2014/7にPCX-S7を施工させて頂いたお客様ですが、この度新型へ乗換になりコーティングのご依頼でした。
https://wp.me/p9JpDT-Rd
[post id=”3299″ style=”thumbnail”]
屋外駐車、濃色車ですので親水性低撥水 PCX-S7をお勧めしましたが、一度のメンテナンスも必要なく良い状態だったとの事で同じコーティングを施工
※大変性能の良いコーティングでしたが廃盤となりました。
在庫を持って施工を終わらせて頂きます。代替えとしてPCX-S9がリリースされておりますので、今後はそちらをお勧めさせて頂きます。
PCX-S7は柔軟性に富む被膜により、日産のスクラッチシールドやトヨタのセルフリストアリングコートをイメージしたガラスコーティングになります。低撥水性ですので撥水性より水しみになりにくく、親水性より水切れが良いので洗車も普通に行えます。
【スタンダード】低撥水ガラスコーティング「PCX-S7」(低撥水・艶・対すり傷・防汚性)
コーティングの機能(水流れ)について
【コーティングの機能(水流れについて)】物事は表と裏、黒と白、メリットとデメリットとあるのが当たり前で、コーティングでは大まかに言うと撥水と親水。水が弾くか弾かないかです。 私店長は個人的には撥水大好きですが、当然専門なのでメリットとデメリットを理解しております。
施工後、数年後のイメージ
[post id=”43422″ style=”thumbnail”]
完成動画をUPしております。
動画では研磨を行う際に必要な光源の為、赤が強めで撮影されてますが、これは塗装面をしっかりと見るため色温度を可変しているからです。 照明は様々な色温度が必要であり、すべて白色の照明の場合は撮影はキレイに写りますが研磨のレベルは低いと判断できます(ホワイトの洪水 霧の中のハイビームと同じ意味)。 求めるものが研磨なのか写真の写り具合なのかですのでコーティング施工を希望される場合は色の温度を見てみると良いでしょう。
いつもならウンチクと記録で溢れているブログですが、今回はごめんなさい
画像が殆ど撮れませんでした。
励みになりますのでポチッとして頂ければ嬉しいです。
にほんブログ村
いいね!と思えましたら評価頂けれると嬉しいです。
施工内容
下地処理
研磨:新車コース LEVEL0
ディテール洗浄:スタンダード(無料)
コーティング
PRO PCX-S7(親水性低撥水・艶・対すり傷・防汚性)
【スタンダード】低撥水ガラスコーティング「PCX-S7」(低撥水・艶・対すり傷・防汚性)
スバル車施工例
新車施工例
経年車施工例
PCX-S7スタンダード親水性低撥水ガラスコーティング施工例
メーカー・カラー別施工例
いままで施工させて頂いたお車は屋外駐車ですのでPCX-S7親水性低撥水を施工させて頂いておりましたので、同じコーティングを施工
以前と違う点はクレンジング剤が進化しましたので、7年前は軽く研磨を入れておりましたが、今回は洗浄で済んでいる点です。しかしセラミックプロ施工店が使えるナノプライマーの使用で光沢を付与、定着率を上げております。
しっかりと焼付処理を行い、初期硬化の不安定を解消しますので安心して出庫出来ます。
熱による考え方は北海道でコーティング施工されている方であれば当然行き着く考えではありますが、中には全く考えてないコーティング施工店も存在します。
理由としては設備投資したくない
作業する時に暑く効率が悪い
でしょうか。
作業効率は考えるのは当たり前だと思いますが、コーティングって寒いと作業が簡単になるんですよね。それは寒いと硬化スピードが遅くなる、または硬化しないので施工か容易になるから当たり前なのですが、お客様の求めるものって作業ではなくコーティングがしっかり定着しているか否かではないでしょうか?
これは非常に大切な事なのです。
さてさて、
塗装面を保護するのがコーティング
環境においての水の流れを決めるのが機能性(撥水・低撥水・滑水・疎水・親水等)
コーティングの説明で良くある「洗車が楽と言うトーク」は、撥水性を選択する事で確かに楽ではありますが、マメに洗車が出来る方向けと思われた方が良いです。洗車があまりできない場合はどうなんでしょう???
コーティングは様々な性質の資材がありますが、例えばあまり洗車できない方に洗車が楽になると撥水タイプをお勧めした場合、雨染みや白い膜状の汚れで覆われる可能性が非常に高く、メリットは話していてもデメリットを説明されてなないケースが多いです。
コーティングは水が弾くと言う考え方は過去の話。詳しくは下記の記事をご参照して頂ければと思います。
コーティングの機能(水流れについて)
【コーティングの機能(水流れについて)】物事は表と裏、黒と白、メリットとデメリットとあるのが当たり前で、コーティングでは大まかに言うと撥水と親水。水が弾くか弾かないかです。 私店長は個人的には撥水大好きですが、当然専門なのでメリットとデメリットを理解しております。
最近の環境と乖離しているコーティングをされた例です。
[post id=”56890″ style=”thumbnail”]
当店では乗換割りと言う制度を設定しておりますが、撥水だからダメ、親水だから良いと言う訳ではなく、使用環境においてベストと思われる水流れ(コーティングの機能層)をお勧めしております。
撥水タイプ
良く洗車をされる方向けで洗車の際の水分拭き取りが楽になります。しかしデメリットとして水滴の流れが速すぎるため汚れが残りウオータースポットの懸念があります。
個人的に大好きですが基本的にマメに洗車できる方向けと考えると、どうしても忙しい場合は接触角の鈍化、排水性の良いコーティングの施工によりウォータースポットの低減、セルフクリーニング効果により汚れが目立ちにくいタイプがお勧めです。
低撥水タイプ
筋状に水滴が纏まり汚れも一緒に動くのでセルフクリーニング効果に優れ、洗車サイクルを遅くする事がメリットです。と言っても洗車は重要です。
デメリットは水玉コロコロがないのでコーティング掛けた感が少ないのですが、近年お客様の目が肥え、撥水目的のお客様が少なくなって来ているので特に問題が無いかと。
撥水はガラスコーティングじゃなくても作れますしね。
当店の代車はコーティング業でありながら年間に1回洗えるか否かですが、低撥水性ガラスコーティングのおかげで淡色車と言う事もありますが汚れがあまり目立ちません。責任を持つ立場になればなるほど自身でのお手入れには限界があるかと思います。
洗車頻度 月1回~の方は低撥水をお勧めします。
しっかりと温度管理を行って焼付処理を行ったコーティング車両
屋外駐車、洗車月1~2回
[post id=”59037″ style=”thumbnail”]
とは言え洗車はしなくて良いと言う訳ではありません。
洗車サイクルについては施工されたお客様へ目安と考え方を説明させて頂いていますので、ここでは割愛させて頂きます。
コーティングを施工する場合は状況に応じた下地処理塗装面をクリーンにする必要があり、更に施工温度まで気を遣う必要があります。
仕事には何事も適性があります。
でもご心配なく、むやみやたらに膜厚を落とす無粋な真似は致しません。
【技術】削ると表現される事の真実 磨くことは削る事です。でも言い訳に使うのは‥
洗車傷を除去する事=研磨で塗装面を平滑化するですが、単純に磨くではありません。
その為のプロセス
洗浄から始まりマスキング
脱脂洗浄にコーティング施工
乾燥に焼付処理
エージングと多岐に渡りますが、全てに意味があります。
下地処理研磨について
使用する機材、何よりも力率の強い照明は無駄な研磨、恐れながらの研磨ではなく、しっかりした研磨となり、また液剤・理論は元より優れた人材で一歩踏み込んだ下地処理を行わせて頂きました。
【施工環境】コーティング施工にとても大切な特殊照明について
蛍光灯下って、普通に見えるんですが、その状態は研磨及びコーティングには不向きです。
【照明】蛍光灯下での研磨やコーティング作業について 蛍光灯の下でも研磨とコーティングは出来ますが、塗装面のしっかりた研磨は塗装面が見えないのでクオリティーは高いとは言えません。また見えない物を作業する場合は無駄な研磨の割には仕上がりが悪いケースもございます。
この研磨作業ですが、あまり磨けない機材で時間をかけて作業を行う業者が多くなってきてます(単なる油分の塗り込み。)
磨けない機材ですので時間が掛かってあたりまえですが、なぜなのでしょう?
弱い機械は危険が少ないからですが意匠は向上はしません。
しかし時間だけは掛かりますので工賃の負担と考えてもよいでしょう。
また私用での時間経過も目に余りますが、ほとんどが丁重にと話されるケースがあります。
※時間が掛かり過ぎる場合、突然の見学をお勧めします。不在が多い可能性がありますよ。
—関連記事—
【人材】時間の考え方とスタッフについて
入庫予約とお車の保管(時間について)
最近よくWAXを掛けてよいか?と質問が多いので、この場を借りてご説明させて頂きます。
本来ならば汚れの付きにくいガラスコーティングですが、油分やポリマー系をトップコートに使う事によって、静電気の発生や油分は油分を呼び寄せる事によって汚れが多くなる傾向になります。
コーティング車両にWAXを掛けてもいいの?
ガラスコーティングの弱い部分を補うためとしての工夫ですが、単純に2層と言っても何を使われているかで判断された方が良いと思います。
コーティングのトップコート及び多層式コーティングについて
WAXの場合は親油性、つまり油汚れを引き寄せます。ガラスコーティングは基本的には有機汚れを防ぐ効果がありますが、そちらに有機汚れを引き寄せるWAXの使用は避けるべきです。
90年代はワックスの流行った時期ですのでご存じの方も多いかと思いますが、油分のため光沢が良く傷の隠ぺい効果もあります。
しかしワックス掛けの翌日ホコリまみれやちょっと走っただけでの汚れ方は親油性ならではです。
また、紫外線を吸収してしまう事により塗装面の痛みやヘッドライトの痛みを促進させる場合もあります。
※洗車機で良くWAX洗車を行う車はヘッドライトに液体ワックスが付着し黄変・白濁の原因となります。
これヘッドライトだけではなく塗装面も痛んでいるんです。
日光浴の際にサンオイルを塗って肌を焼くのと同じ意味です。
短期的な使用ではコストパフォーマンスに優れるWAXは良いと思いますが長期的に見た場合はあまり使用はするべきでは無いと考えます。
もし使われる場合は車庫保管など紫外線の浴びない環境が望ましいです。
洗車セットを使って頂きますと良い状態が長続きしますので是非ご活用ください。
北広島市よりスタンダードガラスコーティング「PRO PCX-S7 親水性低撥水」施工のご依頼、誠にありがとうございました。
いいね!と思われましたら評価頂けれると嬉しいです。