2025/5 スバル・レヴォーグ カービューティープロ純正セラミックコーティング「EXEーzero7」札幌市清田区より

当初予定していた完全2層式ガラスコーティングから、カービューティープロが2025年に新たにリリースした**オリジナルセラミックコーティング「EXE-zero7」**へと施工内容を変更いたしました。

このEXE-zero7は、従来の2層式ガラスコーティングと比較して滑水性・光沢性に優れた最新技術のセラミックコーティングです。

現在、カービューティープロ札幌ドーム前では、初期ロットをベータ版として特別価格にて提供中です。特に撥水性能を重視されるお客様におすすめいたします。


ページコンテンツ

EXE-zero7施工におけるポイントと注意点

セラミックコーティングは高性能である一方で、施工環境と技術が重要となるコーティングです。当店では以下のような点に留意し、最適な状態での施工を行っております。

  • 照明環境の重要性
     施工性が高いと感じられる場合でも、ムラや定着不良を見逃さないために、専用の**ディテイリングライト(ムラ確認用ライト)**が必要です。
     一般的なスポットライトや高照度照明では確認が不十分な場合があります。
  • 温度管理の徹底
     コーティング剤の定着には適正な温度管理が不可欠です。特に16℃以下の環境では定着不良が発生する可能性があるため、施工時には十分な加温対策を行っています。
  • カーボンヒーターによる焼付処理の必要性
     コーティングの仕上がりを最大限に引き出すためには、加熱処理による完全硬化が必須です。
     これにより、より深みのあるクリア感と、圧倒的なツルツル感を実現します。

施工内容の詳細

  • 下地処理:新車直納コース
  • ディテール洗浄:ライトコース
  • ボディコーティング:EXE-zero7(カービューティープロオリジナルセラミックコーティング)
  • ウィンドウ撥水コーティング:PGS-33(焼付処理)

ご不明な点やご相談はお気軽にお問い合わせください。今後とも、お客様の愛車を最適な状態に保つため、最善の施工を提供してまいります。


業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

【完全屋内撮影について】

撮影時に外光を取り入れている場合、それは意図的に車両を美しく見せるためであり、実際以上の光沢を演出したり、薄いキズを目立たなくさせる目的がある場合があります。

しかし、当店では“完全屋内撮影”を徹底しています。

これは、施工後の本来の仕上がりを正確にお伝えするためであり、光の演出に頼らず、施工品質そのものに自信がある証でもあります。

また、セキュリティの観点からも、外から入庫中の車両が見える環境は決して好ましいものではありません。

近年増加傾向にある車両盗難のリスクを考慮し、外部から視認されない安全な施工環境を整えております。

本当に信頼できる施工店とは、「見せ方」ではなく「中身」で勝負するべきだと考えています。

PRO ohmiya

このブログは、施工記録として公開しておりますが、決して自己満足のためのものではありません。
お客様への施工内容のご報告と情報提供を目的としております。

当店、カービューティープロ札幌ドーム前では、お客様の見学は原則お断りさせていただいておりますが、
お客様が知りたいポイントや施工の詳細をお伝えするために、いわゆる「ユーザーフレンドリー」な情報発信を心がけております。

ポイント

EXE ZERO7の施工に際しては、パネル温度を常温に設定した状態で施工を行いました。
(実はこの「常温を確保する」という工程が、冬季では非常に難しいとされ、適切に管理されていないケースが多いのが現状です。)

施工後はカーボンヒーターによる焼き付け処理を実施し、さらに施工後の環境温度を常温で8時間以上維持することで、厳冬期であっても十分に硬化させ、安心してご納車できる体制を整えております。

一方で、こうした工程を踏まない場合、一般的なガラスコーティングやセラミックコーティングでは、夏場でも完全硬化に2〜3週間を要するため、厳冬期においては硬化がほとんど進まず、施工不良につながる恐れがあります。

しかしながら、温度管理を軽視する施工店も多く存在し、冬でも施工は可能だと案内されることがありますが、「塗ること」と「硬化させること」は全く別の話です。

コーティングは「塗れば完成」ではありません。

真に機能するコーティングとは、適切な環境下で「確実に硬化させる」ことで初めて、その性能を発揮するものです。

つまり、
「コーティングの施工は冬でも可能ですが、硬化は別問題である」
という点をご理解いただくことが、正しいメンテナンスと品質保持の第一歩となります。

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

硬化型コーティングの「硬化」とは?

一般的に「硬化型コーティング」と呼ばれるものは、キーパーコーティングなどの乳化型ポリマー系コーティングとは異なり、「時間の経過とともに硬化(化学反応)して皮膜を形成するタイプ」を指します。

ただし、ここで言う「硬化」とは、あくまでも常温環境下で自然に定着・反応していくという意味です。完全な性能を引き出すためには、温度管理や加熱処理などの外的要素によるサポートが重要となります。


注意喚起


カーボンヒーターの熱入れについて

同じコーティングでも「施工環境」で差が出ます

同じ名称・同じ成分のコーティング剤であっても、施工時の温度・湿度・加熱処理の有無によって、その性能は大きく左右されます。

適切な条件下で施工することで、コーティング本来の性能を100%ではなく、120%引き出すことも可能です。

これは単なる作業ではなく、どれだけその性能を引き出すかという“姿勢”の違いであり、「何を求めているのか」「どういう仕上がりを提供したいのか」——その考え方こそが、お店ごとのクオリティの差に繋がります。

カービューティープロ札幌ドーム前では、常に“行う理由”を大切にし、意味のある工程を選び、妥協のない施工を追求しています。

お預かりする一台一台に対し、最適な環境と技術で施工いたします。

店長

カーボンヒーターによる「熱入れ」は北海道では常識

北海道のような低温・多湿環境では、常温硬化型コーティングでも自然硬化だけに頼ると定着不良やムラのリスクが高まります。

当店では、カーボンヒーターによる熱入れを標準工程として採用。
温度管理と熱処理によって、被膜の安定性・耐久性・光沢を最大限に引き出す施工を徹底しています。

「熱入れ」はオプションではなく、確かな性能を保証するための必須プロセスです。

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

「水を弾く=ガラスコーティング」は誤解です

ガラス・セラミックコーティングは常温で硬化すると言われますが、完全硬化には2〜3週間かかります。


この間に施工温度や湿度が適正でないと、硬化不良やムラの原因となります。

にもかかわらず、「水を弾く=コーティングされている」と誤解されがちですが、撥水性は一要素にすぎません。


本来の性能は、耐久性・膜厚・光沢の深さといったトータルバランスで評価されるべきです。

当店では、正しい知識と施工環境に基づき、本物の仕上がりを提供しています。

YCCS認定「 inagaki」

油分による撥水はコーティングとは無関係です


表面に油分が残っていれば、水は簡単に弾きますが、それは一時的な撥水効果であり、本来のコーティング性能を保証するものではありません。

真に効果的なコーティングには、適切な下地処理、温度・湿度管理、確実な硬化プロセスが不可欠です。
特に北海道のような寒冷地では、カーボンヒーターによる熱入れが仕上がりと耐久性を大きく左右します。

ポイント

現在、各コーティングメーカーでは、「熱入れ不要」や「冬対応」など、施工工程を簡素化した製品の開発が進められています。

これらは一見便利に思われるかもしれませんが、実際には販路拡大のための戦略であることが多く、必ずしも資材自体が低温環境に適しているという意味ではありません。

実際、資材メーカーの担当者の方からも、

「ヒーターなどの設備が必要だと、施工店に採用してもらえないから」
という率直な声をよく耳にします。

さらに、多くのコーティング資材は熱帯地域で開発されており、氷点下の環境を想定したマニュアルはほとんど存在しません。

(例外として、セラミックプロはロシア、グロスコートは-40℃のモンゴルでの開発であり、寒冷地での使用実績が豊富です。)

このような背景から、真に信頼できるカーディテイリング業者であれば、メーカーの「簡易化された宣伝文句」をそのまま鵜呑みにすることは決してありません。

メーカーが「熱入れ不要」とうたっていたとしても、
実際の施工現場では、しっかりと温度管理を行い、必要な熱処理を加えることが、各種検証からも極めて重要であると考えています。


つまり、
「やらなくてよい理由」を探すのではなく、「やるべき理由」を常に問い続ける姿勢が、プロフェッショナルとしての責任であると私たちは考えています。

店長

コーティングで本当に大切なのは「どう施工するか」です。

コーティング剤の種類も重要ですが、それ以上に大切なのは**「適切な環境で正しく施工すること」**です。

たとえ高級なセラミックやガラスコーティングでも、硬化には常温で2〜3週間かかります。


この期間に適切な温度管理や焼き付け(熱処理)ができないと、ムラやシミの原因になり、本来の効果が発揮できません。

つまり、
「高価なコーティングを使ったから安心」ではなく、
「施工環境と工程がしっかり管理されているか」が成功の鍵なのです。

環境が整わなければ、セラミックもガラスも大きな差はなく、せいぜい撥水性の違いにとどまります。

私たちは、施工時の温度・湿度管理と丁寧な焼き付け処理にこだわり、
コーティングの性能を最大限に引き出すことを使命としています。

コーティングは「塗って終わり」ではなく、技術・環境・知識があって初めて価値を生むもの――それが私たちの信念です。

温湿度管理のできる間仕切り施工は品質の基本

当店では、1台ごとに間仕切りを設置して施工しています。


これにより、コンパウンド粉の飛散を防ぎ、温度・湿度管理を最適化
実はこの環境づくりが、高品質なコーティングには欠かせない重要ポイントなんです。

コーティングを依頼する際は、施工環境もぜひチェックしてみてください。

https://wp.me/p9JpDT-geW

また力率の強い光源であれば壁をわざわざブラックにしなくとも塗装面は良く見えます。

※ブラックブースはホワイト系の研磨には向く場合がありますが、それ以外の作業では逆にクオリティーが下がります。

ガラスコーティングやセラミックコーティングは施工時のパネル温度が非常に重要


施工温度、パネル温度、エージング温度は 常温での施工を行わなければ意味がありません。

業界歴20年以上の研磨職人「TANAKA」

厳冬期・16度以下の札幌市でのコーティング作業に必須の工程

低温環境下での施工では、熱の吸収と冷却の管理が非常に重要です。
塗装もコーティングも、適切に熱を入れて冷やすことで硬度が増し、耐久性が高まります。

さらに、こうした熱処理により、コーティング表面に付着する白い膜状の汚れ(スケール)が軽減され、仕上がりが美しく長持ちします。

冬期間及び低温施工を余儀なくされる北海道におけるコーティングの注意事項

YouTube

ポイント

動画内では、研磨作業の様子が少し赤みがかった光で撮影されていることにお気づきかもしれません。

これは特殊な演出ではなく、塗装面の状態をしっかりと確認するために、光の「色温度(光の色味)」を調整しているためです。


研磨作業では、ほんのわずかな傷や塗装のムラを見分ける必要があります。

そのため、一種類の白い光だけでは不十分で、赤みや青みのある光など、さまざまな色温度の照明を使い分けています。

例えば、すべて白色の照明で照らすと、写真や動画はとてもきれいに見えますが、実際の塗装面の細かい凹凸や傷は光が拡散してしまい、見えにくくなるのです。

これは例えるなら、霧の中でハイビームをつけたときに、前が見えなくなるのと同じような現象です。

つまり、
「写真映え」を重視するか、「本当に細かい研磨」を重視するかで、照明の使い方は大きく変わってきます。

もしお客様が、しっかりとした研磨とコーティング施工を求めているのであれば、「どんな光で作業しているか」もひとつのチェックポイントになるかもしれません。

下地処理

下地処理洗浄は温水を使いパネル温度を上げてコーティングを施工できるようにします。冷水での洗浄はこの時期のコーティング施工にはご法度です。

店長

洗う事は出来る。施工する事は出来る。しかし硬化は出来ない。

洗浄はアルカリ・酸・中性・特殊洗浄剤などを使い4回ほど行います。

部分的に汚れの固着がありましたので適正に処理


、しっかりとキズから保護してくれます。

セラミックプロ9H認定施工店が使える【ナノプライマー】

コーティング前の下地処理工程で大事なのが、このプライマー工程です。

※画像はイメージです。

このナノプライマーは、セラミックプロ9H施工店のみが取り扱える専用の下地処理剤です。

脱脂効果に加え、光沢の付与や、塗装面とコーティング剤をしっかり結びつける**プライマー効果(定着剤としての役割)**を発揮します。

従来は「何が何でも磨く」ことを推奨しておりましたが、ナノプライマーの登場により、より低コストで効率的なコーティング施工が可能となりました。

施工方法や考え方については、下記のリンクにて詳しくご紹介しております。
ぜひご覧いただければ幸いです。

コーティング施工時のパネル温度

コーティング施工で大切なのは、単に「室温が暖かいかどうか」ではありません。

たとえば、冷たい水で洗車をして、そのまま冷えきったボディにコーティングを塗ってしまうと、パネルの温度が低すぎて、コーティングの効果や定着が本来の基準から大きく外れてしまいます。

実はここが、よく見落とされている非常に重要なポイントです。

「室内でやっているから大丈夫」「塗っているからコーティングされている」と思い込んでいる施工店もありますが、パネル自体の温度を確認・管理していないようであれば、正しい施工とは言えません。

コーティングは、ただ「塗る」だけでは意味がありません。
素材にしっかりと定着させ、性能を発揮させるには、適正な温度管理が不可欠です。

コーティング

新車などで塗装状態が良好な場合には、研磨なしのリーズナブルなプランでのコーティング施工も承っております

また、部分的に補修や手直しが必要な場合でも、サポート期間内であれば低コストにて対応可能です。

お車の状態に合わせて、最適なプランをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。



コーティングは2025年カービューティープロからリリースされましたセラミックコーティング「EXE-zero7」

コーティング剤は塗ればよいというものではありません。

コーティング施工では、適正な量を均一かつ平滑に塗布し、余剰成分をしっかりと拭き取ることが重要です。

よく耳にする「たっぷりと塗布」という表現を文字通り実行してしまうと、ムラの原因となるだけでなく、無駄な時間がかかってしまいます

その無駄な作業時間が、結果としてヘアラインスクラッチ(微細な傷)を生む原因にもなりかねません。
※ただし、ポリシラザン系コーティングは除きます

何事も「適量」がベスト。
過不足なく塗布することが、美しい仕上がりと高い耐久性を両立させる鍵となります。

理想的な施工状況

※画像はイメージです。

このような画像で塗筋が乱雑に見える場合は、いわゆる塗ればよい的な感覚!均一さに欠けますので特殊光源で一目瞭然!あまり芳しくはありません。

また、コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。

※画像はイメージです。

「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。詳しくは下記をご覧ください。


業界歴20年以上「TANAKA」

最近、札幌市内において「羊頭狗肉(ようとうくにく)」のような悪質な事例、つまりセラミックプロ9Hの名を騙る偽物の流通が確認されています。

これは、インターネットで誰でも購入できる汎用コーティング剤や、ソフト99の「G’ZOX」などの既製品に、紛らわしい名称を付けて販売しているもので、さらに偽造または盗用された公的試験データを公開しているケースもあり、極めて悪質です


PRO ohmiya

コーティングは「見た目」や「名前」だけではなく、施工技術・製品の信頼性・アフターサポートを含めた総合的な品質が重要です。

施工を依頼される際は、信頼できる施工店かどうか、正式な認定を受けた製品かどうかをしっかりご確認ください。


inagaki

【コーティング剤について】オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。

【偽りのコーティング剤について】

カービューティープロ札幌ドーム前のポリシーとしまして、出所がハッキリしているコーティングしか使用しません。これは、食品であれば産地や消費期限など当然の事ですがコーティングは明確な基準が無いためです。

「オリジナルコーティング」「自社認定」「マイスター」にはご注意を

これらの文言はよく見かけますが、実は自社で名乗っているだけの場合がほとんどです。


つまり、第三者機関による認定や、技術・使用液剤の客観的な裏付けがないケースが多いということです。

コーティングを選ぶ際は、こうした言葉に惑わされず、
実績や施工環境、施工者の技術力をしっかり確認することが大切です。

施工にあたり環境が大事です。

店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。

下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。

詳しくは当店のこだわりもご覧ください

多層コーティングに欠かせないディティリングライト(ムラ確認ライト)

セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト(ムラ確認ライト)

近年、多層式のセラミックコーティングが増えていますが、本当に仕上がりを確認できる“専用の照明”でチェックされているでしょうか?

ここで言う照明とは、一般的な蛍光灯やスポットライトではなく、**塗装面のムラや仕上がりを正確に見るための“専用ディテイリングライト”**のことです。

このライトがないと、特に2層目以降の撥水層にムラが出やすく、濃色車では日中には見えないムラが大量に残ってしまうことがあります。

実際、明るいだけのLED照明では、正確な仕上げ確認は難しく、「照明の質=仕上がりの質」と言っても過言ではありません。

なお、こうした専用照明は非常に高価で、一般的なコーティング店やフランチャイズ店では導入されていないケースがほとんどです。

北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。

札幌のような寒冷地では、冬季や気温16℃以下の環境でのコーティング施工には特別な配慮が必要です。

特に大切なのは、塗装やコーティングにどれくらいの「熱」を与え、そして適切に「冷ます」こと。

この工程を丁寧に行うことで、コーティングの硬度(強さ)をしっかり引き出すことができ、耐久性も高まります。

さらに、こうした温度管理を徹底することで、コーティングの表面に白っぽい膜のような汚れ(スケール)の固着も起こりにくくなります。

つまり、厳しい冬でも安心してお車をお預けいただけるのは、ただ塗るだけではなく、「温度まで管理する」本格的な施工だからこそなのです。


※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?

残念ですが北海道では使われている施工店は少なすぎる‥

画像のように、カーボンヒーターによる熱入れ作業は、気温の低い北海道では当然の工程と考えています。
むしろ、可能であれば全国どの地域においても、コーティング施工時には必ず取り入れていただきたい工程です


「塗って終わり」で本当にいいのか?

いいえ、本当にお客様の愛車を思い、心を込めて施工するのであれば、より良い状態で仕上げたいと考えるはずです

適切な熱入れを行うことで、定着性・仕上がり・耐久性が格段に向上します
コーティングは、ただ塗るだけではなく、その後の処理こそが品質を左右する大切な工程なのです。

ZVW30プリウスの場合、税制の為に非常に販売台数が伸びた事がありましたが、その際にあま焼きのお車が大量に出回りました。当店ではあま焼きと思えた塗装面はヒーターで熱処理を行うときもあるんです。もう少し突っ込んだこともありますが社内秘です。これを理解できている方は現場で行っていたと判断できます。

画像の様にカーボンヒーターによる熱入れは気温の低い北海道では当たり前の作業工程と考えます。

この焼付処理中は基本的に機械に働いてもらいますので時間に余裕が出来ます。余裕があるので撮影しているのですが、なぜヒーターをお持ちと言っている施工店は時間のあるこの瞬間を撮影できないのでしょうか?不思議なものです。


寒冷地・北海道でのコーティング施工において、この処理方法を取り入れているか否かは非常に重要な判断基準となります。

確かに、コーティングは寒くても施工は可能です。

照明がなくても磨けますし、ヒーターがなくても施工自体はできます
間仕切りのない空間でも施工はできます


しかし、重要なのは「できるかどうか」ではなく、仕上がり・定着・硬化といった“品質”をどこまで高められるかという点です。


すべての作業工程には、意味と必然性があります
その一つひとつに丁寧に向き合えるかどうかが、簡易施工店か、本物の専門ショップかを見極めるポイントになるのです。

カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い

「カービューティープロ」を名乗るためには、まず「カービューティープロ スクール」を卒業する必要があります。

名称を使うことはもちろん、米国BAF社製の専用液剤を使用する権利も、この卒業が条件となっています。

営業形態は、多くの店舗が中古車販売業や板金塗装業と併用している専門店であったり、各店が独自のやり方で展開しており、制限の多いフランチャイズチェーンとは異なり、自由度の高い事業展開が可能なのが大きな特徴です。

お客様から見ると、全国に広がる大きなチェーン店のように見えるかもしれませんが、実際には店舗ごとにコーティングに対する考え方やスタイルが異なり、営業を続ける中でその方向性が変わることも珍しくありません。

さまざまな考え方があるため、「これが正解」という絶対的な答えはありませんが、カービューティープロ全体としては、「磨き屋」=塗装面を丁寧に研磨し美しく仕上げるプロ集団であることが共通の理念です。

磨き屋さんとの違い

磨きに特化したショップは多いですが、温度管理や焼き付け処理など、コーティングの性能を最大限に引き出す施工はあまり行いません。


当店の資格と強み

カービューティープロ札幌ドーム前は、

これらの認定資格を持つ数少ない施工店です。

特に北海道では、施工店会副会長を務める「車の119番様」も推薦する信頼の施工体制を整えています。


認定施工店の基準
①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること

最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。

カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります

カービューティーIIC 千葉県市川市

他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。

上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。

コーティング施工環境について詳しく


コーティング施工で特に注意すべきポイント

  • 作業ブース温度は16度以上を維持
  • 塗装面温度は20度以上が理想
  • 湿度・結露対策を徹底
  • ジェットヒーターやダルマストーブは使用禁止
  • 深夜も温度管理を厳密に行うこと
  • カーボンヒーターや遠赤外線ヒーター(短・中・長波)での焼付け処理が必須
    ※甘焼きは初期不良の原因になります

カーボンヒーター選びのポイント

高性能で多機能なものもありますが、本格的な熱入れにはシンプルなタイプが最適です。
板金塗装業の方にも好まれる、扱いやすいヒーターを使うことが、確実な施工につながります。

エージング (熟成時間(深夜))もエアコンにて温度管理します。

コーティングは塗っておしまいではありません。

一定のエージングを行い出庫しました。

※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。

ポイント

施工時は1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。

クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要

では完成画像をご覧ください。

※スマホで撮影すればもっときれいに見えます。
※外光を利用した撮影は、特に何も加工しなくてもきれいに写ります。
※しかし、本当に塗装の光沢を正確に見るためには、屋内で外光を遮断して撮影することが大切です。

研磨作業で使う光源は、画像のように様々な色温度のライトをランダムに配置し、照射角度も狙った部分に合わせて調整しています。

また、ただ明るいだけのLEDではなく、**コントラストがはっきり出る高品質な照明(力率の高いライト)**を使うことが重要です。

このような強い光を使うと、画像のように光芒(光の筋)がはっきり映ります。

照明について




お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。

セキュリティーについて

当店がブログ(施工履歴)を掲載しているのは、車業界のブラックボックス化を少しでも解消し、お客様との信頼関係と相互理解を深めたいという思いからです。


ただし、掲載している記事はリアルタイムの情報ではないことをご了承ください。


上記、セキュリティーについても記載しておりますが、入庫時のお車を特定させない考え方がある為です。

お手入れ

コーティングメンテナンスについて

春先に気になる鉄粉の対策には、鉄粉除去専用シャンプーの使用をおすすめします。
また、ディーラー様や洗車専門店での鉄粉除去も有効です。

いずれの方法もコンパウンド(研磨剤)を使用しない限り、コーティング被膜への影響はありませんので、気になった段階で早めに対処することが大切です。

ご自身で対応できる範囲であればセルフケアを、また、軽度の鉄粉除去であれば、最近では多くのディーラー様が対応可能となっております。
点検や車検の際に併せて依頼することで、時間の無駄もなく効率的ですので、ぜひご活用ください。

ご満足いただけましたら評価頂けれると嬉しいです。

施工例

スバル車施工例

カービューティープロセラミックコーティング「EXE zero7」施工例

新車施工例

経年車施工例

コーティング施工で大事な事

※※※※※※※※※※※※※

セラミックプロ 9H 認定施工店

YCCS(ヤナセカーケアシステム)認定

2019年 東京モーターショー出品車 施工技術協力

2018年 札幌モーターショー出品車 施工技術協力

2017年 東京モーターショー出品車 施工技術協力

2015年 東京モーターショー出品車 施工技術協力店

2014年 札幌モーターショー出品車 施工技術協力店

2013年 東京モーターショー出品車 施工技術協力店  

※※※※※※※※※※※※※

カービューティープロ 札幌ドーム前
〒 062-0051
札幌市豊平区月寒東1条17丁目4番29号

TEL  :011-799-0865
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