励みになりますので1日1クリック、よろしくお願いします♪
——————————————–
ホワイト系はぱっと見きれいに見えます。
ルーフは予想通り保護フイルムの剥がした糊汚れが
微細な鉄粉が随所に見受けられましたので、米国BAF社製洗浄剤で速やかに除去
速やかにとは、時間をかけすぎるとスケール等の固着を招くからです。
今回の下地処理研磨はLEVEL1
その為に簡素ではありますが要所へマスキングを行い保護します。
特にヘッドライトはいくら新車用研磨とはいえ、数年後の白濁を懸念して当たる箇所をきっちり保護
ワイパー部分を確実に養生を行い、液剤が飛び散っても汚れないようにする。
※使用するものは経費が掛かりますがビニールにテープが付いている「マスカー」になります。
※高級車を扱う板金屋さん曰く「新聞紙で保護するのは擦れて微細な傷が発生する」ので大変好ましいと評価を頂いております。
※ヘッドライトを保護することで、今は大丈夫でも将来、傷んだ部分から変色(黄ばみ、白濁)する事を、ハードコートを守り劣化を遅らせます。
今回は大丈夫でも、数年後の事を考えてます。
当店へ来店されるお客様の多くは、過去研磨によりコンパウンドが隙間に入り込み嫌な感じを味わった方が多く
私自身も同様の思いをした事がありますので画像を公開しております。
これだけは業界に慣れてはいけない部分だと思います。
マスキングの必要性
○パネルのエッジやプレスラインなど、塗装の薄い部分や弱い部分の塗装を剥がさない為。
○パネルのエッジやプレスラインなど、塗装の薄い部分や弱い部分の塗装を更に薄くしない為。
○樹脂部分の保護
○すき間にコンパウンドの粉を入れないようにする。
※ボンネットやドアにプレスラインが多いので、磨きすぎて薄くなり過ぎないようにする目的もあります。
宜しかったらこちらもご覧下さい。当店へご入庫いただいたお車で気が付いた点
マスキング処理は当店は非常に重要な位置づけとしております。
これは私が過去に嫌な経験もさることながら、この工程をずさんに行う業者さんが少なくないからです。
余計な外光を遮り、確実に塗装面の状態を見て研磨を入れます。
塗膜は80μm前後と今どきのお車ですね。
やはり思った通りでした。
LEVEL1ではここまです。
薄い線傷は残りますが通常は見えません。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
下地処理を終えコーティング作業です。
コーティングはお客様の使用環境を考慮し被膜が固く耐薬品性に優れたベストセラーのPCX-V110(低撥水性・耐薬品性・濡れたような艶)
+TOPコートです。
TOPコートは通常必要ありませんが、さらなる光沢をお望みの場合は2層式コーティングとして施工する事もあります。
2層式の場合はSPGコートのような特性の違うガラスコーティングを2層施行するものと、今回のV110用トップコートがあります。
世間一般的な多層コートはベースコートにガラスコーティング、
トップコートにシリコン系やポリマー系(中にはWAXと信じられない施工法)を使用されているものがほとんどです。
これはガラスコーティングの弱い部分を補うためとしての工夫ですが、
単純に2層と言っても何を使われているかで判断された方が良いと思います。
硬化するか硬化しないか?
見分け方は容器です。
硬化する物はビン及び缶に入れられ空気や湿度に触れないように対策されております。
一方、硬化しないものはプラスティック容器に入れられており、微細なガラス成分を入れられている事から「ガラスコーティング」を名乗るものも存在します。
ポリマーコーティングのほうがイメージに合うかと‥当然耐久力も劣ります。
こちらも本来はガラス被膜(ベース層)を保護させたり水流れを調整するための物ですが誇大広告が多いので注意が必要です。
V110のTOPコートは上記で言うと固まりません。
では、何のために施工したかというと
TOPコートを施工する事で撥水性能が強くなるからです。
効果は約3か月とお考え下さい。
今回のV110は低撥水性タイプ
低撥水にするのは洗車回数、環境を考慮してなのですがTOPコートで撥水させるのは何の為でしょう。
施行月は1月です。3か月後は4月ですね。
その間札幌の環境は雪が降りますね。
つまり雪を下ろしやすくするためなのです。
光沢も出ますしね♪
施工時には室温はもちろんパネル温度も適正に調整します。
当店のこだわりのひとつです。
エージング(熟成)時間をもうけ出庫の時を待ちます。
カウルトップもコーティングしてます。