トヨタ アルテッツァ フルミガキ

こちらのアルテッツァは白でソリッド色

クリアー層が無いのでくすんで艶がありません。

おまけに水垢が多く、補修した部分との差が目立っておりました。

 

まずは足回りから洗浄

アルミホイールに経年分の汚れが多かったです。

 

コツコツと汚れを落とし鉄粉除去

すっきりキレイに洗いあがりました。

 

画像では簡単に見えますが、4本で4時間ほど掛かっております。

 

次は細かい部分の洗浄

白の車なので、ここをがっちりキレイにすると仕上がりが違います。

ほとんどのすき間が水垢で汚れてましたが、全部を紹介すると大変なので目立った部分をUPします。

 

エンブレム

 

ドアヒンジ

 

※コーキングの変色は取れませんでした。

 

ドアノブ

 

窓枠の汚れ

 

この辺は軽く洗っておき最終仕上げ時にキレイにします。

 

全体を洗車をし鉄粉除去

水垢の割には鉄粉は少なかったです。

 

弱い部分をマスキングし磨きます。

※撮影時には手前は磨いており、奥は磨いてません。

なんとなく汚れ具合が見えるかと思います。

 

ボンネット付近

ボンネット 100~104ミクロン

左側 84~87ミクロン

トランク 115~117ミクロン

ルーフ 84~95ミクロン

右側 77~79ミクロン

 

白はピントがあわせにくく、水垢の汚れ具合が伝わりませんが、これなら状況がわかるかと思います。

 

ルーフ ミガキ前

スポットライトのぼやけ具合

 

トランク スポットライトが拡散しております。

奥 ミガキ後

手前 ミガキ前

 

ドアのキズは‥

 

ボンネット ミガキ後

 

このようにして全体を磨きます。

※再塗装部分は軽研磨に留めておきました。

 

全体を脱脂

右 脱脂後

左 脱脂前

 

全体を拭くあげ乾燥

 

コーティング準備完了です。

 

今回のミガキについて

 

塗装面の厚みは

ボンネット 100~104ミクロン

左側 84~87ミクロン

トランク 115~117ミクロン

ルーフ 84~95ミクロン

右側 77~79ミクロン

 

ソリッドホワイトなのでとことん磨く事は可能ですが、

当面は大丈夫ですが、いずれ持ち込まれた時の様な水垢や塗装面のクスミが発生してきます。

また、汚れの付着の際には市販の水垢取りシャンプー(研磨剤入り)の使用により、

汚れを取るではなく、削り取ると言う表現が正しいかもしれません。

 

なので他のクリアー塗装よりミガキ=削りが考えられますので、

今回は塗装面の深めの傷を徹底除去ではなく、

再度、ミガキをされた場合にちょうど良くなるようなイメージ(約8割程度)の磨きで

抑えておきました。

 

でも太陽光下では見える事はありませんので安心してください。