【技術】非常に大切な「マスキング処理」について
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- 1 マスキングはただ行えば良いというものではありません。 適正な場所へ適正な幅を行いますが、基本はお客様のお車を守るためのものです。
- 1.1 コーティング施工の際はワイパー部分の保護をしているか、していないかの確認が重要です。
- 1.2 マスキングの必要性
- 1.3 マスキング処理はカービューティープロ札幌ドーム前ではとても重要と考えております。
- 1.4 なぜマスキングにうるさいのか?
- 1.5
- 1.6 マスキング不良
- 1.7 非常に残念ですが
- 2 偽りの業者にご注意
マスキングはただ行えば良いというものではありません。 適正な場所へ適正な幅を行いますが、基本はお客様のお車を守るためのものです。
テスラモデル3も研磨の際には注意が必要なお車です。
テスラモデル3は最低でもこれぐらいの養生は必要
ポルシェ
ハードコートが通常と同じ処理を行うと大変危険ですので、お車に合わせた作業を行う必要があります。これがコーティングを及び研磨を行う際にはプロテクションフィルムを扱っているか否かをお伝えしている点なのです。貼れば良いと言うものではなく、車両に合わせた適切な方法を理解しているかが大切です。
マツダ・CX-60
デザインが一新されヘッドライトの形状が小さくなりましたが、この形状は研磨の際にバフが当たりハードコート層を攻撃してしまいます。今は良くても数年後の黄変、白濁の原因になりますのでマスキングはしっかり行わなければなりません。このお車にも共通の注意点ではありますが、特にCX-60は注意が必要ですし、研磨及びコーティングを検討される場合はヘッドライトのマスキングを注視してみると良いでしょう。今しか考えていない場合はマスキング無し、数年後を考えている場合はしっかりとマスキングを行っているはずです。
マスキングはきちんと仕事をするための心意気でありおもてなしの心です。汚いマスキングの場合は、当然ながらしっかり仕事をしようと言う配慮に欠けますので良い仕事は出来ません。
コーティング施工の際はワイパー部分の保護をしているか、していないかの確認が重要です。
ワイパー部分は確実に守るのは常識! その場合は新聞紙の使用はNG。それは紙のエッジの部分で塗装面へ傷の入りを懸念するからです。腕の良い板金修理工場職人さんは必ず上記画像の方法を取ります。
ヘッドライトの白濁は研磨による事も原因かも知れません。
当店の人気メニューにヘッドライトリペアがあります。
紫外線の影響などでヘッドライトが黄ばみや白濁してしまう症状ですが、かなりの台数をクリーニングしていると「通常の傷み方と違う状況」が見受けられることが多く、その様なお車には確実に他社様の施工済みステッカーが貼ってあったりしております。
コーティングの際にマスキングを行わずヘッドライトにバフが接触し、ハードコートを攻撃したからこそ年数が経ったときに不自然な傷み方になると確信しております。
またカウンセリングで数年前にコーティングされたとよく耳にします。調べてみると明らかにマスキング不良が見受けられました。
マスキングはただ行えば良いというものではありません。
適正な場所へ適正な幅を行いますが、基本はお客様のお車を守るためのものです。
雑なマスキングは磨く部分がバラバラとなり仕上げが悪くなる傾向があります。普通は年数を重ねれば必然的に上手になりますし、毎日が進歩ですので常に上達するのが当たりまえですが‥
‥思った通りセンスなんでしょうね。
適正なマスキングを行うとスッキリとしたラインに見えますよ。
適正ではない場合は磨けない部分が多く、ヨレヨレし変に見えます。
またカービューティープロ札幌ドーム前のこだわりとして、マスキング処理方法はコーティング屋さん、磨き屋さんとは違い、塗装屋さんの貼り方を準じて行っております。
具体的に言いますと、マスキングを貼れば磨けませんので、当てる位置を最小限としている点です。
マスキングの必要性
パネルのエッジやプレスラインなど、塗装の薄い部分や弱い部分の塗装を剥がさない為。
パネルのエッジやプレスラインなど、塗装の薄い部分や弱い部分の塗装を更に薄くしない為。
樹脂やゴム部分の保護
すき間にコンパウンドの粉を入れないようにする。
ヘッドライトのハードコートを守り劣化の原因を作らない。
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汚いマスキングは研磨にムラが出ますし、お車を美しくする心に欠けます。
汚いマスキングは雑な仕上がりになります。
汚いマスキングは仕上げに時間がかかります。それで工賃を頂くのは信義誠実の原則に反します。
※ボンネットやドアにプレスラインが多いので、磨きすぎて薄くなり過ぎないようにする目的もあります。
宜しかったらこちらもご覧下さい。
マスキング処理はカービューティープロ札幌ドーム前ではとても重要と考えております。
これは、カービューティープロ札幌ドーム前をオープンする前に自身も一般のお客さんとしてコーティング店を利用した経緯がありますが、マスキングのずさんにより隙間にべったりと入り込んでいたことが多かったからです。
最近多いなんちゃってポリッシャーを使う場合はマスキングは最低で済みますが、当店の使う機材は数10種類、お車のコンディションにもよりますが追加を打ちます。端々を攻めるので当然、これは当たり前の話なのです。
マスキングを行わないのも異常ですが、汚いマスキングの場合は、当然ながらしっかり仕事をしようと言う配慮に欠けますので良い仕事は出来ません。
また磨く部分がバラバラとなり仕上げが雑になる傾向があります。
輸入車の多くは凝ったデザイン性のよりプレスラインが多く、この部分は塗膜が薄めになりますが、研磨の際には平面部の倍ほど磨かれることになります。
と言う事は、将来的に色が抜けてしまう可能性がある為、徹底して養生する必要があります。
コーティング業、中古車納車仕上げの内外装美装等 様々な業者で働きましたが、慣れてくるとマスキングの手を抜く業者の多い事‥。角の色が抜けたり樹脂パーツの干渉、また磨くための必然を理解しない場合は端々が汚く貼られるケースが多く散々な現場を見てきました。しっかりマスキングを行おうとすると時間がかかるので上司から注意が入る職場も正直ございました。
カービューティープロ札幌ドーム前ではマスキングをしっかり行わないと叱られます。でもこれが当たり前、しっかり磨けますので自分としては恵まれた職場と思います。キワまで安全に攻める事が出来ますしね。
イナガキと申します。前職は東京の海運会社コーティング施工部門でヤナセ世田谷等で現場リーダを務めておりました。マスキングを行うのは当たり前、しっかりと保護を行い大切な愛車を守りますので安心してお任せください。
inagaki
ワイパー部分の保護はマスカーの使用
新聞紙での保護はディテール業としては‥
腕の良い板金塗装屋さん曰く。新聞紙は端が硬いので塗装面に触れると傷になる為使わない方が良いので好感を持てると言われます。
ecoの観点から言えば新聞紙の使用はリサイクルと思われますが、使った後は捨てるだけなので全然エコじゃなく経費削減なだけです。
古紙は回収業者へ出すのが本当のエコですね。
お代を頂く作業ですのでしっかりした資材を使えて嬉しいです。
なんちゃってポリッシャーを使う場合
マスキングは最低で済みますが、当店の使う機材は数10種類、お車のコンディションにもよりますが追加を打ちます。端々を攻めるので当然、これは当たり前の話なのです。
先日のBMWの件もありますし、この様な画像をしっかり公開出来ないのは技術レベルを公開できないものと同じです。ただし企業秘密もありますよ。
なぜマスキングにうるさいのか?
カービューティープロに参入する前は営業系で北海道を走り回っておりました。
走行距離は少ないときで月5,000km走りますので年間6万km、3年で18万kmも走行するため車両の入替えや修理等が激しかったです。
その様な状況から皆様と同じようにネットで検索しディーラー以外でミガキやコーティングを行った事があったのですが残念な結果が多数ありすぎました。
同じ業界に来て理解しました。単純にマスキング不良でした‥
なので当店ではマスキングの重要性を画像でお見せしているのです。
他には巻き傷(ミガキキズ)があったりと‥
車の修理は結果が全てですが、研磨やコーティングは目に見えないものを表現する場合があるため、消費者心理からすると怖いものがあります。
マスキング不良
他社にてコーティング施工、マスキングを行わないで作業したからと思いますが色が剥げてます。
マスキング不良
隙間にコンパウンドがべったり入り込んでます。
これを取るの大変です。
マスキングはただ貼ればよいと言うものではありません。
守る部分に適正なサイズを選択しなければなりませんが、教育を受けていない人たちはサイズは2種類程度、貼り方もただ貼ればよいと言うレベルの低い考え方から非常に汚く見えます。汚くても守ることは出来ますが汚く貼る=磨く場所が少なくなるのです。
また、守らなくて良い場所を守り、守らなければならない場所を守らないとずさんな行為が多いです。
いい加減なマスキングにより修正を余儀なくされ(それでも気が付かない)結局時間が掛かってしまう事をクオリティーとは言いません。無駄な工賃が発生します。
非常に残念ですが
2018/1 お客様のお車を大切に扱う為の「マスキング処理工程」ですが、同業他社よリ「あれじゃ磨けない」等、批判をされました。おっしゃる通りだと思います。マスキングするとその部分が磨けませんからね。でもね、そんなの判り切って保護してます。
マスキングをしているから磨けないのではなく、お客様の大切なお車、手間は掛かりますが弱い部分を守り、今だけではなく将来を考えていれば当然の事と当店は考えます。
カービューティープロではスクール生徒にここまでマスキングをやらせます。
この事を批判できる施行者は、教えられた事が100%で、そこから思考停止でもされているのでしょうか?
業界としては非常に残念ですが技術の伸び代と知力が足りないと思います。技術力はカービューティープロの開業前の新人より低いのではないでしょうか。
偽りの業者にご注意
当店を模倣される低レベルな業者の噂を聞きます。全国の有名店の画像を盗用する、経歴、業歴、コーティングの嘘を平気でつかれるほど考えが薄く、実績も何もない人間が口だけで研磨を語っても端々に矛盾があり札幌市内の高級店からは数回の施工で取引停止させているようです。また全国コーティング有名店からは書いている事と画像の乖離がありすぎでコーティング業でありうながら「お笑い芸人」と称されております。札幌のレベルを下げて頂きたくないですね。
マスキングを正面だけ等の部分へ貼ったふりだけする悪徳業者が清田区で確認されておりますので画像で騙されないようにしましょう。ポイントは色々な角度で撮られているか否かです。スマホからだけではなくPCから判断するのも吉です。 ずさんな作業が良く判ります。以下の点にお気を付けください。
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オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。
札幌では上記の認定施工制度を書類選考時、人格・設備・技術の基準に満たない者が、安価な誰でも取り扱えるコーティング剤に「セラミック」「9H」等の名称を付け、安いセラミックや「硬度15H」等、現在の規格ではありえない表現が目立ちますのでご注意ください。
店舗前の未舗装はいくら注意しても風で施工スペースへチリやほこりが入り込みます。当然ながら研磨とコーティング・クリーニングにはふさわしくありませんのでそもそも論外です。
まとめ
最終目標が1台のお車を仕上げる。これはどの事業者様も一緒ですがプロセスが大事と当店は考えます。当店の施工事例(ブログ)をご覧いただければ判ると思いますが可能な限り情報公開を行っております。
特にマスキングにおいては画像を公開するようにしております。
Webが当たり前になっている現在、下記についてお確かめください。
〇マスキングを行っていないで作業をするから公開しない。
〇公開されていてもよく解らないで作業を行っている。
〇あまりにも簡素過ぎる(本当に端を攻めれているのか?)
〇磨ける範囲を狭くしていないか?(接着部分が多いときれいに貼れますが、磨く部分が少なくなるので塗装屋さんを準じる必要がある)
ポイントとして
マスキング画像を多方向より撮影し公開しているか。
ウィンドウへコストカットの為、新聞紙などの端の硬い紙で養生してないか?
※腕の良い板金屋さん曰く「新聞は端がすれると傷になる」との事、当店はコストがかかりますが傷のつかないマスカー(ビニール)を使用し養生しております。
研磨レベルに応じたマスキング処理を行っているか?
以上の事を判断して頂ければ無用なトラブルはないと思います。