2022/9 ミツビシ・デリカD:5 フロント部分を破損され修理後の部分再コーティングでした。

ボンネット、フロントバンパー、左前フェンダー、助手席ドアを交換修正され、コーティングの部分再施工でご入庫されましたデリカ D:5

 

しっかりとマスキングを行い問題ない部分を攻撃する事を避けます。

 

目次

【ポイント】

ヘッドライトをしっかり養生しているか?

ヘッドライトには紫外線から守る為のハードコートが塗られておりますが、年数が経つと黄変・白濁します。

コーティング施行時においてはボンネットやバンパー処置中に誤ってハードコートを磨かれてしまう事を防ぐために保護しておく必要があります。

ここを疎かにしてしまうと、その時点では問題が無いように見えても劣化速度が加速されます。

ヘッドライトリペアを行っていて感じる事は、過去他店にて研磨された車ほど痛みが見受けられる点です。コーティングの際にマスキングを行わずヘッドライトにバフが接触し、ハードコートを攻撃したからこそ年数が経ったときに不自然な傷み方になると確信しております。ヘッドライトに不具合を感じた場合は過去を思い出してみてくださいね。

塗装後の磨いた痕跡です。

ボンネットはオーロラが目立ちました。

しっかりと整え、コーティンを再施工

 

その際に画像の様なヒーターを使用して焼付処理は北海道でのコーティングには必須です。

 

 

 

【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。

 

この焼付処理は強制乾燥や加熱浸透法など様々な言われ方がありますが基本的に同じ作業ですが、教える立場から言うと理解できない方にはリスクの少ない方法を伝授され、単なる乾燥(温めるだけ)となります。

 

 

当店では腕の良い板金修理職人のアドバイスにより、ひと工夫を行っておりますので似て非なるものなのです。せっかくの熱源です有効に生かします。

熱を加えて何を行うかで硬度って変わるのですが、ただ単に温めるだけでは硬度はあまり出なく乾燥するだけです。これがレアチャーシューや燻製なら低温熟成で食べ物なら美味しいのでしょうが、車は工業製品ですので低温熟成(あま焼き)はあまり意味がありません。もちろん車両に合わせた熱入れは必須です。
ちなみにZVW30プリウスの場合、税制の為に非常に販売台数が伸びた事がありましたが、その際にあま焼きのお車が大量に出回りました。当店ではあま焼きと思えた塗装面はヒーターで熱処理を行うときもあるんです。

行わない理由ではなく行う理由を考えます。

 

SPGコート及びカービューティープロ純正コーティングは焼付処理を必要としません。しかし行わない理由を考えるのではなく行う理由を考えます。

寒い北海道のコーティング作業では、この処理方法を行っているか否かが非常に大切です。

 

コーティングは寒くても出来ます。
照明が無くても磨けます。
ヒーターが無くても出来ます。

 

しかし、定着や硬化、仕上がりを考えると全ての作業には必然性があるのです。

そこが簡易施工店なのか専門的ショップショップなのかの目安になります。


専門と言われていても、この機材が無い場合もありますし、関東有名ショップの画像を盗用し、無いにもかかわらず有ると公表している悪徳業者も札幌には存在しますのでコーティング施工の際は照明・設備がホームページと乖離があるかの確認が求められます。


詳しくはコーティング施工で大切な事をご覧ください。

厳冬期におけるコーティング施工の注意事項から抜粋しますが

 

施工する環境

作業ブースが16度以上

塗装面温度が20度以上

 

湿度(結露)対策

ジェットヒーターは使わない

ダルマストーブもNG

深夜の温度管理の徹底

 

カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理

※甘焼きは初期不良を招きます。

 

これをしっかり行う事が大切です。

またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。

 

 

入庫時、屋外で確認されたオーロラは当然消えております。

 

 

お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。

セキュリティーについて

ここで注釈ですが、ブログ(施工履歴)を掲載するのはブラックボックス化する車業界を少しでも透明化し、お客様との相互理解のつもりで頑張っております。しかし、この記事はリアルタイムではありません。

上記、セキュリティーについても記載しておりますが、入庫時のお車を特定させない考え方がある為です。

次に「入庫予約とお車の保管(時間について)」ですが詳しく記事を書きましたので抜粋致します。


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新車施工例
経年車施工例
SPGコート(2層)の施工例
SPGコートタイプS(3層)施工例

SPGコートタイプEX(4層)施工例

 

 

カラー別施工例

コーティングは様々な性質の資材がありますが、例えばあまり洗車できない方に洗車が楽になると撥水タイプをお勧めした場合、雨染みや白い膜状の汚れで覆われる可能性が非常に高く、メリットは話していてもデメリットを説明されてなないケースが多いです。

コーティングの機能について

その為に当店では乗換割りと言う制度を設定しておりますが、撥水だからダメ、親水だから良いと言う訳ではなく、使用環境においてベストと思われる水流れ(コーティングの機能層)をお勧めしております。

 

撥水タイプ

良く洗車をされる方向けで洗車の際の水分拭き取りが楽になります。しかしデメリットとして水滴の流れが速すぎるため汚れが残りウオータースポットの懸念があります。

個人的に大好きですが基本的にマメに洗車できる方向けと考えると、どうしても忙しい場合は接触角の鈍化、排水性の良いコーティングの施工によりウォータースポットの低減、セルフクリーニング効果により汚れが目立ちにくいタイプがお勧めです。

低撥水タイプ

筋状に水滴が纏まり汚れも一緒に動くのでセルフクリーニング効果に優れ、洗車サイクルを遅くする事がメリットです。と言っても洗車は重要です。

デメリットは水玉コロコロがないのでコーティング掛けた感が少ないのですが、近年お客様の目が肥え、撥水目的のお客様が少なくなって来ているので特に問題が無いかと。

撥水はガラスコーティングじゃなくても作れますしね。

しっかりと温度管理を行って焼付処理を行ったコーティング車両

屋外駐車、洗車月1~2回

 

当店の代車はコーティング業でありながら年間に1回洗えるか否かですが、低撥水性ガラスコーティングのおかげで淡色車と言う事もありますが汚れがあまり目立ちません。責任を持つ立場になればなるほど自身でのお手入れには限界があるかと思います。

 

とは言え洗車はしなくて良いと言う訳ではありません。

 

洗車サイクルについては施工されたお客様へ目安と考え方を説明させて頂いていますので、ここでは割愛させて頂きます。

 

コーティングを施工する場合は状況に応じた下地処理塗装面をクリーンにする必要があり、更に施工温度まで気を遣う必要があります。

下地処理研磨について

使用する機材、何よりも力率の強い照明は無駄な研磨、恐れながらの研磨ではなく、しっかりした研磨となり、また液剤・理論は元より優れた人材で一歩踏み込んだ下地処理を行います。

 

仕事には何事も適性があります。

でもご心配なく、むやみやたらに膜厚を落とす無粋な真似は致しません。

 

洗車傷を除去する事=研磨で塗装面を平滑化するですが、単純に磨くではありません。

 

照明について

 

蛍光灯下で磨かれてませんか?

蛍光灯下って、普通に見えるんですが、その状態は研磨及びコーティングには不向きです。

この研磨作業ですが、あまり磨けない機材で時間をかけて作業を行う業者が多くなってきてます(単なる油分の塗り込み。)

 

磨けない機材ですので時間が掛かってあたりまえですが、なぜなのでしょう?

 

弱い機械は危険が少ないからですが意匠は向上はしません。

しかし時間だけは掛かりますので工賃の負担と考えてもよいでしょう。
また私用での時間経過も目に余りますが、ほとんどが丁重にと話されるケースがあります。
※時間が掛かり過ぎる場合、突然の見学をお勧めします。不在が多い可能性がありますよ。

—関連記事—

時間の考え方とスタッフについて

入庫予約とお車の保管(時間について)

最近よくWAXを掛けてよいか?と質問が多いので、この場を借りてご説明させて頂きます。

本来ならば汚れの付きにくいガラスコーティングですが、油分やポリマー系をトップコートに使う事によって、静電気の発生や油分は油分を呼び寄せる事によって汚れが多くなる傾向になります。

 

コーティング車両にWAXを掛けてよいの?

 

ガラスコーティングの弱い部分を補うためとしての工夫ですが、単純に2層と言っても何を使われているかで判断された方が良いと思います。

 

WAXの場合は親油性、つまり油汚れを引き寄せます。ガラスコーティングは基本的には有機汚れを防ぐ効果がありますが、そちらに有機汚れを引き寄せるWAXの使用は避けるべきです。

ガラスコーティングへWAXを使用する意味

昔からガラスコーティングの上へWAXを使用される業者様はいらっしゃいましたが次の事が考えられます。

 

温度が低い状況での施工

湿度が高い状況での施工

上記を解消するための遠赤外線ヒーターが無い

そもそも北海道の気候に合っていないコーティング資材(誰でも購入できるので、施工難易度が低い)

初期硬化不良(低温多湿)の可能性が強く、白い固着物(スケール)が短期間で発生する。

 

と考えられ、いわゆる弱点を補うための施工とも考えられます。

 

環境に合わなかったコーティング

 

トヨタ・ハリアー(202ブラック)軽研磨と撥水タイプガラスコーティングらしいのですが‥ 更にWAXで隠蔽の痕‥なんと無残な‥。

 

90年代はワックスの流行った時期ですのでご存じの方も多いかと思いますが、油分のため光沢が良く傷の隠ぺい効果もあります。

しかしワックス掛けの翌日ホコリまみれやちょっと走っただけでの汚れ方は親油性ならではです。また、紫外線を吸収してしまう事により塗装面の痛みやヘッドライトの痛みを促進させる場合もあります。

※洗車機で良くWAX洗車を行う車はヘッドライトに液体ワックスが付着し黄変・白濁の原因となります。

 

これヘッドライトだけではなく塗装面も痛んでいるんです。日光浴の際にサンオイルを塗って肌を焼くのと同じ意味です。

 

短期的な使用ではコストパフォーマンスに優れるWAXは良いと思いますが長期的に見た場合はあまり使用はするべきでは無いと考えます。もし使われる場合は車庫保管など紫外線の浴びない環境が望ましいです。

完全2層式~ガラスコーティング「SPGコート」とは

ベースに硬質なガラス被膜、TOPコートには柔軟性を持つガラス被膜を施工しますが1+1=2のただ単に2回塗る足し算方式ではありません。

 

ベースの液剤は塗装のに浸潤し、がっちり食い込む事と中間コートを科学的反応により定着させるバインダーとしての役割です。

 

1+1=3にも4にもなる様それぞれに意味と目的があります。

 

 

様々な多層式コーティングがセラミックプロ9H登場以来増えてまいりましたが、その多層式、専用の照明で点検されているでしょうか?

専用の照明はスポットライトなどの塗装面の凹凸を確認するものでも蛍光灯でもありません。

「照明について」内の記事にもありますが、専用ディテーリングライトをお持ちでないと2層目以上(特に撥水性)からムラが非常に多い状況が目に余ります。

 

記事より抜粋

 

セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト

こちらが仕上げを左右します。単なるLEDなどではありません。

濃色車で異常なほどムラが多く(日中はわかりません)、明るいだけの照明では仕上げることが困難かと思います。

 

※一般コーティング店(フランチャイズや個人店)はこの照明を導入できません。

 

 


お手入れ 低撥水タイプ

低撥水タイプのお手入れの仕方

キャンペーンのお知らせ

最新のキャンペーン情報は下記をご覧ください。

https://pro-sapporo.com/blog/category/notice/campaigns/

オプションについて

オプションについて

コーティングの考え方詳しくはこちらご覧ください。

 

入庫されたお車で気が付いた点

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セラミックプロ 9H 認定施工店

YCCS(ヤナセカーケアシステム)認定

2019年 東京モーターショー出品車 施工技術協力

2018年 札幌モーターショー出品車 施工技術協力

2017年 東京モーターショー出品車 施工技術協力

2015年 東京モーターショー出品車 施工技術協力店

2014年 札幌モーターショー出品車 施工技術協力店

2013年 東京モーターショー出品車 施工技術協力店  

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カービューティープロ 札幌ドーム前
〒 062-0051
札幌市豊平区月寒東1条17丁目4番29号

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