お湯を使うようになってからは脱脂が状況良くなり、状態の良いお車の場合は研磨無しでOKとなるケースが多くなりました。お湯に力は偉大です。と言うかDIYで洗車好きの方は常識ですよね。失礼しました。
【施工環境】札幌でのコーティング施工は温水の洗浄が常識 ガラスコーティングは気温16度以下では加水分解、脱水縮合(固まりません)が出来ません。 冬季間、冷え切ったボディーを冷水で洗車するという事は、更に塗装面を冷やすことになります。また花粉の除去に必須項目です。
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温水による洗浄
ガラスコーティングは気温16度以下では加水分解、脱水縮合(固まりません)が出来ません。
または定着不足により初期トラブルの原因となります。
冬季間、冷え切ったボディーを冷水で洗車するという事は、更に塗装面を冷やすことになります。
【施工環境】非常に大切な厳冬期における札幌及び北海道でのコーティング施工温度・湿度について ジェットヒーターは湿度が多すぎコーティングには不向きです。
なので札幌でのコーティングでは温水での洗車及び洗浄が必要不可欠となります。
また、塗装面の油分除去(脱脂)も冷水では芳しくないです。
洗車及び脱脂洗浄は当然の如く温水を使い、油分の除去はもちろんコーティングに不向きな低温状態を解消します。
脱脂の際はお湯で更なる油分の除去効果を狙うのは常識です。お皿の汚れ、油分は冷水で取れますでしょうか?
この工程を省略すると安価になります。が脱脂不良が考えられ定着が弱いため価格相応なのです。
コーティングの効果を上げるためのパネル温度を上げるのです。
青森県の超ベテラン「カービューティープロ・フォーマシャイン」太田PROのコメント
温度が上がったお湯は密度が低くなり、水よりも粘度が低くなります。
10℃の水に対し45℃のお湯の粘度は約半分程度となり、車の細かなすき間のすみずみまで浸透しやすくなり、洗車後の洗残しや洗剤分のすすぎ残し等が減り、洗車の効率を向上させます。
2019/3 追記 「温水はゴムパッキンが劣化するから冷水で洗う」
先日、他コーティング店へコーティングお問い合わせの際に温水の洗浄を行っているか質問をされ「温水はゴムパッキンが劣化するから冷水で洗う」と答えを頂きまして疑問を持ち当店へ質問された方がいらっしゃいました。
確かに熱はゴム類を劣化させます。エンジンルームなどの高熱を発する部分でも10年も経てば硬くなりますが、表面にひびが入ってきても油脂類が漏れてくる車は見たことがありません。これはお車の場合は耐熱性・対候性・耐紫外線を考えたゴムを部位によって変えているからです。
私の前職では営業系で月5,000㎞超走行を行い、車検時に18万㎞、4~5年で24~5万㎞ほどまで乗りました。熱にさらされるのはほぼ毎日ですが、過酷なエンジンルーム内でもゴムの触り心地は特に問題は無かったと思います。燃料等の重要部品です。
熱に晒されればゴム類は確かに劣化はしますが、それは常用温度(夏の日差しや氷点下)でも当然の様に劣化はして行きます。
例えば炎天下の濃色車のボンネットでは目玉焼きが焼けるぐらい熱くなります。
その温度では多分、素手では車体を触れないでしょうね。
しかし熱による劣化のより紫外線の方が痛みの方が深刻と思います。
確かに熱はゴムを劣化させるかもしれませんが誇大表現のし過ぎです。
誇大表現の傾向として
少々の知識を持った場合に天狗になり見受けられるケースが多い(経験不足)
一人や個人でのお店に見受けられる傾向(だれも指導をしてくれない)
フランチャイズ制による知識不足(自身での勉強及び研究不足)
車業界であまり縛りのない方(先輩や上司が居ない環境)かつ業界経験の少ない方
この様に分析されます。
しかし結論としては、単純に温水が無いためゴムが傷むと安直な表現をされたのではないでしょうか。
誇大表現の一例
塗装面に指紋を付けないで!
説明
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塗装面へ指紋を付けると皮脂によりクリアー層表面に油分が固着。油分は熱吸収率が高く、そのままではクリアー層を熱による変化を招きます。
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もっともらしく聞こえますね。
でもね、塗装ってこんな程度では変化は招きません。
温水でゴムパッキンが劣化するって、こんな程度なのですよ。
コーティング業界、いったいどうしちゃったんでしょう?
低レベル化と極端で誇大的な説明と思います。
非常に残念ですが、温水を使って洗車をする事があり得ないと言われる方が居ます。
台所で食器洗浄は水で洗いますか?フライやてんぷらなどの油物を洗いやすいですか?お風呂の洗浄は水で濯ぎますか?
コーティングは寒くても施工できますが、寒いと作業が容易になります。拭き取りやすいからですね。
でも、拭き取りやすいと言う事は、残留成分が残らない、残りにくい。または定着しにくいと考えられないのでしょうね。
目的は汚れを落としやすくして、コーティング施工の適正温度にする事です。
更に近年の北海道では温暖化の影響なのか?花粉の影響を受けている車も目にする機会が多くなっております。花粉は磨きでは取れません。そのための温水(お湯)ですが、理解されていない方が多いです。
詳しくは検索 花粉 ペクチン をご覧ください。
まともな施工店は理解されております。
温暖化の影響で本来取れない魚が取れ、とれる魚が取れなくなったとよく耳にするかと思います。花粉被害があまりなかった札幌市、今後は本州と同様の考え方が必要ですが、お湯の洗浄をありえないと言っていた方の手のひら返しが楽しみですね(笑)
花粉による塗装面の被害は熱で解消します。
3~4年前ぐらい前からでしょうか、本州から入ってきた中古車や場合によっては新車にも花粉の固着が目立つようになってきました。
北海道ではあまり耳慣れない言葉ですが、関東では当たり前の様に見かける光景ですし、知っているからこそ処理も当然ながら行っております。
花粉等の固着物対策で必ず行うのがお湯を使った洗浄です。
それでもダメなら遠赤外線ヒーター さらにヒートガンと使い別けます。
北海道でただ一人の洗車ソムリエ講師資格者である車の119番 福原社長に色々とご指導を受けて更なる確信へと
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温度差による湿度発生について
コーティング施工において湿度、温度が大切なことを書かせて頂きましたが、冬季間の温水洗車の際に発生する湿度はガラスコーティング施工時に非常に問題があります。
湿度を管理する上で最も必要なものが床面状態です。
コンクリート打ちっぱなし床面は水分の乾燥が遅く、湿度の高い状態になりますので、塗装が必要になりますが、安価すぎる塗装の場合は色がついているだけで排水性が悪く、湿度は多い状態のままです。排水性が悪いので当然ですね。
ではどうするかですが、床の塗装は塗装屋さんでも出来ますが、防水屋さんに依頼するのが正解です。防水屋さんはビルの屋上などに防水塗装を行うスペシャリストです。
温水使用時に一時的に上がってしまう湿度でも、数分で通常値に戻ります。
大切なお車を作業させて頂いております。
同じような作業工程でも、目的があればしっかりした理論となります。
今回伝えたいことはコーティングを施工される際の温度と湿度になります。
低くても高くてもNG!
しかし、ほとんどの方は考えません。