2025/6 日産・GT-R(25y)「セラミックプロイオン」2レイヤー・プロテクションフィルム 札幌市南区より

ページコンテンツ

お車について

2025年モデル GT-R 施工内容

今回施工させていただいたのは、2025年モデルのGT-R。

まず飛び石や走行時のダメージからボディを保護するために、以下の範囲にプロテクションフィルムを施工しました:

  • フロントフル(ボンネット・バンパー・左右フェンダー・ヘッドライト・ドアミラー)
  • Aピラー
  • サイドシル
  • フロントガラス(専用プロテクションフィルム使用)

なお、ボンネットにはカーボンタイプのオプションフィルムを使用し、質感の変化とスポーティな印象を演出しています。

ボディのその他の部分には、**最新のセラミックコーティング「セラミックプロイオン」**を採用。高い耐久性と深みのある光沢を長期間維持します。

さらに足元には、**セラミックプロ9Hホイールコーティング(ベース2層+トップ1層)**を施工し、ブレーキダストや汚れの固着を抑制。洗車も格段にラクになります。

セラミックプロイオンとは

業界で初めて新技術 強化ガラスで使われる「イオン交換テクノロジー」とCeramic Pro独自技術「ナノセラミックテクノロジー」と融合し、コーティングの基準をさらなる高みへと進化させました。

強化ガラスで使われる「イオン交換テクノロジー」とは

特徴

〇これまでのセラミックコーティングと比較し、1層あたり約2倍の厚さを持ち、より深い艶と光沢を発揮します。

〇優れた耐薬品性により、ウォータースポットになりにくく、汚染物質による汚れや腐食に対する耐性が向上します。

〇これまでのヘア状の撥水基とは異なり、ピラミッド状の強力な撥水基を備え、より耐久性に優れた疎水性能を持ちます。

〇高硬度・高密度のコーティング被膜で、これまでの9Hを超える高い硬度をもち、高い耐摩耗性を発揮します。

イオン交換テクノロジーによって分子を大型化。密度を上げることによってこれまでの硬度9Hを超える硬度を実現。

単純に硬度を上げるのではなく、密度を上げることで、非常に均一なガラスのようなコーティング層を形成。耐スリキズ性能や汚染物質による汚れ、腐食に対する耐性を向上させました。

詳しくはこちら


本当にセラミックコーティング?

**「セラミックプロ 9H」**の市場投入以降、セラミックコーティングはその高い性能と話題性により注目を集め、現在では多数のメーカーが同様の製品を展開するに至っています。

しかしながら、昨今の傾向として、施工環境や技術要件を最小限に抑え、短時間の講習を受けるだけで取り扱いが可能となるケースが増加しているのもまた事実です。

本来、セラミックコーティングはその特性上、高度な施工技術と適切な温湿度管理を含む設備環境を必要とするものであり、製品本来の性能を引き出すためには、専門的な知識と施工実績に基づく技術力が不可欠です。

このような背景を踏まえると、製品名やスペックに加え、「誰が・どのような環境で施工するか」という視点が、施工品質の維持・向上において極めて重要であると考えます。

YouTube

先に完成動画を公開しております。


業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

【完全屋内撮影について】

撮影時に外光を取り入れている場合、それは意図的に車両を美しく見せるためであり、実際以上の光沢を演出したり、薄いキズを目立たなくさせる目的がある場合があります。

しかし、当店では“完全屋内撮影”を徹底しています。

これは、施工後の本来の仕上がりを正確にお伝えするためであり、光の演出に頼らず、施工品質そのものに自信がある証でもあります。

また、セキュリティの観点からも、外から入庫中の車両が見える環境は決して好ましいものではありません。

近年増加傾向にある車両盗難のリスクを考慮し、外部から視認されない安全な施工環境を整えております。

本当に信頼できる施工店とは、「見せ方」ではなく「中身」で勝負するべきだと考えています。

PRO ohmiya

このブログは、ただの自己満足で書いているわけではなく、お客様へのご報告として公開しています。
というのも、カービューティープロ札幌ドーム前では、作業中の見学はご遠慮いただいているため、「どんな作業をしているのか気になる」というお声にお応えするかたちで、ブログを通じてわかりやすくお伝えしています。

お客様にとって見やすく、わかりやすく、安心していただけるような「ユーザーフレンドリー」な内容を目指しています。

施工内容



✅ 下地処理
・新車直納セット(平面部および運転席にシリカスケールあり)
・ディテール洗浄(ライトコース/無料)

✅ セラミックプロイオン:2レイヤー施工(撥水性)
・最新「イオン交換テクノロジー」による高密度コーティング
・1層あたり従来比 約2倍の厚みで、深い艶と強力な保護性能を実現


✅ プロテクションフィルム

  • フロントフル
  • ボンネットカーボンタイプ
  • Aピラー
  • サイドシル(ハーフ
  • ウィンドウ


✅ アルミホイールコーティング:セラミックプロ9H(3層)

ルーフの汚れ

注意喚起

春の陽気を感じられる季節になってきましたが、気温が高くなってきた=コーティング施工に適しているとは限りません。

コーティング剤は、温度・湿度・空気中の水分量などの条件に大きく影響を受けます。たとえば、気温が高くても湿度が過剰であれば硬化反応が鈍くなったり、逆に乾燥が早すぎて被膜が不均一になったり、ムラが出たりすることもあります。

また、セラミックやガラス系コーティングは分子レベルで塗装と結合するため、施工時の温度管理が仕上がりの密着性や耐久性に直結します。

単純に「今日は暖かいから大丈夫」という判断だけで施工してしまうと、コーティング本来の性能を十分に発揮できず、早期の劣化や撥水不良、剥離の原因になることもあります。

当店では、施工前に施工環境の温湿度を細かく確認し、コーティング剤ごとの最適な条件を整えたうえで作業を行っています。そうすることで、ムラなく均一な仕上がりと、長期間安定した保護性能を実現しています。

下記に2024年版をまとめました。


カーボンヒーターの熱入れについて

同じ名称のコーティング材でも、施工時の温度、湿度、熱の加え方によって、その性能を120%まで引き出すことが可能です。

これは、**「何を求めているのか」「どのような考えで施工に臨んでいるのか」**という、施工店の姿勢によって大きな差が生まれることを意味します。

カービューティープロ札幌ドーム前では、常に「なぜこの施工を行うのか」という“理由”を大切にしています。
ただ作業をこなすのではなく、一つ一つの工程に意味と目的を持たせ、最良の結果を追求しています。

店長

北海道のような寒冷地では、カーボンヒーターによる熱入れは欠かせない工程です。
適切な温度管理によって、コーティング性能を最大限に引き出します。
私たちは「なぜ行うのか」を常に考え、確かな結果を追求しています。

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

常温ではガラスコーティングやセラミックコーティングの硬化が不十分になります。
(※通常、完全硬化には常温で2~3週間必要)
そのため、「水を弾けばガラスコーティング」という誤った認識が広がってしまうのです。

本来の性能を引き出すには、適切な温度管理と確かな施工知識が不可欠です。

YCCS認定「 inagaki」

油分があれば、水は簡単に弾きます。
それだけで「コーティングされた」と思い込むのは危険です。

本物のコーティング施工には、温度管理の徹底とカーボンヒーターの使用が重要です。
施工前には、それらが行われているか必ず確認しましょう。

ポイント

各コーティングメーカーは、施工のハードルを下げるために「熱入れ不要」「冬用対応」などの簡易型コーティング材を開発しています。
しかしこれは、販路拡大を目的とした戦略であり、必ずしも低温施工に適しているという意味ではありません

※実際に、メーカー担当者からは「ヒーターなど設備が必要だと使ってもらえないから」といった本音も聞かれます。

また、多くの製品は東南アジアなどの高温多湿地域で開発されており、氷点下での施工についてはマニュアルにも記載がほとんどありません。
(※例外として、セラミックプロはロシア、グロスコートは-40℃のモンゴルで開発)

本気で仕上がりと耐久性を追求するカーディテイリング業者であれば、メーカーの「売り文句」をそのまま鵜呑みにすることはありません。

メーカーが「不要」と言っても、温度管理と熱入れは施工品質を守るために“必要”なのです。
「やらなくていい理由」ではなく、「やる理由」を考える——それが当店の姿勢です。

高品質なコーティング施工には、1台ずつの間仕切り+温湿度管理が不可欠。

コンパウンド等の粉の飛散も防げて、仕上がりに大きな差が出ます。
施工環境、要チェックです!

https://wp.me/p9JpDT-geW

冬期間及び低温施工を余儀なくされる北海道におけるコーティングの注意事項

セラミックプロ9Hの類似品に注意

ガラスに次はセラミックと言う流れで世の中移り変わっておりますが、セラミックプロ9Hでヒントを得たのかセラミックコーティングが流行りつつあります。

ガラスだろうがセラミックだろうが、しっかりした施工理論がないと素材の変更だけでは何も変わりません。

コーティング施工環境について詳しく

セラミックプロ9H認定施工店とは

日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングです。特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。

認定施工店の基準

①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している(ここで落とされる)
③信頼があるコーティングプロショップであること(ここで落とされる)


最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ませんが、北海道はさらにクリアーする項目があります(公表すると突破するだけのアピールとなりますので公表はしません)

カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります

カービューティーIIC 千葉県市川市

上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。

コーティング施工環境について詳しく

外気を遮った環境

塗装面を見るための適正な照明

同色(特に昼白色の蛍光灯、ホームセンターで販売されているLED)のLEDは白の洪水のため不可

冬季でも16度以上をキープできる環境

温水の使用(パネル温度を上げる)

遠赤外線ヒーターの使用

ディテイリングライト(蛍光灯ではない)でのチェック

下地処理洗浄と施工温度の重要性

コーティング施工前の下地処理洗浄では、温水を使用することが極めて重要です。
これは、パネル温度を20〜25℃まで上昇させるためであり、適切な温度にすることで、コーティング剤が正しく反応し、確実に硬化します。

冷水での洗浄はNG

この時期(寒冷期)に冷水で洗浄を行うことは厳禁です。
理由は以下の通りです:

  • 洗うことは可能:汚れは落ちます。
  • 施工することも可能:表面にコーティング剤を塗布すること自体はできます。
  • しかし、硬化しません:パネル温度が低いため、コーティングが定着・硬化せず、仕上がりや耐久性に大きな影響を与えます。

洗浄プロセス

洗浄は、アルカリ洗浄剤・酸性洗浄剤・中性洗浄剤・特殊洗浄剤などを組み合わせて4回洗浄を行います。
このプロセスを丁寧に行うことで、肉眼では見えなかった汚れや劣化部分が見えてくることがあります。

室温とパネル温度

洗浄後にパネル温度を確実に20〜25℃に上げることで、コーティングがしっかり密着・硬化します。

室温が高くても、パネル自体が冷たいままではNGです。

ラスコーティングやセラミックコーティングは施工時のパネル温度が非常に重要


常温での施工を行わなければ意味がありません。

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。

プロテクションフィルム

画像があまりありませんが、可能な限りアップしてみます。

透明なフィルムは画像には映りませんので、まずはボンネット

カーボンプロテクションフィルムです
質感は本物そっくり

蛍光灯に反射してますが

屋外だとこんな感じに見えます。









フロントガラスには【ダイノフレックス】


サイドシル部分は、全体を保護する場合が多いですが、今回は乗り降りの際に発生する可能性のある部分から、フロントタイヤからのp巻き上げによる飛び石から保護させるためにハーフタイプを作成

こんなイメージです。


↓↓↓↓↓↓↓



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今回のプロテクションフィルム施工は、2020年モデルからお乗り換えのお客様ということもあり、実際の使用環境においてどの部分にダメージが入りやすいかをしっかりご認識されていたため、必要な部位を的確に選定して施工を行いました。

本来、プロテクションフィルムはすべてデータカット(専用設計カット)で対応するとかなり高額になりますが、今回は要所を自社制作でカット・施工することで、コストを抑えつつも、本来の目的である“消耗品としての保護機能”をしっかり発揮できる形でご提供させていただいております。

移動のため搬送車を利用しました。

セラミックプロ9H認定施工店が使える【ナノプライマー】

コーティング前の下地処理工程で大事なのが、このプライマー工程です。

※画像はイメージです。

お客様と接していると、コーティング施工店の考え方とお客様の望む方向のズレを感じることが多いのですが、そのズレを解消してくれたのがナノプライマーです。

このナノプライマーははセラミックプロ9H施工店のみ取り扱いの出来る下地処理剤で、脱脂効果、光沢の付与、塗装面とコーティングを結びつけるプライマー効果(定着剤)として使えますが、以前は何が何でも磨く事をお勧めしましたが、ナノプライマーの登場により低コストでコーティングの施工が可能になりました。考え方に付きましては下記のリンクに詳しく上げておりますので、宜しければご参照頂ければ幸いです。

コーティングで車はきれいになるの?

セラミックプロイオン



製品のご紹介

イオン ベースコート

べースコートはトップコートを施工する事で反応しますので、単体での施工は意味を持ちません。

イオン トップコート

単体でも使用できるセラミックスコーティング

※トップ使用によりベースコートが反応します。

セラミックプロイオンについて

業界で初めて新技術、強化ガラスで使われる「イオン交換テクノロジー」とCeramic Pro独自技術「ナノセラミックテクノロジー」と融合し、コーティングの基準をさらなる高みへと進化させました。

強化ガラスで使われる「イオン交換テクノロジー」とは

イオン交換テクノロジーによって分子を大型化。密度を上げることによってこれまでの硬度9Hを超える硬度を実現。単純に硬度を上げるのではなく、密度を上げることで、非常に均一なガラスのようなコーティング層を形成。耐スリキズ性能や汚染物質による汚れ、腐食に対する耐性を向上させました。

詳しくはこちら

北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。

塗装およびコーティングは、施工後に「どれだけ熱を吸収させ、しっかりと冷却するか」が仕上がりの硬度に大きく影響します。適切な温度管理を行うことで、表面に固着するスケール(白い膜状の汚れ)の発生も抑えることができます。

【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。

※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?

注意喚起

この工程は、コーティングの性能を最大限に引き出す上で非常に重要なのですが、実際には省略されてしまうことが多いのが現状です。

なぜ省略されるのか?

それは、施工時に行っていても、行っていなくても、見た目ではお客様には分からないためです。
つまり、施工者のモラルや理解度に依存しているということです。

加えて、メーカー側も施工性の良さ(=簡易性)を重視する傾向があるため、「この工程は不要です」と説明してしまうケースも見られます。販路拡大を目的とした姿勢から、本来必要な工程が省略されることを正当化してしまうこともあります。

しかし、施工後にしっかり熱を加える工程(加熱硬化)は、被膜の安定化や定着性を高める上で非常に有効です。
**熱を入れて悪影響が出ることは基本的にありません。**むしろ適切な温度での焼き付け処理を行うことで、硬化不足やムラ、密着不良といったトラブルを未然に防ぐことができます。

だからこそ、私たちはこの工程を**“見えないけれど差が出る工程”**として大切にしています。

「焼付処理」とは?—加熱によるコーティング硬化の考え方

この工程は「焼付処理」と呼ばれるほか、「強制乾燥」や「加熱浸透法」など、さまざまな呼び方があります。見た目には似たような作業に見えるかもしれませんが、加える熱の強さや目的によって結果に大きな違いが生じます。

教える立場から申し上げると、作業者の理解度によっては、リスクを抑えるために「単なる乾燥(温めるだけ)」の方法を伝えることもあります。結果として、多くの現場ではすべての車両に対して「軽く温める程度」の処理にとどまってしまっているのが実情です。

熱処理の種類と効果の違い(イメージ)

  • 強い熱処理=焼付処理(しっかりと熱を加えて硬化を促進)
  • 弱い熱処理=強制乾燥/加熱浸透(温めるだけの処理)

せっかく熱源があるのであれば、単なる乾燥で終わらせるのではなく、**コーティング材にしっかり熱を入れ、短時間で硬化を促す「焼付処理」**を行うことが理想です。

熱を加える目的を理解していないと、「とりあえず温めるだけ」になってしまい、肝心の硬度が得られません。これは例えるなら、レアチャーシューや低温熟成のように、柔らかく仕上げるための加熱方法です。食品では有効ですが、クルマは工業製品です。求められるのは耐久性と強度であり、“低温熟成”のような曖昧な処理では意味がないのです。

北海道でのコーティング施工について

カーボンヒーターによる焼付処理で、確かなコーティング品質を実現

当店では、セラミック・ガラスコーティングやフッ素樹脂コーティングにおいて、カーボンヒーター(旧遠赤外線ヒーター)を使用した焼付処理を必須と考えています。

施工温度の管理はコーティングの基本条件ですが、焼付処理によって施工後のコーティング膜の安定化と強度向上を図ることが可能です。

また、北海道唯一の洗車ソムリエ講師や腕利きの板金修理職人のアドバイスを受け、当店独自の工夫を重ねて、カーボンヒーターの熱源を最大限に活かしています。

「焼付処理を行わない理由ではなく、行う理由を考える」—これがカービューティープロ札幌ドーム前のこだわりです。

「カービューティープロ札幌ドーム前」と一般的なカービューティープロ施工店の違い

「カービューティープロ」を名乗るためには、まず厳しい基準を持つ『カービューティープロ・スクール』を修了しなければなりません。このスクールを卒業していない限り、名称の使用はもちろん、米国BAF社製の専用液剤を使用することもできません

営業スタイルの違い

カービューティープロはフランチャイズ形式ではないため、各店舗が独自に営業方針を設定し、自由に事業を展開しています。
店舗のスタイルは主に以下の3つに分かれます:

  • 中古車販売業との併設店
  • 板金・塗装業との兼業店
  • 当店のような、コーティングを専門とするプロショップ

当店「カービューティープロ札幌ドーム前」は、純粋にコーティング・磨きを専門とする店舗であり、技術と品質に特化しています。

ブランドは同じ、考え方はさまざま

カービューティープロという名前で統一されているため、お客様から見ると全国展開のコーティングチェーンのように映るかもしれません。しかし、実際には各店舗ごとに施工方針やコーティングに対する考え方は異なります
営業を始めた当初から、店舗ごとの方向性や技術レベルには自然と違いが出てきます。

正解は一つではありませんが、**カービューティープロ全体としてのルーツは「磨き」にあります。つまり、「磨き」を軸に技術を深めているのが、磨き屋さんとなります。

磨き屋さんとは

磨き作業には特化している一方で、コーティングに関しては施工性の良さを重視する傾向があり、温度管理や焼付け処理といった“プラスアルファの性能”を引き出すための施工は、あまり重視されていないのが実情です

そのため、コーティング本来の耐久性や硬化性能を最大限に発揮させる工程が省略されるケースも少なくありません。

カービューティープロ札幌ドーム前としてはカービューティープロライセンス以外にセラミックプロ9H認定施工店の認定資格があります。

セラミックプロ9H認定施工店とは

日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングです。特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。

認定施工店の基準

①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること

最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。

カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります

カービューティーIIC 千葉県市川市
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。

上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。これは最新型の店舗や設備である必要はありません。

コーティング施工環境について詳しく

ポイント

当店「カービューティープロ札幌ドーム前」は、単なる施工店ではなく、カーディテイリング専門のプロショップとして日々活動しております。

そのため、研磨やコーティングに対する考え方、施工技術、使用設備においては、一般的なカービューティープロ加盟店とは明確な違いがあります。

私たちは、ただ表面を整えるのではなく、塗装本来の美しさを引き出し、それを長期間維持するための理論に基づいた施工を行っております。
使用するコンパウンドや機材、温湿度管理を含めた環境づくりまで、すべてが「結果重視」の体制で整えられております。

同じ看板を掲げていても、アプローチや仕上がりに「差」が出る理由がここにあります。


厳冬期におけるコーティング施工の注意事項から抜粋しますが

施工する環境

作業ブースが16度以上

塗装面温度が20度以上

湿度(結露)対策

ジェットヒーターは使わない

ダルマストーブもNG

深夜の温度管理の徹底

PRO ohmiya

たまに今日は暑かったと室温を30度前後で撮影されている業者さんが居らっしゃいますが、作業は出来てもコーティングの安定した施工ではない事を理解されていない場合が多い。

逆の場合もしかりです。

カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理

※甘焼きは初期不良を招きます。

これをしっかり行う事が大切です。

またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。

エージング (熟成時間)

コーティングは塗っておしまいではありません。

一定のエージングを行い出庫しました。

※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。

ポイント

施工時は1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度と湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。

クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要

※一般コーティング店的には不都合な事実と言われております。お店で確認しましょう。


では完成画像をご覧ください。

【研磨に必要な照明環境について】

研磨作業において重要なのは、単に「明るい照明」ではありません。

画像にもある通り、使用する光源は色温度の異なる複数の照明をランダムに配置し、目標となる面に対して最適な照射角を持たせる必要があります。これにより、塗装面の微細な傷・肌乱れ・バフ目を正確に確認することができます。

また、使用しているのは撮影用のLED照明ではなく、力率(照明の電力効率と発光強度)が高く、コントラストが際立つ特殊な照明です。
このような光源は力が強いため、画像上では「光芒(光のスジ)」が写り込むことがあります。

その特性上、赤〜黄色の色味が強めに写ってしまうことがありますが、これは施工の精度を追求するための“見るための光”であり、魅せるための照明ではないという点をご理解いただければと思います。


店長

撮影時は必ず研磨と同じ状況で撮影するのがカービューティープロ札幌ドーム前のこだわりです。

外光を入れて撮影するという事は、何も行っていなくとも車がきれいに写りますし、研磨のみの光沢とは決して言い難いためです。

研磨時は蛍光灯のみではNG、流行りのヘキサゴンライトもデントリペアやPPFには有効でも研磨にはNG

こういったところからもお店の方向性が見えるのです。


またセキュリティーの観点からもお勧めは出来ません。

お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。

セキュリティについて

セキュリティーについて

当ブログでは、施工履歴を掲載することで、ブラックボックス化しがちな車業界を少しでも透明化し、お客様との相互理解を深めることを目指しております。ただし、掲載している記事はリアルタイムではありませんのでご了承ください。


日産車施工例

GT-R施工例

プロテクションフィルム施工例

ウィンドウプロテクション施工例

セラミックプロイオン施工例

セラミックプロ9H施工例

新車施工例
経年車施工例

洗車セットを使われますと良い状態が長続きしますので、ご活用いただければ幸いです。

コーティング施工後のケアについて

洗車セットで、キレイが長持ち!

当店の洗車セットをお使いいただくことで、コーティングの美しさと効果を長く維持することができます。ぜひ一度お試しください。

ガラスコーティングやセラミックプロは、WAXやポリマー系のコーティングに比べて耐久性が高く、長期間にわたって車を保護できるのが特長です。ただし、撥水・親水といった効果は、紫外線・酸性雨・水道水に含まれるカルキや塩カル(融雪剤)などによって、徐々に低下してしまいます

そこで活躍するのが、専用メンテナンスキットです。洗車時にこのキットを併用することで、コーティング表面に残った汚れやダメージを除去し、本来の撥水・親水性能をしっかり取り戻すことができます(※撥水・低撥水タイプに対応)。

以下の使用方法を参考にしていただければ、年1回の定期メンテナンスのためにご来店いただく必要もなくなります。ご自宅でのケアだけで、キレイな状態をしっかり保つことができます。

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セラミックプロ 9H 認定施工店

YCCS(ヤナセカーケアシステム)認定

2019年 東京モーターショー出品車 施工技術協力

2018年 札幌モーターショー出品車 施工技術協力

2017年 東京モーターショー出品車 施工技術協力

2015年 東京モーターショー出品車 施工技術協力店

2014年 札幌モーターショー出品車 施工技術協力店

2013年 東京モーターショー出品車 施工技術協力店  

※※※※※※※※※※※※※

カービューティープロ 札幌ドーム前
〒 062-0051
札幌市豊平区月寒東1条17丁目4番29号

TEL  :011-799-0865
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