画像での研磨技術の見極め方 傷をスポットライトで撮影し、アフター撮影でスポットライトを消してしまうケースもありますので注意が必要です。
ページコンテンツ
コーティングを行う際に耳にする下地処理や研磨について
蛍光灯下でこれだけ洗車傷が見えると言う事は深くて多いと言う事です。
軽く磨くとスッキリに見えるかと思いますが、蛍光灯下ではOKでもこの状態は屋外で見るとダメです。
↓↓↓↓↓↓↓
※蛍光灯下で磨く事は磨けますがレベルはかなり低い研磨になります。例えば軽研磨という名称でも蛍光灯下と特殊照明下では深度が全く違います。
特殊照明点灯
蛍光灯下ではスッキリ磨けたように見えていても特殊光源を当てるとこんな状態です。
↓↓↓↓↓↓↓
1stポリッシュ(荒い研磨)ですがイメージは伝わるかと思います。
↓↓↓↓↓↓↓
これがしっかりしたビフォー&アフターです。
しかし、研磨技術の無い職人さんは下記のようなテクニックを使ってごまかすケースがあります。
↓↓↓↓↓↓↓
初めの画像を入れ替えただけですが違いが判りますでしょうか?
念のため解説します、
強い光源を当てて傷が見えますが、強い光源を消し蛍光灯で見ると磨けたように見えます。
この様にごまかす業者が沢山いますので、研磨を考えられている方はご注意くださいね。
合わせてお読み下さい「コーティング施工の大事な事」
研磨を行う際は、だれが見ても判るように特殊照明は必須です。
力率の高い光源はクオリティーの高い研磨には絶対に必要です。
※サンプルはハリアーです。
この様にハッキリ塗装面を見るためには力率の強い特殊照明が必要です。
単純に照明があるではNG
流行りのLEDも美しく見せる光源ですので、無いよりはマシといった程度
また、ホームセンターで販売されているスポットライトや工事現場用とは目的用途が違います。
蛍光灯下で磨かれる暴挙もよく目にしますが、蛍光灯下はこの様には見えなく、研磨を行ってもこれからお見せする仕上がりは難しいのです。
蛍光灯下では
特に問題なく見えるかと思います。
拡大
やや塗装面の汚れが見えるかと思います。
この状態で仕上がったと言う施工店も多いので、しっかりした研磨、コーティングをお考えの場合は記事を留意して頂ければ参考になると思いますよ。
特殊照明点灯
いかがでしょうか?しっかり状態が見えますね。
見えない物はどんなに腕が良くてもしっかりと磨けません。それぐらい力率の強い特殊照明は大切なのです。
単純に照明があるではNG!
流行りのLEDも美しく見せる光源ですので、無いよりはマシといった程度
ホームセンターで販売されているスポットライトや工事現場用とは目的用途が違います。
また、しっかり見えない事から半信半疑の研磨、その為、無駄な過研磨を招く事もあります。
照明について
蛍光灯での研磨について
削るを言い訳に使うケース
しっかり見えない事から半信半疑の研磨、その為、無駄な過研磨を招く事もあります。
塗装面は削る事と言い特殊照明も無いと言うのは、そもそもナンセンスなのです。
画像での研磨技術の見極め方 傷をスポットライトで撮影し、アフター撮影でスポットライトを消してしまうケースもありますので注意が必要です。
BMW320ツーリング
蛍光灯下
特に問題が無いように見えます。
※蛍光灯下で磨かれると下画像が仕上がり状態と言っても過言ではありません。
特殊照明点灯
蛍光灯下
特に問題が無いように見えます。
※蛍光灯下で磨かれると下画像が仕上がり状態と言っても過言ではありません。
特殊照明点灯
たまに下記のように表現する業者さんもいますので注意して下さいね。
例
もの凄い傷です。
軽研磨できれいになりました。
お判りでしょうか?
画像を入れ替えてコメント変えただけです。
ポイントとしては照明ですね。
ポイント
照明は数あれど、明るいだけのLEDは美しく見せるための照明。研磨には深度が足りません。
油分及びポリエステル樹脂の配合されたコンパウンドでキズを埋め(埋めきれるものではない)スポットライトの照射角をずらして撮影されるケースが非常に多いです。
撥水タイプのコーティング剤しか提供していないお店はこのパターンが殆どです。悪いと言っている訳ではありません、磨く技術と言っているので疑問が出るのです。
それは技術ではなく手法です。
見極め
削るを過大に表現されていないか?
※大きく表現すれば磨く=削る事ですが、それならば照明や環境を整えるべきです。
作業工程について詳しくはこちらをご覧ください。
コーティング施工で大事な事
コーティング・研磨作業について