トヨタ・ランドクルーザー70|PCX-S8撥水+ルーフ親水タイプ&ウィンドウフィルム施工【札幌市東区】

札幌市東区よりご入庫いただいた 新車ランドクルーザー70。
今回は「新車直納セット」として、
ボディコーティング(PCX-S8&親水タイプ)+ウィンドウフィルム施工 を実施しました。
大柄なボディでも美観を長期間維持できるよう、
使用環境に合わせて最適な組み合わせをご提案しています。
さらに、北海道特有の寒冷環境に対応するために行ったパネル温度管理・30℃×12時間の焼付エージング処理についても詳しく解説します。
ページコンテンツ
🔧 施工内容
■ ディテール洗浄:ライト(無料)
新車でも必ず行う初期洗浄。
細部の砂・埃・油膜を確実に除去してからコーティングへ。
■ ボディコーティング
● サイド面:PCX-S8(スタンダード撥水タイプ)
- 濃厚な艶
- 美しい撥水性能
- 防汚性と耐久性のバランスが非常に良い
新車の艶をさらに引き上げる「定番にして王道」の仕上がりです。
● ルーフ:親水タイプ
ルーフキャリアを搭載し、洗車がしにくい環境のため 親水タイプ を採用。
水が流れ落ちやすく、汚れの固着を抑えるメンテナンス性重視の仕様です。
■ ウィンドウフィルム施工
● リア5面:可視光線透過率 8%
スタイルが引き締まり、車内のプライバシーもしっかり確保。
ランドクルーザー70との相性は抜群です。
● 運転席・助手席:透明断熱フィルム(70%以上を保持)
- 車検基準をクリア
- 断熱性UP
- 夏場のジリジリ感を軽減
快適性の向上に直結する人気メニューです。
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冬期施工のポイント
現在の外気温では施工条件が非常に厳しく、温度管理が施工の品質に直結します。
当店では以下の方法で最適な条件を確保しています。
- ブース・パネル温度を 24℃前後に管理
- 施工後は カーボンヒーターで焼付処理
- さらに一晩中 エアコン暖房で約30℃ × 12時間のエージング
この工程により、被膜形成を安定させ、美しい艶と防汚性能を最大限に引き出します。
寒い時期は特に、温度や湿度の管理を怠ると、せっかくのガラスコーティングでも十分な性能を発揮できません。
コーティング施工時のパネル温度


※深夜エージング中のパネル温度

室温はもちろん、もっと大切なのがパネル温度です。
冬の間は室温を高めてもパネル温度は外気温のままというのでは、コーティング施工不良の原因になります。
コーティング施工における注意喚起
施工における温度管理の重要性について
当店では、各種コーティング施工時にパネル温度を常温に保った状態で作業を行っています。
実はこの「常温の確保」という工程が、特に冬季において非常に難しく、適切に管理されていないケースが多いのが現状です。
施工後はカーボンヒーターによる焼き付け処理を実施し、さらに施工後の環境温度を常温で8時間以上維持することで、厳冬期でも十分な硬化を促し、安心してご納車できる状態を確保しています。
一方で、このような温度管理を行わない場合、一般的なガラスコーティングやセラミックコーティングは夏場でも完全硬化に2〜3週間を要します。
冬季では硬化がほとんど進まず、施工不良につながるリスクが非常に高まります。
しかし、多くの施工店では温度管理を軽視し、「冬でも施工可能」と案内していることがありますが、実際には「塗ること」と「硬化させること」は全く別の話です。
コーティングは「塗れば完成」ではなく、適切な環境で「確実に硬化させる」ことで初めて、その性能を発揮します。
そのため、
「コーティングの施工は冬でも可能ですが、硬化は別問題である」
という点をご理解いただくことが、正しいメンテナンスと品質保持の第一歩となります。

硬化型コーティングの「硬化」とは?
一般的に「硬化型コーティング」と呼ばれるものは、キーパーコーティングなどの乳化型ポリマー系コーティングとは異なり、「時間の経過とともに硬化(化学反応)して皮膜を形成するタイプ」を指します。
ただし、ここで言う「硬化」とは、あくまでも常温環境下で自然に定着・反応していくという意味です。完全な性能を引き出すためには、温度管理や加熱処理などの外的要素によるサポートが重要となります。
https://pro-sapporo.com/blog/2023/10/hardening
カーボンヒーターの熱入れについて

同じ名称のコーティング材でも、施工時の温度、湿度、熱の加え方によって、その性能を120%まで引き出すことが可能です。
これは、**「何を求めているのか」「どのような考えで施工に臨んでいるのか」**という、施工店の姿勢によって大きな差が生まれることを意味します。
カービューティープロ札幌ドーム前では、常に「なぜこの施工を行うのか」という“理由”を大切にしています。
ただ作業をこなすのではなく、一つ一つの工程に意味と目的を持たせ、最良の結果を追求しています。

北海道のような寒冷地では、カーボンヒーターによる熱入れは欠かせない工程です。
適切な温度管理によって、コーティング性能を最大限に引き出します。
私たちは「なぜ行うのか」を常に考え、確かな結果を追求しています。

お盆を過ぎると気温は一気に低下し、常温ではガラスコーティングやセラミックコーティングの硬化が不十分になります。
(※通常、完全硬化には常温で2~3週間必要)
そのため、「水を弾けばガラスコーティング」という誤った認識が広がってしまうのです。
本来の性能を引き出すには、適切な温度管理と確かな施工知識が不可欠です。

油分があれば、水は簡単に弾きます。
それだけで「コーティングされた」と思い込むのは危険です。
本物のコーティング施工には、温度管理の徹底とカーボンヒーターの使用が重要です。
施工前には、それらが行われているか必ず確認しましょう。
ポイント
各コーティングメーカーは、施工のハードルを下げるために「熱入れ不要」「冬用対応」などの簡易型コーティング材を開発しています。
しかしこれは、販路拡大を目的とした戦略であり、必ずしも低温施工に適しているという意味ではありません。
※実際に、メーカー担当者からは「ヒーターなど設備が必要だと使ってもらえないから」といった本音も聞かれます。
また、多くの製品は東南アジアなどの高温多湿地域で開発されており、氷点下での施工についてはマニュアルにも記載がほとんどありません。
(※例外として、セラミックプロはロシア、グロスコートは-40℃のモンゴルで開発)
本気で仕上がりと耐久性を追求するカーディテイリング業者であれば、メーカーの「売り文句」をそのまま鵜呑みにすることはありません。
メーカーが「不要」と言っても、温度管理と熱入れは施工品質を守るために“必要”なのです。
「やらなくていい理由」ではなく、「やる理由」を考える——それがプロの姿勢です。
温湿度管理のできる間仕切り施工は品質の基本
当店では、1台ごとに間仕切りを設置して施工しています。
これにより、コンパウンド粉の飛散を防ぎ、温度・湿度管理を最適化。
実はこの環境づくりが、高品質なコーティングには欠かせない重要ポイントなんです。

コーティングを依頼する際は、施工環境もぜひチェックしてみてください。
この様に区分けする事で温度管理、コンパウンドの飛散を防ぐことが出来ます。
ウィンドウフィルム

透明のガラスで車内が丸見えでした。可視光線透過率8%のスモークフィルムを貼りプライバシー性を確保、紫外線も防ぎます。
一けた台の透過率でも車内からは思ったより明るく見えるのが特徴です。

運転席・助手席には透明断熱フィルム
可視光線透過率は1%ダウンです。
※透過率70%以上無ければ違法になります。



コーティング
コーティングはお客様が望まなければ、新車で状態が良い場合は研磨無しで承る事も可能です。また部分的にテコ入れが必要な場合は安価にて対応可能です.
また経年車でも機能(塗装面の保護)のみを求める方にはリーズナブルにご提供できます。
撥水・艶・耐擦り傷・防汚性能のスタンダードタイプ「PCX-S8」
PCX-S8の主成分は100%高純度シリコーンで、ケイ素(Si)と酸素(O)からなるシロキサン結合が骨格を形成しています。
この骨格に側鎖としてメチル基が付いており、強固な結合を持ちながらも柔軟性があるのが特徴です。
この柔軟な被膜は厚く形成でき、美しい艶と優れた耐擦り傷性を発揮します。
また、メチル基は凝集力が低く、水(表面張力が強い)とはなじみにくいため、水を弾く強い撥水性を実現しています。
さらに、3次元の緻密な架橋構造により高い耐候性を持ち、長期間にわたり大切な車を保護します。
コーティング剤は塗ればよいというものではありません。
コーティング剤はただ塗れば良いものではありません。
適正な量を均一かつ平滑に塗布し、余剰成分はしっかり拭き取ることが重要です。
よく「たっぷり塗る」と言われますが、過剰に塗るとムラができ、作業時間が長くなり、ヘアラインスクラッチの原因にもなります(ポリシラザンを除く)。
何事も適量こそが最適です。
理想的な施工状況

このような画像で塗筋が乱雑に見える場合は、いわゆる塗ればよい的な感覚!均一さに欠けますので特殊光源で一目瞭然!あまり芳しくはありません。
コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。
※画像はイメージです。

「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。

札幌では最近、「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」セラミックプロ9Hの偽物が出回っています。
インターネットで誰でも買える製品やソフト99のG-ZOXに名称を変えたり、また公的試験データを盗用して悪質に宣伝されているケースもあります。
コーティングは信頼できる正規品を扱う専門店に依頼しましょう。
詳しくは下記をご覧ください。
コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。
当店のポリシーとして、出所が明確なコーティング剤のみを使用しております。
食品であれば産地や消費期限が明示されるのが当然ですが、コーティング剤には明確な基準がありません。
だからこそ、安心してお任せいただける製品を選ぶことが重要だと考えています。

【コーティング剤について】オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。
「オリジナルコーティング」「自社認定」「マイスター」などの文言は、ほとんどの場合、販売者や施工者が自分で名乗っているだけで、第三者の認定や技術・液剤の裏付けはありません。信頼できる証明がないかどうか、しっかり確認することが大切です。
施工にあたり環境が大事です。
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。
下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。

🧊 温度管理と焼付エージング処理(30℃ × 12時間)
北海道のように気温変化が大きい環境では、塗布温度と硬化温度の管理が品質を大きく左右します。
当店では、以下のような温度管理体制を採用しています。
- 塗布前:カーボンヒーターでパネル温度を25〜30℃に安定化
- 塗布中:湿度・表面温度をモニタリングし、ムラや白濁を防止
- 塗布後:30℃前後で約12時間の焼付エージング処理を実施
この工程により、被膜内部の溶剤を安定的に揮発させ、分子結合の密度を高めた高硬度被膜が形成されます。
結果として、
- 深みのある光沢
- 水滴・汚れの付着を抑制する滑水性
- 北海道の厳しい環境下でも長期にわたる保護性能
を実現しました。
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。

※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?
残念ですが北海道では使われている施工店は少なすぎる‥
画像の様にカーボンヒーターによる熱入れは気温の低い北海道では当たり前の作業工程と考えます。いや出来ればコーティング施工時はどこの地域でも必ず行って欲しい作業です。実際にコーティング施工して塗っておしまい?いや心があれば疑問を抱き、施工したコーティングを良い状態で完成したいと考えるはずです。
この焼付処理は強制乾燥や加熱浸透法など様々な言われ方があります。基本的に同じ作業に見えますが、教える立場から言うと理解できない方にはリスクの少ない方法を(温めるだけ)となります。

当店では腕の良い板金修理職人様、北海道唯一の洗車ソムリエ講師のカーメイキング札幌様のアドバイスにより、ひと工夫を行っておりますので似て非なるものなのです。せっかくの熱源です有効に生かします。
ちなみにラッピング剥離作業の時もヒーターを使い剥がしやすくします。

ZVW30プリウスの場合、税制の為に非常に販売台数が伸びた事がありましたが、その際にあま焼きのお車が大量に出回りました。当店ではあま焼きと思えた塗装面はヒーターで熱処理を行うときもあるんです。もう少し突っ込んだこともありますが社内秘です。これを理解できている方は現場で行っていたと判断できます。
画像の様にカーボンヒーターによる熱入れは気温の低い北海道では当たり前の作業工程と考えます。

いや出来ればコーティング施工時はどこの地域でも必ず行って欲しい作業です。実際にコーティング施工して塗っておしまい?いや心があれば疑問を抱き、施工したコーティングを良い状態で完成したいと考えるはずです。
この焼付処理中は基本的に機械に働いてもらいますので時間に余裕が出来ます。余裕があるので撮影しているのですが、なぜヒーターをお持ちと言っている施工店は時間のあるこの瞬間を撮影できないのでしょうか?不思議なものです。
行わない理由ではなく行う理由を考えます。
寒い北海道のコーティング作業では、この処理方法を行っているか否かが非常に大切です。
コーティングは寒くても出来ます。
照明が無くても磨けます。
ヒーターが無くても出来ます。
間仕切りが無くても施工可能です。
しかし、定着や硬化、仕上がりを考えると全ての作業には必然性があるのです。
そこが簡易施工店なのか専門的ショップショップなのかの目安になります。
専門と言われていても、この機材が無い場合もありますし、熱入れを入れますと言っても実際には行っていない、また関東有名ショップの画像を盗用し、無いにもかかわらず有ると公表している悪徳業者も札幌市清田区に存在しますのでコーティング施工の際は照明・設備がホームページと乖離があるかの確認が求められます。
焼付処理を行う事でガラス被膜が硬化して、ラップで包んだような光沢に変化します。

冬期施工では、外気温が0℃を下回ることも多いため、カーボンヒーターによる温度安定化と温水洗浄を併用。
この「北海道仕様の温度管理施工」により、気温・湿度に左右されない安定した品質を一年を通して維持しています。
カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
「カービューティープロ」って名前を使うには、まず「カービューティープロ スクール」を卒業しなければなりません。卒業しないと名前も使えないし、アメリカのBAF社の液剤も使えません。
営業スタイルは、それぞれのお店が自由にやっていて、中古車屋さんや板金屋さんと一緒にやってる専門店もあれば、単独でやってるお店もあります。フランチャイズみたいに厳しく縛られてるわけではありません。
スクールを卒業すれば、好きなようにお店を展開できるのがいいところです。全国にお店があるから統一されてるように見えますが、実際はお店ごとに考え方ややり方が違うことも多いです。
全体的に見ると、カービューティープロは「磨き屋さん」です。
磨き屋さんとは
磨きの技術には特化していますが、施工時の温度管理や焼付け処理など、コーティングの性能を最大限に引き出すための工程はあまり実施されていないケースが多いです。
カービューティープロ札幌ドーム前としてはカービューティープロライセンス以外にセラミックプロ9H認定施工店の認定資格があります。
その「セラミックプロ9H認定施工店」とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングですが、特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
- 認定施工店の基準
- ①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。
施工する環境
作業ブースが16度以上
塗装面温度が20度以上
湿度(結露)対策
ジェットヒーターは使わない
ダルマストーブもNG
深夜の温度管理の徹底
カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理
※甘焼きは初期不良を招きます。
これをしっかり行う事が大切です。
またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。
エージング
コーティングは塗っておしまいではありません。
(熟成時間(深夜))もエアコンにて温度管理します。

30度12時間以上は必須です。


間仕切り
施工時は画像の様に1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
例えばですが、他のお車の入出庫があった場合は室温は当然ながら下がりますよね。
温まるまで待てますか?普通は待てないんですよ。
※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。

では完成画像をご覧ください。

外光を入れて、スマホで撮影すれば何も行わなくてもきれいに写真は取れます。写真(画像)は光によってシャッタースピード等が変わるから当然ですね。
カービューティープロ札幌ドーム前では、塗装面の状態を画像で見て頂くため、外光を入れないで撮影します。研磨の際には外光を遮るのに撮影の際は外光を入れる。これ、別の目的になってしまします。








コーティング施工を終えて
ランドクルーザー70のような大柄なボディは、
パネル面積が広い分、温度差による仕上がりの影響を受けやすい車種 です。
特に冬の北海道では、
ルーフ・サイド・ドア下部などでパネル温度が大きく変化し、
そのまま施工すると “硬化ムラ” や “艶の差” を生む原因になります。
当店では、洗浄段階から 温水でパネル温度を立ち上げ温度を均一化し、
適正温度帯(20〜25℃)を維持しながらコーティングを施工する
独自の温度管理手法を採用しています。
さらにカーボンヒーターでパネルごとに焼付処理を行うことで、
厳冬期でも“夏場と同等の仕上がり”を実現。
この「温度を意識した施工法」により、
撥水タイプでも親水タイプでも、
コーティングが本来持つ 硬度・密着性・艶 を最大限引き出すことができます。
今回のランドクルーザー70でも、施工後に (パネル温度30℃以上・12時間以上) によるエージング工程を追加し、
完全硬化までしっかり管理しています。
この焼付工程により、
- 密着性の向上
- 硬度の安定化
- 撥水/親水性能の持続性UP
といった効果が飛躍的に高まり、
施工直後からコーティング本来の性能を発揮できます。
特に冬季は“温度不足による硬化不良”が起こりやすいため、
焼付温度管理は最も効果的で信頼性の高い最終仕上げ工程 です。
ランドクルーザー70のような大型車でも、
全パネルを均一に加熱・硬化させることで、
長期間にわたり美しく保つ強固な被膜を形成できます。
撥水×親水の適切な使い分けと、
温度管理から焼付処理まで一貫した工程管理こそ、
当店が品質にこだわり続ける理由です。
セキュリティーについて
施工例
トヨタ車施工例
ランドクルーザー施工例
スタンダードガラスコーティング(1層式)施工例
その為の救済制度「乗り換え割」もありますので、ご活用いただければ幸いです。
塗装面を保護するのがコーティング
環境においての水の流れを決めるのが機能性(撥水・低撥水・滑水・疎水・親水等)です。
「洗車が楽になる=撥水」ではない、という考え方
「コーティングをすれば洗車が楽になりますよ」とよく言われますが、実際にはその“楽さ”の中身や前提条件をきちんと理解することが重要です。
たしかに、撥水性のコーティングは水が玉のように転がり落ちるため、見た目に気持ちよく、洗車時の水切れも良く感じられます。
しかし一方で、その水の玉が乾いたあとに“輪ジミ(水ジミ・イオンデポジット)”となりやすいというデメリットも持ち合わせています。
特に北海道のように降水後の気温変化が大きく、日差しも強い環境では、撥水が裏目に出て雨染み・白濁汚れの原因になるケースが非常に多いのが実情です。
🚿「あまり洗車ができない」方に撥水タイプは本当に向いているか?
撥水タイプのコーティングは「洗車好き」「こまめに洗車する方」には相性が良い資材ですが、
洗車頻度が少ない方・青空駐車の方・忙しくて手入れの時間が取りにくい方には必ずしも最適とは言えません。
このような場合、低撥水や親水系のコーティングを選ぶことで、水ジミリスクを大幅に軽減し、結果として“美しさを長持ちさせる”という意味で楽になります。
コーティングは水が弾くと言う考え方は過去の話。詳しくは下記の記事をご参照して頂ければと思います。
当店では、撥水だからダメ、親水だから良いと言う訳ではなく、使用環境においてベストと思われる水流れ(コーティングの機能層)をお勧めしております。
撥水タイプ
良く洗車をされる方向けで洗車の際の水分拭き取りが楽になります。しかしデメリットとして水滴の流れが速すぎるため汚れが残りウオータースポットの懸念があります。
また撥水タイプの取り扱いが無い場合は、油分の多いコンパウンドの使用等、本来はコーティングの定着に阻害するものの使用が多く、定着の悪さを撥水用メンテナンス剤の使用でごまかすケースが多いです。
撥水は個人的に大好きですが基本的にマメに洗車できる方向けと考えると、どうしても忙しい場合は接触角の鈍化、排水性の良いコーティングの施工によりウォータースポットの低減、セルフクリーニング効果により汚れが目立ちにくいタイプがお勧めです。
低撥水タイプ
筋状に水滴が纏まり汚れも一緒に動くのでセルフクリーニング効果に優れ、洗車サイクルを遅くする事がメリットです。と言っても洗車は重要です。
デメリットは水玉コロコロがないのでコーティング掛けた感が少ないのですが、近年お客様の目が肥え、撥水目的のお客様が少なくなって来ているので特に問題が無いかと。
撥水はガラスコーティングじゃなくても作れますしね。
当店の代車はコーティング業でありながら年間に1回洗えるか否かですが、低撥水性ガラスコーティングのおかげで淡色車と言う事もありますが汚れがあま
り目立ちません。責任を持つ立場になればなるほど自身でのお手入れには限界があるかと思います。
洗車頻度 月1回~の方は低撥水をお勧めします。
お手入れについて
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