磨+脱脂+乾燥環境」が全部揃って初めて“本物の被膜”になります。
  • 施工後「洗車を繰り返しても目立つ洗車キズが入りにくい/適切にメンテナンスすれば初期撥水力が1年後もほぼ変わらなかった」という実験結果も掲載

SPGコートって本当に違う?一般的な多層コートとの比較と施工の注意点

最近よく見かける「多層コーティング」。
でも、ちょっと待ってください。多層=高性能・高耐久とは限りません
材料や施工法によって、仕上がりや耐久性は大きく変わります。今回はSPGコートと一般的な多層コートの違い、施工の注意点をわかりやすくまとめました。

多層コーティングの構造って?

多層コーティングは、最近の施工メニューでもよく見かけますが、「多層=高耐久」ではない点に注意が必要です。
使用材料や施工法によって、性能は大きく異なります。

多層コーティングの多くは、ベースコートとトップコートの組み合わせで構成されています。

1. ベースコート

  • 主に**ガラスコーティング(シリカ系)**が使われることが多いです。
  • 目的は塗装面との密着性向上と、基本的な硬度・耐擦り傷性の確保。
店長

これは経験上の主観ですが、シリカ系は塩カルなどの散布の多い場所、また海岸付近などのミネラスの多い地域ではシリカスケールが多量に固着しますので、北海道及び東北地方には向かないと思います。

2. トップコート

  • 多くの場合、シリコン系やポリマー系が用いられます。
  • 紫外線対策や撥水性・光沢維持のための補助層として機能。
  • まれに ワックス系を使用して「2層」と称している施工もあり、耐久性や硬度が本来の多層コーティングと比較して大幅に劣る場合があります。

⚠️ 単に「2層コート」と書かれていても、使われている材料によって性能は大きく異なります。

3. 硬化性で見分けるポイント

多層コーティングを選ぶ際には、材料の硬化性と容器も重要な判断材料です。

  • 硬化する材料
    • 化学的に硬化し、塗装面としっかり結合することで耐久性や耐擦り傷性を発揮。
    • 主に ビンや缶に密閉されて出荷 され、空気や湿度に触れないよう管理されています。
  • 硬化しない材料
    • プラスチック容器に入れられ、微細なガラス成分が混ぜられている場合があります。
    • 「ガラスコーティング」と名乗る場合もありますが、化学的に硬化しないため耐久力は低く、効果も限定的。
    • 安価で耐用年数を気にしないユーザーが誤解しやすく、誇大広告に注意が必要です。
業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

ベースコートにガラスコーティング、トップコートにシリコン系やポリマー系(中にはWAXと信じられない施工法)を使用されているものがほとんどです。これはガラスコーティングの弱い部分を補うためとしての工夫や紫外線対策ですが、単純に2層と言っても何を使われているかで判断された方が良いと思います。


店長

多層コーティングと聞くと耐久性が高いイメージがありますが、「何を使っているか」が性能を決める重要なポイントです。
SPGコートのようにベース・トップの役割を明確に設計している製品は、単なる「2層」よりも被膜性能・耐久性・メンテナンス性が圧倒的に優れています。

4. 2層式でも種類があるの?

「2層式」と一口に言っても、種類があります。

  • SPGコートの場合
    ベースコートもトップコートも どちらもガラスコーティング(無機質)
    だから本物の 完全2層式ガラスコーティング です。
  • 一般的な多層コートの場合
    トップコートが有機質(WAX・レジン・ポリマー)であったり、
    その上からオーバーコートを重ねているだけで、工程が多いだけで多層ではない場合がほとんど。

見た目や回数だけで判断せず、材料・層の役割・理論がしっかりしているかを確認するのがポイントです。


業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

また、オリジナルガラスコーティング 多層式の場合は多層になり得ない理論(基本的にガラスコーティングは多層にならない、多層にするためには材質・プライマーが必要)で多層と表記している場合もありますので「オリジナルコーティング」には注意しましょう。

オリジナルコーティングにご注意


コーティングはしっかりした理論ですか?

良くある多層コーティングの場合

単なるコーティングの保護のためのトップコート

トップコートの保護のための更なるオーバーコート

重ね塗りではありますが多層ではありません。

店長

正直に言うと、施工技術や温度管理のことをよくわかっていないお店だと、SPGコートのベース層の意味なんて全然理解できません。

「塗ればコーティング?」「撥水すればコーティング?」
残念ながら、そんな施工がまだまだ多いんです。

特に北海道の冬なんかだと、塗るだけじゃなくてカーボンヒーターで温度管理したり、焼付したりすることが必要なんですが、それがわかっていないと本来の性能は出せません。

だから、施工店を選ぶときは

  • 「ただ塗るだけじゃなくて、温度や環境管理まで理解しているか」
  • 「ベース層とトップ層の役割をきちんと分かっているか」

このあたりをチェックするのが大事です。

簡単に言えば、材料が良いだけじゃダメで、施工する人の知識と技術もすごく大事ってことですね。


5. まとめ:SPGコートの強み

  • 本当に2層式なら、ベース・トップ両方とも無機質ガラスコート
  • 温度管理・施工理論・層構造がしっかりしている
  • 安価な「工程が多いだけ」の2層コートとは耐久性や効果が違う

単に「多層」「撥水」と書かれているだけでは、性能はわかりません。
材料・施工法・理論を理解している施工店でこそ、SPGコートの本当の性能が発揮されます。

オプションについて

下地処理研磨

コーティング性能を最大限に発揮するためには、下地処理(研磨・脱脂・鉄粉除去・異物除去) が重要です。SPG Coatでは、お客様のニーズに応えれるよう新車・経年車それぞれに応じた9種類の下地処理コースを用意。

新車
 LEVEL0鉄粉除去、ピッチ除去、脱脂等のコーティングを施工する上で最低限の下地処理になります。 状態の良いお車、磨きに抵抗のあるお客様に(無料)
 LEVEL1走行距離100km以内 ヘアースクラッチ、軽度の水垢、保護フィルムの糊の除去。
水垢や保護シートの糊痕など除去する事、WAX等の脂分を完全に取去る事により脱脂効果が高まり塗装面とコーティングの結合効果が増します。
 LEVEL2LEVEL1に更なる光沢を演出、エッジラインが強調され新車本来の以上の美しさになります。近年は塗料の水性化により映り込みがボケたお車が多いのですが、LEVEL2で光沢度が上がります。またバフ傷を除去します。輸入車はこちらが最低ラインと思われます。なお、使用している機材液剤はバフ傷がつくことはあり得ません。
 LEVEL3内覧会、ショーレベル磨き (参考 ブログ イベント施工をご覧下さい
経年車のライトポリッシュとほぼ同等になりますので、更なる光沢を希望のお客様はこちらが最適となります。
経年車・使用過程車
 Easy○研磨1工程(研磨量 約0.5μm)
状態の良いお車。コストを考えられる方。
 ライトポリッシュ     ○研磨 2工程(研磨量約1μm~2μm)
〇目安 登録3年以内
○コンディションの良いお車や価格を重視されるお客様
※深めに入った洗車キズは残ってしまいますが、軽度であれば目立たなくすることが出来ますのでツヤのみ重視の研磨となります。
※※研磨2工程でよく使われる名称 鏡面研磨
 ミドルポリッシュ○研磨 3工程(研磨量 約3μm~5μm)
〇目安 登録5年以内
○塗装面を平滑化し経年車であれば新車以上の美しさに‥
※出来る限り傷を取り除き、塗装面を平滑に整えて光沢復元させる事によって、新車以上の美しさを演出します。
※研磨3工程でよく使われる名称 鏡面研磨または復元鏡面研磨
 ハードポリッシュ〇目安 登録5年以上
○更なる美しさを追及します。安価な板金塗装を行っている場合は研磨作業で仕上がりが困難になりますので追加料金が発生します。(膜厚計で全てわかりますので自己申告をお願いします。価格内で最高の仕事を行います。)
 スペシャル○究極の美しさを追求します。
塗装の状態、厚さ、使用状況によってはお勧めしません。

SPGコートの歩み:技術と進化の歴史

SPGコートは、単なるガラスコーティングではなく、施工技術と環境・温度管理のノウハウが結実したプレミアムコーティングです。その歴史を振り返ると、技術者の経験と研究がどのように進化してきたかがわかります。

1. 起源と施工法の確立

  • カービューティープロ115 吉野氏が、前職で培った経験を活かし、ガラスコーティングの施工法を体系化。
  • ここからSPGコートの基礎となる「被膜構造と施工手順」が誕生しました。

2. 札幌での導入

  • カービューティープロ札幌ドーム前でSPGコートを導入。
  • 北海道の厳しい冬季環境や塩害に対応するため、施工環境や温度管理も考慮された本格的な施工が可能になりました。

3. 多層構造への進化

  • 当店独自の研究と検証により、**完全3層式(SPGコートS)完全4層式(SPGコートEX)**が誕生。
  • ベース層とトップ層の役割を明確に分け、撥水性・耐擦り傷性・光沢性を強化。
  • 層を重ねるごとに、セルフクリーニング性能や耐久性が向上し、北海道の過酷な環境でも効果を発揮します。

4. 親水タイプの登場

  • 駐車環境や洗車頻度に応じた選択肢として、親水タイプを追加。
  • 水滴の拡散性を高め、雨ジミや汚れの付着を抑える新しい提案として採用されました。

5. 最新技術:SPG Coat Ultimate

  • 2024年4月、ガラスとセラミックを融合した新しいSPGコート Ultimate(撥水) を発表。
  • ガラス被膜の光沢・撥水性能に加え、セラミック層の耐久性・硬度を組み合わせ、従来よりもさらに過酷な条件下での保護力を強化。
  • 北海道の低温・塩害環境にも最適化された最新仕様です。


お客様へのメッセージ

「いつまでも美しく、より長く愛せる車両であってほしい」という想いを持って、当店では“技術的裏付け”を持ったコーティングをご提案しています。環境・温度・施工理論を省略せず、お客様の車を「ただキレイにする」だけでなく「長く状態を維持できる被膜へ」と導きます。

特に北海道のような雪・塩害・低温の環境では、「適切な多層構造」「温度・湿度管理」「信頼できる施工技術」が成否を分けます。SPG Coatはそのすべてを組み込んだ選択肢です。


気になる方は、お車の駐車環境・使用状況・塗装状態をお伝え頂ければ、タイプ(撥水/低撥水/親水)や層数(2層~4層)もご相談可能です。お気軽にお問い合わせください。


当店(カービューティープロ札幌ドーム前)の立ち位置

  • 1993年から施工・洗車・研磨に携わり、輸入高級車を含む業務経験あり。店長オオミヤは、研磨・フィルム・コーティングの「実験・検証車両」を所有(例:サーキット仕様のGT‑R等)し、技術研究も継続中。
  • 北海道という“厳しい環境(雪・塩害・低温)”下での施工ノウハウを持つからこそ、SPG Coatの構造設計(多層・温度管理)を活かせるという自信があります。
  • 施工後の“サポート”という言葉を使用し、形式的な「何年保証」ではなく、実際の車両・使用状況に応じた対応を設けています。

コーティングのサポートについて

コーティング施工時に何年耐久とか何年補償といった言われ方がありますが、カービューティープロ札幌ドーム前では「サポート」と言う名称を使っております。

ある様で無い保証文言を規定するより、お客様の実態に応じでお店側が対応する期間とした方が理にかなっているからです。