コーティング・研磨作業について 

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まずはボディーチェックを行い状態の確認します。

下地が出ていないこの程度のキズであれば数ミクロンの研磨でしっかりと目立たなくなり、塗装面を平滑化する事で新車以上の輝きとなります。

下地処理 洗浄について

優しく洗浄を行い、クレンジング処理によって汚れ・鉄粉等を除去します。

 

厳冬期のコーティング作業では、塗装面の温度管理が非常に重要です。
塗装面が低温のまま施工を行うと、コーティング剤の定着不良や硬化不足を招き、性能や耐久性に悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、施工前には塗装面の温度を適切に上げる必要があります。
しかし、冷水での洗車は塗装面を急激に冷やしてしまうため、コーティング施工業者としては推奨できません。

理想的には、適温の温水や温風などを利用して洗車・下地処理を行い、塗装面の温度を安定させた状態でコーティングを施工することが望ましいです。

こうした温度管理を徹底することで、コーティング剤の性能を最大限に発揮させ、長期間にわたり美しい塗装面を保護することが可能となります。

洗車及び洗浄ではパネル温度を上げる事と、汚れを落としやすくするため温水の使用は当たり前、また、むやみやたらにトラップ粘土を使用されると塗装面へ傷が入ります。

その傷をディーラーさんの責任に転換されるケースも多いので、必要以外では過度な除去方法は行いません。

洗車時の道具選びについての注意点

洗車の際に使用する道具は、塗装面の状態を維持する上で非常に重要です。
洗車グローブやムートンは、その柔らかさから傷がつきにくいと思われがちですが、実は細かな汚れや砂粒が絡むと塗装に微細なキズを付ける原因となる可能性があります。

そのため、これらの道具の使用は慎重に行うか、なるべく避けることをおすすめします。

また、マイクロファイバータオルは、きれいに洗い上げた塗装面の水分を拭き取るためのものであり、シャンプー洗車の際に使用するものではありません。

シャンプー洗車の際は、適切な洗車スポンジや洗車用グローブを用い、丁寧に汚れを落とすことが大切です。

適正な道具を使い分けることで、デリケートな塗装面を守り、美しい状態を長く維持することが可能になります。
こうした基本的なケアの徹底が、塗装面の健康を保つ第一歩となりますので、ぜひご注意いただければ幸いです。

洗浄について

洗車グローブ・ムートン・マイクロファイバータオルでの洗浄はお控えください。



ディティール洗浄について

コーティング下地処理で必須と言える細かい部分の洗浄です。

ライトコース(無料)

新車・経年車

基本的には外装のみ

PROコース(有料)

8,000円~承ります。

※気になる部分をご相談下さい。


下地処理研磨について

経年車では、塗装面に蓄積した洗車傷や酸化、汚れを除去し美観を回復するための研磨が必須となります。
しかし、研磨は塗装面を物理的に削る行為であるため、塗装の厚みや状態を正確に把握することが非常に重要です。

塗装は有限の資産であり、過度な研磨は塗装の劣化や寿命の短縮を招く恐れがあります。
そのため、研磨前には専用の計測機器や目視検査により塗装の厚みや劣化度合いを確認し、最適な研磨方法と番手を選定することが必須です。

このような適切な判断を行うことで、塗装面を守りつつ、最大限の美観回復を実現します。

膜厚測定

参考まで
ボンネットの塗装の厚さです。
約96µm アルミです。

右側は95μm

塗装の厚さがバラバラに見えますが、これ誤差です。

通常10μ前後のは当たりまえなのでご心配なく。

非常に大切なマスキング処理

弱い部分を保護するためにマスキングテープ等を使い養生を行いますが、その際の注意点ポイントです。

 

マスキングは単なる作業工程の一つではなく、きちんとした仕事をするための「心意気」であり、お客様への「おもてなしの心」を表すものです。

もしマスキングが雑で汚れている場合、それは作業に対する配慮や丁寧さが欠けている証拠であり、結果として仕上がりにも悪影響を及ぼします。

逆に、丁寧で美しいマスキングは作業品質の高さを示し、お客様に安心感と満足感を提供します。
良い仕事は、こうした細部への気配りから生まれるのです。

ヘッドライトを確実に保護しているか!

ヘッドライトリペアで感じること

ヘッドライトリペアを行う中で特に感じるのは、過去に他店で研磨された車ほどヘッドライトの痛みが顕著に見られるという点です。

多くの場合、コーティング施工時にマスキングを行わず、バフがヘッドライトに直接接触してしまったことが原因です。
これにより、ヘッドライトの表面を保護するハードコートがダメージを受け、数年経過すると不自然で激しい劣化や曇りが発生します。

ヘッドライトに不具合や異変を感じた際は、過去のメンテナンスや施工歴を振り返ることも重要です。
適切な施工と丁寧なマスキングが、ヘッドライトの長寿命化に欠かせません。

 

コーティング施工の際はワイパー部分の保護をしているか、していないかの確認が重要です。

 

 

ワイパー部分は確実に守るのは常識! その場合は新聞紙の使用はNG。それは紙のエッジの部分で塗装面へ傷の入りを懸念するからです。腕の良い板金修理工場職人さんは必ずこの方法を取ります。

コストの関係で新聞紙でワイパー部分を使うケースもありますが、新聞紙の様な紙はエッジ部分で塗装面に傷が入る可能性があります。大切な資産であるお車を守るのは過剰過ぎて何一つ悪い事はありません。

 

ちなみに、塗装屋さんで安価な場所は新聞紙、高価な場所はマスカー等の塗装面を攻撃しない素材を使います。

マスキングの必要性

マスキング処理の重要性について

カービューティープロ札幌ドーム前では、マスキング処理を非常に重要な工程と位置づけています。
時折、ヨレヨレで雑なマスキングの画像を見かけますが…正気でしょうか(笑)?

こうした雑な処理は仕上がりに直結し、お客様への信頼にも関わります。
特に清田区や「自称経験者」「自社認定」といった言葉に惑わされず、しっかりとした技術と心意気を持った業者を選ぶことが大切です。

丁寧なマスキングは良い仕事の第一歩。
お客様に安心と満足を届けるため、私たちはこれからも妥協しません。

余計な外光は塗装面をボカシてしまう為シャットアウト

力率の高い光源はクオリティーの高い研磨には絶対に必要です。

研磨を行う際は、だれが見ても判るように特殊照明は必須です。

力率の高い光源はクオリティーの高い研磨には絶対に必要です。

※サンプルはBMW320ツーリングです。

蛍光灯下では特に問題が無いように見えます。

※蛍光灯下で磨かれると下記が仕上がり状態と言っても過言ではありません。

特殊照明点灯

蛍光灯下

特に問題が無いように見えます。

※蛍光灯下で磨かれると下記が仕上がり状態と言っても過言ではありません。

特殊照明点灯


 

 

 

いかがでしょうか?しっかり状態が見えますね。

見えない物はどんなに腕が良くてもしっかりと磨けません。それぐらい力率の強い特殊照明は大切なのです。

 

単純に照明があるではNG!

 

流行りのLEDも美しく見せる光源ですので、無いよりはマシといった程度

 

また、ホームセンターで販売されているスポットライトや工事現場用とは目的用途が違います。

 

また、しっかり見えない事から半信半疑の研磨、その為、無駄な過研磨を招く事もあります。

 

蛍光灯下では問題なく見える=この様な環境であればクオリティーの高い仕事は難しいと思います。

 

蛍光灯下で磨かれる暴挙もよく目にしますが、蛍光灯下はこの様には見えなく、研磨を行ってもこれからお見せする仕上がりは難しいのです。

照明について

傷をスポットライトで撮影し、アフター撮影でスポットライトを消してしまうケースもありますので注意が必要です。

蛍光灯での見え方、磨くと言う事について

削ると言わる事の真実

また、しっかり見えない事から半信半疑の研磨、その為、無駄な過研磨を招く事もあります。

塗装面は削る事と言い特殊照明も無いと言うのは、そもそもナンセンスなのです。

非常に大事な【画像での研磨技術の見極め方】


たまに下記のように表現する業者さんもいますので注意して下さい。

もの凄い傷です。

軽研磨できれいになりました。

お判りでしょうか?

画像を入れ替えてコメント変えただけです。

ポイントとしては照明です。

ポイント

画像撮影の際に蛍光灯で撮影されている画像はコーティング・研磨において重要な特殊照明が無いか状態の隠蔽です。

蛍光灯下だけでの撮影はきれいに写ります。

照明

蛍光灯

画像での研磨技術の見極め方

ビフォー&アフター

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コーティング作業

北海道でコーティング依頼される時の最重要ポイント

【注意】コーティング施工時は作業ブース内温度は16度以上、またはパネル温度は24度前後を保つことは北海道で必須です。

詳しくはこちら

コーティング施工時の塗装面温度の重要性

コーティングを施工する際、塗装面の温度を適切に高めることが非常に重要です。
塗装面が低温のまま施工すると、コーティング剤の硬化や定着が不十分となり、性能や耐久性に悪影響を及ぼします。

そのため、シャッターを開けっぱなしにしたり、ビニールカーテンで囲むだけの環境、また出張施工のような管理が難しい環境でのガラスコーティングは、施工した「だけ」の状態に過ぎず、定着を十分に考慮していないと言っても過言ではありません。

しっかりと温度管理を行い、最適な環境下で施工することが、コーティングの効果を最大限に引き出し、長持ちさせるために不可欠です。

店長

コーティングトップコートにWAXを使うリスクについて

コーティングのトップコートにWAXを使用するケースがありますが、これは施工時の温度管理が不十分で、コーティング剤が十分に硬化・定着しない初期不良を隠すために行われることが多いです。

WAXは一時的にツヤや撥水性を補いますが、根本的なコーティング性能の向上にはつながりません。
適切な施工温度と環境管理で正しい硬化を促すことが、コーティングの耐久性や美観を長く保つためには欠かせません。

真冬の施工時 作業場の天井の温度 27℃

ボンネット 約25℃

この様にコーティング施工する際は作業時の温度湿度はもちろん、施工車両のパネル温度も大切ですので、施工順番エージング時間が夏とは違う手法を用いる事が必要です。

高い場所であるルーフは当然 温度は高めの傾向

いっぽう下部は温度が低めです。

いかがです?

どの順番で作業を行うか一目瞭然化ですね。

厳冬期におけるガラスコーティングの考え方はこちらをご覧下さい。

施工スペースの温度は何でも上げればよいと言うものではありません。湿度も重要なファクターです。

ジェットヒーター使用時の注意点

工場などでよく見かけるジェットヒーターは、塗装面の温度を上げるという点では効果的です。
しかし燃焼時に周囲の湿度を上げてしまうというデメリットがあります。

ガラスコーティング施工において湿度の高い環境は大敵であり、湿度が高い状態での施工は初期硬化を不安定にします。
その結果、数週間以内にコーティング表面にシミ状ではなく「スケール(ミネラル分)」が固着し、短期間でのメンテナンスが必要になるケースが多発します。

そのため、施工環境の湿度管理には十分注意し、適切な温度かつ乾燥した環境下での施工を心がけることが重要です。

しかしこの温度では乾燥はするもののコーティングの硬化と言う点では物足りなく、また低温加熱は初期の雨ジミの原因になりますので焼付処理が必要です。

詳しくは当店のこだわりもご覧ください。


【コーティング施工時の注意点】素手で作業を行っていないか?

施工後、数年後のイメージ

コーティング剤の正しい塗布について

コーティング剤は「ただ塗れば良い」というものではありません。
適正な量を均等かつ平滑に塗布し、余剰成分をしっかりと拭き取ることが施工の基本です。

よく聞く「たっぷり塗布」という表現がありますが、そのまま大量に塗布するとムラができやすく、施工に余計な時間がかかります。
さらに、余分な拭き取り時間はヘアラインスクラッチ(細かい傷)の原因になることもあります。

※例外的にポリシラザン系のコーティング剤は別の取り扱いが必要ですが、基本的な考え方は同様です。



理想的な施工は、適量をスムーズに塗り広げ、均一な膜を作ることにあります。
このポイントを守ることで、美しい仕上がりと長期的な効果が期待できます。


理想的な施工状況

※このような画像で塗筋が乱雑に見える場合は、いわゆる塗ればよい的な感覚!均一さに欠けますので耐久性はあまり芳しくはありません。

一般的な多層コートについて

ベースコートにガラスコーティング、トップコートにシリコン系やポリマー系(中にはWAXと信じられない施工法)を使用されているものがほとんどです。これはガラスコーティングの弱い部分を補うためとしての工夫ですが、単純に2層と言っても何を使われているかで判断された方が良いと思います。

 

硬化するか硬化しないか?見分け方は容器です。

コーティング剤について

「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。詳しくは下記をご覧ください。

コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。

「オリジナル」コーティング剤にご注意を

近年、Amazonなどの通信販売で「オリジナル」と称して一般向けに販売されているコーティング剤が、あたかも業務用であるかのように偽って施工されているケースが散見されます。

こうした商品は、実際の品質や性能が業務用製品とは異なることが多く、期待する効果が得られないばかりか、施工後のトラブルにつながる恐れもあります。

コーティングを依頼する際は、必ず製品名や販売元を事前にインターネットで検索し、信頼できる製品かどうかを確認することを強くおすすめします。

札幌市ではセラミックプロ9Hの偽物が確認されております。

経歴詐称を行う人間が当店の模倣を行い非常に迷惑をしております。

中古車業者及びキャンピングカー販売業者様等が世の中に存在しないコーティング詐欺(ネットで買える安価なコーティングにセラミック等の名称)にあっている可能性高いですので、施工依頼される場合は注意が必要です。

オリジナルコーティング・自社認定・マイスター・この様な文言はよく見ると気が付かれると思いますが、自分で言っているだけです。つまり第3者による認定も無ければ技術及び液剤の裏付けけもありません。

コーティングの施工にあたり環境も大事です。

店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外、低温下でのガラスコーティング全て論外です。


【コーティングの施工環境】下回り防錆塗装はコーティング施工環境ではNG

北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。

室温の管理を適正に行えば焼付処理を必要としませんが、寒い北海道の昨今、熱を入れて悪いことは何一つありません。また厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。

 

※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?

※よそ様の画像を盗用する悪徳業者が札幌市清田区に確認されます。技術力もなく嘘が多いので注意が必要です。

滅菌クリーニングの嘘を暴く

カービューティープロ純正コーティングは湿度によって硬化しますので、室温と湿度をの管理を適正に行えば焼付処理を必要としませんが、寒い北海道では熱を入れて悪いことは何一つありません。

また厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。

 

 

行わない理由ではなく行う理由を考えます。

塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。」北海道でのコーティング作業では、この処理方法を行っているか否かが施工店選びの目安です。

【施工環境】コーティングは、最新式のカーボンヒーターを用いた焼き付け処理によって施工いたします。

 

コーティングは寒くても出来ます。

照明が無くても磨けます。

ヒーターが無くても出来ます。

 

しかし、定着や硬化、仕上がりを考えると全ての作業には必然性があるのです。

 

そこが簡易施工店なのか専門的ショップショップなのかの目安になります。

専門と言われていても、この機材が無い場合もあります。

一定のエージングを行い出庫します。

コーティングは塗っておしまいではありません。

熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。

屋外でのエイジングはありえません。

この様な手順であなたの愛車を施工致します。

更に詳しくは下記をご覧下さい。

コーティング施工で大事な事

お客様へのお願い