【YouTube先行公開|札幌 新車コーティング】LEXUS RX500h Fスポーツ|セラミックプロイオン2層と冬期温度管理の実際
札幌市北区よりご入庫
LEXUS RX500h Fスポーツ(新車) の施工事例です。
本車両は、納車前より数か月にわたり継続してご相談をいただき、
希望ナンバー抽選・納期調整を経て、納車後すぐに当店へ直納入庫となりました。
今回は
YouTube先行公開 として施工内容の概要を公開し、
本記事では より踏み込んだ技術的な観点 から、
札幌という寒冷地で新車施工を行う際の注意点を解説します
ページコンテンツ
施工内容一覧
- セラミックプロ イオン(2レイヤー)
- 新車直納セット
- パノラマルーフ IRフィルム施工
- ウィンドウ撥水コーティング:PGS-33(全面)
- アルミホイールコーティング:完全2層式 SPG Wheel
セラミックプロイオン2レイヤーについて(技術解説)
セラミックプロ イオンは、
一般的なガラスコーティングとは異なり、
イオン交換テクノロジーを用いた高密度セラミック被膜を形成します。
2レイヤー施工の場合、
- 1層目:塗装表面との密着・定着を重視
- 2層目:耐薬品性・防汚性・被膜均一性を補強
という役割分担になります。
重要なのは、
単に2回塗ることではなく、層ごとに完全硬化条件を満たすことです。
冬期・札幌施工で最も重要な「温度管理」
ここが最重要ポイントです。
セラミックコーティングは
温度が低い=硬化が遅れる
では終わりません。
温度管理が不十分な場合、以下の問題が発生します。
- 表面だけが先に硬化し、内部が未硬化
- 初期艶は良く見えても、数週間〜数か月で性能低下
- 撥水・疎水挙動が不安定
- シミ耐性・薬品耐性が設計値に達しない
札幌の冬期環境では、
「塗布時の室温」だけでなく、
- 塗布前の車体温度
- レイヤー間のインターバル
- 焼付温度と時間
- 養生期間中の環境安定性
これらすべてを管理しなければ
カタログ通りの性能は絶対に出ません。
■ 今回あえて行った「撥水の調整」について(重要)
一般的に
「撥水=良い」「弾けば弾くほど高性能」
と思われがちですが、それは表層の話でしかありません。
今回、ボンネット部のみ撥水が過剰な状態を確認しました。
原因
- 塗装表面に**油分(ディーラー洗車由来・搬送時保護剤残留)**が存在
- コーティング本来の撥水ではなく
油分による一時的・不安定な撥水挙動
この状態を放置すると
- 雨ジミの定着
- 撥水ムラ
- 被膜の硬化不良
- 将来的な撥水低下の早期化
といった長期性能に悪影響を及ぼしますので、しっかりとテコ入れ
IRフィルム・ガラス撥水・ホイールコーティングについて
- パノラマルーフ IRフィルム
→ 夏季の遮熱だけでなく、冬期の放射冷却抑制にも寄与 - PGS-33 ガラス撥水(全面)
→ 低温時でも被膜が硬化・定着する特性を考慮 - SPG Wheel 完全2層式
→ 融雪剤・塩害を前提とした北海道仕様
いずれも
「札幌で使われること」を前提に選定しています。
まとめ|新車だからこそ施工環境がすべて
新車は状態が良い反面、
最初の施工品質がその後数年を決定づけます。
特に札幌・北海道では、
施工内容よりも 施工環境と工程管理 が重要になるケースも少なくありません。
当店では
「施工メニュー」ではなく
施工条件そのもの に責任を持つことを重視しています。

