【施工環境】コーティングは、最新式のカーボンヒーターを用いた焼き付け処理によって施工いたします。

北海道のような寒く乾燥した地域では、ガラスコーティングやセラミックコーティングは温度や湿度の管理が特に重要。

当店では最新のカーボンヒーターを使い、熱を加える「焼き付け処理」を必ず行っています。これにより、寒い環境でもしっかりとコーティングが硬化し、耐久性や美しさが長持ちします。

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北海道の冬でもコーティングはできるが「熱処理」が必須!


寒冷地での施工の問題点
低温・高湿度の環境では、コーティングの硬化が不十分になりやすい。
常温で3週間硬化する製品も氷点下では硬化しないリスクがある。

カーボンヒーターによる焼き付け処理の重要性
最新式のカーボンヒーターを使い、被膜の内部まで熱を浸透させ均一に硬化させる。
これが北海道の寒さでも確実に硬化を促進し、耐久性と性能を維持するために必須。

多くの施工店の問題点
①熱処理を軽視し、「雨に当たらなければOK」とだけ考えている
②脱脂と研磨の矛盾(油分が残ったまま施工)
③温度・湿度管理を怠っている
④本来の硬化を無視した安易な施工方法が横行

コーティング剤の質と施工設備の差
製品自体は「熱処理不要」と謳っている場合もあるが、実際の施工品質を考えると熱処理は必要不可欠。
そのため設備や技術の違いで施工店の技術レベルが二極化している。

コーティング施工時の温度・湿度管理
適切な施工環境(室温20度前後、湿度70%以下)が求められ、特に北海道ではこれを満たすために設備投資が必要。

カーボンヒーターの特徴
遠赤外線ヒーターと異なり、光線が被膜の内部まで浸透し熱を均一に加える。
動力電源が必要で、適切な熱量と時間で焼き付けを行うことが硬度・艶・耐久性に直結。

焼付処理の効果

被膜の硬度アップ

光沢の向上

施工時間短縮、納車までの期間短縮

初期不良のリスク軽減



北海道の冬、コーティングはできるの?

結論から言えば、施工自体は可能です。

しかし、問題は「コーティングがしっかり定着するかどうか」。

特にガラスコーティングセラミックコーティングは、化学反応によって硬化する性質があるため、温度と湿度の管理が非常に重要なのです。


カーボンヒーターによる加熱処理は必須

私たちは、北海道のように気温が低く乾燥しやすい地域では、カーボンヒーターによる焼き付け処理が必須であると考えています。

ところが実際には、ほとんどの施工店が熱処理に無頓着で、「雨に当たらなければOK」といった基準でしか判断していないのが実情です。

これは非常に危険な考え方であり、コーティング本来の性能が発揮されない可能性が高いです。

▶ 詳しくはこちら:
【冬期間および低温下で施工する際の注意事項】


特殊カーボンヒーターとは

形状や機能の違いはあるが、シンプルがベスト
高性能タイプは形状が変わったりタイマーが付いたりしていますが、作業者の利便性を考えた塗装業者向け。実際にはシンプルなものが扱いやすく、性能も十分です。

水性塗料の硬化に最適なヒーター
今後主流となる水性塗料の硬化には、この特殊カーボンヒーターが最も適していると言われています。

すべての波長の赤外線をカバー
従来の中波型や短波型の赤外線ヒーターは特定の波長の光線だけを出しますが、特殊カーボンヒーターは幅広い波長の赤外線を出すため、被膜の表面だけでなく内部まで熱が浸透します。

均一な加熱でムラのない硬化が可能
熱が内部までしっかり届くため、塗膜全体が均一に硬化し、ムラがなく仕上がります。

光線の浸透が目的
ただ単に温めるのではなく、赤外線の光線を塗膜に浸透させることが重要です。

コーティング施工に必須のアイテム
コーティング施工店では、特殊カーボンヒーターが欠かせません。

遠赤外線ヒーター(中波型・短波型)は不十分
目的別に使われる遠赤外線ヒーターだけでは硬化が不十分。また、単相100V~200Vの電源では熱量が足りず、動力電源(3相電源など)が必要です。

PRO ohmiya

特殊カーボンヒーターの特徴として、

表面が熱くなるのではなく、赤外線の光線が塗膜や対象物の内部まで浸透して温める
これによって、被膜の裏側からじんわり暖かくなり、ムラなく均一に硬化できるわけですね。

その効果は、寒い日に肩に当てると血行が良くなって肩こりが和らぐほどである(実体験!)というのも面白いポイントです。ただし、やりすぎると火傷のリスクもあるので注意が必要です。



「研磨すれば定着する」という誤解

また、「磨き(研磨)を入れることで定着力が上がる」と説明されることがあります。

これはおそらく**塗装業界での“足付け”**を指しているのだと思われます。

しかし、本来の足付けはある程度粗い研磨処理であり、施工店で行われるような“ツルツルピカピカ”の磨きでは、逆に定着しにくくなるのです。


矛盾だらけの現場:脱脂と油性コンパウンドの話

コーティングの定着において非常に重要なのが、**油分の徹底除去(脱脂)**です。

ところが、施工現場では油性コンパウンドを使いながら、
「脱脂はしっかりやってます」と言う矛盾したケースが少なくありません。

これでは意味がないのです。



店長

コーティングってよく『撥水するもの』と思われがちなんですが、実はそうとは限らないんです。撥水しないコーティングもあるんですよ。

それに、油分が多いコンパウンドを使って表面がツルツルに見える状態や、きちんと脱脂できていない状態、コーティングがちゃんと定着していない場合を隠すために、わざと撥水させていることもよくあります。

ですので、撥水の有無だけでコーティングの良し悪しを判断するのは難しいんです。


理論に基づいた施工こそがコーティングの寿命を左右する

コーティングは「塗るだけ」では意味がありません。

素材に対する理解、環境への配慮、そして理論的な施工工程があってこそ、
本来の性能を発揮し、愛車を長く美しく守ることができます。

北海道のような厳しい環境だからこそ、本物の知識と設備を持った施工店の選択が重要なのです。

良くある答弁

相談者

ガラスコーティングはメッキに塗れますか?

一般のコーティング屋さん

塗れますよ。

カービューティープロ札幌ドーム前店長

あらら、コーティングを塗れる事と定着する事は別問題です。

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

ガラスコーティングは通常メッキには定着しません。一部定着する素材もありますが、その素材の意味を理解できていない場合が多いので、塗れる事と定着は別と考えて下さい。


コーティング硬化反応の化学的メカニズム

当店で使用するガラス系・セラミック系コーティングは、主にシリコーン系ポリマー(シラザン、シロキサン結合)をベースとしています。施工時に液体状のポリマーが塗布され、以下の反応を経て硬化膜を形成します。

  • 加水分解反応
    シリル基(Si-OR)に含まれるアルコキシ基が水分と反応し、ヒドロキシル基(Si-OH)へ変換されます。 Si-OR+H2O→Si-OH+ROH\text{Si-OR} + H_2O \rightarrow \text{Si-OH} + ROHSi-OR+H2​O→Si-OH+ROH
  • 縮合重合反応
    生成したヒドロキシル基同士が脱水縮合を起こし、強固なシロキサン結合(Si-O-Si)を形成します。 Si-OH+Si-OH→Si-O-Si+H2O\text{Si-OH} + \text{Si-OH} \rightarrow \text{Si-O-Si} + H_2OSi-OH+Si-OH→Si-O-Si+H2​O

この架橋反応が進むことで、透明かつ硬度の高いガラス状の膜が形成されます。

2. 施工温度と硬化速度の関係

硬化反応は温度の影響を強く受け、アレニウスの法則に従い温度が10℃上がるごとに反応速度は約2倍になります。
北海道の冬季平均温度(-10℃~0℃)では自然硬化が著しく遅延するため、施工後に40~60℃の焼き付け加熱を30分~1時間行うことで、架橋反応を加速させています。

加熱硬化時のエネルギー供給により、ポリマーの重合度が向上し、膜厚は約2~5μmで均一な被膜が得られます。

3. 湿度管理の定量的指標

湿度が60~70%の範囲内が理想的で、水分の過不足による不均一硬化やピンホール発生を防ぎます。
湿度70%超過時は過剰な加水分解で未架橋のヒドロキシル基が残留し、耐久性低下や白化の原因となります。
湿度30%以下では静電気により塵埃の付着率が上昇し、膜表面の均一性が損なわれます。

4. 下地処理における表面エネルギー調整

塗装面の表面エネルギーは30~40 mJ/m²程度に維持することで、コーティング剤の濡れ性が向上し、密着力が高まります。
油脂やシリコンワックスの除去は、界面活性剤とIPA(イソプロピルアルコール)による脱脂処理を複合的に実施。

また、微細研磨により塗装面のRa(平均粗さ)を0.05~0.1μmに整えることで、コーティング膜の機械的結合性を強化しています。

❄ 北海道の厳冬期での硬化問題

北海道のような低温・高湿度環境では、自然硬化に頼るだけでは

  • 硬化不良(十分な被膜形成がされない)
  • 施工後の性能劣化(撥水や防汚効果が持続しない)

といった問題が発生するリスクが非常に高くなります。

それにもかかわらず、遠赤外線乾燥機などの設備が無い店舗で「沖縄でも北海道でも同じ方法で施工できます」と謳っているのは本末転倒であり、施工品質に疑問が残ります。


☀ 焼付処理の重要性

しっかりとしたコーティング施工店では、

  • 焼付処理で完全硬化を促進
  • メーカー推奨の環境管理(温度・湿度)を厳守
  • 温度管理されたブース完備

など、設備面でも信頼性の高い施工を行っているのが常識とされています。

相談者

コーティングの際に焼付処理が必要と聞きましたが‥

一般のコーティング屋さん

当店のコーティングは硬化型の為、焼付処理は必要ありません。

相談者

外は氷点下だし、作業場も寒くて防寒着を着てますが、それでも必要はないのですか?

一般のコーティング屋さん

はい、どのような温度でも硬化するから硬化型ですので必要ありません。安心して下さい。

カービューティープロ札幌ドーム前 店長

よくあるお話ですね。しかしその様な都合の良いコーティング剤は本当にあるのでしょうか?

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

自分の経験では、かなりこの考え方に凝り固まった人が多いですよ。

YCCS認定「 inagaki」

硬化型でも常温で施工して初めて硬化しますし、その後の乾燥時間が何度で何時間なのかが大切なことです。塗ればコーティングではありません。

詳しくは下記URLをご覧ください。




自分の尊敬する東京のアクティブガレージ様の考え方

しっかりした施工店は当然のようにお話されております。

コーティングの2極化


本当にセラミックコーティング?

セラミックプロ9Hの登場をきっかけに、近年ではさまざまなメーカーからセラミックコーティング製品が発売されるようになっています。

しかしながら、導入のハードルを下げるため、設備が不十分な環境でも、簡単な講習を受けるだけで取り扱いが可能となるケースが増えてきています。

熱を加えないセラミックコーティングよりも、熱を加えたガラスコーティングの方が性能に優れています。

さらに、熱を加えないガラスコーティングよりも、熱を加えたポリマーコーティングの方が高性能です。

特に厳冬期や気温が16度以下となる札幌市においては、コーティング作業における「加熱」の工程が必須となります。

塗装もコーティングも、どれだけ適切に熱を吸収させ、その後しっかりと冷却するかが重要です。この工程を経ることで、硬度が高まり、より強固な被膜が形成されます。

コーティング業界の7不思議

この焼付処理中は、基本的に機械に任せる工程ですので、施工者には比較的自由な時間が生まれます。つまり、この工程中は作業の手が止まり、撮影などに充てる余裕があるタイミングでもあります。

それにもかかわらず、「ヒーターを持っている」と主張する一部の施工店が、その証拠となるべき“焼付処理中”の様子をまったく撮影していない、あるいは公開していないのは、非常に不可解です。

本来であれば、ヒーターの有無や運用を証明するのに最も適した瞬間であるはずなのに、その記録が一切ないというのは、言葉と実態に乖離がある可能性を示唆しています。

北海道のような寒冷地では、カーボンヒーターによる熱入れは必須です。メーカーが「熱入れ不要」と言っても、実際には温度管理を徹底し、しっかり熱入れを行うことが品質維持に欠かせません。現場の経験と検証を重視すべきです。

業界裏話 コーティングメーカーの人に聞きました。

PRO ohmiya

各コーティング資材様へお聞きすると、温度、湿度管理は当たり前、またカーボンヒーターによる焼付処理は行う事が推奨されているけど、その縛りを強くすると導入してくれるコーティング店が増えない。との事

結局、気が付いたコーティング施工店のみコーティングと言う製品をしっかりと完成させていると言う事なのです。

なので2極化と言う事なのです。

コーティング施工で「熱入れ(焼付処理)」が重要な理由 ~北海道の寒冷地事情~

コーティング施工の工程の中でも、非常に大切なのに見落とされがちな工程があります。それが「熱入れ(焼付処理)」です。

なぜ熱入れが無視されやすいのか?

それは、お客様からすると「熱を入れているかどうか」が目に見えず、施工の良し悪しがわかりにくいためです。また、メーカー側も施工のしやすさや施工時間を短縮できるコーティング剤を好む傾向にあり、「熱入れ不要」と謳う製品が増えています。これが、熱入れを省く風潮を作ってしまっているのです。

しかし、特に北海道のような寒冷地においては話が別です。

ガラスコーティングやフッ素樹脂コーティングを施工する際、カーボンヒーター(旧遠赤外線ヒーター)による熱入れは必須と考えています。もちろん、熱入れなしでも施工自体は可能ですが、フッ素樹脂コーティングの場合は、施工単価を抑えるために熱入れを省略可能なコーティング剤を使用する傾向があります。

なぜ焼付処理が必要なのか?具体的なイメージ


想像してください。塗料や接着剤も、ただ室温に置いておくだけで完全に乾燥・硬化するまでには時間がかかります。

ヘアドライヤーのように温風を当てると乾きが早くなりますよね?コーティング剤も同じで、寒い環境では反応が遅くなり、硬化が不十分だと性能が低下します。



一般的に、コーティング材は常温で硬化完了まで約3週間かかると言われています。しかし、多くの施工店では生乾きの状態で車をお客様に引き渡してしまいがちです。その結果、酸性雨や外的な要因でウォータースポットができやすくなったり、塗装の劣化を招いたりします。

特に北海道の冬の氷点下では、コーティング剤が「生乾き」の状態で車を出してしまうと、酸性雨やホコリが付着してウォータースポット(白い斑点)や塗装の劣化を引き起こす可能性が高まります。カーボンヒーターによる焼付処理は、この硬化不足を防ぎ、確実にコーティングの効果を発揮させるための必須工程です。

だからこそ、施工後にはヒーターで熱を入れて焼付処理を行い、しっかりと硬化させてからお客様にお渡しするのが本来の姿です。北海道の厳しい気候条件を踏まえれば、熱入れなしで硬化が完了すると考えるのは大きな誤りだと言えるでしょう。

項目北海道(冬季)東京(冬季)影響・解説
平均気温-5℃〜-15℃5℃〜10℃氷点下が続く北海道では硬化が遅れる
湿度60%〜80%40%〜60%高湿度は乾燥を妨げウォータースポットの原因に
凍結期間3〜4ヶ月ほぼ無し長期間氷点下環境にさらされるため施工不良が表面化しやすい
雨や雪の酸性度酸性雨が多い(pH4〜5)やや少なめ(pH5〜6)酸性雨による塗膜ダメージが大きい

問題点

1、北海道の気候を無視したコーティング(フランチャイズ系に多い)

2、基本である東京と同じ施工法は北海道はNG(厳冬期を想定していない)

3、施工スペースの温度が16度以下、湿度が70%以上の環境で施工(大型工場(熱が足りない)やジェットヒーター使用(湿度が高くなる)などもっての外です。)

4、エージング不足(熟成時間も温度管理は必要)

5、焼付処理を行っていない

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冬期間及び低温施工を余儀なくされる北海道におけるコーティングの注意事項

コーティングは温度、湿度による化学変化で被膜を形成する製品ですが、そのためには基準となる関東での常温( 温度20度前後)で行わなければなりません。その温度管理に対して何も考えず施工されるケースが北海道では特に目立ちます。

特徴として

撥水タイプのコーティングしか取り扱いが無い!

ガラス被膜は基本親水性(水を弾かない)ですが、機能を付与するためフッ素などの撥水成分を付与しております。つまり温度によってガラス被膜を形成できないが撥水させる事でガラスコーティングを意識させる行為が目に余ります。これはガラスコーティングを作るではなく単なる作業行為となりWAXと何も変わりません。

単なる撥水はガラスコーティングを行わなくとも作り上げる事が出来ますし、油分の多いコンパウンドの使用でも水は弾きます。脱脂不良の場合でも水が弾けばコーティングと言う考えなので手順方法温度湿度を何も考えられないのです。

コーティングを検討される場合はナチュラルな被膜 親水タイプを取り扱っているか否かの確認が必要です。

コーティングの水締め

最近お客様からの質問で、様々なコーティングでの比較を質問されるケースが多くなってきており、年々とレベルが高くなってきて驚きを隠せません。

今回はなぜか急に多くなってきた「水締め」についてです。

【コーティング施工で大切な事】

硬化型と耳にした場合、下記を確認してください。

初期硬化は温度を何度で何時間?(気温、室温、パネル温度)
完全硬化まで常温で何日掛かるのか?

※常温の時間を何時間で設定か?

カーボンヒーターによる焼付処理を行っているのか否か?

氷点下で硬化するだなんてあり得ません。

最近、お客様よりコーティングは硬化型ですか?とよく質問されるのですが、お客様もコーティングについて詳しくなったもんだと感心してしまいます。 そこで話し込んでいくと、どういった経緯で硬化型とかを知るきっかけになったのか?と言う話題になる訳で、コーティング施工店から聞いた。ネットで見たと言ったもものが大半です。 たしかにコーティングは硬化型、非硬化型がありますが、今回は硬化型について自分の見解を記述してみたいと思います。


花粉被害による対応

数年前より札幌市でも花粉の固着しているお車を良く目にするようになりました。

その花粉を取るための温水洗浄・カーボンヒーターによる熱入れはコーティング施工には必須です。磨いては絶対ダメ!

アウディ 新車


2024/3 クロストレック 花粉の状況

納車されたばかりのクロストレックですが動画の通り、花粉による異物がたくさんあります。

いきなり研磨を行う事はNG
それならば研磨を行わないでコーティングを施工すれば、真夏の炎天下でキレイに揮発します。

PRO ohmiya

いきなり磨くのはご法度!長期で見た場合‥危険です。

注意喚起:ヒーターを持っていないのに「ある」と偽る業者について

近年、一部の施工業者が実際には持っていない高価なカーボンヒーターを導入していると虚偽の説明をするケースが増えています。特に高額な焼付ブースによる焼付処理を「約束」と称している業者も存在し、詐欺まがいの行為が問題視されています。

被害にあわれている山梨県のホットカンパニー様の施工例

札幌 セラミックコーティングで確認できます。

問題の具体例

  • 札幌市清田区の業者では、セラミックプロ9Hの偽物を使用し、硬度15Hなのに「9H」と名乗るなど、名称も適当なものが使われています。
  • 日本国内で焼付ブースを持つ施工店は非常に限られており、特許も取得している数店舗のみです。その正規の画像や記事を無断で盗用する悪質なケースも確認されています。

現状と対応

  • 全国の有名施工店や関連組合ではこの問題を深刻に受け止めており、集団訴訟の準備が進められているとの情報もあります。
  • コーティングを検討されているお客様は、ホームページやブログなどの施工関連記事をしっかりと確認し、情報の真偽を見極めることが重要です。

業界歴20年以上「TANAKA」

全国のコーティング店より悪い見本として新人育成の素材に使われております。業界ではコーティング店ではなくお笑い芸人ととして名を馳せてます。

カービューティープロ札幌ドーム前のコーティング施工について

私たちカービューティープロ札幌ドーム前では、「行わない理由ではなく行う理由を考えます」という信念のもと、寒い北海道の環境でも安心してお任せいただける施工を心がけています。

コーティング施工には温度管理が非常に重要です。施工後のコーティング被膜の強度を高め、不安定な状態を解消するために、当店ではカーボンヒーターを使った焼付処理を必ず行っています。

この処理は寒冷地での施工において特に重要であり、当店の大きな特徴の一つです。

もちろん、寒くても施工は可能ですし、照明や間仕切りがない状況でも施工できる技術はあります。しかし、仕上がりの質や耐久性を考えると、適切な環境と設備が不可欠です。

これらを整えているかどうかが、簡易施工店と専門ショップの大きな違いになります。

また、札幌には設備の実態と異なる情報をホームページに掲載している悪質な業者も存在します。お客様には、ご利用前に照明や設備の情報が実際と合っているかの確認をおすすめします。

当店では、下記の環境と設備を常に整え、最高の仕上がりを追求しています。

  • 外気を遮断し、安定した施工環境の確保
  • 塗装面をしっかり確認できる適切な照明(蛍光灯や一般的なLEDではなく、色味を正しく見られる特殊な照明を使用)
  • 冬季でも室温16度以上を維持
  • 温水使用によるパネル温度の調整
  • 遠赤外線ヒーターによる焼付処理
  • 専用のディテイリングライトでの細部チェック

これらの条件を満たすことが、コーティングの耐久性と美しさを最大限に引き出すために必要だと考えています。





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