アルミホイールコーティングについて 

アルミホイール専用のガラスコーティングを施工することによってホイール表面の保護、長期間撥水する事によって優れた防汚効果を発揮させ、ブレーキダスト等のあらゆる汚れの固着を防ぎます。

強固で厚いガラス質被膜により、水洗いのみで1年以上の効果が持続します。約700度の熱に耐えれるとの事なのでサーキットユーザーにもお勧めです。

作業例

洗浄中のホイール(使用過程)

鉄粉除去剤の反応が凄いことになってます。
アルミホイールコーティング

サテンブラックのホイール(使用過程)

画像は洗浄後ですが、細かい凹凸に汚れが入り込み白っぽくなってしまいます。

PRO PCW-880(スタンダード)を施工

黒っぽく変化しているのかが判るかと思います。

これがガラス被膜なのですが、アルミホイール専用コーティングの場合はボディには使えません。これだけ光沢が出ているのでボディーも可能のように見えますが、被膜が厚すぎてボディーには不可なのです。

この厚みがアルミホイールコーティングに求められる性能ですので、ボディ用の転用(単なる撥水のみ)とは求めるもの(単なる撥水だけ)が違います。

マットからサテンへ(元に戻ったと言うイメージです。)

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アルミホイールコーティングは最終工程で焼付け処理を行います。

最新型カーボンヒーターにて焼付け硬化
最新型カーボンヒーターにて焼付け硬化

撥水イメージ

【重要】アルミホイールコーティング作業について

車両へ装着されたアルミホイールの場合は主に外側へのコーティングを施工します。お客様より裏側もと希望されるケースがありますが、当店は次のように考えお断りをするケースがあります

ジャッキアップでホイールを外し洗浄およびコーティング

ジャッキアップでの作業

タイヤ交換で良く見られる光景ですが、この様に片側だけを持ち上げてのホイールコーティング作業は行うべきではありません。

タイヤ交換はジャッキアップ時間仮に5~10分としましょう。

ではコーティングはどうでしょう?
外して洗浄を行い、鉄粉除去を行い、脱脂洗浄を行い、乾燥させコーティングを塗布、当然乾燥及びヒーターによる熱処理を考えますと片側が持ち上がった状態で最低で2時間はかかると思います。

この1時間が最近の高剛性ボディーへ悪影響を及ぼすと考えられるからです。(短時間であれば大丈夫かと思います)

具体的に言いますと高速域で微妙に走行ラインがズレてくると思います。なぜこの様に思うかですが、画像の車は店長の所有するR34GT-Rですが、サーキットで片側を持ち上げての作業を行い時間がかかった場合は明らかに走行ラインのズレを感じるからです。

店長

業務としてホイールを外してコーティングは行う事は出来ますが、高剛性ボディーのダメージを考えると、結果を知っているだけにお勧めは出来ません。もし、外しての作業を行う場合はセンターからジャッキアップを行い左右均等にバランスをとって作業を行わなければなりませんが、センターへのジャッキアップもメンバー等への負担を考えるとあまり行いたくありません。2注リフトでの作業が当然であり、お客様の大切なお車を考えると安易にには出来ない作業です。

アルミホイールコーティング剤について

アルミホイールは大変過酷な状況で使用されますので耐久力が必要です。当店ではスタンダードタイプでPPRO PCW-880を使用しておりますが、こちらはアルミホイール専用コーティングになりボディーには強すぎて使用不能です。

また、ボディー用のセラミックプロ9Hは2層+TOPコートの計3層式でアルミホイールコーティングとしての性能を発揮します。

アルミホイールコーティングで注意しなければいけない点

ここまでのポイントですが1層式、2層式、いずれも無機ガラスコーティングになります。

一般のコーティング店の場合の多くはコスト削減の為、ボディー専用のコーティング剤を転用しているケースが多く、そのようなケースの場合は当店のような表示は一切されておりません。

その様なアルミホイールコーティングの場合は、一時的な仕上がりは多層の場合はワックスや有機性(プラスティックボトル入り)のトップコートでも変わりはありませんが、大事な事はアルミホイールはどのような環境に置かれているかを考えられているか否かです。

飾り物であれば有機物だろうがWAXだろうが大して変わりはありません。

有機性のトップコートは単純に酸化劣化すると言う事

アルミホイールはボディーより熱をを持ちます。熱は酸化劣化の原因になりますね。なので無機ガラスコーティングやセラミックプロ9Hがアルミホイールコーティングには最適なのです。

多くはコスト削減の為、ボディー専用のコーティング剤を転用しているケースが多く、そのようなケースの場合は当店のような表示は一切されておりません。

ボディー用ガラスコーティング転用の場合

多層式ガラスコーティングでトップコートを固まらないタイプのコーティングと思えるもの(プラスチックボトルに入っている様なタイプ)は、お客様から見えれば層と感じられるかもしれませんが、実際には層ではありません。

ベースガラスコーティングに無機汚れが付きやすい事を理解(弱点)しているからこそのトップコート施工であります。

この手のトップコート、ベースガラスコーティングのトラブルを少しでも防ぐと言う考えから施工されるケースが多く、レジンやポリマー、惨い場合はWAX(有機汚れを寄せやすいので本末転倒)を塗られるケースもあります。

しかしこの場合のトップコートは一時的な犠牲被膜の場合が多く、数週間から数か月で流れてしまいます。もともとベースコーティングの弱点を補うための素材が流れてしまうという事はベースの弱点が露呈すると言う事になりますので無機汚れ(シリカスケール)が付きやすいのですが、それを防ぐためには早めの洗車しかありません。また紫外線を防止すると言われるケースもありますが、実証した結果全く変わりがない製品もあります。

気になる方は検索で気になるコーティング名称 紫外線で検索してみて下さいね。

ここまでの根拠は店長は白老カーランド、HSP、十勝サーキットで実際に試しているからこそ言えるのです。

耐熱温度800度のブレーキパットでブレーキを行うと、上記動画の様な暗い場所ではブレーキディスクローターが真っ赤になります。その放熱をアルミホイールは受けるのです。当然、有機系コーティングは焼けてしまいますし、最悪コーティングが変質化する可能性もあります。

同じく実験しているのがセラミックプロ9H施工店の車の119番さんです。

トップコートにつて

WAX


つまり、熱害をどれだけ受けるのかを考えられない場合は、単なる艶だけを求めるので有機系を使うと言う事なのです。単価も安価に出来ますしね。

アルミホイールコーティングは3種類から選択できます。

スタンダード「PRO PCW-880」1層式ガラス被膜

PRO PCW-880

■2018年 バージョンアップ!
■シラン系(ガラス系)のアルミホイール専用コーティング剤です。
■ホイールの塗装とシロキサン結合し、強固なガラス質のホイールコーティング層を形成します。
■完成された硬質被膜が美しくお手入れし易いアルミホイールを長期間持続させます。
■耐熱、耐酸、耐汚染物質性能に優れ、長期間ブレーキダストや鉄粉・酸などのあらゆる汚れや劣化物質の固着を防止。
1本 3,400円(税別)~

プレミアム「SPG Coat Type Wheel」完全2層式ガラス被膜

アルミホイール用完全2層式ガラスコーティング SPGコート Tipe Wheel

■2019年11月より取り扱い開始
■ベースコートはホイールの塗装とシロキサン結合し、強固なガラス質のホイールコーティング層を形成します。またTOPコートを施工する際のバインダーとして使用
■TOPコートは柔軟性に優れた強撥水タイプのガラスコーティング
■完成された硬質被膜が美しくお手入れし易いアルミホイールを長期間持続させます。
■耐熱、耐酸、耐汚染物質性能に優れ、長期間ブレーキダストや鉄粉・酸などのあらゆる汚れや劣化物質の固着を防止。
1本 5,000円(税別)~

プレミアム 「セラミックプロ9H」3層以上 セラミック被膜

セラミックプロ レイン

○セラミックプロ 9H
・長期にわたって塗装を保護
・9H硬度が実現する優れた耐擦傷性
・簡単に汚れなどを洗い流せます
・優れた疎水性
・優れた耐候性・耐紫外線性
・750°Cもの高温に耐える耐熱性
・高い光沢および色再現性
・落書き防止性能

基本 9H 2レイヤー+Light 1レイヤー
22インチまで 1本 15,000円(税別)

施工後、サーキット走行を4回されたホイールの水だけの汚れ落ち具合

アルミホイールコーティング施工にあたり

■新品とは汚れの無い状態で最低限の脱脂で施工できる状態(タイヤを組む前)になります。
※以前までは走行されていない状態を新品としておりましたが、タイヤを組まれる際の潤滑剤によって使用過程と変わらない汚れが多く洗浄工程の追加が必要なのホイールが目立つようになりましたので、タイヤを組まれている場合は新品(タイヤ組込済み)と言う項目を追加しております。
※またご本人は新品購入でも、すでに車体の装着され1ヶ月以上経過され鉄粉まみれのホイールを新品だ!とゴネられるケースが多いので、余りにも悪質な場合は警察へ営業妨害として通報いたします。
■新品(タイヤ組込済み)タイヤを組み込み時に付着する潤滑剤及び油分が著しく目立つホイールを指します。現物確認にて洗浄料を決めます。
■使用過程とはすでにご使用され特殊洗浄が必要な場合になります。
■熱により焼きついた汚れ、酸化等は落とせない場合があります。
■車体に装着されている場合の施工は表面になります。
■車体から外れている場合は裏面を耐久性重視の2重施工致します。
■洗浄のみをご希望の場合は割増になります。
■使用されたホイールは状態が判りませんのでおおよその金額をご提示致します。
■実物お見積りを優先致します。
■お預かり期限は作業終了後最長1週間となります。
※価格は状態によって割増になる場合がありますので目安とお考え下さい。

メンテナンス方法

水を掛けながらスポンジ【 TYPE-C 】で洗い流すか、中性のカーシャンプーで洗ってください。その後柔らかいタオルで水分をふき取ります。

コーティング機能(撥水状態)が低下してもガラス被膜はアルミホイールをガードしていますが、撥水状態を戻す場合はコーティング用メンテナンス剤(R-115)で表面の汚れを取ってみてください。落ちない場合はR-113を試してみてください。その後R-115の使用をお勧めいたします。

アルミホイールコーティング

施工例

ブログ カテゴリー アルミホイールコーティング

有料メンテナンスについて

プレミアム、セラミックプロ9Hでのホイールコーティングはメンテナンスを受ける事が可能です。

メンテナンス内容

洗浄(3種類)
鉄粉除去
TOPコート増強

このトップコートは単体でも使用できるガラスコーティング剤であり、ボディー用の転用ではありません。より厚く、より撥水効果をもたらせる目的です。

このトップコートはポリマー系やWAXで行われるケースが多く、中にはガラスコーティングでは無い物をガラスコーティングとおたっているケースもありますので注意しましょう。

目安はボトルです。密閉式のガラスや缶に入っている場合はおおむねOK

プラスチックボトルはガラスコーティングではありません。

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