2025/5 トヨタ・GRヤリス Gen2 カービューティープロ純正セラミックコーティング「EXEーzero7」札幌市中央区より

数ヶ月前よりご予約頂いておりましたGRヤリス Gen2(後期型)
当初は「完全2層式以上ガラスコーティング」をご検討されていましたが、2025年にカービューティープロが新たにリリースしたセラミックコーティング **「EXE-zero7」**の性能にご納得いただき、コーティングメニューを変更。
またGRヤリスの弱点であるリアフェンダーの飛び石 マッドガードを装着しない場合はプロテクションがお勧めです。
通常リアフェンダーAssyの場合は16万くらいしますが 飛び石の被害に合いやすい場所のみを施工する事で費用が4分の1の押さえる事が出来ます。 これをストーンガードを呼んでおります。

EXE-zero7は、従来の2層式ガラスコーティングと比較して滑水性・光沢性に優れた最新技術のセラミックコーティングです。
現在、カービューティープロ札幌ドーム前では、初期ロットをベータ版として特別価格にて提供中です。特に撥水性能を重視されるお客様におすすめいたします。
ページコンテンツ
EXE-zero7施工におけるポイントと注意点
セラミックコーティングは高性能である一方で、施工環境と技術が重要となるコーティングです。当店では以下のような点に留意し、最適な状態での施工を行っております。
- 照明環境の重要性
施工性が高いと感じられる場合でも、ムラや定着不良を見逃さないために、専用の**ディテイリングライト(ムラ確認用ライト)**が必要です。
一般的なスポットライトや高照度照明では確認が不十分な場合があります。 - 温度管理の徹底
コーティング剤の定着には適正な温度管理が不可欠です。特に16℃以下の環境では定着不良が発生する可能性があるため、施工時には十分な加温対策を行っています。 - カーボンヒーターによる焼付処理の必要性
コーティングの仕上がりを最大限に引き出すためには、加熱処理による完全硬化が必須です。
これにより、より深みのあるクリア感と、圧倒的なツルツル感を実現します。
施工内容の詳細
- 下地処理:新車直納セット
- ディテール洗浄:ライトコース
- ボディコーティング:EXE-zero7(カービューティープロオリジナルセラミックコーティング)
- プロテクションフィルム
ストーンガード
フロント追加
アルミホイールコーティング:PCW-880
注意喚起
暖かくなってきましたけど、気温だけだとまだコーティング施工に適した温度とは言えないんです。温度管理をしっかりしないと、コーティングがきちんと定着しなかったり、ムラになったりして、耐久性が落ちてしまうことがあります。
なので、ただ「暖かいから大丈夫」と思って施工すると、期待した効果が出ないことが多いんです。プロは温度や湿度をしっかりチェックして、一番いい環境で施工するので、長持ちするコーティングができるんです。
下記に2024年版をまとめました。

カーボンヒーターの熱入れについて
同じ名称のコーティング材でも、施工時の温度、湿度、熱の加え方によって、その性能を120%まで引き出すことが可能です。
これは、**「何を求めているのか」「どのような考えで施工に臨んでいるのか」**という、施工店の姿勢によって大きな差が生まれることを意味します。
カービューティープロ札幌ドーム前では、常に「なぜこの施工を行うのか」という“理由”を大切にしています。
ただ作業をこなすのではなく、一つ一つの工程に意味と目的を持たせ、最良の結果を追求しています。

北海道のような寒冷地では、カーボンヒーターによる熱入れは欠かせない工程です。
適切な温度管理によって、コーティング性能を最大限に引き出します。
私たちは「なぜ行うのか」を常に考え、確かな結果を追求しています。

常温ではガラスコーティングやセラミックコーティングの硬化が不十分になります。
(※通常、完全硬化には常温で2~3週間必要)
そのため、「水を弾けばガラスコーティング」という誤った認識が広がってしまうのです。
本来の性能を引き出すには、適切な温度管理と確かな施工知識が不可欠です。

油分があれば、水は簡単に弾きます。
それだけで「コーティングされた」と思い込むのは危険です。
本物のコーティング施工には、温度管理の徹底とカーボンヒーターの使用が重要です。
施工前には、それらが行われているか必ず確認しましょう。
ポイント
各コーティングメーカーは、施工のハードルを下げるために「熱入れ不要」「冬用対応」などの簡易型コーティング材を開発しています。
しかしこれは、販路拡大を目的とした戦略であり、必ずしも低温施工に適しているという意味ではありません。
※実際に、メーカー担当者からは「ヒーターなど設備が必要だと使ってもらえないから」といった本音も聞かれます。
また、多くの製品は東南アジアなどの高温多湿地域で開発されており、氷点下での施工についてはマニュアルにも記載がほとんどありません。
(※例外として、セラミックプロはロシア、グロスコートは-40℃のモンゴルで開発)
本気で仕上がりと耐久性を追求するカーディテイリング業者であれば、メーカーの「売り文句」をそのまま鵜呑みにすることはありません。
メーカーが「不要」と言っても、温度管理と熱入れは施工品質を守るために“必要”なのです。
「やらなくていい理由」ではなく、「やる理由」を考える——それが当店の姿勢です。
温湿度管理のできる間仕切り施工は品質の基本
当店では、1台ごとに間仕切りを設置して施工しています。
これにより、コンパウンド粉の飛散を防ぎ、温度・湿度管理を最適化。
実はこの環境づくりが、高品質なコーティングには欠かせない重要ポイントなんです。
コーティングを依頼する際は、施工環境もぜひチェックしてみてください。

冬期間及び低温施工を余儀なくされる北海道におけるコーティングの注意事項
YouTube
ポイント
動画内では、研磨作業の様子が少し赤みがかった光で撮影されていることにお気づきかもしれません。
これは特殊な演出ではなく、塗装面の状態をしっかりと確認するために、光の「色温度(光の色味)」を調整しているためです。
研磨作業では、ほんのわずかな傷や塗装のムラを見分ける必要があります。
そのため、一種類の白い光だけでは不十分で、赤みや青みのある光など、さまざまな色温度の照明を使い分けています。
例えば、すべて白色の照明で照らすと、写真や動画はとてもきれいに見えますが、実際の塗装面の細かい凹凸や傷は光が拡散してしまい、見えにくくなるのです。
これは例えるなら、霧の中でハイビームをつけたときに、前が見えなくなるのと同じような現象です。
つまり、
「写真映え」を重視するか、「本当に細かい研磨」を重視するかで、照明の使い方は大きく変わってきます。
もしお客様が、しっかりとした研磨とコーティング施工を求めているのであれば、「どんな光で作業しているか」もひとつのチェックポイントになるかもしれません。
下地処理洗浄と施工温度の重要性
コーティング施工前の下地処理洗浄では、温水を使用することが極めて重要です。
これは、パネル温度を20〜25℃まで上昇させるためであり、適切な温度にすることで、コーティング剤が正しく反応し、確実に硬化します。

冷水での洗浄はNG
この時期(寒冷期)に冷水で洗浄を行うことは厳禁です。
理由は以下の通りです:
- 洗うことは可能:汚れは落ちます。
- 施工することも可能:表面にコーティング剤を塗布すること自体はできます。
- しかし、硬化しません:パネル温度が低いため、コーティングが定着・硬化せず、仕上がりや耐久性に大きな影響を与えます。
洗浄プロセス
洗浄は、アルカリ洗浄剤・酸性洗浄剤・中性洗浄剤・特殊洗浄剤などを組み合わせて4回洗浄を行います。
このプロセスを丁寧に行うことで、肉眼では見えなかった汚れや劣化部分が見えてくることがあります。

室温とパネル温度
洗浄後にパネル温度を確実に20〜25℃に上げることで、コーティングがしっかり密着・硬化します。
室温が高くても、パネル自体が冷たいままではNGです。
ラスコーティングやセラミックコーティングは施工時のパネル温度が非常に重要
常温での施工を行わなければ意味がありません。

厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。
プロテクションフィルム
リアフェンダー部分



フロントフェンダー下部

プロテクションフィルムは飛び石に有効ですが高価が難点です。
今回の様に必要な部分をプロテクトすることで、最低限の費用で最大限の効果が狙えるように工夫しております。
セラミックプロ9H認定施工店が使える【ナノプライマー】
コーティング前の下地処理工程で大事なのが、このプライマー工程です。
※画像はイメージです。
このナノプライマーは、セラミックプロ9H施工店のみが取り扱える専用の下地処理剤です。
脱脂効果に加え、光沢の付与や、塗装面とコーティング剤をしっかり結びつける**プライマー効果(定着剤としての役割)**を発揮します。
従来は「何が何でも磨く」ことを推奨しておりましたが、ナノプライマーの登場により、より低コストで効率的なコーティング施工が可能となりました。
施工方法や考え方については、下記のリンクにて詳しくご紹介しております。
ぜひご覧いただければ幸いです。
コーティング施工時のパネル温度
コーティング施工で大切なのは、単に「室温が暖かいかどうか」ではありません。
たとえば、冷たい水で洗車をして、そのまま冷えきったボディにコーティングを塗ってしまうと、パネルの温度が低すぎて、コーティングの効果や定着が本来の基準から大きく外れてしまいます。
実はここが、よく見落とされている非常に重要なポイントです。
「室内でやっているから大丈夫」「塗っているからコーティングされている」と思い込んでいる施工店もありますが、パネル自体の温度を確認・管理していないようであれば、正しい施工とは言えません。
コーティングは、ただ「塗る」だけでは意味がありません。
素材にしっかりと定着させ、性能を発揮させるには、適正な温度管理が不可欠です。

コーティング
新車などで塗装状態が良好な場合には リーズナブルなプランでのコーティング施工も承っております。
また、部分的に補修や手直しが必要な場合でも、サポート期間内であれば低コストにて対応可能です。
お車の状態に合わせて、最適なプランをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

コーティングは2025年カービューティープロからリリースされましたセラミックコーティング「EXE-zero7」
ポイント
EXE ZERO7の施工に際しては、パネル温度を常温に設定した状態で施工を行いました。
(実はこの「常温を確保する」という工程が、冬季では非常に難しいとされ、適切に管理されていないケースが多いのが現状です。)
施工後はカーボンヒーターによる焼き付け処理を実施し、さらに施工後の環境温度を常温で8時間以上維持することで、厳冬期であっても十分に硬化させ、安心してご納車できる体制を整えております。
一方で、こうした工程を踏まない場合、一般的なガラスコーティングやセラミックコーティングでは、夏場でも完全硬化に2〜3週間を要するため、厳冬期においては硬化がほとんど進まず、施工不良につながる恐れがあります。
しかしながら、温度管理を軽視する施工店も多く存在し、冬でも施工は可能だと案内されることがありますが、「塗ること」と「硬化させること」は全く別の話です。
コーティングは「塗れば完成」ではありません。
真に機能するコーティングとは、適切な環境下で「確実に硬化させる」ことで初めて、その性能を発揮するものです。
つまり、
「コーティングの施工は冬でも可能ですが、硬化は別問題である」
という点をご理解いただくことが、正しいメンテナンスと品質保持の第一歩となります。

硬化型コーティングの「硬化」とは?
一般的に「硬化型コーティング」と呼ばれるものは、キーパーコーティングなどの乳化型ポリマー系コーティングとは異なり、「時間の経過とともに硬化(化学反応)して皮膜を形成するタイプ」を指します。
ただし、ここで言う「硬化」とは、あくまでも常温環境下で自然に定着・反応していくという意味です。完全な性能を引き出すためには、温度管理や加熱処理などの外的要素によるサポートが重要となります。
コーティング剤は塗ればよいというものではありません。
コーティング施工では、適正な量を均一かつ平滑に塗布し、余剰成分をしっかりと拭き取ることが重要です。
よく耳にする「たっぷりと塗布」という表現を文字通り実行してしまうと、ムラの原因となるだけでなく、無駄な時間がかかってしまいます。
その無駄な作業時間が、結果としてヘアラインスクラッチ(微細な傷)を生む原因にもなりかねません。
※ただし、ポリシラザン系コーティングは除きます。
何事も「適量」がベスト。
過不足なく塗布することが、美しい仕上がりと高い耐久性を両立させる鍵となります。
理想的な施工状況

このような画像で塗筋が乱雑に見える場合は、いわゆる塗ればよい的な感覚!均一さに欠けますので特殊光源で一目瞭然!あまり芳しくはありません。
塗るではなく均一に刷り込む事、これが大切です。

また、コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。
※画像はイメージです。

「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。詳しくは下記をご覧ください。

最近、札幌市内において「羊頭狗肉(ようとうくにく)」のような悪質な事例、つまりセラミックプロ9Hの名を騙る偽物の流通が確認されています。
これは、インターネットで誰でも購入できる汎用コーティング剤や、ソフト99の「G’ZOX」などの既製品に、紛らわしい名称を付けて販売しているもので、さらに偽造または盗用された公的試験データを公開しているケースもあり、極めて悪質です。

コーティングは「見た目」や「名前」だけではなく、施工技術・製品の信頼性・アフターサポートを含めた総合的な品質が重要です。
施工を依頼される際は、信頼できる施工店かどうか、正式な認定を受けた製品かどうかをしっかりご確認ください。

【コーティング剤について】オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。
カービューティープロ札幌ドーム前のポリシーとしまして、出所がハッキリしているコーティングしか使用しません。これは、食品であれば産地や消費期限など当然の事ですがコーティングは明確な基準が無いためです。
「オリジナルコーティング」「自社認定」「マイスター」にはご注意を
これらの文言はよく見かけますが、実は自社で名乗っているだけの場合がほとんどです。
つまり、第三者機関による認定や、技術・使用液剤の客観的な裏付けがないケースが多いということです。
コーティングを選ぶ際は、こうした言葉に惑わされず、
実績や施工環境、施工者の技術力をしっかり確認することが大切です。
施工にあたり環境が大事です。
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。
下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。

多層コーティングに欠かせないディティリングライト(ムラ確認ライト)
セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト(ムラ確認ライト)

近年、多層式のセラミックコーティングが増えていますが、本当に仕上がりを確認できる“専用の照明”でチェックされているでしょうか?
ここで言う照明とは、一般的な蛍光灯やスポットライトではなく、**塗装面のムラや仕上がりを正確に見るための“専用ディテイリングライト”**のことです。
このライトがないと、特に2層目以降の撥水層にムラが出やすく、濃色車では日中には見えないムラが大量に残ってしまうことがあります。
実際、明るいだけのLED照明では、正確な仕上げ確認は難しく、「照明の質=仕上がりの質」と言っても過言ではありません。
なお、こうした専用照明は非常に高価で、一般的なコーティング店やフランチャイズ店では導入されていないケースがほとんどです。
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
塗装およびコーティングは、施工後に「どれだけ熱を吸収させ、しっかりと冷却するか」が仕上がりの硬度に大きく影響します。適切な温度管理を行うことで、表面に固着するスケール(白い膜状の汚れ)の発生も抑えることができます。
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。
※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?

注意喚起
この工程は非常に大切なのですが、多くの場合は無視される工程です。
それは何故か?行っていても行っていなくてもお客様はわからないからです。
また、メーカーも施工性の良いコーティング剤を好まれる事から不要と言って販路を広げますので不要と思いこまれているケースが多い。熱を入れて悪いことは何一つありません。

「焼付処理」とは?—加熱によるコーティング硬化の考え方
この工程は「焼付処理」と呼ばれるほか、「強制乾燥」や「加熱浸透法」など、さまざまな呼び方があります。見た目には似たような作業に見えるかもしれませんが、加える熱の強さや目的によって結果に大きな違いが生じます。
教える立場から申し上げると、作業者の理解度によっては、リスクを抑えるために「単なる乾燥(温めるだけ)」の方法を伝えることもあります。結果として、多くの現場ではすべての車両に対して「軽く温める程度」の処理にとどまってしまっているのが実情です。
熱処理の種類と効果の違い(イメージ)
- 強い熱処理=焼付処理(しっかりと熱を加えて硬化を促進)
- 弱い熱処理=強制乾燥/加熱浸透(温めるだけの処理)
せっかく熱源があるのであれば、単なる乾燥で終わらせるのではなく、**コーティング材にしっかり熱を入れ、短時間で硬化を促す「焼付処理」**を行うことが理想です。
熱を加える目的を理解していないと、「とりあえず温めるだけ」になってしまい、肝心の硬度が得られません。これは例えるなら、レアチャーシューや低温熟成のように、柔らかく仕上げるための加熱方法です。食品では有効ですが、クルマは工業製品です。求められるのは耐久性と強度であり、“低温熟成”のような曖昧な処理では意味がないのです。


北海道でのコーティング施工について
カーボンヒーターによる焼付処理で、確かなコーティング品質を実現
当店では、セラミック・ガラスコーティングやフッ素樹脂コーティングにおいて、カーボンヒーター(旧遠赤外線ヒーター)を使用した焼付処理を必須と考えています。
施工温度の管理はコーティングの基本条件ですが、焼付処理によって施工後のコーティング膜の安定化と強度向上を図ることが可能です。
また、北海道唯一の洗車ソムリエ講師や腕利きの板金修理職人のアドバイスを受け、当店独自の工夫を重ねて、カーボンヒーターの熱源を最大限に活かしています。
「焼付処理を行わない理由ではなく、行う理由を考える」—これがカービューティープロ札幌ドーム前のこだわりです。
「カービューティープロ札幌ドーム前」と一般的なカービューティープロ施工店の違い
「カービューティープロ」を名乗るためには、まず厳しい基準を持つ『カービューティープロ・スクール』を修了しなければなりません。このスクールを卒業していない限り、名称の使用はもちろん、米国BAF社製の専用液剤を使用することもできません。
営業スタイルの違い
カービューティープロはフランチャイズ形式ではないため、各店舗が独自に営業方針を設定し、自由に事業を展開しています。
店舗のスタイルは主に以下の3つに分かれます:
- 中古車販売業との併設店
- 板金・塗装業との兼業店
- 当店のような、コーティングを専門とするプロショップ
当店「カービューティープロ札幌ドーム前」は、純粋にコーティング・磨きを専門とする店舗であり、技術と品質に特化しています。
ブランドは同じ、考え方はさまざま
カービューティープロという名前で統一されているため、お客様から見ると全国展開のコーティングチェーンのように映るかもしれません。しかし、実際には各店舗ごとに施工方針やコーティングに対する考え方は異なります。
営業を始めた当初から、店舗ごとの方向性や技術レベルには自然と違いが出てきます。
正解は一つではありませんが、**カービューティープロ全体としてのルーツは「磨き」にあります。つまり、「磨き」を軸に技術を深めているのが、磨き屋さんとなります。
磨き屋さんとは
磨き作業には特化している一方で、コーティングに関しては施工性の良さを重視する傾向があり、温度管理や焼付け処理といった“プラスアルファの性能”を引き出すための施工は、あまり重視されていないのが実情です。
そのため、コーティング本来の耐久性や硬化性能を最大限に発揮させる工程が省略されるケースも少なくありません。
カービューティープロ札幌ドーム前としてはカービューティープロライセンス以外にセラミックプロ9H認定施工店の認定資格があります。
セラミックプロ9H認定施工店とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングです。特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
認定施工店の基準
①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
カービューティーIIC 千葉県市川市
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。これは最新型の店舗や設備である必要はありません。
ポイント
カービューティープロ札幌ドーム前はカーディテイリングプロショップとして活動しておりますので研磨、コーティングについての考え方、施工法、設備は通常のカービューティープロ店舗とは一線を画します
施工する環境
作業ブースが16度以上
塗装面温度が20度以上
湿度(結露)対策
ジェットヒーターは使わない
ダルマストーブもNG
深夜の温度管理の徹底

たまに今日は暑かったと室温を30度前後で撮影されている業者さんが居らっしゃいますが、作業は出来てもコーティングの安定した施工ではない事を理解されていない場合が多い。
逆の場合もしかりです。
カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理
※甘焼きは初期不良を招きます。
これをしっかり行う事が大切です。
またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。
エージング (熟成時間)
コーティングは塗っておしまいではありません。

※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。

エージング (熟成時間(深夜))もエアコンにて温度管理します。
コーティングは塗っておしまいではありません。

※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。

ポイント
施工時は1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要

では完成画像をご覧ください。
※スマホで撮影すればもっときれいに見えます。
※外光を利用した撮影は、特に何も加工しなくてもきれいに写ります。
※しかし、本当に塗装の光沢を正確に見るためには、屋内で外光を遮断して撮影することが大切です。
研磨作業で使う光源は、画像のように様々な色温度のライトをランダムに配置し、照射角度も狙った部分に合わせて調整しています。
また、ただ明るいだけのLEDではなく、**コントラストがはっきり出る高品質な照明(力率の高いライト)**を使うことが重要です。
このような強い光を使うと、画像のように光芒(光の筋)がはっきり映ります。
照明について












お車はすでに出庫しております。
詳しくは、こちらをご覧ください。当店の考え方を掲載しております。
セキュリティーについて
当店がブログ(施工履歴)を掲載しているのは、車業界のブラックボックス化を少しでも解消し、お客様との信頼関係と相互理解を深めたいという思いからです。
ただし、掲載している記事はリアルタイムの情報ではないことをご了承ください。
上記、セキュリティーについても記載しておりますが、入庫時のお車を特定させない考え方がある為です。
お手入れ
コーティングメンテナンスについて
春先に気になる鉄粉の対策には、鉄粉除去専用シャンプーの使用をおすすめします。
また、ディーラー様や洗車専門店での鉄粉除去も有効です。
いずれの方法もコンパウンド(研磨剤)を使用しない限り、コーティング被膜への影響はありませんので、気になった段階で早めに対処することが大切です。
ご自身で対応できる範囲であればセルフケアを、また、軽度の鉄粉除去であれば、最近では多くのディーラー様が対応可能となっております。
点検や車検の際に併せて依頼することで、時間の無駄もなく効率的ですので、ぜひご活用ください。
施工例
カービューティープロセラミックコーティング「EXE zero7」施工例
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カービューティープロ 札幌ドーム前
〒 062-0051
札幌市豊平区月寒東1条17丁目4番29号