カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い

札幌で車の美装・コーティング専門店をお探しの方へ。今回は「カービューティープロ札幌ドーム前」と、その他のカービューティープロ施工店との違いについてご紹介します。
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✅ そもそも「カービューティープロ」とは?
カービューティープロは、専用スクールを卒業した技術者のみが名乗れる全国ブランドです。
卒業者には、米国BAF社製の高品質な液剤の使用権も与えられ、基本的には“磨きのプロ”としての技術が保証されています。
ただしフランチャイズ制ではないため、営業形態や施工方針は店舗ごとに自由。そのため、店によって施工のレベルやこだわりには差が出てきます。
✅ カービューティープロの基本情報
つまり、名称と研磨ベースの技術は共通していても、施工方針や品質、設備レベルにはバラつきがある。
「カービューティープロ」を名乗るには、カービューティープロスクールの卒業が必須。
卒業者のみが「米国BAF社製の液剤」を使用できる。
しかし、フランチャイズではないため、店舗運営やメニューは各店舗の自由。
✅ カービューティープロ札幌ドーム前の特徴(文面より読み取れる点)
- 専門性の高さ:
- 「中古車業、板金塗装業の併用」ではなく、「専門店」として運営。
- 磨き・コーティングに特化している可能性が高い。
- 温度管理や焼き付け処理など、コーティング性能を最大限に引き出す施工への意識:
- 一般的な「施工性の良いものを好む」店舗とは異なり、高品質・高耐久な仕上がりに重きを置いている。
- 研磨技術の差別化:
- 「2020年以降の開業店は技術が劣る」とされる中で、札幌ドーム前店はそれ以前から営業しており、高度な研磨技術を持っている可能性が高い。
- 「2020年以降の開業店は技術が劣る」とされる中で、札幌ドーム前店はそれ以前から営業しており、高度な研磨技術を持っている可能性が高い。
✅ 通常のカービューティープロ施工店の傾向
価格とのバランスを重視=安価で手軽なサービスが主流の可能性も。
磨きには一定レベルで対応可能(スクール卒業者なので)。
ただし、機材の簡素化や効率重視によって「技術力が低下」しているケースもある。
コーティングは「施工性の良さ(=簡便さ)を重視」する傾向が強く、温度管理や焼き付けといった厳格な施工プロセスを省略することが多く、磨き屋さんと言われるケースが多い。
磨き屋さんとは
「磨き屋さん」とは、その名の通り車のボディを美しく磨き上げることに特化した専門職です。塗装面の傷やくすみを丁寧に取り除き、本来のツヤと輝きを蘇らせる技術に長けています。
ただし、近年では一部の店舗において、コーティングに対しては「施工のしやすさ」を優先する傾向が見られます。
本来、コーティングの性能を最大限に引き出すには、温度管理や焼き付け処理といった高度な施工環境と技術が必要ですが、これらを省略するケースも少なくありません。
また、2020年以降に開業した店舗の中には、簡易的な機材のみで施工を行うところも増えており、研磨技術そのものの質がやや低下している現状もあります。
その反面、価格を抑えたサービスを提供できるというメリットもあるため、「安く・そこそこキレイに」を求める方には選択肢の一つかもしれません。
📝 両者の違い
比較項目 | カービューティープロ札幌ドーム前 | 一般のカービューティープロ施工店 |
---|---|---|
施工専門性 | 高い(専門店) | 多業種兼業が多い |
技術レベル | 高め(研磨に特化) | 近年は技術低下傾向あり |
コーティングの施工方法 | 温度管理・焼き付け重視 | 簡易施工が主流 |
機材・設備 | 高性能機材の使用が推察される | 簡易機材を使用することも多い |
価格帯 | 技術に見合った適正価格 | 比較的安価な傾向 |
磨き屋さんは磨きの技術に秀でた存在ですが、「コーティングの質まで求めるなら施工店選びは慎重に」というのがポイントです。

「磨くこと=コーティング」? その背景と誤解
近年、車を「キレイにする=コーティングをかけること」という認識が広く浸透していますが、この考え方の背景には、**平成初期(1990年代)に起きた “WAXからコーティングへの転換期”**があります。
それまでは「車をキレイにする=WAXがけ」が一般的でした。
しかし、コーティング剤の登場によって、「もっと長持ちし
て、水弾きが良く、ツヤが持続する仕上がり」が求められるようになり、業界は大きく変化しました。
この流れの中で、「磨き=コーティングの一部」という認識が強くなりすぎてしまったのです。
本来、磨き(研磨)は塗装面の状態を整えるための重要な前工程であり、コーティングとは別物です。しかし、「コーティングさえしておけばキレイになる」という誤解が広がり、磨きそのものの重要性が軽視されるようになってきました。

⚠ 施工の本質を見極めて
コーティングは、正しく磨かれた塗装面に施工することで初めてその効果を発揮します。
磨きが不十分なままコーティングをしても、キズやくすみの上から保護膜をかけてしまうだけで、本来の美しさは引き出せません。
だからこそ当店では、「磨き」と「コーティング」を別々の専門技術として大切にし、どちらにも手を抜かない施工を行っています。

「磨く=コーティング」「キレイにする=コーティング」ではない
この点を突き詰めず、単に「磨くこと=コーティング」「キレイにする=コーティング」と捉えてしまうのは、過去の施工文化から抜け出せていない時代錯誤な考え方といえるでしょう。
結果として、
- 適切な下地処理がなされず
- 被膜の定着が不完全で
- 十分な保護性能やツヤが得られない
という“見た目だけの仕上がり”に終わってしまうケースも少なくありません。
本当に価値あるコーティングとは?
当店では、車ごとの状態や使用状況に合わせて、最適な磨きと施工方法をご提案しています。

業界20年以上の経験から見える現状
私自身、業界歴が20年を超える中で、多くの現場を見てきましたが、今なお「キレイにすること=コーティング」や「磨くこと=コーティング」という認識で止まってしまっているケースが多いことに驚かされます。
この考え方に固執すると、コーティングの性能を最大限に活かせず、施工品質の低下やお客様の満足度の低下につながってしまいます。

だからこそ大切にしたい「磨き」と「コーティング」の役割分担
真に美しく、長持ちする仕上がりを実現するためには、それぞれの工程の意味を理解し、適切に分けて施工を行うことが不可欠です。
カービューティープロ札幌ドーム前としてはカービューティープロライセンス以外にセラミックプロ9H認定施工店の認定資格があります。
その「セラミックプロ9H認定施工店」とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングですが、特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
- 認定施工店の基準
- ①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること

最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。
セラミックプロ9H認定施工店とは
当店が取り扱う「セラミックプロ9H」は、日本総代理店であるカーメイクアートプロが認定した施工店のみで施工可能な高性能コーティング剤です。
特に北海道では、施工店会の副会長である「車の119番」様の認定を受けなければ、セラミックプロ9Hの取り扱いができないため、施工店としてのハードルは非常に高く設定されています。
認定施工店の基準
以下の3つの条件を満たさなければ、セラミックプロ9Hを扱うことはできません。
信頼できるコーティングプロショップであること
→ 技術力・施工実績が認められていること。
コーティング施工ブースを完備していること
→ 完全に隔離された環境で塵や埃を防ぎ、施工品質を確保。
遠赤外線乾燥機を導入していること
→ コーティング膜をしっかりと定着させるための必須設備。
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
認定施工店の例
カービューティープロ系列では、以下の店舗が認定施工店として知られています。
カービューティーIIC 千葉県市川市
他にも認定施工店はありますが、本記事では割愛いたします。
なぜ適正な環境・設備が必要なのか?
コーティングの性能を最大限に引き出し、長期間の効果を維持するためには、適正な施工環境と設備が欠かせません。
これは最新型の店舗である必要はなく、長年の経験と技術を持つ店舗であれば十分対応可能です。
【温度管理・チリほこり】外気を遮った環境
【研磨の為】塗装面を見るための適正な照明(同色(特に昼白色の蛍光灯、ホームセンターで販売されているLED)のLEDは白の洪水のため不可)
【温度管理】冬季でも16度以上をキープできる
【温度管理】温水の使用(パネル温度を上げる)
【温度管理】遠赤外線ヒーターの使用
【仕上がりの確認】ディテイリングライト(蛍光灯ではない)でのチェック
これが最低でも必要です。
カービューティープロ札幌ドーム前はカーディテイリングプロショップとして活動しておりますので研磨、コーティングについての考え方、施工法、設備は通常店舗とは一線を画します
厳冬期におけるコーティング施工の注意事項から抜粋しますが
施工する環境
作業ブースが16度以上
塗装面温度が20度以上
湿度(結露)対策
ジェットヒーターは使わない
ダルマストーブもNG
深夜の温度管理の徹底
カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理
※甘焼きは初期不良を招きます。
これをしっかり行う事が大切です。
またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。
【コーティング屋さんと磨き屋さん、違いと見分け方】
カービューティープロ札幌ドーム前はカーディテイリングプロショップです。
カーディテイリングプロショップ
磨くこと、コーティング施工、全てにおいてしっかりした理論で作業出来ます。
技術力の安定のため安易なキャンペーンは行わない。
プロテクションフィルムを取り扱っている。
当店は一般のお客様が90%以上を占めておりディーラーさんのお仕事は極力行いません。
その為、様々なニーズに応えれるよう下地処理研磨においては新車で4段階、経年車研磨においては5段階のメニューが存在します。
※わかりにくいと言われる原因でもある。