【YouTube先行公開】クラウン エステート 202ブラック セラミックプロ9H疎水性2レイヤー施工|札幌市豊平区

― 温度管理で仕上がりが決まる北海道仕様コーティング ―

📺 本施工の詳細はYouTubeにて先行公開中

施工車両情報

  • 車名:トヨタ クラウン エステート
  • ボディカラー:202 ブラック
  • ご入庫地域:札幌市豊平区

施工内容

  • セラミックプロ プレミアム研磨
    (新車磨き/LEVEL2)
  • セラミックプロ 9H
    2レイヤー・疎水性仕上げ
  • ウィンドウ撥水コーティング
    全面:PGS33

納車後入庫でも「磨き」が必要な理由

今回のお車は納車後まもない状態でのご入庫でしたが、
ボンネット・ルーフなどの平面部を中心に
スノーブラシによる擦り傷(スクラッチ痕)が確認できました。

特に 202ブラック
わずかな傷でも白く目立ちやすく、
新車であっても下地調整を省略すると
仕上がり・持続性の両面で大きな差が出ます。

そのため今回は
新車磨き(LEVEL2)として塗装表面を一度整えたうえで施工を行っています。


202ブラック × 疎水性が北海道で有効な理由

黒系ボディに撥水性コーティングを施工すると、

  • 水滴が残りやすい
  • 融雪剤成分が濃縮しやすい
  • ウォータースポットのリスクが高い

といった問題が出やすくなります。

今回採用した
セラミックプロ9H 疎水性仕上げは、

  • 水が薄く引いて流れる
  • 水滴が滞留しにくい
  • 融雪剤・汚れを抱え込みにくい

という特性があり、
札幌の冬環境と202ブラックの組み合わせに非常に適した仕様です。


🔥 仕上がりを左右する「温度管理」

当店が最も重視しているのが
施工環境の温度・湿度管理です。

セラミックコーティングは
温度によって性能が大きく変化します。

  • 適正温度:20〜25℃
  • 低温 → 化学反応不足・密着不良
  • 高温 → 作業時間短縮・ムラの原因

「塗れるかどうか」ではなく、
化学反応を最適化できる環境かどうかが重要です。


🔥 カーボンヒーターによる均一乾燥

外気温が低い北海道では、
パネルごとの温度差が
硬化ムラや性能低下を引き起こします。

当店では
遠赤外線カーボンヒーターを使用し、

  • ボディ表面温度を均一に管理
  • 塗布直後の初期硬化を安定
  • 内部まで熱を届け、密着性を向上

一般的な表面だけを加熱する乾燥方法とは異なり、
セラミック層そのものの定着力を高めています。


⏳ 30℃管理 × 12時間以上のエージング

セラミックコーティングの性能を最大限引き出すため、
当店では

  • 室温:約30℃
  • エージング:最低12時間以上

を確保した
長時間エージング管理を徹底しています。

これにより、

  • 硬化密度の向上
  • 耐久性・光沢・防汚性能の安定

が実現し、
札幌・豊平区という使用環境に適した皮膜を形成します。


北海道基準で考えるセラミックコーティング

融雪剤・凍結防止剤・粉塵が避けられない北海道では、
「ただ塗るだけ」の施工では長く持ちません。

化学反応・温度・湿度・時間
すべてを管理して初めて、
本当に維持しやすいセラミックコーティングになります。

札幌市内・豊平区周辺でのコーティング施工については、
札幌の使用環境を前提にした施工内容・考え方をまとめた専用ページもご覧ください。


クラウンシリーズはボディカラーや使用環境によって
最適な研磨・コーティング仕様が異なります。
他のクラウン施工事例もあわせてご確認ください。

202ブラックをはじめとした
黒系ボディ特有の管理ポイントや施工事例は、
下記ページでも詳しく解説しています。

(※
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