2025/5 トヨタ・ハイエース PRO PCX-S9ガラスコーティング低撥水タイプ 札幌市白石区より ご利用ありがとうございました。

【施工事例紹介】ハイエース ガラスコーティング
お客様からご紹介いただいたハイエースの施工事例をご紹介いたします。
新車の状態に応じた「研磨LEVEL1」を実施し、コーティングは使用環境を考慮して**低撥水性スタンダードガラスコーティング(3年耐久)「PRO PCX-S9スタンダード」**を施工いたしました。
長期間にわたり美しい艶と保護性能を維持できるよう、丁寧に仕上げております。
ページコンテンツ
施工内容
〇下地処理
新車 :LEVEL1
ディティール洗浄:ライトコース(無料)
〇コーティング
スタンダード PRO PCX-S9低撥水タイプ
〇ウィンドウ撥水コーティング:PGS-33
〇アルミホイールコーティング:PCW-880
コーティングの機能について
水玉がコロコロと転がるような撥水性能だけが、コーティングの価値ではありません。お客様それぞれの使用環境に応じた「機能性」を考慮することが重要です。
例えば、低撥水タイプのコーティングは、適度な水切れによってウォータースポットの発生を抑えやすく、さらにセルフクリーニング効果により、洗車の頻度を減らすことが可能です(※まったく洗車が不要というわけではありません)。
また、撥水タイプのように「撥水性能を維持するためだけの特別なメンテナンス」を行う必要もなく、日常のお手入れがシンプルになるというメリットもあります。
スタンダードガラスコーティングについて
スタンダードタイプは4種類
撥水性のPCX-S8(弾力性被膜)
撥水性低撥水のPCX-V110(硬質系皮膜)
低撥水性のPCX-S9(弾力性被膜)
親水性のPX-V300 (通常被膜)
これはお客様にニーズ、環境において機能性(撥水・低撥水・親水)を選択できるようにしているからです。
コーティング施工について
コーティングは冬でも施工可能ですが、硬化には適切な温度管理が不可欠です。
当店では、パネルを常温に保ち、施工後はカーボンヒーターで焼き付け、常温環境を8時間以上維持します。
これにより、厳冬期でも問題なく仕上がります。
一方で、温度を考慮しない施工では硬化が不十分となり、本来の性能を発揮できません。
「塗ればOK」ではなく、硬化までがコーティング施工です。

コーティングを選ぶ際は「親水性」があるかどうかが重要です。撥水タイプのみだと、油分で研磨をごまかす施工が行われることがあり、品質が劣る場合があります。また、頻繁にメンテナンス剤を使って撥水効果を維持するのは、定着力の弱さを示しています。施工前に親水性の有無を確認することをおすすめします。
注意喚起
温度を無視した施工はまともにコーティングが定着するものでしょうか?
下記に2024年版をまとめました。
カーボンヒーターの熱入れについて

同じ名称のコーティング材でも、施工時の温度、湿度、熱の加え方によって、その性能を120%まで引き出すことが可能です。
これは、**「何を求めているのか」「どのような考えで施工に臨んでいるのか」**という、施工店の姿勢によって大きな差が生まれることを意味します。
カービューティープロ札幌ドーム前では、常に「なぜこの施工を行うのか」という“理由”を大切にしています。
ただ作業をこなすのではなく、一つ一つの工程に意味と目的を持たせ、最良の結果を追求しています。

北海道のような寒冷地では、カーボンヒーターによる熱入れは欠かせない工程です。
適切な温度管理によって、コーティング性能を最大限に引き出します。
私たちは「なぜ行うのか」を常に考え、確かな結果を追求しています。

お盆を過ぎると気温は一気に低下し、常温ではガラスコーティングやセラミックコーティングの硬化が不十分になります。
(※通常、完全硬化には常温で2~3週間必要)
そのため、「水を弾けばガラスコーティング」という誤った認識が広がってしまうのです。
本来の性能を引き出すには、適切な温度管理と確かな施工知識が不可欠です。

油分があれば、水は簡単に弾きます。
それだけで「コーティングされた」と思い込むのは危険です。
本物のコーティング施工には、温度管理の徹底とカーボンヒーターの使用が重要です。
施工前には、それらが行われているか必ず確認しましょう。
ポイント
各コーティングメーカーは、施工のハードルを下げるために「熱入れ不要」「冬用対応」などの簡易型コーティング材を開発しています。
しかしこれは、販路拡大を目的とした戦略であり、必ずしも低温施工に適しているという意味ではありません。
※実際に、メーカー担当者からは「ヒーターなど設備が必要だと使ってもらえないから」といった本音も聞かれます。
また、多くの製品は東南アジアなどの高温多湿地域で開発されており、氷点下での施工についてはマニュアルにも記載がほとんどありません。
(※例外として、セラミックプロはロシア、グロスコートは-40℃のモンゴルで開発)
本気で仕上がりと耐久性を追求するカーディテイリング業者であれば、メーカーの「売り文句」をそのまま鵜呑みにすることはありません。
メーカーが「不要」と言っても、温度管理と熱入れは施工品質を守るために“必要”なのです。
「やらなくていい理由」ではなく、「やる理由」を考える——それがプロの姿勢です。
高品質なコーティング施工には、1台ずつの間仕切り+温湿度管理が不可欠。
コンパウンド等の粉の飛散も防げて、仕上がりに大きな差が出ます。
施工環境、要チェックです!

力率の高い光源を使用すれば、壁をブラックにしなくても塗装面の状態は十分に確認できます。
確かにブラックブースはホワイト系の塗装の研磨には有効ですが、
それ以外の作業では逆に視認性が下がり、施工のクオリティを落とす原因にもなります。
本当に重要なのは、光源の質と配置。
雰囲気よりも、作業性と精度を重視した環境づくりが大切です。
ガラスコーティングやセラミックコーティングは施工時のパネル温度が非常に重要
、
常温での施工を行わなければ意味がありません。


厳冬期や気温が16度以下の札幌市におけるコーティング作業では、特定の工程が必須となります。塗装やコーティングにおいては、「どの程度の熱を加えてから冷却するか」が重要であり、これによって塗膜の硬度が向上します。さらに、この工程を適切に行うことで、コーティング表面に付着する白い膜状の汚れ(スケール)も発生しにくくなります。
冬期間及び低温施工を余儀なくされる北海道におけるコーティングの注意事項
YouTube
下地処理
下地処理洗浄は温水を使いパネル温度を上げてコーティングを施工できるようにします。冷水での洗浄はこの時期のコーティング施工にはご法度です。

洗う事は出来る。施工する事は出来る。しかし硬化は出来ない。
洗浄はアルカリ・酸・中性・特殊洗浄剤などを使い4回ほど行います。
非常に大切なマスキング処理
しっかりとマスキングを行い弱い部分をします。
特にヘッドライトは重要です。

マスキングは仕事の心意気でありおもてなしの心
雑で汚いマスキングは、仕事に対する配慮が欠けており、良い結果は得られない。
丁寧なマスキングは、良い仕事をするための基本であり、仕上がりの美しさと品質を左右する。
ヘッドライトの養生は必須工程
ヘッドライトをしっかり養生しているか?
コーティング施工時、ボンネットやバンパーの処理中に誤ってヘッドライトのハードコートを磨いてしまわないよう、しっかり保護する必要がある。
養生を怠ると、見た目では問題なくても劣化速度が加速し、将来的に不具合が起きやすくなる。

過去の施工歴がヘッドライトの劣化に影響
ヘッドライトに不具合を感じたら、過去の施工状況を振り返ることが重要。
ヘッドライトリペアの経験から、他店での研磨やマスキング不備によるダメージが顕著に現れる車が多い。
特にコーティング時にマスキングをしなかったためにバフがハードコートに直接触れ、傷みが加速するケースがある。
ワイパー部分の保護

新聞紙での保護はNGです
新聞紙は保護の最低限にはなりますが、エッジ部分が塗装面に傷をつける恐れがあります。
特にワイパー部分の保護は必須ですが、新聞紙を使うのは避けましょう。腕の良い板金修理工の方は、必ず新聞紙以外の方法で保護しています。
コストを抑えるために新聞紙を使う場合もありますが、大切なお車の塗装を守るためには、過剰なほどの保護を行うことが重要です。

大切なお車を守るために
私たちは、目先のキレイさだけでなく、数年先の劣化やダメージを防ぐことを大切にしています。
プロテクションフィルムやヘッドライトリペアは、お車を長く美しく保つための大切なケアです。
安心してお任せください。

かつては利用者として、盗難リスクのある車種の入庫情報が公開されたり、仕上がりにコンパウンド残りやマスキング不良、車内のタバコ臭など嫌な思いをしました。
現在は作業写真を公開し、お客様目線で感じたことを伝えるようにしています。

コーティング作業の際、車の細かい部分まで丁寧にマスキング(養生)を行っています。マスキングをしっかりすることで、塗装の角や樹脂パーツへのダメージを防ぎ、仕上がりを美しく保てます。時間をかけて丁寧に作業することで、安全かつキレイな仕上がりを実現していますので、ご安心ください。

YCCS担当のイナガキです。
以前は神戸の海運会社でコーティング施工部門に勤務し、その後ヤナセ世田谷などで現場リーダーを務めてきました。経験台数には自信がありますので、硬い塗装のメルセデスも安心してお任せください。
コーティングの施工はもちろん、マスキングを丁寧に行い、大切な愛車をしっかり保護することを何より大切にしています。
マスキングの品質が施工の質を決める
マスキングは単なる作業工程のひとつではなく、コーティングの品質を左右する極めて重要なプロセスです。手間と時間を惜しんでマスキングを省く業者が増えていますが、それでは施工後のクオリティは担保できません。
当店の施工例を真似る業者も多く見受けられますが、マスキングの要点を理解せず、雑な貼り方や汚れた貼り方をしているケースが散見されます。これは単なる模倣に過ぎず、技術の本質を理解していない証拠です。
また、撮影時に簡素すぎるマスキングやヘッドライト周辺の処理を軽視する例も多くありますが、こうした甘い施工は顧客に誤った印象を与え、トラブルの原因となります。細部まで徹底したマスキングこそが、仕上がりの均一性と耐久性に直結します。
プロとして施工品質を守るためにも、マスキングの丁寧な施工とその重要性の理解を再認識し、手順を省略せずに徹底してください。


この研磨作業ですが、あまり磨けない機材で時間をかけて作業を行うケースが多くなってきてます。
磨けない機材ですので時間が掛かって当たり前ですが、なぜなのでしょう?
弱い機械は危険が少ないからですが、意匠は向上はしません。
つまり時間をかけて油分の多いコンパウンドで塗装面の傷を埋める手法です。
それはそれで一つの方法ではありケースバイケースですが、それだけでは技術ではありません。
勘違いされている場合が非常に多いのです。

研磨は様々な考え方がありますが、埋めるコンパウンドと埋めるコーティングをされる場合もありますので注意しましょう。もちろんお客様が希望されればですが、技術力とは違い考え方ですので‥
【照明】六角形型LEDライトについて
最近よく見かけるヘキサゴンライト(六角形の照明)ですが、研磨作業にはあまり向いておりません。こちらの照明の良いところは、ムラなく均一に明るいという点です。
画像クリックで販売サイトへリンクしております。

しかし、カーディティリング業においては、カーラッピングやプロテクションフィルムの施工には適していますが、研磨やコーティングの作業では、通常の蛍光灯と同様に塗装面の凹凸が見えにくいため、あまりおすすめできません。
特に研磨技術がまだ十分でない場合や、その特性を理解されていない方が使用すると、仕上がりのチェックが難しくなってしまいますので、しっかりとした研磨を求める場合は適していないとお考えください。
また、6000ケルビン前後の色温度の高い照明も同様に、白色の光が強すぎて塗装面が見えにくくなるため、研磨作業には向きません。
※ただし、カーショップなどでキズが見えてはいけない場合には有効です。
お客様が何を求められるかは自由ですが、しっかりとした研磨やコーティングを行う場合には、コントラストがはっきりとわかる照明の設置が重要となります。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで研磨は致しません。
油分の特徴
ヌルテカ現象
油分があるため、光の力率の弱い照明下で撮影すると傷を隠し、その場では綺麗に見えます。
※この場合、磨くことを「削る」と誤用しているケースが目立ちます。
低撥水・親水タイプへの影響
低撥水または親水タイプの表面に油性コンパウンドを使うと、水を弾いてしまい脱脂不良となります。
そのため、これらのタイプには油性コンパウンドは使用しません。
※撥水タイプしかコーティングの設定が無い場合は疑ってみても間違いではありません。
ヌルテカの正体
撥水タイプを主にしたコーティングの場合は、上記の油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで塗装面の傷を隠蔽するケースが多く、光沢は一時的に良く見えますが定着が弱く(脱脂が完全に出来ない)紫外線に影響を受けコーティングが長持ちしません。それを撥水させるメンテナンス剤で補うので、洗車の都度メンテナンス剤の使用を推奨される場合はこのタイプと言っても過言ではありません。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドを使わない事で真の光沢を演出できます。
※ハードな研磨ではありませんので洗車キズは残っております。

ポイント
近年の車の塗装は以前と比べて、少し性質が変わってきており、研磨の際に気をつけるべきポイントが増えています。
当店では、6~7年前から普及している「高トルク型ダブルアクションポリッシャー」という機械を使い、効率よく研磨を行っています。こちらの機械は作業がしやすく、短時間で磨けるメリットがありますが、従来の「シングルアクションポリッシャー」でしっかり磨いた時のような光沢感とは少し異なります。
そのため、
- 「撫でるように軽く磨くだけで十分」
- 「できるだけしっかり光沢を出したい」
など、お客様のご希望やご予算に応じて研磨のレベルを選んでいただくことが大切だと考えています。
また、近年は研磨技術を習得する時間が短くなり、機械の特性を理解していないと十分な仕上がりが難しい場合もございます。だからこそ、お客様のご要望に合わせた最適なプランをご提案し、ご納得いただいたうえで作業を進めてまいります。
何かご不明点やご希望がございましたら、遠慮なくお知らせください。お客様の大切なお車を、最適な方法で美しく仕上げることをお約束いたします。
コーティング PCX-S9(低撥水・防汚性)

施工されるコーティング材、名称だけ(ラベルを貼っただけ)ではありませんか?
施工されるボトル等を見せてもらったことはありますか?
PCX-S9 低撥水ガラスコーティング


PCX-S9含むカービューティープロ札幌ドーム前取り扱いコーティング剤は、すべて樹脂パーツ、ヘッドライト、テールレンズ、ナンバープレートへ施工できます。一般的にはオプション扱いその分お得になります。
コーティング剤は塗ればよいというものではありません。
適正な量をムラなく均一に塗ることがとても大切です。
余分な成分は必ず拭き取ってください。
よく「たっぷり塗る」と言われますが、実際にたくさん塗るとムラになったり、作業に余計な時間がかかってしまいます。
その時間が長くなると、細かい傷(ヘアラインスクラッチ)ができてしまうこともあります。
ただし、ポリシラザンの場合は塗布量のルールが異なりますのでご注意ください。
何事も適量を守ることが、一番きれいに効率よく仕上げるコツです。
理想的な施工状況
※画像はイメージです。

このような画像で塗筋が乱雑に見える場合は、いわゆる塗ればよい的な感覚!均一さに欠けますので特殊光源で一目瞭然!あまり芳しくはありません。
ポイント
コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。
※画像はイメージです。

【注意喚起】偽装コーティング剤にご注意ください
札幌市内において、**「羊頭を懸けて狗肉を売る」**ような悪質な手法によるコーティング剤の偽物が確認されています。
最近では、**「セラミックプロ 9H」**を名乗る偽物や、誰でもインターネットで購入できる汎用品に、G’ZOX(ジーゾックス)や他の有名ブランドと紛らわしい名称を付けて販売しているケースが散見されます。
さらに悪質なのは、他社の公的試験データを盗用して、自社製品であるかのように見せかけている事例も報告されています。

【ご注意ください】市販コーティング剤を「業務用」と偽る悪質業者が存在します
最近、「オリジナル」や「業務用」と称して、実際にはAmazon等の通信販売サイトで誰でも購入できる一般向けコーティング剤を使用して施工しているケースが確認されています。
これらの業者は、あたかもプロ仕様であるかのような誤解を招く表現を用い、実際には市販品と変わらない性能のコーティング剤を不正に高額で提供しています。
■ ご自身でできる対策:
- コーティング剤の名称は必ずインターネットで検索し、一般流通していないかを確認しましょう
- 「オリジナル製品」と説明されている場合でも、その実態を調べることが重要です
- 不自然に安い価格や過剰な宣伝文句には注意してください
- 正規メーカーやブランドの認定施工店かどうかを確認しましょう
愛車を守るためには、情報リテラシーと信頼性のある業者選びが不可欠です。
カービューティープロ札幌ドーム前のポリシーとしまして、出所がハッキリしているコーティングしか使用しません。これは、食品であれば産地や消費期限など当然の事ですがコーティングは明確な基準が無いためです。
施工にあたり環境が大事です。
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。
下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。

多層コーティングに欠かせないディティリングライト(ムラ確認ライト)
セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト(ムラ確認ライト)

多層式コーティングで最も難しいのが、2層目以降のムラの確認と均一な仕上げです。特に撥水層などは透明なため、目視では非常に確認しづらいのです。
ここで登場するのが、「専用ディテイリングライト」。
- 単なるLEDライト
- スポットライト
- 蛍光灯
これらは全く不十分です。
「照明について」内の記事にもありますが、専用ディテイリングライトをお持ちでないと2層目以上(特に撥水性)からムラが非常に多い状況が目に余ります。
専用ディテイリングライトとは?
これは、コーティングのムラや仕上がりを正確に確認するための特別なライト。
明るいだけでなく、プロ用の「色の見え方」にこだわった照明なんです。
これがあると、ムラを見逃さずにキレイに仕上げられます。
カーボンヒーターによる焼付処理
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
厳冬期や気温が16度以下の札幌市におけるコーティング作業では、特定の工程が不可欠となります。塗装やコーティングにおいては、「どれくらいの熱を吸収させるか」や、その後の「冷却」が非常に重要です。これにより、塗膜やコーティングの硬度が高まり、表面への汚れ(特にスケールと呼ばれる白い膜状の汚れ)の固着も抑えられます。

※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?
熱入れはコーティング施工における「当たり前」の作業です

北海道のような気温の低い地域において、カーボンヒーターを使った熱入れ処理は、もはや特別な作業ではなく「当たり前」の工程と考えるべきです。むしろ、地域を問わず、コーティング施工においてはぜひとも行ってほしい重要な作業です。
「コーティングは塗って終わり?」
――本当にそうでしょうか。
心ある施工者であれば、少しでも仕上がりを良くしたい、定着を安定させたいと考えるはずです。
「行わない理由」ではなく「行う理由」を考えよう
特に寒冷地・北海道でのコーティング施工では、熱入れを行うかどうかが、施工品質を大きく左右します。
確かに…
- 寒くてもコーティングはできます
- 照明がなくても磨くことはできます
- ヒーターがなくても施工は可能です
- 間仕切りがなくても作業はできます
しかし、「できる」と「最適に仕上がる」は別物です。
定着、硬化、最終的な仕上がりの質を考えれば、これらの設備や工程にはすべて意味があります。
このような設備があるかどうかは、そのお店が簡易的な施工店なのか、専門性の高いショップなのかを見分ける目安にもなります。
設備の虚偽表示にご注意を
残念ながら、「専門店」と称しながらも実際には必要な設備を備えていない施工店や、熱入れ処理を行うと謳いながら実際には行っていないケースもあります。
また、関東の有名ショップの画像を無断転載し、設備があるかのように見せかけている悪質業者も、札幌市清田区に存在します。
そのため、施工を依頼する際には、ホームページの情報と実際の施工環境が一致しているか、照明・設備が現場に本当にあるかをしっかり確認することが大切です。

カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
「カービューティープロ」を名乗るためには、必ず「カービューティープロ スクール」を卒業しなければなりません。名称の使用はもちろんのこと、「米国BAF社製液剤」を使うことも許されていません。
営業形態は中古車業、板金塗装業の併用当店の様な専門店と各店舗独自で自由に展開しておりますので制限のあるフランチャイズではありません。
スクールを卒業すれば、自由に事業展開ができるのがこの制度の魅力です。お客様から見ると、全国展開しているコーティング店のように見えるかもしれませんが、実際にはコーティングに対する考え方は、営業を開始してから複雑に変わっていくものです。
さまざまな考え方が存在し、どれが正解というわけではありませんが、カービューティープロ全体としては「磨き屋さん」としての側面を持っています。
磨き屋さんとは
磨きに特化した専門家のことを指します。塗装面のキズや汚れを丁寧に磨き上げることに重点を置いています。一方で、温度管理や焼き付け処理など、コーティングの性能をさらに高めるための施工はあまり行いません。
カービューティープロ札幌ドーム前としてはカービューティープロライセンス以外にセラミックプロ9H認定施工店の認定資格があります。
その「セラミックプロ9H認定施工店」とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングですが、特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
- 認定施工店の基準
- ①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
り、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。
エージング (熟成時間(深夜))もエアコンにて温度管理します。
コーティングは塗っておしまいではありません。

※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。

※暖房全開でひと晩です。
研磨面撮影における光源の重要性について
完成画像をご覧ください。スマホで撮影するともっときれいに写りますが、ここでは屋内で外光を遮断して撮影した例です。
屋内で外光を遮ることで、研磨面の本来の光沢や質感を正確に捉えることができます。逆に外光を取り入れた撮影では、何もしていなくてもきれいに見えますが、細かな光沢の違いはわかりにくくなります。
研磨に適した撮影環境には、様々な色温度を持つ光源が必要です。光源の配置はランダムかつ目標に合わせた照射角を意識し、ただ明るいだけのLED照明ではなく、コントラストが出やすく、力率の高い(高演色性の)照明を使うことが重要です。
力の強い照明を使うと、写真に光芒(光の筋)が写ることがありますが、これは良い照明が機能している証拠でもあります。
研磨面の本来の美しさを伝えるためには、照明環境の工夫が欠かせません。
照明について

外光を取り入れる撮影は、車を美しく見せるためや薄キズを隠すために行われます。しかし、本来の光沢や質感を正しく伝えにくくなります。
また、外光が入ることで入庫中の車が外から見えてしまい、盗難リスクが高まるため注意が必要です。
撮影は外光を遮り、適切な室内照明で行うことが望ましいです。










お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。
セキュリティーについて
当ブログでは、施工履歴を公開することで車業界の透明化を目指し、お客様との信頼関係を築くことに努めております。ただし、掲載している情報はリアルタイム更新ではなく、実際の施工から多少のタイムラグがあることをご了承ください。
上記、セキュリティーについても記載しておりますが、入庫時のお車を特定させない考え方がある為です。
お手入れ
コーティングメンテナンスについて
春先になると、車のボディに鉄粉が付着して気になることがありますよね。鉄粉はそのまま放置すると塗装にダメージを与えることもありますが、適切なケアをすれば安心です。
鉄粉除去には以下の方法があります。
- 鉄粉除去シャンプーの使用
市販の鉄粉除去シャンプーは、軽度の鉄粉を効果的に落とせます。コンパウンドを使わないため、塗装の被膜に影響を与えません。 - ディーラーや洗車専門店での除去
専門のスタッフが鉄粉を除去してくれるので安心です。コンパウンドを使わなければ、塗装面へのダメージは心配いりません。
ご自身での処理が難しい場合や、軽度の鉄粉除去であれば、車検や点検のついでにディーラーで依頼するのもおすすめです。時間を有効に使えて便利ですよ。
鉄粉が気になったら、早めの処置が車の美しさを保つポイントです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
施工例
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カービューティープロ 札幌ドーム前
〒 062-0051
札幌市豊平区月寒東1条17丁目4番29号
TEL :011-799-0865
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