【スタンダード】親水タイプ ガラスコーティング「PX-V300」(親水・防汚性)

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スタンダードタイプコーティングに属するPX-V300は親水タイプです。
水が幕状に流れ落ちるため防汚効果に優れ、雨シミなどのトラブルが最も少ないタイプ。
屋外に駐車しているお車、濃色車(特に黒)にお勧めのコーティング剤です。
また白・淡色車で水垢付着が気になる方にも良いでしょう。

PX-V300は浸透性の高いシランを複合的に特殊配合し多層構造の被膜形成により、塗装面にはアルコキシシラン層が石英と同様の構造を持ったガラス質被膜を形成し塗装本来の深く鮮やかな輝きを放ちます。
また上部被膜には機能性シランが化学結合することで、水の流れを制御し親水性を際立たせました。
ガラス質被膜の美しい輝きと高耐久性、そしてニーズの応える機能性。進化したガラス系コーティングです。

お手入れを楽にする目的の場合は基本的に撥水タイプのコーティングが良いのですが、頻繁にお手入れできる方は意外と少ないと思います。逆にお手入れできない方は、様々なケースを見る限り撥水タイプは向かないと思います。

コーティングの良し悪しは、
施工店が 親水を扱えるかどうか でほぼ判断できます。
なぜなら――
撥水しかラインナップが無い店は、研磨後に残った油分をそのまま艶に見せかけ、
撥水コーティングを乗せれば油のごまかしが見えなくなる からです。
水が弾けば綺麗に見える。だからユーザーは気付かない。
油分を抜かずに艶を作っても、撥水が覆ってしまえばバレない。
この仕組みを理解している施工者ほど、撥水一本で商売できます。
さらに厄介なのは、
氷点下で硬化しない環境でも「水が弾いた=成功」と思い込んでしまうこと。
つまり 水弾き=コーティングの性能 と錯覚してしまう人が多すぎる という現実です。
親水を理解していないので、検証すらできない。
“塗って弾けば完成”、そんな施工が堂々と通ってしまう。
はっきり言います。
親水を扱えない施工店は、下地処理の誤魔化しが成立してしまう危険がある。
油分を隠しても、撥水が光らせてしまうからです。
だからこそ、コーティングを依頼する際は必ず確認してほしい。
親水があるか?説明できるか?施工温度や硬化条件を理解しているか?
ここを曖昧にしたまま「水弾きが良いからコーティング」では、保護ではなく演出です。
本物の性能を求めるなら、選び方を間違えてはいけない。
—お手入れ—
洗車は、たっぷりの水とシャンプーを使った手洗いを行ってください。
カーシャンプーは中性で汚れ落とし成分の入っていない物(ノーコンパウンド)を選択してください。
コーティングをしていても、徐々に水垢が付着し艶が少なくなってきますので、そのような場合はメンテナンスをお勧めします。
ご自身で施工される場合はR-112を使ってください。
親水タイプガラスコーティング施工例
下地処理研磨
お客様のニーズに応えれるよう新車、経年車合わせて9種類の下地処理研磨コースをご用意しています。
| 新車 | |
| LEVEL0 | 鉄粉除去、ピッチ除去、脱脂等のコーティングを施工する上で最低限の下地処理になります。 状態の良いお車、磨きに抵抗のあるお客様に(無料) |
| LEVEL1 | 走行距離100km以内 ヘアースクラッチ、軽度の水垢、保護フィルムの糊の除去。 水垢や保護シートの糊痕など除去する事、WAX等の脂分を完全に取去る事により脱脂効果が高まり塗装面とコーティングの結合効果が増します。 |
| LEVEL2 | LEVEL1に更なる光沢を演出、エッジラインが強調され新車本来の以上の美しさになります。近年は塗料の水性化により映り込みがボケたお車が多いのですが、LEVEL2で光沢度が上がります。またバフ傷を除去します。輸入車はこちらが最低ラインと思われます。なお、使用している機材液剤はバフ傷がつくことはあり得ません。 |
| LEVEL3 | 内覧会、ショーレベル磨き (参考 ブログ イベント施工をご覧下さい) 経年車のライトポリッシュとほぼ同等になりますので、更なる光沢を希望のお客様はこちらが最適となります。 |
| 経年車 | |
| Easy | ○研磨1工程(研磨量 約0.5μm) 状態の良いお車。コストを考えられる方。 |
| ライトポリッシュ | ○研磨 2工程(研磨量約1μm~2μm) 〇目安 登録3年以内 ○コンディションの良いお車や価格を重視されるお客様 ※深めに入った洗車キズは残ってしまいますが、軽度であれば目立たなくすることが出来ますのでツヤのみ重視の研磨となります。 ※※研磨2工程でよく使われる名称 鏡面研磨 |
| ミドルポリッシュ | ○研磨 3工程(研磨量 約3μm~5μm) 〇目安 登録5年以内 ○塗装面を平滑化し経年車であれば新車以上の美しさに‥ ※出来る限り傷を取り除き、塗装面を平滑に整えて光沢復元させる事によって、新車以上の美しさを演出します。 ※研磨3工程でよく使われる名称 鏡面研磨または復元鏡面研磨 |
| ハードポリッシュ | 〇目安 登録5年以上 ○更なる美しさを追及します。安価な板金塗装を行っている場合は研磨作業で仕上がりが困難になりますので追加料金が発生します。(膜厚計で全てわかりますので自己申告をお願いします。価格内で最高の仕事を行います。) |
| スペシャル | ○究極の美しさを追求します。 塗装の状態、厚さ、使用状況によってはお勧めしません。 |


