コンパウンドについて

お車を磨き上げるためには機材・液剤を使いこなさなければなりませんが、カービューティープロ札幌ドーム前の場合はカービューティープロライセンスを取得していることからPRO専用製品が提供されております。


しかしながら研磨剤に付きましては若干、油分の混入している製品が多く、研磨重視の場合(磨き屋)は良いですが、コーティングの定着を考えた場合芳しくないケースがあります。


カービューティープロ札幌ドーム前の場合は、セラミックプロ9H認定取扱店である事から、スペシャルコンパウンドも使用できる権限を持っております。


この特殊コンパウンドは札幌モーターショーでセラミックプロ札幌(車の119番)様がフェラーリ、ランボルギーニを仕上げた際に使用された、札幌では当店と2店しか取扱いの無いスペシャルブランドです。
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研磨イメージ
汎用性の高い3M製は、あまり磨けない方や単発的な作業を行う中古車業者様が好まれますが、慣れると艶引け等気になる部分が出てきます。この選択も大切な部分ですね。また、ノンシリコンを水性と勘違いされるケースはやはり研磨には疑問があります。これを強調して書かれる方のほとんどが勘違いしてます。
ライトポリッシュの場合(類似名「軽研磨」)
直訳すれば軽研磨ですがあなどるなかれ!
蛍光灯下での軽研磨と、強烈なスポットライト下での研磨では雲泥の差があります!
単純に磨くではなく使用する機材、何よりも力率の強い照明は無駄な研磨、恐れながらの研磨ではなく、しっかりした研磨となり、また液剤・理論は元より優れた人材で一歩踏み込み意匠を意識した研磨を行いスッキリとした深みのある輝きを演出します。
ライトポリッシュとはいえ一般的コーティング店の鏡面研磨以上のレベルと思います。
参考記事
同業他社様で軽研磨、ガラスコーティングを施工された車両ですが‥
すき間にはコンパウンドだらけ、磨きすらまともの出来ていない
経年車の場合しっかりした下地処理洗浄後はコーティングのノリも良く、プラスアルファの輝きとなります。
この研磨作業ですが、あまり磨けない機材で時間をかけて作業を行うケースが多くなってきてます。磨けない機材ですので時間が掛かって当たり前ですが、なぜなのでしょう?
弱い機械は危険が少ないからですが、美観はあまり向上はしません。
つまり時間をかけて油分の多いコンパウンドで塗装面の傷を埋める手法です。
それはそれで一つの方法ではありケースバイケースですが、それだけでは技術ではありません。
勘違いされている場合が非常に多いのです。

研磨は様々な考え方がありますが、埋めるコンパウンドと埋めるコーティングをされる場合もありますので注意しましょう。もちろんお客様が希望されればですが、技術力とは違い考え方ですので‥
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで研磨は致しません。
※油分の特徴
1,ヌルテカ=油分なので力率の弱い照明で撮影される場合は傷を隠蔽しその場ではきれいに見えます。(磨く事を削ると言うケースの使用が目立つ)
2,低撥水、親水タイプの場合、水が弾いてしまうので使いません。

撥水タイプを主にしたコーティングの場合は、上記の油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで塗装面の傷を隠蔽するケースが多く、光沢は一時的に良く見えますが定着が弱く(脱脂が完全に出来ない)紫外線に影響を受けコーティングが長持ちしません。それを撥水させるメンテナンス剤で補うので、洗車の都度メンテナンス剤の使用を推奨される場合はこのタイプと言っても過言ではありません。
油分またはポリエステル樹脂に頼らない研磨を行うとガラスコーティングは冷たい光沢になります。


コーティングの良し悪しは、
施工店が 親水を扱えるかどうか でほぼ判断できます。
なぜなら――
撥水しかラインナップが無い店は、研磨後に残った油分をそのまま艶に見せかけ、
撥水コーティングを乗せれば油のごまかしが見えなくなる からです。
水が弾けば綺麗に見える。だからユーザーは気付かない。
油分を抜かずに艶を作っても、撥水が覆ってしまえばバレない。
この仕組みを理解している施工者ほど、撥水一本で商売できます。

さらに厄介なのは、
氷点下で硬化しない環境でも「水が弾いた=成功」と思い込んでしまうこと。
つまり 水弾き=コーティングの性能 と錯覚してしまう人が多すぎる という現実です。
親水を理解していないので、検証すらできない。
“塗って弾けば完成”、そんな施工が堂々と通ってしまう。

親水を扱えない施工店は、下地処理の誤魔化しが成立してしまう危険がある。
油分を隠しても、撥水が光らせてしまうからです。
だからこそ、コーティングを依頼する際は必ず確認してほしい。
親水があるか?説明できるか?施工温度や硬化条件を理解しているか?
ここを曖昧にしたまま「水弾きが良いからコーティング」では、保護ではなく演出です。
本物の性能を求めるなら、選び方を間違えてはいけない。
お問合せでこの様な件がありました。
Q;あるコーティングショップへ研磨の相談をしたときに、研磨中に霧吹きで水分を追加して水研ぎするからクオリティーが高いと聞きましたが、カービューティープロ札幌ドーム前でもその様な研磨方法を取るのですか?
A,30年前の機材液剤があまりない時代では、確かにその様な手法はありましたが、現在では機材の充実と各種液剤が豊富にありますので、わざわざその様な手法を行うメリットがありません。むしろデメリットの方が多いです。


