塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。」
2021/7 FORGE TECH JAPAN TRACKHAWK(フォージテックトラックホーク専用)22インチ / 11J セラミックプロ9H 3レイヤー TOPコート2レイヤー 十勝よりご利用誠にありがとうございました。
毎年アルミホイールコーティングは相当数の施工を依頼されており、全ての施工を公開する事が不可能です。
今回はお客様こだわりの特注ホイールでセラミックプロ9Hを3層、トップコートを2層のスペシャル施工ですので忖度して(笑)公開です。
ページコンテンツ
まずホイールの詳細です。
ホイールメ―カ―名:FORGE TECH JAPAN(フォージテック)
ホイール名:TRACKHAWK(トラックホーク)専用
オリジナルデザイン
サイズ: 22インチ / 11J ET / フロント+42 リア+44
カラー
ディスクカラ― / Brushed Candy Dark
Tint CP019 粉体塗装
センターキャップカラー / Brushed
Candy Dark Tint 粉体塗装
材質及び製造方法
鍛造アルミ
削り出しマシ―ン及び手作業面研
その他
滑り止めロ―レット加工
金額は怖くなって書けません(笑)
スペックはあまりホイールの事を知らない僕でも良く判る内容です。
ホイールの専門業者ではないのでうんちくは無理ですが、コーティング専門業者としての感触は
まず軽いです。
じつは私、22インチサイズを車に積み込む際にヘルニアが発生して大変な思いをしました。
重い事重い事
なのでランクルやLX等のホイールの積み込みは一人では行いません。
今回のホイールはタイヤを組み込んでいないので軽いと言えば軽いのですが、組み込み前のホイールを触った感触では18インチ程度の軽さしか感じませんでした。
これは相当な武器になりそうです。
鍛造アルミでも軽すぎです!
また塗装は粉体塗装と言われるようで、深く立体感のある表情で床の間に飾っておきたくなるような造形美です。
粉体塗装に関してはこちらをご覧下さい。
施工が難しいセラミックプロ9Hですが、このホイールに関しては難易度低でした。
これは塗装密度が高い為と思われます。
密度の低い塗装の場合はセラミックプロ9Hの施工は困難を極め、当初は最低限の施工も視野に入れておりましたが「案ずるより産むが易し」ですね。
ホイールが大きいので1本1本仕上げます。
セラミックプロ9Hの施工にあたり、資材のご紹介
向かって右から
ナノプライマー(下地処理剤 旧名ナノポリッシュ)
トップコート(旧名 セラミックプロライト)
単体でも使えるナノセラミックス配合のコーティング剤。
セラミックプロ9Hのトップコートとして使う事で気持ちの良い撥水を演出
●長期にわたって塗装を保護
●簡単に汚れなどを洗い流せます
●優れた撥水性
●優れた耐候性・耐紫外線性
●高い光沢および色再現性
セラミックプロ9H(ベースコート)
疎水性
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。
北海道でのコーティング作業では、この処理方法を行っているか否かが施工店選びの目安です。
コーティングは寒くても出来ます。
照明が無くても磨けます。
ヒーターが無くても出来ます。
しかし、定着や硬化、仕上がりを考えると全ての作業には必然性があるのです。
塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことで硬度が増します。」
そこが簡易施工店なのか専門的ショップショップなのかの目安になります。
専門と言われていても、この機材が無い場合もありますし、関東有名ショップの画像を盗用し、無いにもかかわらず有ると公表している悪徳業者も札幌には存在します。
アルミホイールコーティング
アルミホイールコーティング作業
アルミホイールコーティングの施工温度について
カラー別施工例
https://pro-sapporo.com/blog/?p=38932