【コーティング屋さんと磨き屋さん、違いと見分け方】カービューティープロ札幌ドーム前はカーディテイリングプロショップです。
年数の経過した車の場合、コーティングを考えられることが多いかと思います。その際に肝心な事は下地処理(洗浄、研磨)をどこまで行うかが大切です。
この様な相談がありました。(下記の様な相談が非常に多いです。)
—
—
見解
〇施工業者が状態は判っていた(または確認している)が、除去(下地処理)を行わないでコーティングした。
〇コーティングの下の汚れが取れないとは?そもそも技術がなく磨けないと言う事?
この様なお悩みが発生する可能性がありますので、経年車の場合はコーティング屋さんより磨き屋さんに依頼された方が間違いが無いと思います。
ページコンテンツ
お店の種類
コーティング屋さん、または洗車屋さん
コーティングの事のみで磨きは極力避けたい。取引先は個人が多い。
若年少スタッフが多く転職率が高い(技術継続が出来ない、なので磨けない)
時間がかかるので基本は磨きなし、
または研磨を行っても軽度の汚れが取れる程度の弱い機材と液剤の組み合わせ。
磨く事を削る事と話すケースが多い(単なる磨けない事の言い訳で別物です。)
研磨名称がイメージ重視(復元鏡面研磨等)
油分の多いコンパウンドを使い、磨いたような気になっている(油分を埋めるので時間が掛かる)
ビフォーアフターの変化に乏しいため画像が少ない(お見せできるネタが少ない)
当然マスキングの画像も殆ど無い
照明が蛍光灯のみ、または単純な色温度(蛍光灯、白色LED)のみ
LEDが目立つ(高精度は撮影用で、コントラストが出るものが必要)
同ブースで下回り防錆塗装を行うケースもある
コーティング=水弾きと考えるので撥水タイプしか取り扱いが無い。(撥水はガラスコーティングではなくとも出せます。油分の多いコンパウンドのごまかし)
シャッター開けっ放し、または外光の入る環境で作業を行う事が多い
温度管理がNG(ジェットヒーター・ビニールカーテン・だるまストーブ)
濃色車は誤魔化しが効かない例です。
磨き屋さん
磨くことには特化しておりますが、コーティングは施工性の良いものを好まれ、温度管理、焼付処理等、行わない理由は考えるけど行う理由は考えないケースが多く、取引先にディーラーが多い。
個人のお客様が少ないので市場ニーズが理解できない。
研磨を主にしているため、コーティングは簡易的な物を好まれ焼付処理等を行わない。
作業性の良いコーティング剤の使用(硬化まで時間が掛かりすぎる)
遠赤ヒーターを置かない。温度管理を考えない等
コーティングの施工法には無頓着なケースが多く、低温施工なども平気で行われてしまいます。
関連リンク
カーディティリングプロショップ
磨くこと、コーティング施工、全てにおいてしっかりした理論で作業出来ます。
技術力の安定のため安易なキャンペーンは行わない。
プロテクションフィルムを取り扱っている。
カービューティープロ札幌ドーム前はディティリングプロショップです。
研磨の考え方について
研磨は様々な考え方がありますが、埋めるコンパウンドと埋めるコーティングをされる場合もありますので注意しましょう。
蛍光灯下で磨かれ、油性コンパウンドで隠蔽、さらにはWAXでも隠蔽される場合もあります。
トヨタ・ハリアー(202ブラック)軽研磨と撥水タイプガラスコーティングらしいのですが‥ 更にWAXで隠蔽の痕‥なんと無残な‥。
これが撥水タイプの多い理由です。
コーティング屋さんで磨くか?
それとも磨き屋さんで磨くか?
それぞれにメリットがありますが、あなたはどっち?
磨く事を削るから〇〇と言われるケース(コーティング屋さんが多い)
カービューティープロ札幌ドーム前は?
当店は一般のお客様が90%以上を占めておりディーラーさんのお仕事は極力行いません。
その為、様々なニーズに応えれるよう下地処理研磨においては新車で4段階、経年車研磨においては5段階のメニューが存在します。
※わかりにくいと言われる原因でもある。
考え方
照明は力率の強い光源を使用し、TOP画像のように塗装面の状態が良く見える
マスキングは手間も時間も掛かります。その大切なマスキングを行わないコーティングショップは必然的にマスキングを施工した車の画像をブログで載せることが出来ません。
塗装面を磨く事において、ファースト洗浄から塗装面を傷めない工夫を行う。
力率の強い照明を使い、色温度を使い別け、様々な状況を作りだし塗装面を確認する。
もちろん蛍光灯のみ、力率の弱いLEDは使わない(スウェーデン製以外)
基本的にはお客様の希望に沿う形で行いますが、例えば一番簡単な研磨で鏡面に仕上げてくれなどと要求と金額が乖離する場合はアドバイス致します。
新車の場合は目安として納車後1週間、走行100㎞以内の場合はは研磨無しで作業を承る事も出来ます。これは新しいお車に機械を入れる事に抵抗のある方やコストを求めらるる方に向けてなのですが、実際に入庫されて研磨が必要な場合はご相談させて頂きます。
非常に残念ですが
研磨無しコースを否定されるコーティングショップがあります。
しっかりお客さんのニーズを聞かれているのでしょうか?
新しいお車の場合でもヘアラインスクラッチは当然あります。
しかし、それはお客様の目線では判らない場合も多く、強烈なスポットライト下でしか見えない場合が多いです。
もちろん研磨を行う事は光沢が上がりますので否定はしませんし、むしろ推奨したいと思いますが作業には工賃が掛かります。
目の肥えたお客様は初めから研磨を指定されますが、新車を買うのって人生の中で何回あるのでしょうか?
つまり何のために磨くのかが理解されにくい事が多いのです。
もう1度書きますが
新しいお車の場合でもヘアラインスクラッチは当然あります。
しかし、それはお客様の目線では判らない場合も多く、強烈なスポットライト下でしか見えない場合が多いです。
もちろん研磨を行う事は光沢が上がりますので否定はしませんし、むしろ推奨したいと思いますが作業には工賃が掛かります。
「当店は必ず磨きます。」と言われる場合は作業金額が変わらなければ仕事として素晴らしいですね。でもそれは作業工賃を上げるためのセールストークでは無いですか?
忙しい時磨けますか?
金額が変わらなければきっと手を抜きますよ。
少なくともそういう人は沢山見てきましたね。
定額と言う事はそういう事なのです。
カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
「 カービューティープロ」を名乗るためには厳しい「カービューティープロ スクール」を卒業しなければ名称は元より、「米国BAF社製液剤」を使うことも出来ません。
営業形態は中古車業、板金塗装業の併用当店の様な専門店と各店舗独自で自由に展開しておりますので制限のあるフランチャイズではありません。
卒業すれば自由に事業展開できるのが魅力ではあります。またお客様側で見れば全国展開しているコーティング店の様に見えるかもしれませんがコーティングに対する考え方は営業を開始してから複雑に変わります。
様々な考え方がありますので、どれが正解と言う事はありませんが、カービューティープロ全体としてみれば磨き屋さんです。
硬化型コーティングは良いのですが、どういった条件で硬化するのですか?
最近、お客様よりコーティングは硬化型ですか?とよく質問されるのですが、お客様もコーティングについて詳しくなったもんだと感心してしまいます。
そこで話し込んでいくと、どういった経緯で硬化型とかを知るきっかけになったのか?と言う話題になる訳で、コーティング施工店から聞いた。ネットで見たと言ったもものが大半です。
たしかにコーティングは硬化型、非硬化型がありますが、今回は硬化型について自分の見解を記述してみたいと思います。
冬期間及び低温施工を余儀なくされる北海道におけるコーティングの注意事項
夏も冬も一緒の訳が無い!
コーティングは温度、湿度による化学変化で被膜を形成する製品ですが、そのためには基準となる関東での温度20度前後で行わなければなりません。その温度管理に対して何も考えず施工されるケースが北海道では特に目立ちます。
セラミックプロ9H認定施工店とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングです。特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
認定施工店の基準
①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機(カーボンヒーター)を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。
外気を遮った環境
塗装面を見るための適正な照明(同色(特に昼白色の蛍光灯、ホームセンターで販売されているLED)のLEDは白の洪水のため不可)
冬季でも16度以上をキープできる
温水の使用(パネル温度を上げる)
遠赤外線ヒーターの使用
ディテイリングライト(蛍光灯ではない)でのチェック
これが最低でも必要です。
カービューティープロ札幌ドーム前はカーディテイリングプロショップとして活動しておりますので研磨、コーティングについての考え方、施工法、設備は通常店舗とは一線を画します