トヨタ ランドクルーザー(202) フルミガキ+PCX-500
下地処理を終えミガキを行いますが、その前にマスキング、ボディーのチェックを行います。
ボンネットの膜厚 画像は153ミクロンですが142~170ミクロンでした。
ルーフは73~82ミクロン
参考までですが
左前フェンダー 112ミクロン
左前ドア 88ミクロン 左後ドア 77ミクロン
左後ピラー 91ミクロン 左後フェンダー(給油口付近)89~91ミクロン
右前フェンダー 79~106ミクロン 右前ドア 79ミクロン 右後ドア 76ミクロン
右後ピラー 79ミクロン 右後フェンダー 96ミクロン
リアゲート 上部 59ミクロン 下部 103~105ミクロン
※詳しくはお渡しした外装チェック表へ記入してあります。
マスキングは物凄い量を必要とします。
当店は車両クラスをA~Nまで区分してますが、ランドクルーザーは(L) 後ろから3番目のクラスですから非常に大きいです。
ファーストポリッシュで可能な限りキズを除去します。
右がミガキ後 左がミガキ前
ボンネット
↓
右前フェンダー
深いキズがあります。これは深いので磨いても取れません。
↓
給油口付近
↓
左ドア
ミガキ後とミガキ前がわかるかと思います。
↓
細かい場所は専用のバフでミガキます。
ルーフの矢印付近は樹液に侵食されていて磨きでの完全除去は不能
この様な場所が何箇所かありました。
Aピラー上部には深めのキズがあり、こちらも除去不能
波を打った形状、樹液による侵食、所々の塗装の細かい剥げがありますので強く磨けませんが、かなり状態は良くなったと思います。
磨いた後は太陽光でバフ目の確認を行うため外へ出します。
屋内の色温度の違う光線で見えるキズとバフ目
太陽光で見えるバフ目を可能な限りチェック
※太陽光は全体を見る場合は有効、しかし直線的な光線ではないのでキズ、バフ目が見えないことがある為、屋内の特殊照明と併用してチェックしています。
問題が無ければホコリの付着を防ぐため再度屋内へ戻し脱脂洗浄を行います。
今回使用した機材達
使用するコーティングはPCX-500
ガラスコーティングが主流になってきていますが、こちらもまだまだ捨てた物ではありません。
黒のようなお車には良い場合もあります。
こちらの乾燥時間もオリジナルの時間をとっています。
室内を軽くバキューム掛けを行い、タイヤWAX、窓を拭き完成です。
よい艶と写りこみです。
202ブラッグはどんなに丁重に洗っていても傷になりやすく、皆さん大変な思いをされています。
今回のランドクルーザーも、そんな1台でした。
フルミガキですり傷を除去したボディーは黒光り、黒鏡です。
ルーフにはデントと樹液が多数ありましたので行楽の際には木の下は注意が必要と思います。
※袋の中にメンテナンス剤を入れてありますので、当面の間、汚れたらこすりあらいしてみて下さい。
詳しくはこちら
よいカーライフをお過ごしくださいませ。
ご利用ありがとうございました。
—PCX-500—
○ ケイ素ポリマーとフッ素ポリマーのガラス繊維状共重体に、汚れ再付着防止効果のあるセルロース誘導体を結合させ、保護硬化を更に強化した柔軟構造の被膜を形成するコーティング剤です。
○低撥水の為レンズ効果が発生しづらく、水シミを防ぐ事が可能です。
○塗装表面には「湿気硬化型変性シリコーン」がフッ素樹脂と紫外線吸収剤を取り込んで定着する為、紫外線による劣化防止にも有効です。
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