作業手順

  ポリッシュレベル詳細 
 ALL
プロの技は、ボディ状態のチェックから始まります。
塗装面の状態により使用するケミカル、磨きの工程などを決めていきます。
 ALL
まずは足回りの洗浄から始まり、ボディ、そして細部に至るまでキレイに洗い上げます。
ALL
or
OPTION

ドア内、トランク回り、給油口、ナンバー、突起物周り等
 ALL
手洗い洗車で泥や砂、軽度な水垢を丁寧におとします
  ALL
塗装面の汚染物質の除去。塗装面のザラつきの原因である鉄粉、塗装ミストを除去(全コース)
  ALL 
コンパウンドの粉をすき間に入れないようにする為、また薄いエッジや樹脂部分をマスキングテープで保護
  SP・HP・MP
ここが腕の見せ所。塗装面をいかに平滑化することができるかで最終的な仕上がりが変わるからです。塗装面の傷やウォータースポットの除去
  SP・HP・MP・LP
塗装本来の光沢をハッキリと復元(コースによります)
  ALL
コーティングのために塗装面を平滑に整える
  ALL
機械で磨けない部分を丁寧に手磨き
  ALL
コーティング剤の定着を向上させるために、油分を完全に除去する

またコーティングの定着率を上げるためパネル温度を上げる
  ALL
ポリッシャーを使ってコーティング剤を塗装面全体に均一に塗布
  ALL 
機械で処理できない部分は手塗りで丁寧に塗布
  ALL
充分な乾燥をさせコーティング剤の定着を確認後丁寧に拭きとる
 コーティング剤による
最新式カーボンヒーターを使い強制的に熱を加え、短時間でガラス被膜へと転化させます。
 コーティング剤によるエージング (熟成時間)
エアコンにて30度 12時間 温度管理します。
  ALL
汚れていたタイヤに輝きを与え、足元を引き締めます
  ALL
ガラスや灰皿等細部もキレイに清掃
  ALL 
細部確認を行いPROステッカーを貼って完了
これらの何段階にもわたる作業工程を経て、クルマは本来の輝きを取り戻し長期間にわたって美しさを維持することが可能になります。  

経年車用下地処理(研磨)各コース
 注意※基本的に部品の脱着は行いません。可能な限り磨きます。
※エンブレムを外して磨く事を希望される場合は別途お見積が必要です。(部品代・脱着・洗浄) 
Easy○研磨1工程(研磨量 約0.5μm) 状態の良いお車。コストを考えられる方。
※深めに入った洗車キズは残ってしまいますが、軽度であれば目立たなくすることが出来ますのでツヤのみ重視の研磨となります。
※よく使われる名称 鏡面研磨
ライトポリッシュ○研磨 2工程(研磨量約1μm~2μm)
〇目安 登録3年以内
○コンディションの良いお車や価格を重視されるお客様
※深めに入った洗車キズは残ってしまいますが、軽度であれば目立たなくすることが出来ますのでツヤのみ重視の研磨となります。
※よく使われる名称 復元鏡面研磨
ミドルポリッシュ○研磨 3工程(研磨量 約3μm~5μm)これが基本研磨とお考え下さい。
〇目安 登録5年以内
○塗装面を平滑化し経年車であれば新車以上の美しさに‥

※出来る限り傷を取り除き、塗装面を平滑に整えて光沢復元させる事によって、新車以上の美しさを演出します。
ハードポリッシュ内覧会、ショーレベル磨き (参考 ブログ イベント施工をご覧下さい)
〇状態の悪いお車
〇目安 登録5年以上
○更なる美しさを追及します。
※安価な板金塗装を行っている場合は研磨作業で仕上がりが困難になりますので追加料金が発生する場合もあります。(膜厚計で全てわかりますので自己申告をお願いします。価格内で最高の仕事を行います。)
 スペシャルポリッシュ○究極の美しさを追求します。(お任せコース)
塗装の状態、厚さ、使用状況によってはお勧めし無い場合がございます。

研磨工程1~3回と目安を書いておりますが決してその通りではございません。それはお車によって状態に差があるため2工程のライトポリッシュでも4回程度の研磨(粗→中→仕上→仕上)をする場合もあります。ミドルポリッシュも場合によっては5回ほど研磨する場合もあります。



店長

よく使われる名称で「鏡面研磨】がありますが2回程度で研磨を行っても鏡面にはなりません。そのような表現をされる場合は無理やり磨いてますのでオーロラ、バフ傷が多いです。もっとも2回程度で鏡面と言うのもおこがましいですが‥

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

判りやすくするために目安を書いておりますが当店のライトポリッシュでは平均的なお店のミドルポリッシュ以上になります。

その根拠として、しっかりした照明設備(力率のある照明)で塗装面を把握するからです。

蛍光灯のみや屋外での研磨、外光が差し込む環境とは研磨のレベル、仕上がりは段違いと自負致します。

ディティール洗浄

カービューティープロ札幌ドーム前の特色としては、コーティング作業の際、他社ではあまり行わないディテール洗浄に力を入れている点です。
ディテール=細かい部分の洗浄です。

具体的に言いますとエンブレムやすき間の水垢です。

研磨 具体例をご覧ください。HP(ハードポリッシュの1回目の研磨)

トヨタ202ブラック ハードポリッシュの1工程目 若干、オーロラが残っておりますが、この後の仕上げ研磨でスッキリさせます。



プリウス 202ブラックとランドクルーザーの仕上がり

店長

2025年 現在では上記の研磨法は行う事は少なくなってきましたが、近年の高トルクタイプのポリッシャーしか経験が無い場合(あまり経験がなくとも程々仕上がる 2016年開業者が多い)は、肌目の違いを理解されない場合が多いので、上記の研磨が出来るか否かがポイントとなります。

202ブラックは小型から大型までのカラーとして使われており大変デリケートです。その中でもプリウス等のエコカーはランドクルーザーに比べ柔らかく感じます。つまり傷が入りやすいと言う事です。

違いのわかりにくいシルバーでも「ミドルポリッシュ」でこんなに変わります。

サンプル車両はホンダ・ライフです。軽自動車はコストの問題で塗装は薄く、この時代のライフはあまり状態がよろしくありませんので、あえて見本とさせて頂きました。ボンネットは新車以上の輝きになってます。


下地処理の考え方について

【下地処理】ディテール洗浄について

関連記事

トラップネンドはむやみやたらに使ってはいけません。何故かと言うと塗装面にキズが入るからです。

お車の洗浄について

お車の洗車にはさまざまな方法がありますが、カービューティープロ札幌ドーム前では、塗装面をできるだけ傷めないことを最優先に考えています。

特に近年の車両にはデリケートな塗装が施されているため、単に汚れを落とすだけではなく、塗装面の保護とコンディション維持を重視したアプローチが必要です。

当店では、
・高圧洗浄機によるプレウォッシュ(事前の砂・ホコリ除去)
・専用の中性シャンプーを使用した優しい手洗い
・塗装面に極力摩擦を与えない洗浄工程

これらを基本とし、大切なお車にとって最適な洗浄方法を選択しています。

洗車グローブ・ムートン・マイクロファイバータオルでの洗浄はお控えください。

【非常に大切】マスキングの品質が施工の質を決める

マスキングは単なる作業工程のひとつではなく、コーティングの品質を左右する極めて重要なプロセスです。手間と時間を惜しんでマスキングを省く業者が増えていますが、それでは施工後のクオリティは担保できません。

当店の施工例を真似る業者も多く見受けられますが、マスキングの要点を理解せず、雑な貼り方や汚れた貼り方をしているケースが散見されます。これは単なる模倣に過ぎず、技術の本質を理解していない証拠です。

また、撮影時に簡素すぎるマスキングやヘッドライト周辺の処理を軽視する例も多くありますが(軽視した結果 白濁・黄変を招く)、こうした甘い施工は顧客に誤った印象を与え、トラブルの原因となります。細部まで徹底したマスキングこそが、仕上がりの均一性と耐久性に直結します。

プロとして施工品質を守るためにも、マスキングの丁寧な施工とその重要性の理解を再認識し、手順を省略せずに徹底してください。


コンパウンドについて

ライトポリッシュとはいえ侮るなかれ!

最近、「軽研磨」という言葉をよく耳にしますが、お客様からすると「どこも同じようなサービスなのでは?」と感じられることもあるかと思います。

当店では、経年車に対して「ライトポリッシュ」という研磨コースをご用意しております。直訳すると「軽研磨」と似た意味合いですが、実際には以下のような違いがあります。


https://wp.me/p9JpDT-iiW
さらに知りたい場合は下記から詳しく記載しておりますので、コーティング施工の指針としてご活用いただければと思います。


傷を埋める、または目立たなくするガラスコーティング?

「削る」と表現されることの真実

「磨く」とは、すなわち塗装を“削る”ことです。これは事実です。
しかし、「削ったからこうなった」「仕方がなかった」といった言い訳として使うのであれば、それは技術ではなく、ただの都合のいい言葉になってしまいます。

本来、磨き=研磨は塗装の状態を見極めた上で最小限にとどめ、最大限の効果を引き出す技術であるべきです。
削る行為を“言い訳”に使うのではなく、“仕上がりの質”で証明することこそが、プロの磨きです。

塗膜計測のための膜厚計 本当と嘘

研磨を行う際には塗装の状態を把握するため、膜厚計で塗装状況を把握し適正な機械と液剤を選定、有限の塗装面を磨きすぎる事(過研磨)の無いようにしています。

画像で見る研磨技術の見極め方


施工前の傷をスポットライトで撮影し、施工後はスポットライトを消して「キレイに見せる」写真を掲載しているケースがあります。
しかし、これは実際の仕上がりをごまかしている可能性もあるため、注意が必要です。

スポットライトは、塗装面の微細な傷や仕上がりのムラを確認するための重要な光源です。
ビフォー・アフターで同じ光源・角度で撮影されていない場合は、正確な比較ができないと考えた方が良いでしょう。

本当に仕上がりに自信のある施工店は、「見せ方」ではなく「仕上がり」で証明します。

コーティング屋さんと磨き屋さん、違いと見分け方

カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い