【札幌市中央区】レクサスNX|徹底した下地処理研磨と温度管理で仕上げるPCX-S8ボディコーティング

札幌市中央区よりご入庫いただいた レクサス・NX の施工事例です。
10月に入り、札幌は外気温が下がりコーティング施工には難しい季節となってきました。
そのような環境下でも、当店では 温度管理を徹底 し、さらに 焼付処理による確実な硬化 を行うことで、安定した品質を実現しています。
いただけます。ドライブをサポートします。
ページコンテンツ
今回の施工内容
- ボディコーティング:PCX-S8(CPTOP)
- ウィンドウ撥水コーティング:スタンダード(PGS-33)
- アルミホイールコーティング:PCW-880
下地処理へのこだわり ― 鏡面研磨で塗装を再生
今回のNXは、ボディ全体に小キズや曇りが見受けられました。
そこで当店独自の ハードポリッシュ(鏡面研磨) を施し、塗装面をフラットに整えました。
この「下地処理研磨」は単なる艶出しではなく、
- コーティングの定着力を高め
- 油分を使わない事で真の光沢を引き出す。
- 艶と耐久性を最大限に引き出す
ために不可欠な工程です。
温度管理と焼付処理で季節に左右されない仕上がり
秋から冬にかけては、外気温の低下によりコーティング剤の硬化が不安定になりやすい時期です。
当店では施工環境を最適に保つために温度を一定に管理。さらに 焼付処理 を組み合わせ、確実に皮膜を硬化させます。
これにより、施工直後から安定した性能を発揮し、長期にわたって美しい状態を維持できます。
同じ「カービューティープロ」であっても、この下地処理のクオリティで大きな差が出ます。
トータルコーティングでNXを美しく保護
ボディだけでなく、ガラス・ホイール にも専用コーティングを施工し、トータルで仕上げました。
塗装面の美しさはもちろん、視界のクリアさやホイールの防汚性まで向上しています。
コーティング施工における注意喚起
施工における温度管理の重要性について
当店では、各種コーティング施工時にパネル温度を常温に保った状態で作業を行っています。
実はこの「常温の確保」という工程が、特に冬季において非常に難しく、適切に管理されていないケースが多いのが現状です。
施工後はカーボンヒーターによる焼き付け処理を実施し、さらに施工後の環境温度を常温で8時間以上維持することで、厳冬期でも十分な硬化を促し、安心してご納車できる状態を確保しています。
一方で、このような温度管理を行わない場合、一般的なガラスコーティングやセラミックコーティングは夏場でも完全硬化に2〜3週間を要します。
冬季では硬化がほとんど進まず、施工不良につながるリスクが非常に高まります。
しかし、多くの施工店では温度管理を軽視し、「冬でも施工可能」と案内していることがありますが、実際には「塗ること」と「硬化させること」は全く別の話です。
コーティングは「塗れば完成」ではなく、適切な環境で「確実に硬化させる」ことで初めて、その性能を発揮します。
そのため、
「コーティングの施工は冬でも可能ですが、硬化は別問題である」
という点をご理解いただくことが、正しいメンテナンスと品質保持の第一歩となります。

硬化型コーティングの「硬化」とは?
一般的に「硬化型コーティング」と呼ばれるものは、キーパーコーティングなどの乳化型ポリマー系コーティングとは異なり、「時間の経過とともに硬化(化学反応)して皮膜を形成するタイプ」を指します。
ただし、ここで言う「硬化」とは、あくまでも常温環境下で自然に定着・反応していくという意味です。完全な性能を引き出すためには、温度管理や加熱処理などの外的要素によるサポートが重要となります。
温湿度管理のできる間仕切り施工は品質の基本
当店では、1台ごとに間仕切りを設置して施工しています。
これにより、コンパウンド粉の飛散を防ぎ、温度・湿度管理を最適化。
実はこの環境づくりが、高品質なコーティングには欠かせない重要ポイントなんです。
コーティングを依頼する際は、施工環境もぜひチェックしてみてください。

奥が今回のNX、手前がのちにご紹介するRXです。
この様に区分けする事で温度管理、コンパウンドの飛散を防ぐことが出来ます。
非常に大切なマスキング処理
しっかりとマスキングを行い、弱い部分を丁寧に保護します。
特にヘッドライトは非常に重要な箇所です。

マスキング(養生の考え方)
マスキングは単なる作業工程ではなく、真摯な仕事への誓いであり、お客様への最大の敬意の表れです。
もしマスキングが雑であれば、それは施工者の配慮不足であり、結果として絶対に良い仕上がりにはなりません。
細部にまでこだわることで、初めて最高品質の施工が実現します。
ヘッドライトのしっかりとした養生は必須です。
コーティング施工時、ボンネットやバンパーの処理中に誤ってヘッドライトのハードコートを磨いてしまわないよう、しっかり保護する必要があります。
養生を怠ると、施工直後は問題なく見えても、ヘッドライトの劣化が早まる原因となります。
ヘッドライトリペアを行う中で強く感じるのは、過去に他店で研磨された車ほど痛みが激しいという点です。
多くの場合、コーティング施工時にマスキングを怠り、ヘッドライトにバフが直接接触してハードコートを傷つけてしまったことが原因です。
その結果、年数が経つにつれて不自然な劣化や傷み方が現れると確信しています。
もしヘッドライトの不具合が気になったら、ぜひ過去の施工状況を思い出してみてください。
ワイパー部分の保護
新聞紙での保護は基本的にNGです。
確かに最低限の保護にはなりますが、新聞紙のエッジ部分が塗装面に傷をつける恐れがあります。

特にワイパー周りの保護は確実に行うべき常識ですが、この部分に新聞紙を使うのも避けるべきです。
腕の良い板金修理工場の職人は、新聞紙ではなく専用の素材や方法でしっかり保護しています。
コスト面で新聞紙を使うケースもありますが、大切なお車を守るためには過剰なほどの保護を施しても一切問題はありません。

たったこれだけの情報ですが、大切なお車をお預かりする上で、目先の作業だけを目的としているのか、数年先の劣化まで見据えているのかがよく分かる内容だと思います。

その意味では、プロテクションフィルムやヘッドライトリペアを扱うお店の方が、より深く意味を理解し、慎重に作業を行っていることが多いと感じます。

元々は私も皆さんと同じように、コーティング店を利用する立場でした。
しかし、盗難に遭いやすい車種の入庫情報が勝手に公開されたり、隙間にコンパウンドがべったり付いていたり(今思えばマスキングが不十分だったのだと分かります)、車内にはタバコ臭が残っていたりと、嫌な思いをした経験があります。
車の作業は目に見えないことも多いですが、なるべく画像を公開し、私が感じたことや考えたことをお客様目線で発信するように心がけています。

コーティング業や中古車の納車仕上げなど、さまざまな業者で働いてきましたが、慣れてくるとマスキングを手抜きする業者が非常に多いと感じます。
角の色が抜けたり、樹脂パーツが傷ついたり、磨くための必然性を理解していないと、端の部分が雑に貼られ、仕上がりが散々なこともよく見かけました。
しっかりマスキングを行うと時間がかかるため、上司から注意される職場も正直ありました。
しかし、カービューティープロ札幌ドーム前ではマスキングをきちんと行うことが徹底されており(さもないと怒られます)、キワまで安全に攻めた施工が可能です。

YCCS担当のイナガキと申します。
前職では神戸の海運会社のコーティング施工部門にて勤務し、ヤナセ世田谷などで現場リーダーを務めておりました。
特に硬い塗装のメルセデスの施工はお手の物で、豊富な経験台数には自信があります。
マスキングは当然の基本作業として、しっかりと保護を行い、大切な愛車を丁寧にお守りいたします。
マスキングについての確認
マスキングは手間も時間もかかる重要な作業です。
そのため、マスキングをしないコーティングショップは、マスキングを施工した車の画像をブログに掲載することがほぼありません。
当店のやり方を真似する業者も多く見受けられますが、それ自体は良いことです。
しかし、要点を押さえない雑なマスキングや、汚すぎる貼り方は、マスキングの意味を理解せずに形だけ真似ている証拠と判断できます。
また、施工写真があまりに簡素すぎたり、ヘッドライトの保護を無視している場合もありますので、しっかりと確認することが大切です。
ビフォーアフター

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最近、この研磨作業であまり磨けない機材を使い、時間をかけて作業するケースが増えています。
磨けない機材なので時間がかかるのは当然ですが、なぜそうするのでしょうか?
弱い機械は危険が少ないため使われますが、塗装面の意匠向上にはつながりません。
多くの場合、時間をかけて油分の多いコンパウンドで塗装の傷を埋めるだけの手法となっています。
これは一つの方法としてケースバイケースであり得ますが、それだけでは技術とは言えません。
この点を勘違いしている方が非常に多いのです。

研磨にはさまざまな考え方があります。
中には傷を埋めるコンパウンドや、傷を埋めるコーティングを行う場合もあるため注意が必要です。
もちろん、お客様のご希望があれば対応しますが、これは技術力の差ではなく、考え方の違いだと理解してください。
【照明】六角形型LEDライトについて
最近よく見かけるヘキサゴンライト(六角形型)ですが、研磨作業には適していませんので注意が必要です。
このライトは照射ムラが出やすく、塗装面の細かな凹凸や傷を正確に確認しづらいため、研磨の品質に影響を与える可能性があります。
画像クリックで販売サイトへリンクしております。

このヘキサゴンライトの良さは、ムラなく明るい照明である点です。
しかし、カーディテイリング業界においては、カーラッピングやプロテクションフィルムの施工には適していますが、研磨やコーティング作業には不向きです。
理由は、通常の蛍光灯と同様に塗装面の細かな凹凸が見えにくいためで、研磨の精度を落とす可能性があります。
特に研磨技術が未熟な場合や塗装面の理解が浅い業者での導入例が多いため、しっかりした研磨を求める場合は避けるべき照明と言えます。
また、同じく6000ケルビン付近の白色照明は「白の洪水」となり、研磨には適しません。
※逆に、カーショップなどで傷を見せたくない場合には有効です。
依頼時には何を求めるかはお客様の自由ですが、しっかりとした研磨やコーティングを望むなら、塗装面のコントラストがはっきり見える照明を使用しているかを確認することが重要です。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで研磨は致しません。
※油分の特徴
1,ヌルテカ感が出ます。力率の弱い照明で撮影すると傷が隠れて見え、見た目はキレイに見えますが、実際はキズを埋めているだけです。(磨く事を削ると言うケースの使用が目立つ)
2,油分があると水を弾いてしまい、脱脂不良を引き起こします。
そのため、低撥水・親水タイプのコーティングを施しても、結果的に撥水になってしまいます。
ですので、撥水タイプしかラインナップがない場合は、油分の多いコンパウンドを使わざるを得ないのが現状です。
しかし油分が多いとコーティングの定着は悪くなり、これはまるでWAXと同じ状態です。
ヌルテカの正体
撥水タイプのコーティングでよくあるのは、油分やポリエステル樹脂入りコンパウンドで傷を隠す方法です。光沢は一時的に良く見えますが、脱脂が不完全なため定着が弱く、紫外線の影響でコーティングの耐久性が低下します。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドを使わない事で真の光沢を演出できます。

ポイント
近年の塗装は以前より研磨が難しく、癖も多くなっています。
6~7年前から登場したルペスなどの高トルク型ダブルアクションポリッシャーにより研磨はしやすくなりましたが、シングルポリッシャーで仕上げた肌とは光沢に明らかな差があります。
とはいえ、研磨レベルはお客様のご希望や予算に合わせて決めるべきで、磨くことだけが全てではありません。
現在は人材不足もあり、高トルク型の機械が普及したことで、十分に研磨技術を習得できていない職人も増えています。
カービューティープロでも数年前からシングルアクションの指導は控えられており、そのためシングルアクションの仕上がりを知らない職人も多く、結果として仕上がりのイメージが下がる傾向があります。
2024年現在、2016年以降に業界参入した場合は特にこの状況に当てはまる可能性が高いです。
高トルク型は研磨の一手法であり、全てではないことを理解することが大切です。
コーティング
コーティングはお客様が望まなければ、新車で状態が良い場合は研磨無しで承る事も可能です。また部分的にテコ入れが必要な場合は安価にて対応可能です.
また経年車でも機能(塗装面の保護)のみを求める方にはリーズナブルにご提供できます。
撥水・艶・耐擦り傷・防汚性能のスタンダードタイプ「PCX-S8」
PCX-S8の主成分は100%高純度シリコーンで、ケイ素(Si)と酸素(O)からなるシロキサン結合が骨格を形成しています。
この骨格に側鎖としてメチル基が付いており、強固な結合を持ちながらも柔軟性があるのが特徴です。
この柔軟な被膜は厚く形成でき、美しい艶と優れた耐擦り傷性を発揮します。
また、メチル基は凝集力が低く、水(表面張力が強い)とはなじみにくいため、水を弾く強い撥水性を実現しています。
さらに、3次元の緻密な架橋構造により高い耐候性を持ち、長期間にわたり大切な車を保護します。
コーティング剤は塗ればよいというものではありません。
コーティング剤はただ塗れば良いものではありません。
適正な量を均一かつ平滑に塗布し、余剰成分はしっかり拭き取ることが重要です。
よく「たっぷり塗る」と言われますが、過剰に塗るとムラができ、作業時間が長くなり、ヘアラインスクラッチの原因にもなります(ポリシラザンを除く)。
何事も適量こそが最適です。
理想的な施工状況

このような画像で塗筋が乱雑に見える場合は、いわゆる塗ればよい的な感覚!均一さに欠けますので特殊光源で一目瞭然!あまり芳しくはありません。
コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。
※画像はイメージです。


札幌では最近、「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」セラミックプロ9Hの偽物が出回っています。
インターネットで誰でも買える製品やソフト99のG-ZOXに似た名称を使い、公的試験データを盗用して悪質に販売されています。
コーティングは信頼できる正規品を扱う専門店に依頼しましょう。
「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。
詳しくは下記をご覧ください。
コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。
当店のポリシーとして、出所が明確なコーティング剤のみを使用しております。
食品であれば産地や消費期限が明示されるのが当然ですが、コーティング剤には明確な基準がありません。
だからこそ、安心してお任せいただける製品を選ぶことが重要だと考えています。

【コーティング剤について】オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。
「オリジナルコーティング」「自社認定」「マイスター」などの文言は、ほとんどの場合、販売者や施工者が自分で名乗っているだけで、第三者の認定や技術・液剤の裏付けはありません。信頼できる証明がないかどうか、しっかり確認することが大切です。
施工にあたり環境が大事です。
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。
下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。

エージング
コーティングは塗っておしまいではありません。
(熟成時間(深夜))もエアコンにて温度管理します。


間仕切り
施工時は画像の様に1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
例えばですが、他のお車の入出庫があった場合は室温は当然ながら下がりますよね。
温まるまで待てますか?普通は待てないんですよ。
※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。

では完成画像をご覧ください。

外光を入れて、スマホで撮影すれば何も行わなくてもきれいに写真は取れます。写真(画像)は光によってシャッタースピード等が変わるから当然ですね。
カービューティープロ札幌ドーム前では、塗装面の状態を画像で見て頂くため、外光を入れないで撮影します。研磨の際には外光を遮るのに撮影の際は外光を入れる。これ、別の目的になってしまします。










コーティング施工を終えて
コーティングは「ただ塗るだけ」では本来の性能を発揮できません。
塗装面を整える下地処理、温度を管理しながらの施工、そして焼付処理による確実な硬化――。
これらを徹底してこそ、コーティング剤の持つ性能を最大限に引き出すことができます。
同じカービューティープロの看板を掲げていても、施工方法や仕上がりには大きな差が出ます。
私たちは 「札幌で一番安心して任せられる専門店」 を目指し、常に技術を磨き続けています。
お客様の愛車を本当に長く美しく保ちたいとお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。
今回のレクサスNXのように、気温の低い季節でも妥協せず最良の仕上がりを追求するためには、温度管理・焼付処理・下地処理研磨 が欠かせません。
これらを一つ一つ丁寧に行うことで、同じコーティング剤を使っても仕上がりと持続性に大きな違いが生まれます。
お客様の大切なお車を長く美しく守るために、私たちは「確実に効果を発揮する施工」にこだわっています。
コーティングをご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
セキュリティーについて
施工例
レクサス施工例
スタンダードガラスコーティング(1層式)施工例
その為の救済制度「乗り換え割」もありますので、ご活用いただければ幸いです。
塗装面を保護するのがコーティング
環境においての水の流れを決めるのが機能性(撥水・低撥水・滑水・疎水・親水等)です。
「洗車が楽になる=撥水」ではない、という考え方
「コーティングをすれば洗車が楽になりますよ」とよく言われますが、実際にはその“楽さ”の中身や前提条件をきちんと理解することが重要です。
たしかに、撥水性のコーティングは水が玉のように転がり落ちるため、見た目に気持ちよく、洗車時の水切れも良く感じられます。
しかし一方で、その水の玉が乾いたあとに“輪ジミ(水ジミ・イオンデポジット)”となりやすいというデメリットも持ち合わせています。
特に北海道のように降水後の気温変化が大きく、日差しも強い環境では、撥水が裏目に出て雨染み・白濁汚れの原因になるケースが非常に多いのが実情です。
🚿「あまり洗車ができない」方に撥水タイプは本当に向いているか?
撥水タイプのコーティングは「洗車好き」「こまめに洗車する方」には相性が良い資材ですが、
洗車頻度が少ない方・青空駐車の方・忙しくて手入れの時間が取りにくい方には必ずしも最適とは言えません。
このような場合、低撥水や親水系のコーティングを選ぶことで、水ジミリスクを大幅に軽減し、結果として“美しさを長持ちさせる”という意味で楽になります。
コーティングは水が弾くと言う考え方は過去の話。詳しくは下記の記事をご参照して頂ければと思います。
当店では、撥水だからダメ、親水だから良いと言う訳ではなく、使用環境においてベストと思われる水流れ(コーティングの機能層)をお勧めしております。
撥水タイプ
良く洗車をされる方向けで洗車の際の水分拭き取りが楽になります。しかしデメリットとして水滴の流れが速すぎるため汚れが残りウオータースポットの懸念があります。
また撥水タイプの取り扱いが無い場合は、油分の多いコンパウンドの使用等、本来はコーティングの定着に阻害するものの使用が多く、定着の悪さを撥水用メンテナンス剤の使用でごまかすケースが多いです。
撥水は個人的に大好きですが基本的にマメに洗車できる方向けと考えると、どうしても忙しい場合は接触角の鈍化、排水性の良いコーティングの施工によりウォータースポットの低減、セルフクリーニング効果により汚れが目立ちにくいタイプがお勧めです。
低撥水タイプ
筋状に水滴が纏まり汚れも一緒に動くのでセルフクリーニング効果に優れ、洗車サイクルを遅くする事がメリットです。と言っても洗車は重要です。
デメリットは水玉コロコロがないのでコーティング掛けた感が少ないのですが、近年お客様の目が肥え、撥水目的のお客様が少なくなって来ているので特に問題が無いかと。
撥水はガラスコーティングじゃなくても作れますしね。
当店の代車はコーティング業でありながら年間に1回洗えるか否かですが、低撥水性ガラスコーティングのおかげで淡色車と言う事もありますが汚れがあま
り目立ちません。責任を持つ立場になればなるほど自身でのお手入れには限界があるかと思います。
洗車頻度 月1回~の方は低撥水をお勧めします。
お手入れについて
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〒 062-0051
札幌市豊平区月寒東1条17丁目4番29号
TEL :011-799-0865
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