アウディ・S3 新車コーティング|PCX-S8撥水+焼付処理で極上の艶へ

新車でご入庫いただいた Audi S3 に、当店の最高水準コーティング「PCX-S8」を施工しました。
ただ艶やかに見せるだけではなく、環境管理から焼付硬化処理まで徹底することで“数値で証明できる品質” を目指しています。

PRO ohmiya

このブログは施工記録として公開しておりますが、決して自己満足的なブログではなく、お客様への報告としております。理由としてカービューティープロ札幌ドーム前ではお客様への見学はお断りさせて頂いておりますが、お客様の知りたいポイントを伝える為、いわゆるユーザーフレンドリーを目指しているからです。

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ポイント

動画では研磨作業のために赤みの強い照明で撮影されていますが、これは塗装面の状態をしっかりと確認するために、色温度を調整しているからです。

照明にはさまざまな色温度が必要です。すべて白色光の照明で作業を行うと、撮影映像としてはきれいに見えますが、実際の研磨レベルとしては不十分と判断されることがあります。これは、いわば「ホワイトの洪水」、つまり「霧の中でハイビームを使っている」ような状態で、塗装面の微細な凹凸が見えなくなるためです。

そのため、求めるものが「正確な研磨作業」なのか、それとも「映像の美しさ」なのかによって、適した照明は異なります。コーティング施工を希望される場合は、使用している照明の色温度にも注目してみると良いでしょう。


施工内容

PCX-S8 スタンダード撥水タイプ
 均一膜形成を実現するクロスハッチ塗布。余剰分を適切に拭き取り、さらに焼付処理で完全硬化。撥水性と耐久性を兼ね備えた仕上がりに。

リアスモークフィルム(可視光線透過率20%)
 施工環境を管理し、熱収縮を精密にコントロール。ガラスエッジまで密着させ、美しい仕上がりを実現しました。

アルミホイールコーティング(PCW-880 1層式)
 高耐久コートによりブレーキダストの固着を防止。日常のお手入れも簡単になります。

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コーティングを施工する際には、そのラインナップに親水性があるかどうかが重要なポイントとなります。

もしラインナップがすべて撥水性のみで構成されている場合、研磨の段階で油分によるごまかしが行われている可能性があります。そして、撥水タイプのコーティングを施すことで、その油分の使用が分かりにくくなってしまうのです。

また、氷点下などコーティングが適切に硬化できない環境下で行われた自己満足的な施工では、「水を弾く=コーティング」と誤解してしまう方も少なくありません。こうした場合、親水性という概念自体が理解されていないことが多いです。

さらに、施工後に毎回のようにメンテナンス剤を使用し、撥水効果を持続させているケースも見受けられますが、これはコーティング自体の定着力が弱いことを示しているとも言えます。

そのため、本当に品質の高いコーティング施工を求めるのであれば、親水性の有無や製品特性をしっかり確認することをおすすめします。


こだわりポイント

当店では、施工後の仕上がりを長期間維持するために、温度・湿度を制御した専用ブースでの焼付処理 を徹底しています。
これによりコーティング本来の性能を最大限に引き出し、Audi S3にふさわしい輝きを持続させます。

注意喚起


温度を無視した施工では、コーティングは正しく定着しません。低温では硬化不良や結露による密着不良が、高温ではムラや拭き取り困難が起こります。適正な施工温度(一般的に20〜25℃)を守ることが、性能と耐久性を発揮するために不可欠です。

下記に2024年版をまとめました。


カーボンヒーターの熱入れについて

同じ名称のコーティング剤でも、施工時の温度・湿度・熱入れによって、性能を最大限(120%)に引き出すことが可能です。

何を重視するか、どこまでこだわるかはお店の考え方次第。
カービューティープロ札幌ドーム前では、「なぜその施工を行うのか」——その理由を常に考えています。

店長

画像のようにカーボンヒーターによる熱入れは、気温の低い北海道においてはごく当たり前の施工工程だと考えています

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

ガラスコーティングやセラミックコーティングは、本来「常温環境」で2〜3週間かけてゆっくりと硬化するものです。そのため、適正な温度・湿度が確保されていない環境、つまり常温以外での施工は、硬化不良の大きな原因となります。

にもかかわらず、「水を弾けばガラスコーティング」といった表面的な効果だけを重視する誤った認識が広まり、あたかもそれが高品質な施工であるかのように誤解されているのが現状です。

YCCS認定「 inagaki」

本来のガラス・セラミックコーティングは、しっかりと硬化して初めて、耐久性・防汚性・艶などの性能を発揮します。
つまり、水弾きだけでは判断できないのです。

私たちカービューティープロ札幌ドーム前では、「硬化させる環境」を整えることこそが施工の質を左右する最重要ポイントだと考えています。

ポイント

多くのコーティングメーカーは「熱入れ不要」「冬対応」など、作業を簡略化した製品を展開していますが、これは販路拡大のための戦略であり、必ずしも低温施工に最適という意味ではありません

実際、メーカー担当者からは「ヒーターが必要だと使ってもらえないから」という声も聞かれます。
さらに多くの製品は熱帯地域で開発されており、氷点下での施工はマニュアルでもほとんど触れられていません。
※セラミックプロはロシア、グロスコートは−40℃のモンゴル開発。

本当に品質を求める施工店は、メーカーの言葉をうのみにせず、温度管理と熱入れを徹底しています。
「やらなくていい」ではなく、「なぜやるのか」を考える――それが私たちの姿勢です。

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

このカーボンヒーターを使った施工を行っているコーティング店は、北海道内でも数店舗のみです。
また、カービューティープロの全国350店舗の中でも、当店だけが導入していると自負しております(認識違いがあればご了承ください)。

コーティングは「塗って終わり」では決してありません。
そう考えている専門店は、コーティングの本質を理解していない可能性があります。

特に撥水タイプのコーティングは、水を弾けばコーティングとみなされがちですが、硬化が不十分でも「コーティング」と称されることがあります。
水を弾くのは油分でも簡単にできますが、それは本当のコーティングではありません

温湿度管理のできる間仕切りが必要

施工時は、1台ごとに間仕切りを設置し、コンパウンドなどの粉塵被害を防ぐとともに、温度・湿度管理を適切に行っています。
この環境管理は非常に重要なポイントですので、ぜひチェックしてみてください。


クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要

https://wp.me/p9JpDT-geW

研磨作業においては、照明の質が非常に重要です。一般に「ブラックブース」と呼ばれる黒い壁面の施工環境は、光の反射を抑えることでホワイト系の研磨作業に適している場合があります。これは、白系塗装面に対して過度な反射を防ぎ、微細な曇りやスクラッチの見え方を向上させるためです。

しかしながら、光源自体の力率(演色性)が高ければ、壁面の色に依存せずに塗装面の細部までしっかり確認できます。

高演色の光源は自然光に近い色再現性を持ち、塗装面の凹凸や欠点を正確に把握できるため、必ずしもブラックブースが必要とは限りません。

むしろ、ブラックブースは光の吸収率が高いため、作業環境によっては視認性を低下させることもあり、逆に作業クオリティの低下を招く場合もあります。

したがって、研磨やコーティング施工においては、光源の質(力率や色温度)を重視し、最適な環境設計を行うことが重要です。

ガラスコーティングやセラミックコーティングは施工時のパネル温度が非常に重要


常温での施工を行わなければ意味がありません。

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

厳冬期や気温16度以下の札幌市でのコーティング作業では、熱入れは必須の工程です。
塗装面やコーティング剤に適切な熱を与え、冷却することで、硬度が向上し、耐久性が高まります

さらに、コーティング表面に固着しやすいスケールや白い膜状の汚れも発生しにくくなり、仕上がりの美観維持にも効果的です。

冬期間及び低温施工を余儀なくされる北海道におけるコーティングの注意事項

下地処理

下地処理の洗浄には温水を使い、パネル温度を上げてからコーティング施工を行います。
この時期に冷水で洗浄することは、コーティングの定着を妨げるため絶対に避けるべきです

店長

洗うことはできるし、施工もできる。
しかし、硬化はできません。。

洗浄はアルカリ・酸・中性・特殊洗浄剤などを使い4回ほど行います。

コーティング

コーティングはお客様が望まなければ、新車で状態が良い場合は研磨無しで承る事も可能です。また部分的にテコ入れが必要な場合は安価にて対応可能です.

また経年車でも機能(塗装面の保護)のみを求める方にはリーズナブルにご提供できます。

撥水・艶・耐擦り傷・防汚性能のスタンダードタイプ「PCX-S8」

PCX-S8の主成分は100%高純度シリコーンで、ケイ素(Si)と酸素(O)からなるシロキサン結合が骨格を形成しています。
この骨格に側鎖としてメチル基が付いており、強固な結合を持ちながらも柔軟性があるのが特徴です。

この柔軟な被膜は厚く形成でき、美しい艶と優れた耐擦り傷性を発揮します。
また、メチル基は凝集力が低く、水(表面張力が強い)とはなじみにくいため、水を弾く強い撥水性を実現しています。

さらに、3次元の緻密な架橋構造により高い耐候性を持ち、長期間にわたり大切な車を保護します。

コーティング剤は塗ればよいというものではありません。

コーティング剤はただ塗れば良いものではありません。
適正な量を均一かつ平滑に塗布し、余剰成分はしっかり拭き取ることが重要です。

よく「たっぷり塗る」と言われますが、過剰に塗るとムラができ、作業時間が長くなり、ヘアラインスクラッチの原因にもなります(ポリシラザンを除く)。

何事も適量こそが最適です。

理想的な施工状況

このような画像で塗筋が乱雑に見える場合は、いわゆる塗ればよい的な感覚!均一さに欠けますので特殊光源で一目瞭然!あまり芳しくはありません。

【コーティング施工時の注意点】素手で作業を行っていないか?

コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。

※画像はイメージです。


業界歴20年以上「TANAKA」

札幌では最近、「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」セラミックプロ9Hの偽物が出回っています。
インターネットで誰でも買える製品やソフト99のG-ZOXに似た名称を使い、公的試験データを盗用して悪質に販売されています。

コーティングは信頼できる正規品を扱う専門店に依頼しましょう。

「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。
詳しくは下記をご覧ください。
コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。

当店のポリシーとして、出所が明確なコーティング剤のみを使用しております。
食品であれば産地や消費期限が明示されるのが当然ですが、コーティング剤には明確な基準がありません。
だからこそ、安心してお任せいただける製品を選ぶことが重要だと考えています。

inagaki

【コーティング剤について】オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。

「オリジナルコーティング」「自社認定」「マイスター」などの文言は、ほとんどの場合、販売者や施工者が自分で名乗っているだけで、第三者の認定や技術・液剤の裏付けはありません。信頼できる証明がないかどうか、しっかり確認することが大切です。

施工にあたり環境が大事です。

店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。

下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。

詳しくは当店のこだわりもご覧ください

施工環境について

施工時の温度管理について
・上部は熱く、下部は寒いなど温度差がある場合、施工順序を変える必要があります。
・客観的に温度を把握することが大切。
・【注意】北海道では作業ブース内の温度は16度以上、パネル温度は約24度前後を必ず保って施工してください。


適切な温度管理が施工品質に直結しますので、特に寒冷地では徹底が必要です。

施工環境のポイント

甘焼き(不十分な焼付)は初期不良の原因となるので厳禁

作業ブース温度は16度以上を維持

塗装面温度は20度以上を確保

湿度・結露対策を徹底する

ジェットヒーター・ダルマストーブは使用禁止

深夜の温度管理を厳守する

焼付処理はカーボンヒーターや短・中・長波の遠赤外線ヒーターを使用

またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。

北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。

厳冬期・低温環境(16度以下)での札幌市におけるコーティング作業について

札幌市の厳しい冬季や気温16度以下の環境でのコーティング施工には、適切な熱管理が必須の工程となります。

塗装面およびコーティング層に対して、どれだけ適切に熱を吸収させ、冷却をコントロールするかが非常に重要です。
これにより、コーティングの硬度が向上し、仕上がりの耐久性が大きく改善されます。

また、施工後のコーティング表面に固着しやすいスケール(白い膜状の汚れ)などの付着も抑制されます。


このような工程をしっかり行うことが、寒冷地での高品質なコーティング施工の鍵となります。

【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。

カーボンヒーターによる熱入れの重要性について

残念ながら、北海道においてはカーボンヒーターなどを用いた熱入れ作業を実施している施工店が非常に少ないのが現状です。

画像のようなカーボンヒーターによる熱入れは、気温の低い北海道ではもはや必須の施工工程と考えています。
理想を言えば、どの地域でもコーティング施工時には必ず行ってほしい作業です。

実際にコーティングをただ塗って終わりにするのではなく、
「より良い状態で完成させたい」という気持ちがあれば、必ずこの工程に疑問を持ち、取り入れるはずです。


この焼付処理は「強制乾燥」や「加熱浸透法」など様々な呼び名がありますが、
基本的には同じ目的を持った作業です。

施工指導の立場から言うと、理解が浅い方にはリスクの少ない「温めるだけ」の方法を推奨していますが、
これを怠ると、コーティングの硬化不良や性能低下につながる恐れがあります。


熱入れ工程は、コーティングの性能を最大限に引き出すための重要なステップです。

当店の熱入れ工程について

当店では、腕利きの板金修理職人様や、北海道で唯一の洗車ソムリエ講師であるカーメイキング札幌様のアドバイスを受け、
熱入れ工程にひと工夫を加えております。

そのため、一般的な熱入れとは似て非なる独自の高品質な施工方法を実現しています。

せっかくの熱源ですから、ただ温めるだけでなく、最大限に効果を引き出すことを大切にしています。


塗装やコーティングの硬度は、熱をどう加えるかで大きく変わります。
単に温めるだけの「強制乾燥」では硬度はあまり出ず、単に乾燥させるだけになってしまいます。

これはまるで、レアチャーシューや燻製の低温熟成が美味しいのとは違い、
車は工業製品のため低温熟成(いわゆる“あま焼き”)は効果が薄いのです。
もちろん、車種や状態に合わせた適切な熱入れは必須です。


例えばZVW30プリウスが税制優遇の影響で大量販売された時期には、
「あま焼き」の施工車が多く出回りました。
当店では、そうした疑わしい塗装面に対しても、ヒーターを用いた熱処理を実施しています。
(その詳細は社内秘ですが、理解しているプロは現場で実践しています。)

PRO ohmiya

この焼付処理は基本的に機械に任せているため、施工者には時間の余裕が生まれます。
そのため、余裕を持って作業風景を撮影することも可能です。

しかし、ヒーターを所有していると謳う多くの施工店が、なぜこの「時間のある瞬間」を撮影できないのか、非常に不思議に感じます。

しっかりと工程を理解し、自信を持って施工しているならば、こうした工程も公開できるはずです。

行わない理由ではなく行う理由を考えます。

カービューティープロ純正コーティングは、基本的に焼付処理を必要としません。

しかし、重要なのは「焼付処理を行わない理由」を考えるのではなく、
「なぜ焼付処理を行うべきか」という理由を考えることです。

特に北海道のような寒冷地では、温度管理がコーティングの性能や定着に大きく影響します。
そのため、寒さ対策としての焼付処理は非常に重要な工程となります。

寒い北海道でのコーティング作業の重要ポイント

寒冷地・北海道でのコーティング作業において、以下の処理を行っているかどうかは非常に重要です。

  • 熱入れ(焼付処理)
  • 適切な照明設備による研磨環境
  • ヒーターを使った温度管理
  • 作業環境を区切る間仕切り設置

もちろん、これらが無くても「施工自体」は可能です。
照明がなくても磨けるし、ヒーターがなくても作業はできます。
間仕切りがなくても施工はできるでしょう。

しかし、定着力や硬化具合、仕上がりのクオリティを考えれば、これら全てに必然性があり、欠かせない要素です。

この差が、簡易施工店と専門的なショップを分ける大きな目安となります。


業界歴20年以上「TANAKA」

専門店と言われていても注意が必要な理由

専門店と謳っていても、以下のようなケースが存在します。

  • 必要な機材が揃っていない
  • 熱入れを「行う」と言いながら、実際は行っていない
  • 関東の有名ショップの画像を無断使用し、設備があるように見せかけている悪質な業者(清田区にも存在)

そのため、コーティング施工を依頼する際は、ホームページや宣伝内容と実際の照明・設備が乖離していないかをしっかり確認することが重要です。

カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い

「カービューティープロ」って名前を使うには、まず「カービューティープロ スクール」を卒業しなければなりません。卒業しないと名前も使えないし、アメリカのBAF社の液剤も使えません。

営業スタイルは、それぞれのお店が自由にやっていて、中古車屋さんや板金屋さんと一緒にやってる専門店もあれば、単独でやってるお店もあります。フランチャイズみたいに厳しく縛られてるわけではありません。

スクールを卒業すれば、好きなようにお店を展開できるのがいいところです。全国にお店があるから統一されてるように見えますが、実際はお店ごとに考え方ややり方が違うことも多いです。

全体的に見ると、カービューティープロは「磨き屋さん」です。


磨き屋さんとは

磨きの技術には特化していますが、施工時の温度管理や焼付け処理など、コーティングの性能を最大限に引き出すための工程はあまり実施されていないケースが多いです。

カービューティープロ札幌ドーム前としてはカービューティープロライセンス以外にセラミックプロ9H認定施工店の認定資格があります。

その「セラミックプロ9H認定施工店」とは

日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングですが、特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。

認定施工店の基準
①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること

最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。

カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります

カービューティーIIC 千葉県市川市

他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。

上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。

コーティング施工環境について詳しく


厳冬期におけるコーティング施工の注意事項から抜粋しますが

施工する環境

作業ブースが16度以上

塗装面温度が20度以上

湿度(結露)対策

ジェットヒーターは使わない

ダルマストーブもNG

深夜の温度管理の徹底

カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理

※甘焼きは初期不良を招きます。

これをしっかり行う事が大切です。

またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。

エージング (熟成時間(深夜))もエアコンにて温度管理します。

コーティングは塗っておしまいではありません。

一定のエージングを行い出庫しました。

では完成画像をご覧ください。

※スマホで撮るともっとキレイに撮れますが…
※外光を取り入れた撮影は、特に何もしなくてもキレイに見えます。
※しかし、屋内で外光を遮断して撮影することで、本来の光沢が正確に分かります。

研磨作業に必要な照明は、画像のように色温度が異なる光源をランダムに配置し、目標物に対して適切な角度で照射することが大切です。
また、単に明るいだけのLEDではなく、コントラストが出やすい力率の高い照明が必要です。
力が強い照明だと、画像のように光芒(光の筋)が映り込みます。

照明について

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

撮影時に外光を取り入れている場合、それは意図的に車を美しく見せるためであり、コーティング以上の光沢を演出したり、薄いキズを目立たなくする狙いがあります。

また、セキュリティ面でも、第三者に入庫中の車が見えてしまうのは盗難リスクを高めるため、非常に好ましくありません。

今回施工した Audi S3 は、新車のため塗装状態が非常に良好でしたので、新車直納セットでコーティングを施しました。
その後、専用ブースでの焼付処理によってコーティングを確実に硬化 させ、膜厚・耐久性・艶感を最大限に引き出しています。

塗装そのものの美しさを活かしながら、PCX-S8の撥水性能と高耐久性をプラスすることで、オーナー様には「新車の艶を超える輝き」と「長期的な保護性能」を同時に感じていただける仕上がりになりました。


当店では、お車の状態を正確に見極め、必要な処理だけを行うことで 無駄のない最適な施工 をご提案しています。
Audi S3オーナー様の今後のカーライフが、より安心で快適なものになれば幸いです。

ご満足いただけましたら、お手数ですが評価をいただけますと大変ありがたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。


お車はすでに出庫しております。詳細につきましては、こちらをご覧ください。
当店の考え方をご理解いただければ幸いです。

セキュリティーについて

ここで注釈となりますが、当店がブログ(施工履歴)を掲載しているのは、車業界のブラックボックス化を少しでも解消し、お客様との相互理解を深めるための取り組みです。
ただし、掲載している記事はリアルタイムの情報ではないことをご了承ください。


上記、セキュリティーについても記載しておりますが、入庫時のお車を特定させない考え方がある為です。

お手入れ

コーティングメンテナンスについて

春先に鉄粉が気になる場合は、鉄粉除去シャンプーの使用や、ディーラーや洗車店での鉄粉除去をおすすめします。コンパウンドを使わない限り、コーティング被膜には影響がありませんので、早めのケアが効果的です。

ご自身でできる範囲はぜひご自身で行っていただき、軽度の鉄粉除去であれば、現在は多くのディーラーでも対応しています。点検や車検の際に依頼すれば、時間の無駄もなく便利です。

施工例

アウディ施工例

PCX-S8施工例

新車施工例

経年車施工例

コーティング施工で大事な事

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セラミックプロ 9H 認定施工店

YCCS(ヤナセカーケアシステム)認定

2019年 東京モーターショー出品車 施工技術協力

2018年 札幌モーターショー出品車 施工技術協力

2017年 東京モーターショー出品車 施工技術協力

2015年 東京モーターショー出品車 施工技術協力店

2014年 札幌モーターショー出品車 施工技術協力店

2013年 東京モーターショー出品車 施工技術協力店  

※※※※※※※※※※※※※

カービューティープロ 札幌ドーム前
〒 062-0051
札幌市豊平区月寒東1条17丁目4番29号

TEL  :011-799-0865
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