2024/12 トヨタ・ハイラックスGRスポーツ セラミックプロ9H アルミホイールコーティング プロテクションフィルム札幌市南区よりご利用ありがとうございました。
事前のご予約で納車後すぐにご入庫出来ましたハイラックスGRスポーツ
お客様におかれましては10年来のお付き合いのある方で複数台のコーティングご利用、誠にありがとうございます。
コーティングは世界的なセラミックプロ9H 1レイヤー(疎水性)です。ボンネットのみTOPコートを加えて撥水仕上げとしました。 またリアのトノカバーとの接触面にはプロテクションフィルムを貼り、傷めないようにしました。
ページコンテンツ
施工内容
セラミックプロ9H 新車直納セット
ディティール作業:ライトコース(無料)
セラミックプロ9H 1レイヤー(疎水性)
ボンネット TOPコート 撥水性
アルミホイールコーティング:PRO PCW-880
ウィンドウ撥水コーティング:PRO PGS-33
プロテクションフィルム
トノカバー接触面
YouTube
注意喚起
お盆が過ぎでだいぶ気温が下がってしまいましたがこれからの季節、コーティングを扱う人間の本性が見える時期です。
温度を無視した施工はまともにコーティングが定着するものでしょうか?
下記に2024年版をまとめました。
カーボンヒーターの熱入れについて
同じ名称のコーティング材でも、施工温度、湿度、熱入れによって120%性能を高めることが出来ます。
何を求めているのか?お店としてどのように考えているかの差となります。カービューティープロ札幌ドーム前は「行う理由」を考えます。
画像の様にカーボンヒーターによる熱入れは気温の低い北海道では当たり前の作業工程と考えます。
お盆が過ぎてから気温はどんどん下がって来ており、常温ではガラスコーティング・セラミックコーティングいずれも硬化不良の原因になります(硬化は通常常温で2~3週間)、そのために水さえ弾けばガラスコーティング等と言う洗脳がまかり通ります。
油分があれば水は簡単に弾きます。
コーティングを施工される場合は、温度管理の徹底、カーボンヒーターの有無を必ず確認してください。
ポイント
各コーティングメーカーは採用されやすいように熱入れ不要、冬型等、作業を簡素にしたタイプのコーティング資材を開発されてはおります。
しかしそれは販路拡大のための戦略であり、決して資材が低温施工に向けてと言う訳ではありません。
※資材メーカー担当者の本音として「ヒーターなどの設備が必要とすると使ってもらえないから」とよく耳にします。
また、ほとんどの製品が熱帯地方で開発されてる事から氷点下についてはマニュアルを見ても詳しくは書かれてはいない。(セラミックプロは開発はロシア、グロスコートは-40度のモンゴルです)
しっかりした考え方を持つカーディテイリング業に携わる者は、メーカーの売り言葉をそのまま行う事はありえません。
メーカーが不要とは言っても、しっかりと温度管理を行い熱入れする事が様々な検証から必須と考えます。(行わない理由ではなく行う理由を考えると言う事です)
温湿度管理のできる間仕切りが必要
施工時は1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度と湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要
また力率の強い光源であれば壁をわざわざブラックにしなくとも塗装面は良く見えます。
※ブラックブースはホワイト系の研磨には向く場合がありますが、それ以外の作業では逆にクオリティーが下がります。
ガラスコーティングやセラミックコーティングは施工時のパネル温度が非常に重要
、
常温での施工を行わなければ意味がありません。
厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。
冬期間及び低温施工を余儀なくされる北海道におけるコーティングの注意事項
プロテクションフィルム
トノカバーの接触面にキズが入りやすいので、その部分へプロテクションフィルムでガード
↓↓↓↓↓↓↓
セラミックプロ9H認定施工店が使える【ナノプライマー】
コーティング前の下地処理工程で大事なのが、このプライマー工程です。
※画像はイメージです。
このナノプライマーはセラミックプロ9H施工店のみ取り扱いの出来る下地処理剤で、脱脂効果、光沢の付与、塗装面とコーティングを結びつけるプライマー効果(定着剤)として使えます。
以前は何が何でも磨く事をお勧めしましたが、ナノプライマーの登場により低コストでコーティングの施工が可能になりました。考え方に付きましては下記のリンクに詳しく上げておりますので、宜しければご参照頂ければ幸いです。
コーティング施工時のパネル温度
ここで大事なのは室温ではありません。
冷たい水で洗って冷え冷えのパネルにコーティングを行っても効果および定着は規定の温度から外れます。
塗ればコーティングと思いこんでいる施工店は、まずここがダメ
セラミックプロ9H
セラミックコーティングについて
昨今様々なメーカーよりセラミックコーティングが発売されてきました。
導入しやすいように設備の悪くても簡単な講習を受けるだけで取り扱えるケースが多いですが、自分の知る限り、カーボンヒータ(遠赤外線乾燥機)をお持ちのお店は北海道では殆ど無いので、厳冬期の北海道はどのように硬化されるのでしょうか?
沖縄でも北海道でも施工法は一緒? それはおかしい話ですね。
〇セラミックプロ9H認定施工店の基準
①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している(ここ大事 北海道では導入が皆無)
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
たったこの3つすらクリアーできないお店が類似名のセラミックコーティング取り扱いました!って、嘘ではありませんが考えが薄すぎます。
また、そのような施工温度の概念が乏しいお店の場合は施工時は夏は暑く冬は寒い、当店の温度の考えでは冬は暑く仕事が出来ないなと平気で話される始末です。これ、大変異常な事態なのです。
コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。
※画像はイメージです。
セラミックプロ9Hの水流れについて
セラミックプロ9Hは疎水性。
屋外駐車や洗車頻度によって疎水性の方がよい場合があります。
このセラミックプロ9HへTOPコート(旧名セラミックプロライト)を追加した場合は気持ちの良い撥水性を演出する事ができます。北海道の場合は冬季の影響を考えて撥水性をさけた方が良い場合がありますが、最終的にはお客様の嗜好で撥水仕上にする事もあります。
つまりセラミックプロ9Hは疎水仕上げと撥水仕上をご選択できるのです。
セラミックプロ9Hは不思議なコーティングで、マットカラーは風合いを変えず、光沢のあるカラーは深みと発色を演じます。
東京オートサロン2019セラミックプロジャパン
クリンテックサービスさんとテスラモデルXを展示されております。
向かって左側には通常のガラスコーティングを施工
右側にはセラミックプロ9H 4層コーティングを施工
こちらの車両はお客様の大切なお車なので、ボンネットのみ新品に交換してコーティングデモストレーションを行いました!
※画像および文章はカーメイクアートプロ様から引用させて頂きました。
セラミックプロ9H表面に付着した汚れなどを除去
セラミックプロ9Hとは
ロシアの戦闘機用に開発された圧倒的な耐久性を誇る次世代セラミックコーティングです。
セラミックプロのコーティング層を塗り重ねすることで、耐擦り性能、耐雨染み性能が向上し鏡面光沢は驚くほどの光沢を実現しました。
耐薬品性及び紫外線抵抗・アンチグラフィティ(落書き)、スクラッチ傷を減らすことができ他製品とは比較にならない、塗装を保護する常識を覆したセラミックコーティングとなります。
セラミックプロ9Hの偽物に注意
札幌では最近「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」セラミックプロ9Hの偽物の発生が確認されております。インターネットで誰でも買えるコーティング剤やソフト99のG-ZOXに紛らわしい名称を付け、また偽物の公的試験データ(盗用)を公表しているため非常に悪質です。コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。
コーティング詐欺?
中古車業者及びキャンピングカー販売業者様等が世の中に存在しないコーティング詐欺(ネットで買える安価なコーティングにセラミック等の名称)にあっている可能性高いですので、施工依頼される場合は注意が必要です。
全国のコーティング施工会社の画像を盗用する悪徳業者が札幌市清田区に確認されます。技術力もなく嘘が多いので注意が必要です。有名であればあるほど、どさくさに紛れて商売する業者も多いので類似商標、公的文章の提出者、日時など詳しく調べられたほうが良いと思います。
セラミックプロ9Hは認定が必要です。
【コーティング剤について】オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。
プライドとこだわりが無いからこそ類似商標ですが、設備及びこだわりの無い方にはセラミックプロ9Hは難しくて取り扱えません。
施工にあたり環境が大事
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。
下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。
多層コーティングに欠かせないディティリングライト(ムラ確認ライト)
セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト(ムラ確認ライト)
様々な多層式コーティングがセラミックプロ9H登場以来増えてまいりましたが、その多層式、専用の照明で点検されているでしょうか?
専用の照明はスポットライトなどの塗装面の凹凸を確認するものでも蛍光灯でもありません。
「照明について」内の記事にもありますが、専用ディテイリングライトをお持ちでないと2層目以上(特に撥水性)からムラが非常に多い状況が目に余ります。
記事より抜粋
こちらが仕上げを左右します。単なるLEDなどではありません。
濃色車で異常なほどムラが多く(日中はわかりません)、明るいだけの照明では仕上げることが困難かと思います。
※一般コーティング店(フランチャイズや個人店)はこの照明を導入できません。
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。
※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?
残念ですが北海道では使われている施工店は少なすぎる‥
画像の様にカーボンヒーターによる熱入れは気温の低い北海道では当たり前の作業工程と考えます。いや出来ればコーティング施工時はどこの地域でも必ず行って欲しい作業です。実際にコーティング施工して塗っておしまい?いや心があれば疑問を抱き、施工したコーティングを良い状態で完成したいと考えるはずです。
この焼付処理は強制乾燥や加熱浸透法など様々な言われ方があります。基本的に同じ作業に見えますが、教える立場から言うと理解できない方にはリスクの少ない方法を(温めるだけ)となります。
当店では腕の良い板金修理職人様、北海道唯一の洗車ソムリエ講師のカーメイキング札幌様のアドバイスにより、ひと工夫を行っておりますので似て非なるものなのです。せっかくの熱源です有効に生かします。
ちなみにラッピング剥離作業の時もヒーターを使い剥がしやすくします。
熱を加えて何を行うかで硬度って変わるのですが、ただ単に温めるだけ(強制乾燥)では硬度はあまり出なく乾燥するだけです。これがレアチャーシューや燻製なら低温熟成で食べ物なら美味しいのでしょうが、車は工業製品ですので低温熟成(あま焼き)はあまり意味がありません。もちろん車両に合わせた熱入れは必須です。
ZVW30プリウスの場合、税制の為に非常に販売台数が伸びた事がありましたが、その際にあま焼きのお車が大量に出回りました。当店ではあま焼きと思えた塗装面はヒーターで熱処理を行うときもあるんです。もう少し突っ込んだこともありますが社内秘です。これを理解できている方は現場で行っていたと判断できます。
画像の様にカーボンヒーターによる熱入れは気温の低い北海道では当たり前の作業工程と考えます。
いや出来ればコーティング施工時はどこの地域でも必ず行って欲しい作業です。実際にコーティング施工して塗っておしまい?いや心があれば疑問を抱き、施工したコーティングを良い状態で完成したいと考えるはずです。
この焼付処理中は基本的に機械に働いてもらいますので時間に余裕が出来ます。余裕があるので撮影しているのですが、なぜヒーターをお持ちと言っている施工店は時間のあるこの瞬間を撮影できないのでしょうか?不思議なものです。
行わない理由ではなく行う理由を考えます。
寒い北海道のコーティング作業では、この処理方法を行っているか否かが非常に大切です。
コーティングは寒くても出来ます。
照明が無くても磨けます。
ヒーターが無くても出来ます。
間仕切りが無くても施工可能です。
しかし、定着や硬化、仕上がりを考えると全ての作業には必然性があるのです。
そこが簡易施工店なのか専門的ショップショップなのかの目安になります。
専門と言われていても、この機材が無い場合もありますし、熱入れを入れますと言っても実際には行っていない、また関東有名ショップの画像を盗用し、無いにもかかわらず有ると公表している悪徳業者も札幌市清田区に存在しますのでコーティング施工の際は照明・設備がホームページと乖離があるかの確認が求められます。
カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
「 カービューティープロ」を名乗るためには「カービューティープロ スクール」を卒業しなければ名称は元より、「米国BAF社製液剤」を使うことも出来ません。
営業形態は中古車業、板金塗装業の併用当店の様な専門店と各店舗独自で自由に展開しておりますので制限のあるフランチャイズではありません。
卒業すれば自由に事業展開できるのが魅力ではあります。またお客様側で見れば全国展開しているコーティング店の様に見えるかもしれませんがコーティングに対する考え方は営業を開始してから複雑に変わります。
様々な考え方がありますので、どれが正解と言う事はありませんが、カービューティープロ全体としてみれば磨き屋さんです。
磨き屋さんとは
磨くことには特化しておりますが、温度管理、焼付け処理等、コーティングの+性能を生かす施工はあまり行わない。
カービューティープロ札幌ドーム前としてはカービューティープロライセンス以外にセラミックプロ9H認定施工店の認定資格があります。
その「セラミックプロ9H認定施工店」とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングですが、特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
- 認定施工店の基準
- ①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。
施工する環境
作業ブースが16度以上
塗装面温度が20度以上
湿度(結露)対策
ジェットヒーターは使わない
ダルマストーブもNG
深夜の温度管理の徹底
カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理
※甘焼きは初期不良を招きます。
これをしっかり行う事が大切です。
またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。
エージング (熟成時間(深夜))もエアコンにて温度管理します。
コーティングは塗っておしまいではありません。
※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。
ポイント
施工時は1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要
では完成画像をご覧ください。
※スマホで撮ればもっときれいに撮れるのですが‥
※外光を取り入れた撮影は何もしていなくともキレイに写ります。
※屋内で外光を遮り撮影してこそ本来の光沢が判ります。
研磨に必要な各種光源は、上記画像の様に様々な色温度、ランダムな配置、目標に対した照射角、何よりも明るいだけのLEDでは無く、コントラストが出やすい力率の高い照明が必要です。力が強いと画像の様に光芒が写ります。
照明について
お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。
セキュリティーについて
ここで注釈ですが、ブログ(施工履歴)を掲載するのはブラックボックス化する車業界を少しでも透明化し、お客様との相互理解のつもりで頑張っております。しかし、この記事はリアルタイムではありません。
上記、セキュリティーについても記載しておりますが、入庫時のお車を特定させない考え方がある為です。
お手入れ
コーティングメンテナンスについて
春先の鉄粉が気になる場合は鉄粉除去シャンプーの使用、ディーラーさんや洗車屋さんでの除去を行ってもコンパウンドを使わない限り被膜には影響はありませんので、早めの処置をお勧め致します。
ご自身で出来るであろう事はご自身で、また軽度の鉄粉除去程度であれば、現在はディーラーさんでも鉄粉除去を行ってくれるので点検や車検のついでに依頼する事で時間に無駄が出ませんのでお勧めです。
施工例
※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※
カービューティープロ 札幌ドーム前
〒 062-0051
札幌市豊平区月寒東1条17丁目4番29号