アルミホイールコーティングは焼付処理が必須です。
厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。
※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?
アルミホイールはお車と同時、または外した状態でお持ち来られますが、施工本数が多すぎてご紹介できない状態です。
が、たまにはアップロードしないとホイールのコーティングを行っていないと思われる事が多いので、今回はアルミホイールコーティングの頂点「セラミックプロ9H」をご紹介したいと思います。
ホイールは エンケイ「RS05RR)」18インチ 9.5J インセット35
GRヤリスRZハイパフォーマンス
タイヤサイズ 265/35-18
2センチダウン
キャンバー 前後 3度20分
ページコンテンツ
アルミホイールコーティング セラミックプロ9H基本セットの場合は
セラミックプロ9H 2レイヤー(2層)
セラミックプロトップコート 1レイヤー(1層)
合計3層ナノセラミックスコーティングになります。
右から順に
コーティングの定着剤を使い密着率を上げます。
使用するのはセラミックプロ9H認定施工店のみが使える「ナノプライマー」
トップセラミックコート(旧名セラミックライト)
単体でも使用できるセラミックスコーティング
紫外線防止・気持ちの良い撥水性
疎水性
東京オートサロン2019セラミックプロジャパン
向かって左側には通常のガラスコーティングを施工
右側にはセラミックプロ9H 4層コーティングを施工
こちらの車両はお客様の大切なお車なので、ボンネットのみ新品に交換してコーティングデモストレーションを行いました!
セラミックプロ9H表面に付着した汚れなどを除去
セラミックプロ9Hとは
ロシアの戦闘機用に開発された圧倒的な耐久性を誇る次世代セラミックコーティングです。
セラミックプロのコーティング層を塗り重ねすることで、耐擦り性能、耐雨染み性能が向上し鏡面光沢は驚くほどの光沢を実現しました。
耐薬品性及び紫外線抵抗・アンチグラフィティ(落書き)、スクラッチ傷を減らすことができ他製品とは比較にならない、塗装を保護する常識を覆したセラミックコーティングとなります。
それは仕上がりの美しさもそうですが、過酷な状況に置かれるアルミホイールを酸化劣化から守ると言う事になります。
ここまでのポイントですが1層式、2層式、いずれも無機ガラスコーティング、セラミックプロになります。
一般のコーティング店の場合の多くはコスト削減の為、ボディー専用のコーティング剤を転用しているケースが多く、そのようなケースの場合は当店のような表示は一切されておりません。
その様なアルミホイールコーティングの場合は、一時的な仕上がりは多層の場合はワックスや有機性(プラスティックボトル入り)のトップコートでも変わりはありませんが、大事な事はアルミホイールはどのような環境に置かれているかを考えられているか否かです。
飾り物であれば有機物だろうがWAXだろうが大して変わりはありません。
有機性のトップコートは単純に酸化劣化すると言う事
アルミホイールはボディーより熱をを持ちます。熱は酸化劣化の原因になりますね。なので無機ガラスコーティングやセラミックプロ9Hがアルミホイールコーティングには最適なのです。
多層式ガラスコーティングでトップコートを固まらないタイプのコーティングと思えるもの(プラスチックボトルに入っている様なタイプ)は、お客様から見えれば層と感じられるかもしれませんが、実際には層ではありません。
ベースガラスコーティングに無機汚れが付きやすい事を理解(弱点)しているからこそのトップコート施工であります。
この手のトップコート、ベースガラスコーティングのトラブルを少しでも防ぐと言う考えから施工されるケースが多く、レジンやポリマー、惨い場合はWAX(有機汚れを寄せやすいので本末転倒)を塗られるケースもあります。
しかしこの場合のトップコートは一時的な犠牲被膜の場合が多く、数週間から数か月で流れてしまいます。もともとベースコーティングの弱点を補うための素材が流れてしまうという事はベースの弱点が露呈すると言う事になりますので無機汚れ(シリカスケール)が付きやすいのですが、それを防ぐためには早めの洗車しかありません。また紫外線を防止すると言われるケースもありますが、実証した結果全く変わりがない製品もあります。
気になる方は検索で気になるコーティング名称 紫外線で検索してみて下さいね。
耐熱温度800度のブレーキパットでブレーキを行うと、上記動画の様な暗い場所ではブレーキディスクローターが真っ赤になります。その放熱をアルミホイールは受けるのです。当然、有機系コーティングは焼けてしまいますし、最悪コーティングが変質化する可能性もあります。
同じく実験しているのがセラミックプロ9H施工店の車の119番さんです。
トップコートにつて
WAX
つまり、熱害をどれだけ受けるのかを考えられない場合は、単なる艶だけを求めるので有機系を使うと言う事なのです。単価も安価に出来ますしね。
厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。
※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?
この工程は非常に大切なのですが、多くの場合は無視される工程です。
それは何故か?行っていても行っていなくてもお客様はわからないからです。
また、メーカーも施工性の良いコーティング剤を好まれる事から不要と言って販路を広げますので不要と思いこまれているケースが多い。熱を入れて悪いことは何一つありません。
この焼付処理は強制乾燥や加熱浸透法など様々な言われ方があります。基本的に同じ様に見える作業ですが、教える立場から言うと理解できない方にはリスクの少ない方法を伝授され、単なる乾燥(温めるだけ)となります。
イメージとして
強い熱処理=焼付処理
弱い熱処理(温め程度)=強制乾燥や加熱浸透方式
教える立場から言うと理解できない方にはリスクの少ない方法を伝授しますので、全ての車両に対して単なる乾燥(温めるだけ)となります。
いっぽう焼き付け処理ですが、折角の熱源です、コーティングを熱入れを行い短時間で硬化させます。
熱を加えて何を行うかで硬度って変わるのですが、ただ単に温めるだけでは硬度はあまり出なく乾燥するだけです。これがレアチャーシューや燻製なら低温熟成で食べ物なら柔らかく美味しいのでしょうが、車は工業製品ですので低温熟成(あま焼き)はあまり意味がありません。
今回はセンターキャップは外しません。それはこのホイールはサーキットで使う事も目的の購入されており、円形のこのタイプの形状は脱着により、今後熱が入った時に割れやすくなると判断したためです。
これは私の信念ですが、外す事は簡単です、しかし長期で見た場合は自己満足で終わる事が無いよう、大切な資産であるお車の事を考えます。外す事が丁重ではありません。目の前ではなく長期の視点が大切です。
実績の少ないコーティング業者さんが他社との差別化で行われるケースがありますが、長期的視点に立つとあまり芳しくありません。施工された場合等の注意点をまとめております。
よくアルミホイールを外してコーティングを希望されるお客様がいらっしゃいますが、タイヤ交換などで数分だけ1本上げた状態では特に問題が無いでしょう。しかしアルミホイールコーティングの場合は洗浄から乾燥、脱脂、焼付迄入れると数時間を要します。
その間1本だけ上げた状態では車体に異常(その場は判らないかもしれませんが)が出てしまう可能性があります。これは新しいお車を頻繁に交換されている方は判り得ないかもしれませんが、長年同じ車に乗っていてサーキット走行で頻繁にブレーキのエア抜きを行っていると、なんとなく変な感じが良く判ります。
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それを防ぐためにメンバーセンターへジャッキを掛けて、その後リジットラックを掛ければ上記のダメージは防げますが、リジットラックを掛けた痕跡が生じますしメンバー等への負担も危惧するところです。
数十年乗ったお車の場合は気にもしないのでしょうが、新車の場合は大切な資産!コーティングごときで、その様な固定方法では作業を行いたくはありません、行うときは致命的な時だけと考えます。
アルミホイールコーティングの場合は2注リフトでの作業が当然であり、お客様の大切なお車を考えると安易には外して出来ない作業です。
何事も出来るではなく、どの様に行うが大切です。
札幌市のレクサス月寒様 レクサス東苗穂様 レクサス宮の森様にご協力いただきました。
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BMWディーラー 国際興業様は月寒と宮の森様でご協力を頂きました。
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他のディーラー様でも対応してくれる場合があるかもしれませんが、このページの通りの説明をさせて頂いた上でのご協力ですので、お客様の大切な資産と言う意識が高いディーラーさんと認識しております。
もちろんお客様が取り外しての作業を望めばジャッキアップして行いますが、まずは意味を判って頂けると助かります。
と、またウンチクだらけの説明となりましたが、中には快く思わない業者様がいる様で、お客様より情報が入ってきます。誤ったことがあるようであれば技術向上の為にぜひご指導を頂きたく思います。
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2023年
7月 トラスト走行会(クラブマンコース)
8月 十勝夏祭り(クラブマンコース)
9月 ユーロ&ワールド(ジュニア・クラブマンコース)
10月 ハセカップ(ジュニアコース)
エンドレスW-003(メタルパット)使用、高圧洗浄だけでもタイヤカスや汚れが簡単に落ちます。
https://pro-sapporo.com/menu_coating_new_order.html
はじめてコーティングの施工を考えている方へ
最新のキャンペーン情報は下記をご覧ください。
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カービューティープロ 札幌ドーム前
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