【札幌 セラミックコーティング】BMWアルピナB3 GT|Ceramic Pro ION施工|プレミアム研磨+焼付硬化

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お車について

札幌市北区より、
BMWアルピナ B3 GT のセラミックコーティング施工をご依頼いただきました。

オーナー様には以前にもご利用いただいており、
今回で 2台目のセラミックプロ ION施工 となります。
再び当店へお任せいただき、心より感謝申し上げます。

BMWアルピナは、BMWをベースとしながらも
専用塗装・専用パーツ・専用仕上げが施された特別なモデルです。

その塗装品質を最大限に引き出すため、当店では

・塗装状態の診断
・膜厚管理を行ったプレミアム研磨
・完全脱脂による下地精度の確保
・カーボンヒーターによる焼付硬化

といった工程を徹底し、
Ceramic Pro ION の性能を最大限に引き出す施工を行います。

本記事では、
BMWアルピナ B3 GT セラミックコーティング施工の記録 をご紹介いたします。

※先行公開版はこちら

施工内容

  • ・ボディコーティング:Ceramic Pro ION
  • ・下地処理:プレミアム研磨
  • ・焼付処理:カーボンヒーター強制硬化
  • ・エージング管理:30℃/12時間
  • ・ウィンドウ撥水:EXE W-6
  • ・ホイール:セラミックプロ3層
  • ・レザー:プレミアムコーティング
  • ・PPF:カナード部施工


セラミックプロイオンとは

当店が取り扱う**Ceramic Pro ION(イオン)**は、従来のセラミックコーティングを根本から見直した、まさに次世代の製品です。

注目すべきは、**強化ガラス分野で実用化されている「イオン交換テクノロジー」**を、業界で初めてコーティング剤に応用した点です。

この技術は、スマートフォンや高強度工業製品に採用されており、素材の表面硬度や密度を飛躍的に高めることが可能になります。
さらに、Ceramic Proが長年にわたり磨き上げてきた**「ナノセラミック技術」と融合**させることで、以下のような革新的な性能が実現されました。

強化ガラスで使われる「イオン交換テクノロジー」とは

特徴

〇これまでのセラミックコーティングと比較し、1層あたり約2倍の厚さを持ち、より深い艶と光沢を発揮します。

〇優れた耐薬品性により、ウォータースポットになりにくく、汚染物質による汚れや腐食に対する耐性が向上します。

〇これまでのヘア状の撥水基とは異なり、ピラミッド状の強力な撥水基を備え、より耐久性に優れた疎水性能を持ちます。

〇高硬度・高密度のコーティング被膜で、これまでの9Hを超える高い硬度をもち、高い耐摩耗性を発揮します。

イオン交換テクノロジーによって分子を大型化。密度を上げることによってこれまでの硬度9Hを超える硬度を実現。

単純に硬度を上げるのではなく、密度を上げることで、非常に均一なガラスのようなコーティング層を形成。耐スリキズ性能や汚染物質による汚れ、腐食に対する耐性を向上させました。

詳しくはこちら

本当にセラミックコーティング?

**「セラミックプロ 9H」**の市場投入以降、セラミックコーティングはその高い性能と話題性により注目を集め、現在では多数のメーカーが同様の製品を展開するに至っています。

しかしながら、昨今の傾向として、施工環境や技術要件を最小限に抑え、短時間の講習を受けるだけで取り扱いが可能となるケースが増加しているのもまた事実です。

本来、セラミックコーティングはその特性上、高度な施工技術と適切な温湿度管理を含む設備環境を必要とするものであり、製品本来の性能を引き出すためには、専門的な知識と施工実績に基づく技術力が不可欠です。

このような背景を踏まえると、製品名やスペックに加え、「誰が・どのような環境で施工するか」という視点が、施工品質の維持・向上において極めて重要であると考えます。

YouTube

先に完成動画を公開しております。

※先行公開版記事はこちら


業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

【完全屋内撮影について】

撮影時に外光を取り入れている場合、それは意図的に車両を美しく見せるためであり、実際以上の光沢を演出したり、薄いキズを目立たなくさせる目的がある場合があります。

しかし、当店では“完全屋内撮影”を徹底しています。

これは、施工後の本来の仕上がりを正確にお伝えするためであり、光の演出に頼らず、施工品質そのものに自信がある証でもあります。

また、セキュリティの観点からも、外から入庫中の車両が見える環境は決して好ましいものではありません。

近年増加傾向にある車両盗難のリスクを考慮し、外部から視認されない安全な施工環境を整えております。

本当に信頼できる施工店とは、「見せ方」ではなく「中身」で勝負するべきだと考えています。

PRO ohmiya

このブログは、ただの自己満足で書いているわけではなく、お客様へのご報告として公開しています。
というのも、カービューティープロ札幌ドーム前では、作業中の見学はご遠慮いただいているため、「どんな作業をしているのか気になる」というお声にお応えするかたちで、ブログを通じてわかりやすくお伝えしています。

お客様にとって見やすく、わかりやすく、安心していただけるような「ユーザーフレンドリー」な内容を目指しています。

注意喚起

セラミックプロ9Hの類似品に注意

ガラスに次はセラミックと言う流れで世の中移り変わっておりますが、セラミックプロ9Hでヒントを得たのかセラミックコーティングが流行りつつあります。

ガラスだろうがセラミックだろうが、しっかりした施工理論がないと素材の変更だけでは何も変わりません。

コーティング施工環境について詳しく

セラミックプロ9H認定施工店とは

日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングです。特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。

認定施工店の基準

①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している(ここで落とされる)
③信頼があるコーティングプロショップであること(ここで落とされる)


最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ませんが、北海道はさらにクリアーする項目があります(公表すると突破するだけのアピールとなりますので公表はしません)

カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります

カービューティーIIC 千葉県市川市

上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。

コーティング施工環境について詳しく

外気を遮った環境

塗装面を見るための適正な照明

同色(特に昼白色の蛍光灯、ホームセンターで販売されているLED)のLEDは白の洪水のため不可

冬季でも16度以上をキープできる環境

温水の使用(パネル温度を上げる)

遠赤外線ヒーターの使用

ディテイリングライト(蛍光灯ではない)でのチェック

下地処理と温度管理の徹底

当店では、完全密閉型ブース+遠赤外線乾燥を導入。

春の兆しが見えてきた北海道ですが、自然乾燥では施工に適さない状況が続きます。
そこで重要になるのが温度管理

北海道環境に対応した温度・湿度管理

コーティングは施工環境によって仕上がりが大きく左右されます。
当店では以下のように徹底管理を行っています。

  • カーボンヒーターによる焼付け乾燥(塗装表面60〜75℃)
  • 室内温度:24~26℃前後を安定維持
  • 温水を使いパネルの温度を上げて適正な施工温度
  • 湿度管理:60%以下をキープ
  • 十分な硬化時間を確保し、密着性・撥水バランスを安定化

ガラスコーティング・セラミックコーティングは塗布するだけではなく、焼付処理 を行うことで本来の性能を最大限に発揮します。
被膜がしっかり硬化・定着することで、耐久性・防汚性能が安定し、北海道特有の厳しい環境下でも長期間美しい状態を維持することが可能になります。

カーボンヒーターの熱入れについて

同じ名称のコーティング材でも、施工温度、湿度、熱入れによって120%性能を高めることが出来ます。



店長

ご覧のように、カーボンヒーターを使用した熱入れ作業は、寒冷地である北海道においては欠かせない工程です。当店では、この作業を「当たり前」として丁寧に実施しています。

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

常温では、ガラスコーティングもセラミックコーティングも十分に硬化しない可能性があります(通常、完全硬化には2〜3週間かかります)。それにも関わらず、「水を弾けばガラスコーティング」といった誤った認識が広まってしまっているのが現実です。

ポイント

現在、多くのコーティングメーカーは、施工業者に採用されやすくするために「熱入れ不要」「冬季対応」など、作業を簡略化できる資材を開発しています。

しかし、これはあくまで販路拡大のための戦略であり、必ずしもその資材が低温環境での施工に適しているという意味ではありません。

実際、資材メーカーの担当者からは、

「ヒーターなどの設備が必要だと施工店に敬遠されてしまう」
という声をよく耳にします。

また、多くのコーティング製品は熱帯地域で開発されており、氷点下での使用に関してはマニュアルに具体的な記載がほとんどないのが実情です。
(例:セラミックプロはロシア開発、グロスコートは−40℃のモンゴルで開発)


こうした背景を踏まえれば、プロとして確実な仕上がりを求めるのであれば、温度管理と熱入れは必要不可欠であると、私たちは考えます。

しっかりとした考えを持つカーディテイリング業者であれば、メーカーの「売り文句」をそのまま鵜呑みにすることはありません。
「行わない理由」ではなく、「行う理由」を考える
これが、私たちカービューティープロ札幌ドーム前の施工に対する姿勢です。

❄ 北海道の硬化問題

北海道のような低温・高湿度環境では、自然硬化に頼るだけでは以下のようなリスクが高まります。

  • 硬化不良(被膜が十分に形成されない)
  • 施工後の性能劣化(撥水性や防汚効果が長持ちしない)

このような環境的リスクを無視し、「沖縄でも北海道でも同じ方法で施工できます」と謳いながら、遠赤外線乾燥機などの設備も持たない店舗が存在するのは、本末転倒と言わざるを得ません。施工品質に疑問が残ります。

たしかに、寒い環境下でも施工は可能です。
しかし重要なのは、コーティングが確実に定着し、性能を発揮できるかどうかです。


特にガラスコーティングやセラミックコーティングは、化学反応によって硬化する特性があるため、温度・湿度の管理が極めて重要になります。
この管理が不十分であれば、本来の耐久性や美観を引き出すことはできません。

YCCS認定「 inagaki」

油分が付着していれば水は簡単に弾いてしまいます。つまり、水を弾くこと自体が「コーティングが効いている証拠」にはなりません。
コーティング施工を検討される際は、温度管理がきちんと行われているかカーボンヒーターなどの加熱設備があるかどうかを、必ず確認することをおすすめします。

コーティング性能を最大限に引き出すためには、「温度管理」と「焼付処理」は非常に重要な要素です。特にガラスコーティング、セラミックコーティングにおいては、焼付処理を施すことで膜厚の安定性、耐薬品性、耐久性など、あらゆる性能が飛躍的に向上します。


実際、焼付処理を適切に行ったガラスコーティングの方が、焼付処理を行っていないセラミックコーティングよりも、総合的な性能において優れているケースが多くあります。これは単に素材の違いではなく、施工時の処理工程が最終的な品質を大きく左右することを示しています。

セラミックコーティングは、名前こそ先進的な印象を与えるものの、施工環境や温度管理が不十分であれば本来の性能を発揮できません。逆に、ガラスコーティングでも焼付処理を正しく行えば、その定着性・耐久性は長期にわたって優れた保護効果を発揮します。

つまり、「何を使うか」以上に、「どう施工するか」が重要なのです。焼付処理を含めた温度管理こそが、プロ施工とそうでないものを分ける、最も大きな分岐点と言えるでしょう。

クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要


温湿度管理のできる間仕切りが必要

高品質なコーティングには「環境」が欠かせません。
当店では、1台ごとに間仕切りを設け、コンパウンドの粉塵対策や温湿度管理を徹底。
見落とされがちですが、これが施工精度を大きく左右します。

ガラスコーティングやセラミックコーティングは施工時のパネル温度が非常に重要


常温での施工を行わなければ意味がありません。

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

厳冬期や気温16度以下の札幌市でのコーティング作業においては、熱の管理が必須の工程です。
塗装もコーティングも、どれだけ適切に熱を吸収させて冷やすかが重要で、その過程で硬度が向上します。

さらに、適切な熱処理を行うことで、コーティング表面に付着する「スケール」(白い膜状の汚れ)が少なくなり、仕上がりの美しさと耐久性が高まります。

ボディーコーティング 下地処理

下地処理洗浄では温水を使用し、汚れを浮かせやすくすると同時に脱脂効果を高めています。
北海道の9月以降、水道水は10℃前後と非常に低温になり、コーティングには適さない条件です。
そのため、温水洗浄でパネル温度を適正に保ち、コーティングの密着性を最大限に引き出しています。

Danger

一般的にカーケアで使う「冷水」とは水道水の常温(外気温依存)を指します。

  • 北海道の9月以降 → 水道水温は 10〜15℃前後 まで下がります。
  • この温度帯は、油分や水垢の分解除去には不向きで、かえって汚れを固着させやすい状態です。

一方で、施工に使用する**温水(40〜50℃前後)**は、

  • 油汚れやワックス残りを軟化させ落としやすくする
  • 脱脂効果を高め、コーティング定着を安定させる
  • 塗装パネルの温度を適温(20〜25℃程度)に近づける

といったメリットがあります。

店長

洗浄はアルカリ・酸・中性・特殊洗浄剤などを使い4回ほど行います。

非常に大切なマスキング処理

「しっかりとマスキングを行い、弱い部分を保護します。特にヘッドライトは重要です。」

マスキング(養生の考え方)

マスキングは、ただの下準備ではありません。良い仕事をするための“心構え”であり、相手や仕上がりに対する“おもてなし”の心でもあります。マスキングが雑なようでは、その時点で仕事に対する覚悟が足りない証拠。そんな状態で、いい仕事ができるはずがありません。

ヘッドライトをしっかり養生しているか?

コーティング施工時、ボンネットやバンパーの処理中に、誤ってヘッドライトのハードコートを磨いてしまうケースがあります。これを防ぐためにも、ヘッドライトの保護(養生)は必須です。


ここを疎かにすると、施工直後は問題なく見えても、その後の劣化が一気に早まる原因になります。
見た目以上に、影響は深刻です。

過去に他店で研磨された車ほど、傷みがひどいということです。

おそらく、コーティング作業時にマスキングをせず、バフがヘッドライトに当たってしまったのでしょう。
本来守るべきハードコートを削ってしまった結果、年数が経つにつれて不自然な劣化が目立ってきます。

これはもう、「たまたま」ではなく「必然」です。
だからこそ、マスキング=技術者の良心だと思っています。

もし、ヘッドライトのくすみや傷みが気になるようなら、過去の施工を思い出してみてください。
そこに原因があるかもしれません。

ワイパー部分の保護

【新聞紙での保護はNG】

新聞紙での保護は、最低限の措置として使われることがありますが、決して理想的ではありません。
特にエッジ部分では、紙の硬さが原因で塗装面に傷が入るリスクがあります。

【ワイパーまわりの保護は“常識”】

ワイパー部分は、しっかりと確実に守るべき箇所。
ここを雑に扱うようでは、良い仕事はできません。

本当に腕の良い板金・塗装職人は、新聞紙ではなく専用の養生材を使います。
新聞紙を使っている時点で、「コスト優先の姿勢」が見え隠れします。

【お車は大切な資産です】

新聞紙のような紙素材は、安価ではありますが、保護材としてはリスクが高いのが現実です。
たとえ少し過剰と思われても、しっかりと養生することに“悪いこと”は一つもありません。


たったこれだけの情報でも、
「その店が何を大切にしているか」がよく分かる画像だと思います。

目先の作業だけを済ませるのか。


それとも数年先の劣化やトラブルを見越して丁寧に作業しているのか。

その姿勢は、画像や養生ひとつからでも、伝わってくるものです。

そういった意味では、プロテクションフィルムやヘッドライトリペアを専門に扱っているお店のほうが、塗装や素材のデリケートさを理解している分、慎重で丁寧な作業を行う傾向があります。

PRO ohmiya

もともとは皆さんと同じく、コーティング店を利用する立場でした。
当時は、盗難に遭いやすい車種の入庫情報が公開されたり、隙間にコンパウンドが詰まり、車内がタバコ臭かったりと、不快な思いをしました。

作業は見えにくいからこそ、なるべく画像で公開し、感じたことをお客様目線で伝えるよう心がけています。

業界歴20年以上「TANAKA」

コーティング業や中古車の納車仕上げなど、さまざまな現場で働いてきましたが、慣れてくるとマスキングを手抜きする業者が多いのが現実です。

角の塗装が抜けたり、樹脂パーツにバフが当たったり、そもそも磨きの意味を理解していないまま、雑にテープが貼られている――そんな現場を数多く見てきました。
丁寧にマスキングしようとすると「時間がかかる」と怒られる職場も、正直ありました。

その点、カービューティープロ札幌ドーム前では、マスキングは“ちゃんとやって当たり前”。
むしろやらないと怒られるので(笑)、キワまで安全に、しっかり攻められます。

inagaki

YCCS担当のイナガキと申します。
前職は神戸の海運会社コーティング施工部門にて勤務し、ヤナセ世田谷などで現場リーダーを務めてまいりました。
硬い塗装のメルセデスもお手の物で、経験台数には自信があります。

マスキングは当然の基本作業。
丁寧に保護を行い、大切な愛車をしっかり守ります。

マスキングについての確認

マスキングは手間も時間もかかる作業です。
そのため、マスキングをしっかり行わないコーティングショップは、マスキング施工車の画像をブログに載せることができません。

当店のやり方を真似る業者も多く見かけますが、それ自体は悪いことではありません。
ただし、要点を押さえない雑なマスキングや、汚すぎる貼り方は、意味を理解せずに真似ているだけと判断せざるを得ません。

特に撮影時には、あまりにも簡素な養生や、ヘッドライトを無視したケースも見受けられます。
そうした点もしっかりと確認することが重要です。

研磨を入れて油分の徹底除去、水シミの除去 コーティングに頼らない光沢を演出しました。

スケールが見えますがしっかりと研磨で除去


この研磨作業ですが、あまり磨けない機材で時間をかけて作業を行うケースが多くなってきてます。

磨けない機材を使うため、時間がかかるのは当然のことです。
では、なぜそうするのでしょうか?

弱い機械は、塗装へのダメージリスクが低いというメリットがありますが、意匠(仕上がりの美しさ)は大きく向上しません。

つまり、時間をかけて油分の多いコンパウンドで塗装の傷を「埋める」手法に過ぎないのです。

これは一つの方法としてケースバイケースで使われますが、それだけが「技術」とは言えません。

この点を勘違いしている方が非常に多いのが現状です。

PRO ohmiya

研磨には様々な考え方があります。
中には、傷を「埋める」コンパウンドや「埋める」コーティングを使うケースもありますので、ご注意ください。

もちろん、お客様のご希望があれば対応しますが、これは技術力の問題というより考え方の違いです。

【照明】六角形型LEDライトについて

最近よく見かけるヘキサゴンライト(六角形型)ですが、研磨作業には向きませんので注意が必要です。

画像クリックで販売サイトへリンクしております。

この六角形型LEDライト(ヘキサゴンライト)の良さは、ムラなく明るいことです。
カーラッピングやプロテクションフィルムの施工時には適していますが、研磨やコーティング作業には適していません。

理由は、通常の蛍光灯と同様に、塗装面の凹凸や細かな傷が見えにくいためです。
そのため、研磨技術が未熟な業者や知識の浅い現場でよく使われる傾向がありますが、しっかりした研磨を求める場合には不向きです。

また、6000ケルビン付近の白色光は「白の洪水」となり、細かな傷を見分けにくくします。
これはカーショップなど、「傷を見せたくない」場合には有効ですが、研磨作業には適していません。

【ここのまとめ】

依頼時には、しっかりした研磨を求めるなら、塗装の凹凸や傷がはっきり見えるコントラスト重視の照明が設置されているかを確認することが大切です。

お客様の求める仕上がりによって選択は自由ですが、照明の違いは仕上がりに大きく影響しますので、ご注意ください。

また力率の強い光源であれば壁をわざわざブラックにしなくとも塗装面は良く見えます。

※ブラックブースはホワイト系の研磨には向く場合がありますが、それ以外の作業では逆にクオリティーが下がります。

油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで研磨は致しません。

1,油分の特徴

油分のため、力率の弱い照明で撮影すると傷を隠し、その場ではキレイに見えます。(磨く事を削ると言うケースの使用が目立つ)

2,低撥水・親水タイプの場合
油性コンパウンドを使うと水が弾いてしまい、親水・低撥水の場合は機能が出せないために使いません。

 ※油分はコーティングにはご法度、撥水タイプのコーティングしか取り扱いが無い場合はほぼこのパターンです。

ヌルテカの正体

撥水タイプのコーティングでは、油分やポリエステル樹脂を含むコンパウンドを使用し、塗装面の傷を一時的に隠す施工が行われることがあります。
この方法は一見すると光沢が増して美しく見えますが、脱脂処理が不完全な状態で施工されることが多く、コーティングの定着力が弱くなる傾向があります。
その結果、紫外線の影響を受けやすくなり、コーティングの耐久性が著しく低下してしまいます。

そのため、撥水性を維持するために「洗車のたびにメンテナンス剤の使用が推奨されている」ような場合は、こうしたタイプのコーティングが施されている可能性が高いと言えるでしょう。

油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドを使わない事で真の光沢を演出できます。

ポイント

近年の塗装は、以前より確実に研磨が難しく、癖が多くなっています。
6~7年前から登場したルペスなどの高トルク型ダブルアクションポリッシャーによって研磨は比較的しやすくなりましたが、私はシングルポリッシャーで磨いた肌の光沢とは明らかに違うと感じています。

しかし、研磨レベルはお客様のご予算やご要望に合わせて決めるべきであり、
「磨くことが全て」という昔ながらの考え方は現代のニーズからは離れています。


サービス業の人材不足により新人育成が短期化され、ルペス等の高トルク型ポリッシャーの普及に伴い、「磨けない職人」が増えている現状もあります。
カービューティープロでもここ数年、リスクの関係でシングルアクションの指導は行われていません。
そのため、シングルアクションでの光沢感を知らない職人が多くなり、仕上がりのイメージも下がってしまうと考えます。


お客様には、どこまでの仕上がりを望むのか、
「撫でるだけの研磨で良いのか」を見極めていただく必要があります。

2024年現在、2016年以降に業界に参入した業者は上記の傾向に該当することが多いでしょう。
高トルク型ポリッシャーは研磨の一手法に過ぎず、全てではありません。

セラミックプロ9H認定施工店が使える【ナノプライマー】

コーティング前の下地処理工程で大事なのが、このプライマー工程です。

※画像はイメージです。

お客様と接していると、コーティング施工店の考え方とお客様の望む方向のズレを感じることが多いのですが、そのズレを解消してくれたのがナノプライマーです。

このナノプライマーははセラミックプロ9H施工店のみ取り扱いの出来る下地処理剤で、脱脂効果、光沢の付与、塗装面とコーティングを結びつけるプライマー効果(定着剤)として使えますが、以前は何が何でも磨く事をお勧めしましたが、ナノプライマーの登場により低コストでコーティングの施工が可能になりました。考え方に付きましては下記のリンクに詳しく上げておりますので、宜しければご参照頂ければ幸いです。

コーティングで車はきれいになるの?

セラミックプロイオン



製品のご紹介

イオン ベースコート

べースコートはトップコートを施工する事で反応しますので、単体での施工は意味を持ちません。

イオン トップコート

単体でも使用できるセラミックスコーティング

※トップ使用によりベースコートが反応します。

セラミックプロイオンについて

業界で初めて新技術、強化ガラスで使われる「イオン交換テクノロジー」とCeramic Pro独自技術「ナノセラミックテクノロジー」と融合し、コーティングの基準をさらなる高みへと進化させました。

強化ガラスで使われる「イオン交換テクノロジー」とは

イオン交換テクノロジーによって分子を大型化。密度を上げることによってこれまでの硬度9Hを超える硬度を実現。単純に硬度を上げるのではなく、密度を上げることで、非常に均一なガラスのようなコーティング層を形成。耐スリキズ性能や汚染物質による汚れ、腐食に対する耐性を向上させました。

詳しくはこちら

北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。

塗装およびコーティングは、施工後に「どれだけ熱を吸収させ、しっかりと冷却するか」が仕上がりの硬度に大きく影響します。適切な温度管理を行うことで、表面に固着するスケール(白い膜状の汚れ)の発生も抑えることができます。

【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。

※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?

注意喚起

この工程は非常に大切なのですが、多くの場合は無視される工程です。

それは何故か?行っていても行っていなくてもお客様はわからないからです。
 

また、メーカーも施工性の良いコーティング剤を好まれる事から不要と言って販路を広げますので不要と思いこまれているケースが多い。熱を入れて悪いことは何一つありません。

「焼付処理」とは?—加熱によるコーティング硬化の考え方

この工程は「焼付処理」と呼ばれるほか、「強制乾燥」や「加熱浸透法」など、さまざまな呼び方があります。見た目には似たような作業に見えるかもしれませんが、加える熱の強さや目的によって結果に大きな違いが生じます。

教える立場から申し上げると、作業者の理解度によっては、リスクを抑えるために「単なる乾燥(温めるだけ)」の方法を伝えることもあります。結果として、多くの現場ではすべての車両に対して「軽く温める程度」の処理にとどまってしまっているのが実情です。

熱処理の種類と効果の違い(イメージ)

  • 強い熱処理=焼付処理(しっかりと熱を加えて硬化を促進)
  • 弱い熱処理=強制乾燥/加熱浸透(温めるだけの処理)

せっかく熱源があるのであれば、単なる乾燥で終わらせるのではなく、**コーティング材にしっかり熱を入れ、短時間で硬化を促す「焼付処理」**を行うことが理想です。

熱を加える目的を理解していないと、「とりあえず温めるだけ」になってしまい、肝心の硬度が得られません。これは例えるなら、レアチャーシューや低温熟成のように、柔らかく仕上げるための加熱方法です。食品では有効ですが、クルマは工業製品です。求められるのは耐久性と強度であり、“低温熟成”のような曖昧な処理では意味がないのです。

北海道でのコーティング施工について

カーボンヒーターによる焼付処理で、確かなコーティング品質を実現

当店では、セラミック・ガラスコーティングやフッ素樹脂コーティングにおいて、カーボンヒーター(旧遠赤外線ヒーター)を使用した焼付処理を必須と考えています。

施工温度の管理はコーティングの基本条件ですが、焼付処理によって施工後のコーティング膜の安定化と強度向上を図ることが可能です。

また、北海道唯一の洗車ソムリエ講師や腕利きの板金修理職人のアドバイスを受け、当店独自の工夫を重ねて、カーボンヒーターの熱源を最大限に活かしています。

「焼付処理を行わない理由ではなく、行う理由を考える」—これがカービューティープロ札幌ドーム前のこだわりです。

「カービューティープロ札幌ドーム前」と一般的なカービューティープロ施工店の違い

「カービューティープロ」を名乗るためには、まず厳しい基準を持つ『カービューティープロ・スクール』を修了しなければなりません。このスクールを卒業していない限り、名称の使用はもちろん、米国BAF社製の専用液剤を使用することもできません

営業スタイルの違い

カービューティープロはフランチャイズ形式ではないため、各店舗が独自に営業方針を設定し、自由に事業を展開しています。
店舗のスタイルは主に以下の3つに分かれます:

  • 中古車販売業との併設店
  • 板金・塗装業との兼業店
  • 当店のような、コーティングを専門とするプロショップ

当店「カービューティープロ札幌ドーム前」は、純粋にコーティング・磨きを専門とする店舗であり、技術と品質に特化しています。

ブランドは同じ、考え方はさまざま

カービューティープロという名前で統一されているため、お客様から見ると全国展開のコーティングチェーンのように映るかもしれません。しかし、実際には各店舗ごとに施工方針やコーティングに対する考え方は異なります
営業を始めた当初から、店舗ごとの方向性や技術レベルには自然と違いが出てきます。

正解は一つではありませんが、**カービューティープロ全体としてのルーツは「磨き」にあります。つまり、「磨き」を軸に技術を深めているのが、磨き屋さんとなります。

磨き屋さんとは

磨き作業には特化している一方で、コーティングに関しては施工性の良さを重視する傾向があり、温度管理や焼付け処理といった“プラスアルファの性能”を引き出すための施工は、あまり重視されていないのが実情です

そのため、コーティング本来の耐久性や硬化性能を最大限に発揮させる工程が省略されるケースも少なくありません。

カービューティープロ札幌ドーム前としてはカービューティープロライセンス以外にセラミックプロ9H認定施工店の認定資格があります。

セラミックプロ9H認定施工店とは

日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングです。特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。

認定施工店の基準

①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること

最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。

カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります

カービューティーIIC 千葉県市川市
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。

上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。これは最新型の店舗や設備である必要はありません。

コーティング施工環境について詳しく

ポイント

カービューティープロ札幌ドーム前はカーディテイリングプロショップとして活動しておりますので研磨、コーティングについての考え方、施工法、設備は通常のカービューティープロ店舗とは一線を画します


厳冬期におけるコーティング施工の注意事項から抜粋しますが

施工する環境

作業ブースが16度以上

塗装面温度が20度以上

湿度(結露)対策

ジェットヒーターは使わない

ダルマストーブもNG

深夜の温度管理の徹底

PRO ohmiya

たまに今日は暑かったと室温を30度前後で撮影されている業者さんが居らっしゃいますが、作業は出来てもコーティングの安定した施工ではない事を理解されていない場合が多い。

逆の場合もしかりです。

カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理

※甘焼きは初期不良を招きます。

これをしっかり行う事が大切です。

またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。

エージング (熟成時間)

コーティングは塗っておしまいではありません。

一定のエージングを行い出庫しました。

※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。

セラミックコーティング性能を最大化するための温度管理施工環境(札幌)

エージング目標値は約30℃ 12時間です。



これは寒い北海道だけではなく、コーティング施工時は当然です。しかし軽視されている部分でもあります。

クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要

※一般コーティング店的には不都合な事実と言われております。お店で確認しましょう。

ポイント

施工時は1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度と湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。


では完成画像をご覧ください。

照明について

※スマホで撮ればもっときれいに撮れるのですが‥

※外光を遮り撮影してこそ本来の光沢が判ります。

※外光が入り込む場所では何も行わなくとなくとも美しく写ります。

研磨に必要な各種光源は、画像の様に様々な色温度、ランダムな配置、目標に対した照射角、何よりも明るいだけのLEDでは無く、コントラストが出やすい力率の高い照明が必要です。力が強いと画像の様に光芒が写ります。ですので撮影用では無い光源の為、特に赤~黄色が強めで撮影されてしまいます。


■あとがき

BMWアルピナのようなハイパフォーマンスモデルは、
塗装の質感・光沢・存在感が車両価値を大きく左右します。

コーティングは単なる保護ではなく、
塗装の意匠を整え、長期的に美観を維持するための施工技術です。

当店では

・塗装状態の診断
・適切な研磨工程
・温度・湿度管理
・カーボンヒーターによる強制硬化

といった施工管理を徹底し、
セラミックコーティング本来の性能を最大限に引き出しています。

札幌で
BMW・アルピナ・輸入車のセラミックコーティング施工をご検討の方は、
お気軽にご相談ください。

オーナー様、この度は再びご依頼いただき誠にありがとうございました。

※BMW特設ページはこちら

店長

撮影時は必ず研磨と同じ状況で撮影するのがカービューティープロ札幌ドーム前のこだわりです。


外光を入れて撮影するという事は、何も行っていなくとも車がきれいに写りますし、研磨のみの光沢とは決して言い難いためです。

研磨時は蛍光灯のみではNG、流行りのヘキサゴンライトもデントリペアやPPFには有効でも研磨にはNG

こういったところからもお店の方向性が見えるのです。



またセキュリティーの観点からもお勧めは出来ません。

お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。



セキュリティについて

セキュリティーについて

当ブログでは、施工履歴を掲載することで、ブラックボックス化しがちな車業界を少しでも透明化し、お客様との相互理解を深めることを目指しております。ただし、掲載している記事はリアルタイムではありませんのでご了承ください。

関連リンク

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洗車セットを使われますと良い状態が長続きしますので、ご活用いただければ幸いです。

コーティング施工後のケアについて

洗車セットで、キレイが長持ち!

当店の洗車セットをお使いいただくことで、コーティングの美しさと効果を長く維持することができます。ぜひ一度お試しください。

ガラスコーティングやセラミックプロは、WAXやポリマー系のコーティングに比べて耐久性が高く、長期間にわたって車を保護できるのが特長です。ただし、撥水・親水といった効果は、紫外線・酸性雨・水道水に含まれるカルキや塩カル(融雪剤)などによって、徐々に低下してしまいます

そこで活躍するのが、専用メンテナンスキットです。洗車時にこのキットを併用することで、コーティング表面に残った汚れやダメージを除去し、本来の撥水・親水性能をしっかり取り戻すことができます(※撥水・低撥水タイプに対応)。

以下の使用方法を参考にしていただければ、年1回の定期メンテナンスのためにご来店いただく必要もなくなります。ご自宅でのケアだけで、キレイな状態をしっかり保つことができます。

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