2025/6 ホンダ・CBR600RR(マッドバリスティックブラックメタリック)世界的なコーティング札幌市西区よりご利用ありがとうございました。

マット塗装のCBR。
その美しさを長く保つには、コーティング選びが非常に重要です。
一般的なガラスコーティングやセラミック系コートは、施工に適していない場合が多く、質感が変わってしまう、光沢が出てしまうなど、マット本来の魅力を損ねてしまうリスクがあります。
そこで当店では、「セラミックプロ」シリーズのみをマットカラー車両にご提案しております。
このセラミックプロ、実は非常にユニークな性質を持っています。
- 光沢塗装に施工すれば、鏡面のような強烈な艶感
- マット塗装に施工すれば、元の質感をそのままキープ
つまり、マット塗装の落ち着いた風合いを損なうことなく、保護性能だけを高めることができるのです。
施工内容
下地処理
セラミックプロ9H:マットカラーコース
ディティール洗浄:ライトコース(無料)
セラミックプロ9H 2レイヤー(疎水性)
セラミックプロ9H
セラミックプロ9Hとは
ロシアの戦闘機向けに開発された、圧倒的な耐久性を誇る次世代セラミックコーティングです。
セラミックプロのコーティング層を重ね塗りすることで、耐擦り性能や耐雨染み性能が大幅に向上し、鏡面のような驚くべき光沢を実現しました。
さらに、耐薬品性や紫外線耐性に優れ、落書き(アンチグラフィティ)対策やスクラッチ傷の軽減効果も抜群。
他の製品とは比較にならないほどの塗装保護力で、コーティングの常識を覆す革新的な仕上がりをもたらします。

セラミックコーティングについて
昨今様々なメーカーよりセラミックコーティングが発売されてきました。
導入しやすいように設備の悪くても簡単な講習を受けるだけで取り扱えるケースが多いですが、自分の知る限り、カーボンヒータ(遠赤外線乾燥機)をお持ちのお店は北海道では殆ど無いので、厳冬期の北海道はどのように硬化されるのでしょうか?
沖縄でも北海道でも施工法は一緒? それはおかしい話ですね。
セラミックプロ9H認定施工店の基準
①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している(ここ大事 北海道では導入が皆無)
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
たったこの3つすらクリアーできないお店が類似名のセラミックコーティング取り扱いました!って、嘘ではありませんが考えが薄すぎます。
また、そのような施工温度の概念が乏しいお店の場合は施工時は夏は暑く冬は寒い、当店の温度の考えでは冬は暑く仕事が出来ないなと平気で話される始末です。これ、大変異常な事態なのです。
コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。
※画像はイメージです。


セラミックプロ9Hの水流れについて
セラミックプロ9Hは疎水性のコーティング剤です。
屋外駐車や洗車頻度によっては、疎水性の仕上げが適している場合があります。
さらに、セラミックプロ9HにTOPコート(旧名:セラミックプロライト)を追加することで、心地よい撥水性を演出することも可能です。
北海道の冬季環境では撥水性を避けることが推奨される場合もありますが、最終的にはお客様のご希望に合わせて撥水仕上げにすることもあります。
つまり、セラミックプロ9Hは疎水仕上げと撥水仕上げのどちらも選択できる柔軟なコーティングなのです。
また、不思議な特性として、マットカラーには風合いを損なわずに施工でき、光沢のあるカラーには深みと鮮やかな発色をもたらします。
東京オートサロン2019セラミックプロジャパン
クリンテックサービスさんとテスラモデルXを展示されております。
向かって左側には通常のガラスコーティングを施工
右側にはセラミックプロ9H 4層コーティングを施工
こちらの車両はお客様の大切なお車なので、ボンネットのみ新品に交換してコーティングデモストレーションを行いました!
※画像および文章はカーメイクアートプロ様から引用させて頂きました。

セラミックプロ9Hの偽物に注意
札幌では最近「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」セラミックプロ9Hの偽物の発生が確認されております。インターネットで誰でも買えるコーティング剤やソフト99のG-ZOXに紛らわしい名称を付け、また偽物の公的試験データ(盗用)を公表しているため非常に悪質です。コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。
コーティング詐欺?
中古車業者及びキャンピングカー販売業者様等が世の中に存在しないコーティング詐欺(ネットで買える安価なコーティングにセラミック等の名称)にあっている可能性高いですので、施工依頼される場合は注意が必要です。
全国のコーティング施工会社の画像を盗用する悪徳業者が札幌市清田区に確認されます。技術力もなく嘘が多いので注意が必要です。有名であればあるほど、どさくさに紛れて商売する業者も多いので類似商標、公的文章の提出者、日時など詳しく調べられたほうが良いと思います。
セラミックプロ9Hは認定が必要です。

【コーティング剤について】オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。
プライドとこだわりが無いからこそ類似商標ですが、設備及びこだわりの無い方にはセラミックプロ9Hは難しくて取り扱えません。
施工にあたり環境が大事
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。
下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。

多層コーティングに欠かせないディティリングライト(ムラ確認ライト)
セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト(ムラ確認ライト)

セラミックプロ9Hの登場以降、様々な多層式コーティングが増えてきましたが、
その多層コーティングの施工や点検に専用の照明を使用していますか?
専用の照明とは、スポットライトや蛍光灯のような単なる明るさを提供するものではありません。
塗装面の凹凸やムラを正確に確認できる、専用のディテイリングライトが必要です。
「照明について」の記事でも触れていますが、
この専用ライトを持たないと、特に2層目以降(とくに撥水性コーティング)でのムラが非常に目立つ仕上がりになりがちです。
こちらの照明が仕上げの良し悪しを左右します。
単なるLEDライトではありません。
濃色車では特にムラが異常に多く(日中は気づきにくい)、明るいだけの照明では満足な仕上げは難しいでしょう。
※一般的なコーティング店(フランチャイズ店や個人店)では、この専用照明を導入できていない場合が多い点もご注意ください。
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
厳冬期や気温16度以下の札幌市におけるコーティング作業では、以下の工程が必須となります。
塗装面やコーティング層に対して、どの程度の熱を吸収させ、その後適切に冷却するかが非常に重要です。
この工程により、コーティングの硬度が向上します。
さらに、コーティング表面に付着しやすい白い膜状の汚れ(スケール)も減少し、仕上がりの美しさを長く保つことができます。
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。
※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?

注意喚起
この工程は非常に重要ですが、残念ながら多くの場合、軽視されがちです。
その理由の一つは、この工程を行っていても行っていなくても、お客様には見分けがつかないからです。
また、メーカー側も施工のしやすさを重視し、熱入れが不要と謳うことで販路を広げる傾向があります。
そのため、多くの現場で熱入れは不要だと思われがちです。
しかし、実際には熱入れによって悪影響が生じることは一切なく、むしろ施工品質の向上に大きく貢献します。


北海道でのコーティング施工について

施工温度の管理は、コーティング施工における最低限の条件です。
しかし、私たちカービューティープロ札幌ドーム前では、それに加え、施工後の不安定な被膜状態を安定させ、コーティングの強度を高めるために、カーボンヒーターによる焼付処理を必須工程としています。
私たちの基本姿勢は、「行わない理由ではなく、行う理由を考える」という考え方です。
また、当店では、腕の良い板金修理職人様や、北海道唯一の洗車ソムリエ講師・カーメイキング札幌様からのアドバイスを元に、独自の工夫を取り入れています。
せっかくの熱源を、最大限に生かしてこそ、本物の品質が生まれると確信しています。
では完成画像をご覧ください。
※スマートフォンで撮影すれば、より鮮やかに写すことも可能ですが…
※外光を取り入れた撮影では、実際に何もしていなくてもキレイに見えてしまうものです。
※本当の光沢は、外光を遮断した屋内撮影でこそ確認できます。
研磨に必要な照明環境とは?
上記の画像にも見られる通り、研磨作業においては以下のような高度な照明条件が求められます:
- 異なる色温度の光源を使い分ける
- ランダムな配置によって多角的に塗装面の状態を確認する
- 照射角を調整し、狙った部位を正確に捉える
- 単に明るいだけのLEDではなく、高い力率(演色性)の照明を使うことで、光沢やキズのコントラストがはっきりと現れます
光芒(グレア)が画像に写り込むほど、光に「力」がある=細部まで照らし出す照明環境が整っている証拠です。
照明について












セキュリティーについて
当店がこのようにブログ(施工履歴)を掲載しているのは、ブラックボックス化しがちな自動車業界において、少しでも施工の透明性を高め、お客様との相互理解を深めたいという思いからです。
ひとつひとつの記事が、お客様にとって信頼の材料となるよう、できる限り丁寧にお伝えしております。
ただし、この記事はリアルタイムでの更新ではありません。
実際の作業日とブログ公開日には時間差がある場合がございますので、予めご了承いただければ幸いです。
上記、セキュリティーについても記載しておりますが、入庫時のお車を特定させない考え方がある為です。
【要注意】マット塗装の正しいメンテナンス方法
マット塗装(つや消し塗装)は、独特の風合いと高級感で人気ですが、その質感を維持するには通常の塗装とは異なるメンテナンスの配慮が必要です。
☑ 洗車時に“こすらない”
マット塗装は表面が微細な凹凸構造になっており、そこに汚れが入り込みやすくなっています。強くこすると、表面が磨かれてしまい一部だけ光沢が出てしまう=マットではなくなってしまうことがあります。
→ 柔らかいスポンジ&たっぷりの水で優しく洗うのが鉄則です。
☑ ワックス・コンパウンド類は厳禁
市販のワックスや研磨剤入りシャンプーなどは絶対NGです。マット表面を変質させ、部分的にツヤが出てムラになる恐れがあります。
→ マット対応の専用ケミカル、もしくは中性シャンプーを使用してください。
☑ 拭き上げも優しく
セーム革や吸水クロスなどで軽く押し当てるようにして拭き取りましょう。乾拭きや強い摩擦はNGです。
☑ シミ(スケール・水ジミ)対策は早めに
マット塗装はシミが目立ちにくい反面、一度固着すると除去が非常に困難です。研磨で落とすことができないため、「予防」こそが最も大切です。
→ 雨上がりや洗車後はできるだけ早く拭き上げることがポイントです。
セラミックプロ施工のメリット
上記のようなリスクを軽減するために、当店ではマット塗装車両にセラミックプロ専用施工を推奨しております。
- 質感を変えずにコーティング可能
- 防汚性能・撥水性が向上
- 洗車が圧倒的にラクになる
施工例
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