【フェアレディZ・ミッドナイトパープル】セラミックプロ9H 1レイヤー施工|深みある艶と極限の美しさ 札幌市中央区より

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お車について
札幌市中央区よりご入庫いただいた、日産フェアレディZ「ミッドナイトパープル」。
光の当たり方によって多彩な表情を見せる特別なカラーは、そのままでも圧倒的な存在感を放ちます。
ボンネットに残っていたこすり痕、 Bピラー左右の細かな傷、 そして助手席上部に残ったポリッシャー痕。 これらをすべて、専用機材と高度な研磨技術で丁寧に修正。
(職人による段階的な研磨〜コンパウンド選定〜最終仕上げポリッシュを経て、光学的にフラットな面を作り上げます。)
今回はセラミックプロ9H・1レイヤー(疎水性)を施工し、研磨から焼付処理まで徹底的に仕上げました。深みある艶と長期的な保護性能をご紹介します。
また、リアガラスには可視光線透過率8%のスモークフィルムを施工。外観の高級感を高めると同時に、プライバシー保護と直射日光の軽減も実現しました。
- 新車直納セット
新車塗装の油分や微細な曇り・汚れを除去 - セラミックプロ9H 1レイヤー塗布
均一な膜厚で塗布。高硬度により日常使用や紫外線から塗装を守り、長期的な保護効果を発揮します。 - 焼付処理
適切な温度管理でコーティングを硬化させ、塗装面との密着性を強化。 - 疎水性効果
水滴や汚れを弾き、洗車が簡単に。新車の美しさを長期間維持します。
今回採用いただいたコーティングは、当店でも人気の高い「Ceramic Pro 9H(1レイヤー)疎水性タイプ」。
優れた耐久性と、撥水とは異なる水切れの良い疎水性が特長です。
施工内容
✅ 下地処理
・新車・LEVEL0.5(部分加修)
ボンネットに残っていたこすり痕、 Bピラー左右の細かな傷、 そして助手席上部に残ったポリッシャー痕。
・ディテール洗浄(ライトコース/無料)
✅ボディコーティング
・EXE-zero7(2025年新製品)
✅ウィンドウスモークフィルム
✅アルミホイールコーティング

ガラスでもセラミックでも、しっかりとした施工理論と技術がなければ、素材を変えても意味がありません。
下地処理や塗り方、乾燥方法まで含めて正しく施工してはじめて、本来の性能が発揮されます。

施工時は常温下で初期硬化を行い、その後、遠赤外線ヒーターなどを用いた「焼付処理」で熱を加え、コーティング被膜をしっかりと定着させます。
この工程により、被膜の密着性・耐久性・艶感が大きく向上します。

この焼付処理(熱入れ)を行わなければ、いくら「セラミック」と名乗っていても、実際にはガラスコーティング以下の性能しか発揮されません。
セラミック系コーティングの本来の硬化反応や密着性は、熱処理によって初めて最大限に引き出されるためです。
ポイント
セラミックプロ9Hの施工に際しては、パネル温度を常温に設定した状態で施工を行いました。
(実はこの「常温を確保する」という工程が、冬季では非常に難しいとされ、適切に管理されていないケースが多いのが現状です。)
施工後はカーボンヒーターによる焼き付け処理を実施し、さらに施工後の環境温度を常温で8時間以上維持することで、厳冬期であっても十分に硬化させ、安心してご納車できる体制を整えております。
一方で、こうした工程を踏まない場合、一般的なガラスコーティングやセラミックコーティングでは、夏場でも完全硬化に2〜3週間を要するため、厳冬期においては硬化がほとんど進まず、施工不良につながる恐れがあります。
しかしながら、温度管理を軽視する施工店も多く存在し、冬でも施工は可能だと案内されることがありますが、「塗ること」と「硬化させること」は全く別の話です。
コーティングは「塗れば完成」ではありません。
真に機能するコーティングとは、適切な環境下で「確実に硬化させる」ことで初めて、その性能を発揮するものです。
つまり、
「コーティングの施工は冬でも可能ですが、硬化は別問題である」
という点をご理解いただくことが、正しいメンテナンスと品質保持の第一歩となります。

硬化型コーティングの「硬化」とは?
一般的に「硬化型コーティング」と呼ばれるものは、キーパーコーティングなどの乳化型ポリマー系コーティングとは異なり、「時間の経過とともに硬化(化学反応)して皮膜を形成するタイプ」を指します。
ただし、ここで言う「硬化」とは、あくまでも常温環境下で自然に定着・反応していくという意味です。完全な性能を引き出すためには、温度管理や加熱処理などの外的要素によるサポートが重要となります。
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先に完成動画を公開しております。
注意喚起【適正にコーティングを施工するための最低限必要な事】
カーコーティングは「どの製品を使うか」以上に「どの環境で、どのように施工されるか」が品質を大きく左右します。高額なコーティングであっても、適正条件が揃っていなければ本来の性能を発揮できません。以下は最低限押さえていただきたいポイントです。
1.カーボンヒーターによる焼付処理
自然乾燥のみでは、寒暖差の多い北海道の気候では硬化が不十分となり、耐久性や防汚性能に影響します。適切な温度管理とカーボンヒーターによる硬化処理は欠かせません。

カーボンヒーターの熱入れについて
同じ名称のコーティング材でも、施工時の温度、湿度、熱の加え方によって、その性能を120%まで引き出すことが可能です。
これは、**「何を求めているのか」「どのような考えで施工に臨んでいるのか」**という、施工店の姿勢によって大きな差が生まれることを意味します。
カービューティープロ札幌ドーム前では、常に「なぜこの施工を行うのか」という“理由”を大切にしています。
ただ作業をこなすのではなく、一つ一つの工程に意味と目的を持たせ、最良の結果を追求しています。

北海道のような寒冷地では、カーボンヒーターによる熱入れは欠かせない工程です。
適切な温度管理によって、コーティング性能を最大限に引き出します。
私たちは「なぜ行うのか」を常に考え、確かな結果を追求しています。

常温ではガラスコーティングやセラミックコーティングの硬化が不十分になります。
(※通常、完全硬化には常温で2~3週間必要)
そのため、「水を弾けばガラスコーティング」という誤った認識が広がってしまうのです。
本来の性能を引き出すには、適切な温度管理と確かな施工知識が不可欠です。

油分があれば、水は簡単に弾きます。
それだけで「コーティングされた」と思い込むのは危険です。
本物のコーティング施工には、温度管理の徹底とカーボンヒーターの使用が重要です。
施工前には、それらが行われているか必ず確認しましょう。
ポイント
各コーティングメーカーは、施工のハードルを下げるために「熱入れ不要」「冬用対応」などの簡易型コーティング材を開発しています。
しかしこれは、販路拡大を目的とした戦略であり、必ずしも低温施工に適しているという意味ではありません。
※実際に、メーカー担当者からは「ヒーターなど設備が必要だと使ってもらえないから」といった本音も聞かれます。
また、多くの製品は東南アジアなどの高温多湿地域で開発されており、氷点下での施工についてはマニュアルにも記載がほとんどありません。
(※例外として、セラミックプロはロシア、グロスコートは-40℃のモンゴルで開発)
本気で仕上がりと耐久性を追求するカーディテイリング業者であれば、メーカーの「売り文句」をそのまま鵜呑みにすることはありません。
メーカーが「不要」と言っても、温度管理と熱入れは施工品質を守るために“必要”なのです。
「やらなくていい理由」ではなく、「やる理由」を考える——それが当店の姿勢です。
2.高品質なコーティング施工には、1台ずつの間仕切り+温湿度管理が不可欠。
コンパウンド等の粉の飛散も防げて、仕上がりに大きな差が出ます。
施工環境、要チェックです!

下地処理洗浄と施工温度の重要性
コーティング施工前の下地処理洗浄では、温水を使用することが極めて重要です。
これは、パネル温度を20〜25℃まで上昇させるためであり、適切な温度にすることで、コーティング剤が正しく反応し、確実に硬化します。

冷水での洗浄はNG
寒冷期に冷水で洗浄を行うことは厳禁です。
理由は以下の通りです:
- 洗うことは可能:汚れは落ちます。
- 施工することも可能:表面にコーティング剤を塗布すること自体はできます。
- しかし、硬化しません:パネル温度が低いため、コーティングが定着・硬化せず、仕上がりや耐久性に大きな影響を与えます。
洗浄プロセス
洗浄は、アルカリ洗浄剤・酸性洗浄剤・中性洗浄剤・特殊洗浄剤などを組み合わせて4回洗浄を行います。
このプロセスを丁寧に行うことで、肉眼では見えなかった汚れや劣化部分が見えてくることがあります。
室温とパネル温度
洗浄後にパネル温度を確実に20〜25℃に上げることで、コーティングの初期硬化が適正となります。
室温が高くても、パネル自体が冷たいままではNGです。
ガラスコーティングやセラミックコーティングは施工時のパネル温度が非常に重要
常温での施工を行わなければ意味がありません。

厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。
スモークフィルム
リアガラスは1枚貼り

非常に大切なマスキング処理
しっかりとマスキングを行い弱い部分をします。

ボンネット

拡大

左ドア上部

拡大

仕上げ用ポリッシャーでじっくり研磨を入れます。

Bピラー左右の細かな傷

【照明】六角形型LEDライトについて
最近よく見かけるヘキサゴンライト(六角形型)ですが、研磨作業には向きませんので注意が必要です。
画像クリックで販売サイトへリンクしております。

この六角形型LEDライト(ヘキサゴンライト)の良さは、ムラなく明るいことです。
カーラッピングやプロテクションフィルムの施工時には適していますが、研磨やコーティング作業には適していません。
理由は、通常の蛍光灯と同様に、塗装面の凹凸や細かな傷が見えにくいためです。
そのため、研磨技術が未熟な業者や知識の浅い現場でよく使われる傾向がありますが、しっかりした研磨を求める場合には不向きです。
また、6000ケルビン付近の白色光は「白の洪水」となり、細かな傷を見分けにくくします。
これはカーショップなど、「傷を見せたくない」場合には有効ですが、研磨作業には適していません。
【ここのまとめ】
依頼時には、しっかりした研磨を求めるなら、塗装の凹凸や傷がはっきり見えるコントラスト重視の照明が設置されているかを確認することが大切です。
お客様の求める仕上がりによって選択は自由ですが、照明の違いは仕上がりに大きく影響しますので、ご注意ください。
また力率の強い光源であれば壁をわざわざブラックにしなくとも塗装面は良く見えます。
※ブラックブースはホワイト系の研磨には向く場合がありますが、それ以外の作業では逆にクオリティーが下がります。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで研磨は致しません。
1,油分の特徴
油分のため、力率の弱い照明で撮影すると傷を隠し、その場ではキレイに見えます。(磨く事を削ると言うケースの使用が目立つ)
※ヌルテカと言う表現はほぼこちらに当てはまります。
2,低撥水・親水タイプの場合
油性コンパウンドは使用しません。
水を弾く成分が残るため、親水・低撥水タイプでは本来の性能が出せず、密着不良の原因にもなります。
撥水タイプのみ扱うショップでは使われがちですが、当店では脱脂を含めた正しい施工を徹底しています。
※親水タイプのコーティングがラインナップにあるかどうかが大切です。
ヌルテカの正体
撥水タイプのコーティングの場合、油分やポリエステル樹脂を含むコンパウンドで塗装の傷を隠すケースが多く見られます。
この方法は一時的に光沢を良く見せますが、脱脂が不完全なため定着が弱く、紫外線の影響を受けやすくなり、コーティングの耐久性が落ちます。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドを使わない事で真の光沢を演出できます。

ポイント
近年の塗装は、以前より確実に研磨が難しく、癖が多くなっています。
6~7年前から登場したルペスなどの高トルク型ダブルアクションポリッシャーによって研磨は比較的しやすくなりましたが、私はシングルポリッシャーで磨いた肌の光沢とは明らかに違うと感じています。
しかし、研磨レベルはお客様のご予算やご要望に合わせて決めるべきであり、
「磨くことが全て」という昔ながらの考え方は現代のニーズからは離れています。
サービス業の人材不足により新人育成が短期化され、ルペス等の高トルク型ポリッシャーの普及に伴い、「磨けない職人」が増えている現状もあります。
カービューティープロでもここ数年、リスクの関係でシングルアクションの指導は行われていません。
そのため、シングルアクションでの光沢感を知らない職人が多くなり、仕上がりのイメージも下がってしまうと考えます。
お客様には、どこまでの仕上がりを望むのか、
「撫でるだけの研磨で良いのか」を見極めていただく必要があります。
2025年現在、2016年以降に業界に参入した業者は上記の傾向に該当することが多いでしょう。
高トルク型ポリッシャーは研磨の一手法に過ぎず、全てではありません。
セラミックプロ9H認定施工店が使える【ナノプライマー】
コーティング前の下地処理工程で大事なのが、このプライマー工程です。

※画像はイメージです。
お客様と接していると、コーティング施工店の考え方とお客様の望む方向のズレを感じることが多いのですが、そのズレを解消してくれたのがナノプライマーです。
このナノプライマーははセラミックプロ9H施工店のみ取り扱いの出来る下地処理剤で、脱脂効果、光沢の付与、塗装面とコーティングを結びつけるプライマー効果(定着剤)として使えますが、以前は何が何でも磨く事をお勧めしましたが、ナノプライマーの登場により低コストでコーティングの施工が可能になりました。考え方に付きましては下記のリンクに詳しく上げておりますので、宜しければご参照頂ければ幸いです。
コーティングで車はきれいになるの?
セラミックプロ9H

もともとはロシアの戦闘機用に開発された、圧倒的な耐久性を誇る次世代セラミックコーティング
それが「セラミックプロ9H」です。
このコーティングは、複数の層を重ねて施工することにより、耐擦り性・耐雨染み性が飛躍的に向上し、
まるで鏡面のような艶と深みを実現します。
さらに、
- 耐薬品性・紫外線耐性にも優れ
- 落書き対策(アンチグラフィティ)
- 洗車傷やスクラッチの軽減効果
といった高い保護性能を兼ね備え、
従来のコーティング製品とは一線を画す革新的な仕上がりを提供します。
「ただの撥水」では終わらない、本物の塗装保護を求める方へ。
セラミックプロ9Hは、その期待に確実に応えます。

セラミックコーティング、本当に“ちゃんと”施工されていますか?
昨今、さまざまなメーカーから**「セラミックコーティング」**と称する製品が続々と登場しています。
手軽に導入できるよう、設備が整っていなくても簡単な講習だけで取り扱えるというケースも多く見受けられます。
ですが――
北海道の厳しい冬において、本来の性能を発揮できる施工環境が整っている施工店は、どれほどあるのでしょうか?
実際、私の知る限り、
「カーボンヒーター(遠赤外線乾燥機)」を保有している施工店は北海道内ではごくわずかです。
では、冬場に冷えきったボディに塗ったコーティングは、いったいどうやって硬化させているのでしょうか?
「沖縄と北海道で施工法が同じ」はあり得ません
気温・湿度・パネル温度――
これらすべてがコーティングの硬化や性能に関係します。
それにも関わらず、南国の沖縄と極寒の北海道で、同じマニュアル通りに施工するのはどう考えてもおかしな話です。
本当に意味のあるコーティング施工には、
施工環境と管理、そして職人の判断力が不可欠です。
「どこで」「どんな設備で」「誰が施工するか」――
その違いが、数年後の仕上がりに大きな差を生みます。
セラミックプロ9H施工に必要な「最低限の3条件」
セラミックプロ9Hを正しく施工するためには、以下の3つの条件を必ずクリアしていることが必須です。
- 専用のコーティング施工ブースを完備していること
(塵埃や外気から隔離された環境で作業できること) - 遠赤外線乾燥機(カーボンヒーター)を導入していること
(特に北海道では導入例がほぼありませんが、硬化には不可欠な設備です) - 信頼のおけるコーティングプロショップであること
これらの条件すら満たさずに「セラミックプコーティングを取り扱っています」と謳う店舗は、決して嘘ではありませんが、技術や品質への理解が非常に薄いと言わざるを得ません。
また、こうした施工温度の概念が欠如しているお店では、
「夏は暑すぎて冬は寒すぎる」ため作業がしにくいと平然と話すこともあり、
これは業界としても異常かつ問題のある状況です。
コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。
※画像はイメージです。


セラミックプロ9Hの水流れについて
セラミックプロ9Hは疎水性のコーティング剤です。
屋外駐車や洗車頻度によっては、疎水性の仕上げが適している場合があります。
さらに、セラミックプロ9HにTOPコート(旧名:セラミックプロライト)を追加することで、心地よい撥水性を演出することも可能です。
北海道の冬季環境では撥水性を避けることが推奨される場合もありますが、最終的にはお客様のご希望に合わせて撥水仕上げにすることもあります。
つまり、セラミックプロ9Hは疎水仕上げと撥水仕上げのどちらも選択できる柔軟なコーティングなのです。
また、不思議な特性として、マットカラーには風合いを損なわずに施工でき、光沢のあるカラーには深みと鮮やかな発色をもたらします。
東京オートサロン2019セラミックプロジャパン

クリンテックサービスさんとテスラモデルXを展示されております。
向かって左側には通常のガラスコーティングを施工
右側にはセラミックプロ9H 4層コーティングを施工
こちらの車両はお客様の大切なお車なので、ボンネットのみ新品に交換してコーティングデモストレーションを行いました!
※画像および文章はカーメイクアートプロ様から引用させて頂きました。

セラミックプロ9Hの偽物に注意
札幌では最近「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」セラミックプロ9Hの偽物の発生が確認されております。インターネットで誰でも買えるコーティング剤やソフト99のG-ZOXに紛らわしい名称を付け、また偽物の公的試験データ(盗用)を公表しているため非常に悪質です。コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。
コーティング詐欺?
中古車業者及びキャンピングカー販売業者様等が世の中に存在しないコーティング詐欺(ネットで買える安価なコーティングにセラミック等の名称)にあっている可能性高いですので、施工依頼される場合は注意が必要です。
全国のコーティング施工会社の画像を盗用する悪徳業者が札幌市清田区に確認されます。技術力もなく嘘が多いので注意が必要です。有名であればあるほど、どさくさに紛れて商売する業者も多いので類似商標、公的文章の提出者、日時など詳しく調べられたほうが良いと思います。
セラミックプロ9Hは認定が必要です。

【コーティング剤について】オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。
プライドとこだわりが無いからこそ類似商標ですが、設備及びこだわりの無い方にはセラミックプロ9Hは難しくて取り扱えません。
施工にあたり環境が大事
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。
下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。

多層コーティングに欠かせないディティリングライト(ムラ確認ライト)
セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト(ムラ確認ライト)

セラミックプロ9Hの登場以降、様々な多層式コーティングが増えてきましたが、
その多層コーティングの施工や点検に専用の照明を使用していますか?
専用の照明とは、スポットライトや蛍光灯のような単なる明るさを提供するものではありません。
塗装面の凹凸やムラを正確に確認できる、専用のディテイリングライトが必要です。
「照明について」の記事でも触れていますが、
この専用ライトを持たないと、特に2層目以降(とくに撥水性コーティング)でのムラが非常に目立つ仕上がりになりがちです。
こちらの照明が仕上げの良し悪しを左右します。
単なるLEDライトではありません。
濃色車では特にムラが異常に多く(日中は気づきにくい)、明るいだけの照明では満足な仕上げは難しいでしょう。
※一般的なコーティング店(フランチャイズ店や個人店)では、この専用照明を導入できていない場合が多い点もご注意ください。
アルミホイールコーティング


ディティリングライトでしっかりと確認します。
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
塗装およびコーティングは、施工後に「どれだけ熱を吸収させ、しっかりと冷却するか」が仕上がりの硬度に大きく影響します。適切な温度管理を行うことで、表面に固着するスケール(白い膜状の汚れ)の発生も抑えることができます。
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。
※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?

注意喚起
この工程は非常に大切なのですが、多くの場合は無視される工程です。
それは何故か?行っていても行っていなくてもお客様はわからないからです。
また、メーカーも施工性の良いコーティング剤を好まれる事から不要と言って販路を広げますので不要と思いこまれているケースが多い。熱を入れて悪いことは何一つありません。

「焼付処理」とは?—加熱によるコーティング硬化の考え方
この工程は「焼付処理」と呼ばれるほか、「強制乾燥」や「加熱浸透法」など、さまざまな呼び方があります。見た目には似たような作業に見えるかもしれませんが、加える熱の強さや目的によって結果に大きな違いが生じます。
教える立場から申し上げると、作業者の理解度によっては、リスクを抑えるために「単なる乾燥(温めるだけ)」の方法を伝えることもあります。結果として、多くの現場ではすべての車両に対して「軽く温める程度」の処理にとどまってしまっているのが実情です。
熱処理の種類と効果の違い(イメージ)
- 強い熱処理=焼付処理(しっかりと熱を加えて硬化を促進)
- 弱い熱処理=強制乾燥/加熱浸透(温めるだけの処理)
せっかく熱源があるのであれば、単なる乾燥で終わらせるのではなく、**コーティング材にしっかり熱を入れ、短時間で硬化を促す「焼付処理」**を行うことが理想です。
熱を加える目的を理解していないと、「とりあえず温めるだけ」になってしまい、肝心の硬度が得られません。これは例えるなら、レアチャーシューや低温熟成のように、柔らかく仕上げるための加熱方法です。食品では有効ですが、クルマは工業製品です。求められるのは耐久性と強度であり、“低温熟成”のような曖昧な処理では意味がないのです。

北海道でのコーティング施工について
カーボンヒーターによる焼付処理で、確かなコーティング品質を実現
当店では、セラミック・ガラスコーティングやフッ素樹脂コーティングにおいて、カーボンヒーター(旧遠赤外線ヒーター)を使用した焼付処理を必須と考えています。
施工温度の管理はコーティングの基本条件ですが、焼付処理によって施工後のコーティング膜の安定化と強度向上を図ることが可能です。
また、北海道唯一の洗車ソムリエ講師や腕利きの板金修理職人のアドバイスを受け、当店独自の工夫を重ねて、カーボンヒーターの熱源を最大限に活かしています。
「焼付処理を行わない理由ではなく、行う理由を考える」—これがカービューティープロ札幌ドーム前のこだわりです。
「カービューティープロ札幌ドーム前」と一般的なカービューティープロ施工店の違い
「カービューティープロ」を名乗るためには、まず厳しい基準を持つ『カービューティープロ・スクール』を修了しなければなりません。このスクールを卒業していない限り、名称の使用はもちろん、米国BAF社製の専用液剤を使用することもできません。
営業スタイルの違い
カービューティープロはフランチャイズ形式ではないため、各店舗が独自に営業方針を設定し、自由に事業を展開しています。
店舗のスタイルは主に以下の3つに分かれます:
- 中古車販売業との併設店
- 板金・塗装業との兼業店
- 当店のような、コーティングを専門とするプロショップ
当店「カービューティープロ札幌ドーム前」は、純粋にコーティング・磨きを専門とする店舗であり、技術と品質に特化しています。
ブランドは同じ、考え方はさまざま
カービューティープロという名前で統一されているため、お客様から見ると全国展開のコーティングチェーンのように映るかもしれません。しかし、実際には各店舗ごとに施工方針やコーティングに対する考え方は異なります。
営業を始めた当初から、店舗ごとの方向性や技術レベルには自然と違いが出てきます。
正解は一つではありませんが、**カービューティープロ全体としてのルーツは「磨き」にあります。つまり、「磨き」を軸に技術を深めているのが、磨き屋さんとなります。
磨き屋さんとは
磨き作業には特化している一方で、コーティングに関しては施工性の良さを重視する傾向があり、温度管理や焼付け処理といった“プラスアルファの性能”を引き出すための施工は、あまり重視されていないのが実情です。
そのため、コーティング本来の耐久性や硬化性能を最大限に発揮させる工程が省略されるケースも少なくありません。
カービューティープロ札幌ドーム前としてはカービューティープロライセンス以外にセラミックプロ9H認定施工店の認定資格があります。
セラミックプロ9H認定施工店とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングです。特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
認定施工店の基準
①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
カービューティーIIC 千葉県市川市
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。これは最新型の店舗や設備である必要はありません。
ポイント
カービューティープロ札幌ドーム前はカーディテイリングプロショップとして活動しておりますので研磨、コーティングについての考え方、施工法、設備は通常のカービューティープロ店舗とは一線を画します
エージング (熟成時間)
コーティングは塗っておしまいではありません。

※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。


クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要
※一般コーティング店的には不都合な事実と言われております。お店で確認しましょう。
ポイント
施工時は1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度と湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。

では完成画像をご覧ください。
照明と撮影環境についてのこだわり
・スマートフォンで撮影すればもっと艶やかに見せることもできますが、それは本来の仕上がりではありません。
あくまで演出にすぎず、現実以上に“美しく写す”ことも簡単にできます。
・当店では外光を完全に遮った屋内環境で撮影を行っています。
これは、実際の光沢・塗装状態を誤魔化さず正確に記録・公開するためです。
・外光が差し込む環境では、施工していなくても光の加減だけでボディが美しく写ってしまうため、
“本当の仕上がり”を見極めるには適しません。
研磨に必要な光は、ただ明るいだけでは不十分です。
色温度の違う照明を適切な角度・配置で使い、微細な傷が見える“力のある光”が必要です。
そのため撮影時には赤〜黄色が強めに写ったり、光芒が出ることもありますが、これは施工精度を最優先にした証です。











「納車時の美しさ」を超えることを目指し、細部の傷修正から光学的な面作り、そして焼付処理まで妥協なく施工しました。札幌の厳しい気候にも耐える防御力を備えたセラミックプロ9Hで、ミッドナイトパープルが放つ極限の美しさをぜひご体感ください。
お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。
セキュリティについて
当ブログでは、施工履歴を掲載することで、ブラックボックス化しがちな車業界を少しでも透明化し、お客様との相互理解を深めることを目指しております。ただし、掲載している記事はリアルタイムではありませんのでご了承ください。
洗車セットを使われますと良い状態が長続きしますので、ご活用いただければ幸いです。
コーティング施工後のケアについて
洗車セットで、キレイが長持ち!
当店の洗車セットをお使いいただくことで、コーティングの美しさと効果を長く維持することができます。ぜひ一度お試しください。
ガラスコーティングやセラミックプロは、WAXやポリマー系のコーティングに比べて耐久性が高く、長期間にわたって車を保護できるのが特長です。ただし、撥水・親水といった効果は、紫外線・酸性雨・水道水に含まれるカルキや塩カル(融雪剤)などによって、徐々に低下してしまいます。
そこで活躍するのが、専用メンテナンスキットです。洗車時にこのキットを併用することで、本来の撥水・親水性能をしっかり取り戻すことができます(※撥水・低撥水タイプに対応)。
以下の使用方法を参考にしていただければ、ご自宅でのケアだけで、キレイな状態をしっかり保つことができます。
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カービューティープロ 札幌ドーム前
〒 062-0051
札幌市豊平区月寒東1条17丁目4番29号
TEL :011-799-0865
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