【人材】時間の考え方とスタッフについて

時間について

最近よくお客様から「ブログ頑張ってますね」と励ましのお言葉を頂き感謝しております。

シートクリーニングや緊急クリーニング、ヘッドライトのクリーニング等の短時間案件についてはあまり公開しておりません。

1日以上お預かりする件に関しては1~2月は確定申告などの為に更新が遅れてしまいますが極力アップするようにしております。

お客様への報告としてですが、記録を残すことで初心を忘れない事を大事にしているのです。

こう言った書き物は習慣が大事で、1日のスケジュールに必ず入れております。

これは時間に対するマネージメントを出来ているか否かが必要ですが、この様な習慣は業務にも必ず現れます。

もちろん千差万別の状況が多いので予定通りとはいきませんが、時間の主軸をマネージメント出来れば、意外と数分単位でのリカバリーが可能ではないかとも思えます。

ブログについて

施工記録として公開しておりますが、決して自己満足的なブログではなく、お客様への報告としております。理由としてカービューティープロ札幌ドーム前ではお客様への見学はお断りさせて頂いておりますが、お客様の知りたいポイントを伝える為、いわゆるユーザーフレンドリーを目指しているからです。

作業時間の考え方

カーディティール業では様々な個性を持った方が多いですが、中には「こだわり」と「意固地」を勘違いされている方が非常に多いです。

似て非なる言葉ですがこだわりは「良い仕事を行う方向性」を意味します。

良い仕事は単純なようで非常に複雑ですが最終的には「お客様満足度」では無いでしょうか?

例えば長時間シコシコと何らかの部材を美しくしようとします。

全く理論の無い場合は10時間掛かったと仮定しますが、それでもお客様が喜んでくれれば良しとしましょう。しかしこの10時間、工賃8,000円/hであれば喜ばれるでしょうか?

しかし技術を習得し15分で終えることが出来れば同じ結果でも2,000円で済みます。

これ、外装研磨にも言える事で、カービューティープロ、セラミックプロ正規ライセンス保持の場合は徹底的に理論を叩き込まれます。

卒業後すぐに開業できるのは基本が完全だからなのですが、もし理論が無ければ例えの10時間なのです。

人材について

某コーティング店より当店へ面接に来られた方の例を言うと、研磨の際は最低でも8時間磨くとありました。

当人はそれが当たり前であり最高なので「こだわり」と称しておりました。

しかし、詳しく聞いてみると‥

本人は理解しておりませんが、油分の多いコンパウンドで洗車傷を埋めているだけ

いわゆる弱い機材で時間を掛けて油分を塗り込む手法!

それはそれで一つの方法ではありケースバイケースですが、それだけでは技術ではありません。

勘違いされている場合が非常に多いのです。

研磨は様々な考え方がありますが、埋めるコンパウンドと埋めるコーティングをされる場合もありますので注意しましょう。もちろんお客様が希望されればですが、技術力とは違い考え方ですので‥

当店では時間の無駄と判断しましたので不採用。

本人は「こだわり」でもカービューティープロ 札幌ドーム前では低レベルと判断しました。

同じ仕事量なら1時間で終わらせます。

意味のない余計なこだわりは100害あって1利無しです。

コーティング業界の闇の部分

「時間を掛けて丁寧に」の裏を返せば、

理論が無いので時間がかかる。

それを丁寧と勘違いされてる。

意図的に時間工賃を稼ぐ。

事があります。

店長が一般のお客様だった時代、コーティング施工依頼したお店では「時間を掛けて丁寧に」と話されておりましたが、ある時間に店舗前を通たらキャッチボールをしているのを目撃しました。

昼休み?休憩中?

しかも数回。

施工日数は1週間以上?

業界へ入って全て判りました。

あとは長居するお客さんとのおしゃべりや、一人で行っている様なお店では公私混同が目立ちます。自身の通院時間も工賃なのでしょうか。

一人親方など一人で作業を行っている場合

誰も管理していないような職場の場合は「時間無制限や納得がいくまで」な事を言いたがりますが破綻している人を良く目にします。基本的に時間にだらしがないからです。

突然訪問してみて下さい、たぶん不在ですよ。家庭の事を行なったり私用を行ったり、通院まで作業時間でしょうか?

カーディテイリングの作業は実績、慣れと共に作業時間は短くなり仕上がりも良くなる傾向です。短くなるからこそプロテクションフィルム等お客様のお好みに合わせたメニューが導入できるわけで、1年、2年、数年経過して何も変化が無いのは、何も成長していない事とも考えられます。これは自分が人を育てているからわかる事であります。

詳しくはこちらもご覧ください。

https://wp.me/p9JpDT-ja1
https://pro-sapporo.com/blog/?p=73657

自称こだわり?

この場合のキーワードですが自称こだわり、こだわりはお客様や第3者が仕事ぶりを見て言ってくれるものであり、自分で言うものではありません。自分で言ってしまう人はこだわりと言うよりは意固地な人が多く、意固地の場合は自身では頑張っていてるようでも大して成長が出来ていないケースがあります。その場合は押し付け的な発言が目立ちます。

こだわりと意固地は別物です。

カービューティープロ札幌ドーム前の採用基準

車好き洗車好きだけではNG!

当店は車好きだけではダメです。車が好きは悪くはありませんが、コーティングはお車を守るものです。また研磨は傷んでいた塗装面をリフレッシュするために行うものであり長期的視点が必要ですので大切に考えられるかが必要です。

お店の施工者によっては短期でお車を乗り替える方、新車大好きな方、様々な施工者がいらっしゃいますが、この業界は大切に自分のお車を維持してきたかが求められます。

また、車好きな方は様々なうんちくが詳しいものです。実際に乗られているオーナーに薄っぺらいうんちくを語られても不快な思いをさせるだけと思いますので個人の嗜好は否定はしませんが、自身のお車を長年大切に扱ってきたか否か。それが求められます。 

経験所の場合の採用基準

当店の採用基準は経験者であればシングルアクションポリッシャーのみでトヨタ202ブラックを80%以上の下地処理を行える事が望まれます。

または、全くの未経験者です。

これは中途半端な経験はお店のレベルを下げてしまうからです。

次に該当する方はお断り

経験者の場合

美装と言う名称でディーラーや中古車販売店へコーティングでの出張業務へ携わった方。

美装と言う名称でディーラーや中古車販売店で従事されていた方。

経験者ではあるもののコストと時間の関係から低レベルな環境、低レベルな価値観、低レベルな技術が身についた方は矯正出来ません。

フランチャイズ施工店経験者

試される大地 北海道では東京および本部所在地が関東の場合の施工技術理論はあまり役に立ちません。また身に付いた技術は癖となり、こちらも上記と同様に矯正出来ません。

DIY洗車好きの方

DIYでこだわり、好きな事をお仕事にと考えられる場合の施工技術理論はあまり役に立ちません。

技術は日進月歩の為、数十年前の施工法を最新と信じている方も少なくありません。

また身に付いた技術はどのような物でも癖となり、こちらも上記と同様に矯正出来ません。

単なる車好き

※当店は車好きだけではダメ。お車を大切に考えられるかが必要です。

お車を大切に考えられると言うのは、人当たり(接客応対)にもその差が出ます。人の話を聞く、人の希望している事を理解する。こだわりと自分で言う場合は、その殆どが、ひとりよがりの考え方となり、一線を超すと単なる押し付けとなるからです。押し付けになってしまう人格の場合は、お客様に喜んでもらうと言う基本概念からズレてしまいがちであり、現時点以上の技術の吸収の妨げになると考えるからです。こだわりとは人に言ってもらうものです。

【コラム】接客及び人材について

私自身が自動車免許取り立ての頃、自動車関連業者様へ相談すると職人気質の方が多く、その対応はあまり良い物は言えませんでした。しかし技術力は良い傾向にあったので自信の表れと解釈しておりました‥ 詳しく下記リンクより

https://wp.me/p9JpDT-hfB

コーティングのお仕事を考えられている方にアドバイス

お仕事には貴賎の差はないと言いますが、それは全体を見れば確かにその通りです。

しかし、コーティング業界においては確実に差となり、将来を決定するべき事柄と思います。

コーティングのお仕事をやってみたい等

動機は様々ですが、どちらでお仕事をするのかで人生の方向が180度変わる可能性もあります。

例えばですがセラミックプロ9Hは札幌市に偽物が発生しております。

この偽物を取り扱う現場では、そもそも技術力が認められず、セラミックプロ9H施工店に加盟する事が出来ません。

認められないからこそ微妙なニュアンスを変えて偽物を取り扱う、またはインターネットで買った安価なコーティング剤に適当な名称を付けて偽物を販売するのですが、この様な安易な発想を行う場所で働くことは将来どのようになるか想像できますでしょうか?

人間は見て覚える生き物です。

つまり、技術力はあまりなく、誰からも認められない、いわゆる負け犬人生となってしまう可能性があります。

お気をつけて。

コーティング屋さんの現在所有されているお車は?

コーティングご依頼の際には、店主、店長及び従業員のお車を見せてもらって下さい。

例えば旧車をお乗りの場合、キレイに維持していると言う事は水分や錆に注意してるはずですし、保管場所の概念やセキュリティーもしっかりとした考え方があります。

しかし新車を良く乗り換えられている場合は、そのお車がどのようにしたら傷むのかが理解できません。

また車は好きではある物の、実際に所持をし、維持をして不満点、改善点を見出せなければ、ただの車好き。その場合は薄い知識だけが豊富な人が多く、目の前の事しか考えられなくなる視野の狭い施工者が量産されるのです。

買いもせず文句ばかり言われる方とか

業界歴20年以上「TANAKA」

平成3年式YJラングラーとハーレーを所持しております。ラングラーは自分が買ってから30年経過しました。この車は長渕剛の映画「オルゴール」で砂浜を走っていたシーンがあるのですが、そちらと同じ型式で、当時はホンダディーラーで販売されておりました。

inagaki

札幌へ戻ってからは好きなダイハツ・コペンを購入して休日はオープンで楽しんでおり、旧車に位置する車両ですがとても愛着がありましたが、実生活には厳しく2022年の大雪の際にFFでの雪国生活に疲れ、現在はRAV4アドベンチャーに乗り換えました。樹脂パーツのコーティングのメリット、デメリットは自身の車で実感しております。

PRO ohmiya

サーキットで酷使したスカイラインGT-R(R34)を現在でも大切に所持、この度プロテクションフィルム等の開発車両としてGRヤリスを導入、様々な実験的な事で使われております。

経歴は嘘をつきませんね。特に職人としては大事な部分です。

コーティングはお車を守るものです。また研磨は傷んでいた塗装面をリフレッシュするために行うものであり長期的視点が必要ですので大切に考えられるかが必要です。

更に長期的視点を追い求めると、お手入れのできない部分を自己満足からコーティングを行い、数年後黄ばみが発生しても「洗車のやり方が悪い!」と開き直るケースも耳にしますし、免許取り立ての10代でもあるまいし、洗車にお時間を掛ける事の出来ない方が多いと言う現実を無視した説明も多いと耳にします。

2022年現在の長期的な視点として

プロテクションフィルムを貼れる技術があるか否か?

これ、ヘッドライトを研磨していると分かるのですが、黄ばんだヘッドライトを研磨を行ってもハードコートが痛むとすぐに元に戻ります。なので現在ではリペアと言う技術が主流になりつつあります。痛んでしまうハードコートを撤去して表面を科学薬品で溶かして定着すると言う技術ですが、耐用年数は約2年と磨いて数か月で元に戻るよりは良くはなりました。

しかし、プロテクションフィルムが出現し、耐用年数が理論値で7年ほどまで伸びる事が実証されてきました。紫外線の影響を避けている事が大きいです。

コーティング材にも対UV対応製の物もありますがプロテクションフィルムにはかないません。

※うその宣伝も多いので、対象コーティングの名前 紫外線で検索してみて下さい、YouTubeなどで実証ページがあります。

つまり、2022年現在においてプロテクションフィルムまで施工できる技術を有する事は、コーティングの原点である長期的な視点を持っていると言っても過言ではありません。