トヨタ ヴィッツ (ブラックマイカ 209) PX-V300(親水タイプガラスコーティング、防汚性重視タイプ)
ミガキが終わったヴィッツ
可能な限りすり傷を除去した濃色車は黒光り、黒鏡と言って良いほど美しく復活します。
コーティングのため脱脂
今回お勧めしたのは屋外保管との事からPX-V300 親水、防汚性重視です。
PXは2液混合型でベース層と機能層を混ぜる事よって強固に結びつけます。
酸化防止のため窒素が充填されており、開栓後は3時間で使い切らなければなりません。
なのでコーティング中は電話に出れない場合や接客ができない場合があります。
電話に出れない場合は折り返しお電話します。
また予約の上御来店頂ければ確実です。
また 施工後、常温時、最低でも2時間は水分厳禁なので表には出せません。
お待ちのお客様、このような事情から量産出来ませんのでご理解をお願いします。
ちなみにEXEの場合は12時間、水分厳禁なのでもっと時間が掛かります。
施工日の外気温は正午で約8度
4月も中旬だというのにまだまだ寒いです。
作業所は締め切っているとは言え10度あるかないかですが、この様な低温では施工しても定着が悪いと考えますので、初期硬化以上の時間は室温を20度以上に設定します。
施工時にはプラスチックグローブ着用で余計な脂分を避けます。
PX-V300は、他の200、250と違い硬化スピードが違います。
当店は厳冬期に様々なテストを行い初期硬化の時間を独自に研究しています。
その様な結果が繁忙期に現れるので、正確な時間、お客様とのスケジュールに無駄が出ないようになってます。(といっても若干のロスはありますが(汗))
樹脂部分への艶出し、タイヤWAX、窓拭き
艶の違いがわかるでしょうか?
メッキ用艶出し剤を施工して完成。
トヨタ ブラックパールが蘇りました。
シャッターを開けて太陽光(曇りですが)をMIXさせるとこの様に見えます。
うつりこみが物凄いです。
お客様が引取りの際にはあたりは真っ暗
駐車場内の水銀灯のみの灯りでした。
露出が勝手に合ってしまいましたが、美しかったので記念に
最後にビフォー&アフター
↓
今回、磨いたヴィッツはお客様の手入れは結構良いと思います。
しかし、黒系の塗装は手入れの良い方ほど洗車キズが多いのも事実です。
大事にされているお車を7年目でリセットと言った感じでしょうか。
磨いた私が言うのも説得力が無いですが、塗装が平滑化され新車時より美しく輝いていると思いますよ。
引取りの際、お客様が見た瞬間の感情は磨き屋冥利に尽きます。
この瞬間のために頑張っているんだ!と言っても過言ではありません。
本当に嬉しいです。
この度は当店をご利用頂きありがとうございました。
—PX-V300とは—
塗装面に塗り広げる事で、主成分であるシランが空気中の水分を取り込みシラノールに変化します。
その後、脱水縮合反応することで無機構造のガラス性状皮膜を形成します。
(完全硬化するまで2~3週間ほどかかります)
この間、WAXや他のコーティングは絶対に避けてください。
※初期の段階では撥水する場合がありますが、徐々に親水になって行きます。
—お手入れ—
洗車は、たっぷりの水とシャンプーを使った手洗いを行ってください。
カーシャンプーは中性で汚れ落とし成分の入っていない物を選択してください。
○親水効果が戻りますので、なるべくならカービューティープロの専用シャンプーを使って頂ければ良いです。
専用シャンプーは R-018(親水タイプ)です。
1,575円
洗車スポンジは210円で販売しています。
コーティングをしていても、徐々に水垢が付着し艶が少なくなってきますので、そのような場合はメンテナンスをお勧めします。
ご自身で施工される場合はR-112を使ってください。
カービューティープロ 札幌ドーム前
(PRO NO 2287)
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