【研磨】ライトポリッシュとはいえ侮るなかれ!

軽研磨とライトポリッシュの違いについて

最近、「軽研磨」という言葉をよく耳にしますが、お客様からすると「どこも同じようなサービスなのでは?」と感じられることもあるかと思います。

当店では、経年車に対して「ライトポリッシュ」という研磨コースをご用意しております。直訳すると「軽研磨」と似た意味合いですが、実際には以下のような違いがあります。


軽研磨について

一般的な「軽研磨」は、塗装面の軽いキズやシミ、汚れを除去するために行う研磨作業を指します。ただし、その範囲や研磨の強さは店舗や施工者によって大きく異なり、作業内容が曖昧な場合も少なくありません。

ライトポリッシュについて

当店の「ライトポリッシュ」は、単なる表面のキズ除去だけでなく、経年車の塗装状態を丁寧に確認し、必要最低限の研磨量で最大限の仕上がりを目指す高度な研磨コースです。塗装への負担を最小限に抑えながら、光沢とツヤを蘇らせることにこだわっています。


つまり、「軽研磨」は広く使われる一般的な呼び名であるのに対し、当店の「ライトポリッシュ」は専門技術と経験に基づいた、より丁寧で安全な研磨作業を示しています。

ご自身の愛車にどのコースが適しているか、ぜひお気軽にご相談ください。

 

経年車用研磨 ライトポリッシュについて

同業他社様軽研磨でのお悩み

2021/10 トヨタ・ハリアー(202ブラック)軽研磨と撥水タイプガラスコーティングらしいのですが‥ 更にWAXで隠蔽の痕‥なんと無残な‥。 

 

同業他社様で軽研磨、ガラスコーティングを施工された車両ですが‥
すき間にはコンパウンドだらけ、磨きすらまともの出来ていない


ポルシェ・パナメーラGTS EXと言うコーティングが‥ 

 

上記いずれのケースも文字の如く軽い磨き

汚れすら落とせない研磨って何?

※大型量販店では鏡面研磨と言われているようですが、使用される機材、液剤を見る限り当店の最低限の研磨「Easy」以下と考えてしまいます。(もちろん満足される方もいらっしゃるのですべてが悪いわけではありませんが、同じと見られてしまう事が問題なのです。)

経年車下地処理研磨「ライトポリッシュ」について

直訳すれば同様の軽研磨ですが侮るなかれ、単純に軽く磨くではなく、カービューティープロ札幌ドーム前の目標値まで研磨を行い美しさを演出させます。

ライトポリッシュ(軽研磨)についてのご説明

当店のライトポリッシュは、いわゆる「軽研磨」と呼ばれるものと似ていますが、その目標とするポイントが異なります


ライトポリッシュの特徴

  • 研磨工程:2工程(研磨量 約1μm〜2μm)
  • 対象目安:登録から3年以内の比較的コンディションの良いお車
  • 対象のお客様:価格を重視される方や、軽度のキズ除去とツヤの回復を望まれる方

このコースでは、深く入った洗車キズは完全には消せませんが、軽度のキズであれば目立たなくし、艶を重視した研磨を行います。よく「復元鏡面研磨」と呼ばれるレベルの仕上がりです。



当店のこだわり

ライトポリッシュの目標値は、一般的なコーティング店の軽研磨よりも高い水準を設定しています。
これは、当店がしっかりとした専用照明設備を用い、塗装面の状態を詳細に確認した上で、無駄な研磨や半信半疑の研磨を行わないことを徹底しているためです。

例えば、登録3年のお車には多くの洗車キズがあり光沢を妨げていますが、そのキズの約50%を研磨で改善することが、ライトポリッシュの目安となります。


重要なポイント

  • 「軽く磨く」という漠然としたイメージではなく、明確な目標値に基づいて適切な研磨量を調整しています。
  • もし登録2ヶ月の新しいお車に同じ50%の研磨を行えば、ほぼ100%に近い鏡面仕上げが可能となります。

以上のように、当店のライトポリッシュはただの「軽研磨」ではなく、技術と設備に裏打ちされた確かな仕上がりを目指した研磨コースです。

 

ライトポリッシュ施工例

https://pro-sapporo.com/blog/?s=%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5

業界における研磨作業の懸念について

近年、研磨作業において「磨けない機材」を使用し、時間をかけて作業を行うケースが増えてきております。

では、なぜ磨けない機材で長時間の作業が行われるのでしょうか?


弱い機械を使う理由

弱い機材は「傷をつけるリスクが少ない」というメリットがありますが、その反面、塗装面の意匠向上(本当の光沢の復元)には限界があります。確かにテカリは出ますが、それは「磨く」というよりも、コンパウンドに含まれる油分やポリエステル樹脂で傷を埋めているだけのケースが多いのが実情です。


油分を使う研磨の特徴

  1. ヌルテカ感
    油分が塗装面に残るため、光沢があるように見えます。しかし、弱い照明の下で撮影すると傷が隠れて見えるだけであり、実際の塗装面はまだ傷が残ったままです。これを「磨く=削る」という本来の研磨技術と混同してはいけません。
  2. 撥水性への影響
    油分や樹脂を含む研磨は、親水性や低撥水のコーティングと相性が悪く、水を弾いてしまうため適用が難しくなります。
Danger

時間をかけて弱い機材で作業をすることは、リスクは低いかもしれませんが、真の意味で塗装面の光沢や美観を向上させる「技術」ではありません
カービューティープロ札幌ドーム前では、適切な機材と技術を用い、必要な研磨を的確に行うことで、塗装を傷めずに本質的な輝きを引き出すことを目指しています。

 

 撥水タイプを主にしたコーティングの場合は、上記の油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで塗装面の傷を隠蔽するケースが多く、光沢は一時的に良く見えますが定着が弱く(脱脂が完全に出来ない)紫外線に影響を受けコーティングが長持ちしません。

それを撥水させるメンテナンス剤で補うので、洗車の都度メンテナンス剤の使用を推奨される場合はこのタイプと言っても過言ではありません。

親水タイプなど多数の機能性を取りそろえたコーティング店をお勧めします。

 

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

研磨は様々な考え方がありますが、埋めるコンパウンドと埋めるコーティングをされる場合もありますので注意しましょう。もちろんお客様が希望されればですが、技術力とは違い考え方ですので‥

画像での研磨技術の見極め方

 

カービューティープロ札幌ドーム前では、油分やポリエステル樹脂を含むコンパウンドでの研磨は一切行っておりません。塗装本来の美しさを最大限に引き出すため、適切な技術と機材で本物の研磨を追求しております。

 

過去記事ですがBMW ホワイトの参考例です。

 

油分またはポリエステル樹脂に頼らない研磨を行うと塗装面は冷たい光沢になります。

当店のアドバンテージについて

当店では、カーメイキング札幌様が特別に調合した、市販されていない専用コンパウンド「G2」を使用しております。これにより、他店では真似できない独自の仕上がりと高品質な研磨が可能となっています。

また、当店はフランチャイズ加盟店ではございません。
そのため、自由度が高く最新の技術や資材を柔軟に取り入れております。

  • セラミックプロ9Hの認定施工店であり、
  • ヤナセカーケアシステム(YCCS)認定も取得しております。
    (いずれも認定資格の取得が必要です)

フランチャイズ加盟店のような足かせがないことで、変化の激しい自動車業界においてもスピーディーに対応可能です。店長の性格上、型にはまった枠組みに囚われることはありません。

さらに、カーメイキング札幌様は技術力のない方への販売は行わず、技術向上のための塾やスクール、修行コースも提供されています。北海道内のレベル向上に寄与する取り組みの一環です。興味のある方にはご紹介も可能ですので、お気軽にお声掛けください。

磨くという事について


 

 

ライトポリッシュ施工例