
ページコンテンツ
- 1 注意喚起
- 1.1 しっかりとしたコーティング施工には、温度・湿度の管理が非常に重要です。
- 1.2 コーティング施工時の温度と温水洗車の重要性
- 1.3 コーティング施工のNG行為
- 1.4 セラミックプロ9Hの偽物について
- 1.5 オリジナルコーティング剤に注意!
- 1.6 トップコート及び多層式コーティングについて
- 1.7 専用ディテイリングライトの使用
- 1.8 ナンバープレート台座などの部品の取り外し及びコーティング施工について
- 1.9 「時間を掛けて丁寧に」の裏を返せば
- 1.10 【重要】隅々までコーティングを塗りこみます。は良いのですが後の事を考えてますか?
- 1.11 経歴詐称を行う人間
- 1.12 ガソリンスタンドのセールストーク
- 1.13 カーコーティング・冬季の除雪作業についての考え方
- 1.14 セラミックプロ9Hを認定されていない施工店 北海道
- 1.15 カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
- 1.16 硬化型コーティングは良いのですが、どういった条件で硬化するのでしょうか?
- 1.17 本当にセラミックコーティング?
- 1.18 エアロ装着予定などの部分コーティング
- 2 お客様へのお願い
- 3 入庫予約とお車の保管時間について〜よくある現状と課題〜
- 4 コーティングについて
- 5 洗浄・洗車について
- 6 ウィンドウ関連
- 7 アルミホイールコーティング関連
- 8 使用液剤(ケミカル)について
- 9 BAF Industriesについて
- 10 その他
コーティング施工環境についてのご案内
まず最初に厳しい表現となることをお許しください。しかし、コーティング施工において施工環境が非常に重要であることを強調せざるを得ません。
写真のように、前面が砂利や土などの環境での施工は原則として不適切です。
これは「そもそも論外」と言っても過言ではありません。
施工中に舞い上がるチリやホコリは、コーティングの仕上がりや耐久性に大きな悪影響を与えるためです。こうした基本的な配慮がされていない環境では、施工そのものの品質にも不安が残ります。
また、北海道のような厳しい気候条件では、関東地域を基準とした施工方法はそのまま通用しません。特に冬季には、温度や湿度の管理、施工スケジュールの調整など、地域特有の環境に応じた対応が求められます。
このページでは、以下のような内容を詳しくご案内しております:
- コーティング施工において重要な環境・技術的ポイント
- お客様が信頼できるコーティング店を選ぶ際のチェックポイント
- お客様ご自身でお車のケアを行う際に注意すべき点
お車の美しさと価値を長く保つためにも、ぜひ店舗選びの参考にしていただければ幸いです。
私たちは常に、「何を目的としているのか」、そして「その一歩先には何があるのか」を意識し、業務に取り組んでおります。
何かを行わない理由を挙げることは容易ですが、どうすれば実行できるかを考えることには手間がかかります。
しかしながら、私たちはその「面倒さ」に正面から向き合い、「行動すること」を第一に考えてまいります。

膨大なコンテンツですので、コーティングを初めてお考えの方には難解の可能性がありますので下記のページを作りました。
注意喚起
しっかりとしたコーティング施工には、温度・湿度の管理が非常に重要です。
しっかりとしたコーティングは温度管理、湿度管理が非常に重要!
夏と冬で施工条件が同じであるはずがありません。特に冬期には注意が必要です。
コーティングは化学反応で被膜を形成します
コーティングは、温度や湿度などの環境条件に応じた化学反応によって、被膜を形成する仕組みです。
そのため、施工の基準となる環境(関東基準で約20℃前後)を保った状態で作業する必要があります。
しかし、現場では温度管理を考慮せずに施工されているケースが多く見受けられます。
ガラス・セラミックコーティングの誤解
ガラスコーティングやセラミックコーティングの多くは撥水性能を謳っていますが、**本来の被膜自体は親水性(水を弾かない性質)**です。撥水性を実現するためには、フッ素などの撥水成分を後から付加しています。
そのため、本来のガラス被膜が形成できていない状態でも、撥水させることであたかもコーティングが完成したかのように見せる施工が横行しており、問題視されています。
これは、ガラスコーティングの施工ではなく、**見た目だけの「作業行為」**にすぎません。
撥水=コーティングではない
撥水性能は、ガラスコーティングを行わなくても作り出すことが可能です。
たとえば:
- 油分を多く含むコンパウンドを使用すれば水は弾きます。
- 脱脂不良でも水が弾けば「施工した」と見なされることがあります。
このように、「水が弾く=コーティングができた」と誤解されているのは、WAXの時代から続いている撥水=機能性の思い込みによるものです。業者側もユーザー側も、施工の正しいプロセスと意味を理解することが大切です。
コーティングを検討される場合はナチュラルな被膜 親水タイプを取り扱っているか否かの確認が必要です。
冬期間におけるコーティング施工では、以下の点を十分に意識しましょう:
- 適切な温度・湿度の管理(基準:20℃前後)
- 撥水性とガラス被膜の形成は別物であるという理解
- 化学反応による本質的な被膜形成を目指すこと
正しい環境と手順を守ることで、初めて本物のコーティング効果が得られます。
コーティング施工時の温度と温水洗車の重要性

「温水での洗車なんてあり得ない」とおっしゃる方もいますが、それは非常に残念な考えです。
温水を使用するメリットは明確です。
まず、汚れが落ちやすくなる。これは日常生活を思い出していただければわかります。
たとえば――
- キッチンで食器を洗うとき、水だけで油汚れは落ちますか?
- 揚げ物をした後のフライパン、水洗いだけでスッキリしますか?
- お風呂掃除のとき、冷水だけでしっかり洗えますか?
真冬に「お湯の洗浄なんて迷信だ! 水で洗え!」と奥さんに言ってみてください。
きっと「じゃあ、アンタがやりなさいよ!」って怒られますよ(笑)
これは冗談に聞こえるかもしれませんが、温水の効果は科学的にも理にかなっています。
コーティング施工における温度管理のポイント
コーティングは寒い時期でも施工可能です。むしろ気温が低いと、作業自体は楽になります。
拭き取りがしやすくなるためですね。
しかし、「拭き取りやすい」=「定着しにくい」とも考えられます。
つまり、成分がしっかり残らない可能性があるのです。
逆に、夏場の高温時には硬化が早く進み、ムラや施工ミスの原因になることも。
そこで重要なのが、「施工温度のコントロール」です。
温水を使うことで、洗浄と同時に施工面の温度を適正に保つことができるのです。冬は温め、夏は逆に冷やす工夫が必要です。
花粉ダメージと温水の必要性
北海道ではあまり意識されていませんが、近年では花粉による塗装へのダメージも報告されています。
この花粉汚れは、普通の水洗いではなかなか落ちません。
お湯またはカーボンヒーターなどを使って加熱し、浮かせてから除去することが有効です。
ここまでのまとめ
- 温水洗車は「ただのこだわり」ではなく、理にかなった方法です。
- 施工部位の温度管理は、コーティングの効果を最大限に発揮するために重要です。
- 季節や地域によって、汚れや硬化の特性を理解し、それに合った対策を取りましょう。
温水の使用は「迷信」ではなく、結果を出すための必須手段なのです。
洗車ソムリエ
北海道でただ一人の洗車ソムリエ講師資格者である車の119番 福原社長に色々とご指導を受けて更なる確信へと
洗車ソムリエ公式サイト
https://www.carwashsommelier.com/

うちの子供達でも知っており、誰でも分かる説明をするのであれば、油だらけに汚れた食器を水と洗剤で洗う場合と、お湯と洗剤で洗い比べれば一目瞭然ですよ。
エンジンルームの油汚れが酷い場合は、ケルヒャーの高圧スチーム洗浄機で洗浄して、飛散したオイルを除去したりもします。


迷信らしいですよ

福原社長
迷信って‥
物理的に根拠を明確に出来る物事なので、迷信と思ってるのであれば、食器洗う時も水洗いされているのか気になります(笑)
「洗う」という行為は誰にでもでき、冷たい水でも可能です。ですが、大切なのは“何のために行うのか”という目的を理解し、その先を見据えることです。文章を読む際も、しっかりと意図をくみ取るよう心がけましょう。
また、「やらない理由」を考えるのは簡単です。けれど、「やる方法」を考えるのは手間がかかります。だからこそ、実行するための思考を怠らないことが大切です。
コーティングの水締め
最近お客様からの質問で、様々なコーティングでの比較を質問されるケースが多くなってきており、年々とレベルが高くなってきて驚きを隠せません。
今回はなぜか急に多くなってきた「水締め」についてです。
厳冬期におけるジェットヒーター使用について
コーティング施工のNG行為

意外とお客様は知らない真実!
セラミックプロ9Hの偽物について

【重要なお知らせ】
札幌市内で「セラミックプロ 9H」の正式な取扱認定を受けているのは、以下の2店舗のみです。
- セラミックプロ札幌(車の119番 様)
- カービューティープロ 札幌ドーム前
この2店舗以外では、正規のセラミックプロ9H施工は行われておりません。
しかし近年、誰でも購入できる汎用コーティング剤に「セラミック○○」など紛らわしい名称をつけて販売・施工を行う悪質業者が札幌市清田区に存在しています。こうした業者は正式な認定を受けていないにも関わらず、虚偽の実績や誇大広告を用いて集客している場合があります。
特に以下の業者・店舗にはご注意ください:
- 大手中古車販売店の一部
- 特定輸入車販売店
- キャンピングカー専門店 など
大手中古車販売店、特定輸入車販売店、キャンピングカー専門店に気をつけください
近年では、店舗名を変更し、「1000台の施工実績」など根拠のない広告を出しているケースも確認されています。
コーティングの品質は見た目では判断しづらいため、施工実績・技術・使用する商材の正規性が非常に重要です。
「表現の自由」の名の下に虚偽の情報を発信する人物や企業は、果たして信頼できるのでしょうか?
施工をご検討中の方は、必ず正規代理店であるかをご確認の上、納得できる説明と実績を持つ信頼できる業者をお選びください。
オリジナルコーティング剤に注意!

一般の方でも取り扱えるコーティング資材(ネット、激安)の名称を変え高額販売している業者が多いのでコーティングを検討されている方は是非ご覧下さい。
トップコート及び多層式コーティングについて

「ガラスコーティングって塗るだけでOKでしょ?」って思ってる人、けっこう多いんですけど、それはちょっと違うんです。
実は、ガラスコーティングって、ただ塗るだけじゃしっかり定着しないんですよ。ちゃんと下地処理をして、素材に合わせた施工をしないと、本来の効果は出ません。
で、最近よく聞く「多層コーティング」ってやつ。これも流行ってるせいか、とりあえず何でも重ねとけ!みたいな施工が増えてるんですけど、重ね塗りしても意味がない組み合わせって実は多いんです。
たとえばよくあるのが、
- 下にガラスコーティング塗って、
- 上にシリコン系とかポリマー系とか、ひどいとワックスとか。
これ、一見しっかりしてそうに見えるんですけど、実際は「ガラスコーティングの弱点を別のもので補ってる」ってだけなんですよね。
でも、それを「2層コーティングです!」って言われても、「何を使ってるのか?」によって全然性能が違ってくるんです。
だから、「多層」って言葉に惑わされずに、中身をちゃんと確認したほうがいいと思います。
専用ディテイリングライトの使用
多層式コーティングが増えている中で、専用の照明を使わずに点検すると、特に2層目以降のムラや撥水性能のばらつきを正確に見極めることが難しくなります
「照明について」内の記事にもありますが、スポットライトや蛍光灯では塗装面の凹凸確認には向いていても、コーティングのムラや撥水性のチェックには専用のディテイリングライトが必要です。
専用照明を使うことで、肉眼では気づきにくい微細なムラや層の厚みの違いを明確に視認でき、品質管理の精度が格段に上がります。
記事より抜粋
セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト(ムラ確認ライト)

こちらが仕上げを左右します。単なるLEDなどではありません。
濃色車で異常なほどムラが多く(日中はわかりません)、明るいだけの照明では仕上げることが困難です。
一般コーティング店(フランチャイズや個人店)はこの照明を導入できません。
ナンバープレート台座などの部品の取り外し及びコーティング施工について
これは私の信念ですが、ナンバープレートを外す事は簡単です、しかし、長期的に見れば自己満足で終わることなく、大切な資産であるお車のことを第一に考えるべきだと思います。
ナンバープレートを安易に外す行為は、決して丁寧とは言えません。目先のことだけでなく、長期的な視点を持つことが重要です。
また、実績の少ないコーティング業者が他社との差別化を図るために安易な施工を行うケースも見受けられますが、長期的な観点からはあまり望ましい結果をもたらしません。施工後の注意点についてもまとめておりますので、ご参考になれば幸いです。
「時間を掛けて丁寧に」の裏を返せば

理論が無いので時間がかかる。
それを丁寧と勘違いされてる。
意図的に時間工賃を稼ぐ。
事があります。
【重要】隅々までコーティングを塗りこみます。は良いのですが後の事を考えてますか?
「隅々までコーティングを塗りこむ」という考え方は、一見すると丁寧で手間をかけている印象をお客様に与えられます。
しかし、給油口やドアの内側、トランクの内側などは、日常的に水洗いやお手入れをこまめにできる方でないと、コーティングの耐久性や効果が十分に発揮されない場合があります。
こういった場所に無理にコーティングを塗ってしまうと、逆にムラになったり汚れが落ちにくくなったり、長い目で見たときにメンテナンスが難しくなることもあります。
そのため、専門家としては「お手入れがしっかりできる方には隅々まで塗り込むことも検討するが、一般的には主要な外装部分に絞ってコーティングを施す」ことをおすすめします。
もしお客様がマニアックに洗車を楽しむ方であれば、隅々まで塗りこむメリットや注意点を丁寧に説明して、納得していただくのが良いですね。
お客様の期待に応えつつ、最適な施工方法を提案するバランス感覚が大切だと思います。
経歴詐称を行う人間

カービューティープロ 札幌ドーム前で修業したと話す人間がいると耳にします。しかし修業した人間は現在まで存在しません。ただ、過去、ディテイリングの資質に欠けるセンスの悪い人間は3か月アルバイトとして存在した事がはあります。残念ながら技術レベルは‥
経歴詐称を行う人間が当店の模倣を行い非常に迷惑をしており気持ち悪いです。
ガソリンスタンドのセールストーク

黄砂と鉄粉の見分けもつかない。ろくに撥水状態も点検しない。ノルマの為なら何でもあり?
カーコーティング・冬季の除雪作業についての考え方

車業界は冬季において閑散期となります。その閑散期に必要な事は技術を継続する事。新しいい技術を身につける事と繁忙期に向けた継続、維持が必要と考えます。
セラミックプロ9Hを認定されていない施工店 北海道
認定の厳しいセラミックプロ9Hが実績も何もない人が取り扱えるの?
認定レベルが下がったの?
ユーザー様や興味のある方、はたまた認定されなかったコーティング業者様より
この様な問い合わせが非常に多く正直迷惑しております。
原因として
「北海道の施工店 2023年新規開業(施工実績0)」が、セラミックプロ9Hとファインラボを認定されていないにもかかわらず、虚偽による取扱ブランドとしての営業行為です。
事績も無く平気で嘘をつく人物にも3Mセラミックコーティングの通り扱いは認定させてしまうとは‥。嘆かわしい‥
入手した名刺を見ると、車業界を盛り上げようと頑張っているブランドをデモカーとしており、私の友人の多くも参加しておりますので、見ようによってはそちらのブランドイメージをも低下させ、友人たちの努力すら水泡と化す、または低下させてしまうのでは無いか?と危惧しております。
カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
様々な考え方がありますので、どれが正解と言う事はありませんが、カービューティープロ全体としてみれば磨き屋さんです。
硬化型コーティングは良いのですが、どういった条件で硬化するのでしょうか?
最近、お客さんから「このコーティングは硬化型ですか?」って聞かれることが増えてきて、正直お客さんもコーティングの知識がかなり深まったなあって感心するんですよね。
話を聞くと、施工店から教えてもらったとか、ネットで調べたっていうケースがほとんどです。
コーティングには硬化型と非硬化型があるんですが、今回は硬化型について自分なりの見解を話してみたいと思います。
※ここではキーパーなどの乳化型ポリマーは除外してます。
まず硬化型コーティングっていうのは、施工後に塗膜が化学反応を起こして分子レベルで結合し、固くて強い被膜を形成するタイプのものを指します。
代表的なのは、シリカ(ガラス)系やセラミック系のコーティング剤ですね。
この硬化反応は、基本的にシラノール基(Si–OH)が脱水縮合を起こしてシロキサン結合(Si–O–Si)を形成し、ネットワーク構造を作ることで硬い膜を作ります。
この硬化によって得られるメリットは、
- 高い耐久性
硬化した被膜は分子間の結合が強く、キズや摩耗に対して強い。 - 耐熱性・耐薬品性
無機質に近い構造なので、熱や酸・アルカリなどの化学薬品に強い。 - 高い光沢と透明性
均一な膜厚で光の透過や反射が安定し、美しいツヤが出る。
ただし硬化型は、施工時の環境が非常に重要です。
温度や湿度が適切でないと、硬化が不十分になり性能が落ちたり、ムラや白濁(ブリスター)が発生することもあります。
また、硬化には数時間〜数日かかるため、その間は施工後の取り扱いに注意が必要です。
対して非硬化型は、膜が化学反応によって固まるわけではなく、主に樹脂の被膜を形成するタイプです。
柔らかめで施工は簡単ですが、耐久性や耐薬品性は硬化型に比べると劣ります。
まとめると、
硬化型コーティングは分子レベルでのネットワーク構造を形成することで高耐久かつ高性能な被膜を作り出すため、長期間の保護を望む方に適しています。
ただし、施工の難易度や環境管理の重要性は高く、適切な知識と技術がないと本来の性能を発揮しづらい面もあります。
本当にセラミックコーティング?
近年、セラミックプロ9Hの登場をきっかけに、多くのメーカーがセラミックコーティング商品を発売しています。
しかし、導入を手軽にするために、設備が整っていなくても簡単な講習を受けるだけで取り扱いが可能なケースが増えてきているのが現状です。
さらに、ガラスコーティングの上にWAXを塗って「セラミックコーティング」と偽る事例も見受けられます。
セラミックコーティングに興味をお持ちの方は、ぜひ正しい知識を持った上で検討いただければと思います。
エアロ装着予定などの部分コーティング
お客様へのお願い
突然のご来店は応対できない場合があります。
入庫予約とお車の保管時間について〜よくある現状と課題〜
車の修理や板金でよくある話なんですが、車を預かってから作業までの時間がけっこう長くなること、ありませんか?
例えば、15日間預かっているのに、そのうちのほとんどは施工に使われず、ラスト数日で慌てて作業する…そんなパターンが意外と多いんです。特に修理工場や板金屋さんでよく見かけます。
もちろん、部品の取り寄せや作業スペースの確保、保険会社とのやりとりなどで、どうしても時間がかかる場合もあります。長期間屋外に置かざるを得ないこともありますが、できれば避けたいですよね。
コーティングについて
コーティングの種類
コーティング受注に関して
コーティングの考え方について
こちらではカービューティープロ札幌ドーム前の考え方をまとめております。
コーティング施工環境について

コーティング施工は、ガソリンスタンドやカーディーラー、大型中古車販売店、修理工場などでも見られますが、同じピット内でオイル交換や下回り防錆塗装、その他ハード面の作業が行われている環境は施工に適しているとは言えません。
理由としては、チリやホコリ、オイルミストが舞いやすく、それらが塗装面に付着してしまうことで、かえって傷が増える原因となるからです。
特に画像のような環境は、コーティング施工としては明確に不適切です。
・目の前が砂利敷きでホコリが多い環境であること
・シャッターが大型トラック用であり、入庫時にチリやホコリが入り込みやすいこと、また温度管理ができないこと
・外光を取り入れるための窓があることで、セキュリティ面での不安もあること
・研磨作業時に外光が差し込むことで余計な影響が出ること
これらの点を考慮すると、施工環境としての改善が必要です。
施工品質を保つためにも、ホコリやミストの侵入を最小限に抑えられる専用の施工ブースや温度・湿度管理ができる環境が望ましいと言えます。
重整備を行っている環境では研磨は狂っているとしか考えられません。
外光が入り込みすぎ

もしこの様な環境をブログ等で公開しているようであれば、コーティングや研磨の知識が足りないと考えられます。
さらにその場所がディーラーであれば、当然ながらそのディーラーは研磨やコーティングを甘く考えられているとも考えられますので注意が必要ですね。
コーティング施工技術について
コーティング施工技術について

当店はカービューティープロスクール卒業後、大型中古車店で施工された手直し、ディーラーでコーティングされた手直し、中でも同業他社様の手直しは同じ業界ではありますが愕然としたものです。
自社認定にご注意
実績のある施工店の場合は技術力のある指導者がおりますが、特に実績のない施工店の場合の自社認定は非常に危険です。札幌市での自社認定には注意しましょう。
コーティングの施工時の注意点について

コーティングの施工依頼の際に注視するポイントを詳しく解説しております。
コーティング施工後のケアについて
コーティングサポートについて
カービューティープロ札幌ドーム前で施工されたお車の場合、コーティングの種類によって1、3、5、6,7年サポートがあります。
コーティングメンテナンスについて

コーティングを維持するためには定期的な洗車が必須ではありますが、自身でどうにもならない時はコーティングメンテナンスと言う方法があります、また事故により部分的な破損を余儀なくされた場合の部分施工は保険で対応できる場合もあります、詳しくは下記リンクからご覧ください。
事故にあわれた場合「部分再施工について」
研磨作業について
コーティング及び研磨は下記の通り以上に行いますが、お客様がわかりやすい様、業界用語を省いて抜粋してみました。
ライトポリッシュとはいえ侮るなかれ!
https://wp.me/p9JpDT-iiW
さらに知りたい場合は下記から詳しく記載しておりますので、コーティング施工の指針としてご活用いただければと思います。
【技術】削ると表現される事の真実 磨くことは削る事です。でも言い訳に使うのは‥
近年磨けない職人さんが増えつつあります。また磨き作業は手間と時間が掛かるので収益を悪化させるため行わない方向性が見受けられます。
洗浄・洗車について

磨き屋さんは研磨が主ですので、洗浄で傷を入れることを極力嫌います。また特殊照明で確認しながら洗浄を行います。また特殊洗浄スポンジを使い液剤を大量の保持しながら洗浄するのが特徴です。
コーティング屋さんはコーティングが主ですので、洗浄時の傷はあまり考えなく、効率重視で洗車グローブ、またはマイクロファイバータオルで洗う事により塗装面にダメージを与える可能性があります。
マイクロファイバーは吸水性の良いタオルですが、きれいな塗装面を拭くためのものでシャンプー液で洗うための物ではありません。
洗車グローブ・ムートン・マイクロファイバータオルでの洗浄はお控えください。
誤った洗浄方法により塗装面にダメージを与える可能性があります。
コーティング屋さんはコーティングが主ですので、洗浄時の傷はあまり考えなく、効率重視で洗車グローブ、またはマイクロファイバータオルで洗います。
マイクロファイバーは吸水性の良いタオルですが、きれいな塗装面を拭くためのものでシャンプー液で洗うための物ではありません。
また上記を使用される事により塗装面にダメージを与える可能性があります。
洗浄・洗車について詳しく
ウィンドウ関連

ウィンドウ撥水加工は一般で使われるシリコン系、業務用で使われるフッ素系があります。シリコン系は施工が簡単、安価ですが持ちが悪いのがデメリット。フッ素系は持ちが良いけど高価です。
カービューティープロ札幌ドーム前では業務用フッ素を塗り込む撥水加工ではなく、ボディーガラスコーティングで使われる資材「シラン」を含む撥水処理剤を使う事からウィンドウ撥水コーティングと称します。
アルミホイールコーティング関連

アルミホイール専用のガラスコーティングを施工することによってホイール表面の保護、長期間撥水する事によって優れた防汚効果を発揮させ、ブレーキダスト等のあらゆる汚れの固着を防ぎます。
コーティング資材は一般的にボディ用の流用を行っているケースが多いのですが、高負荷のアルミホイールはそれでは約不足です。コーティング資材、施工するための考え方を下記に記述しております。
使用液剤(ケミカル)について
タイヤWAXについて

油性はなじみが良いのでタイヤの光沢が出ますが、いっぽうひび割れの原因となりますので、当店では主に水性を使用しています。
BAF Industriesについて

塗装面は洗車では落ちいない汚れ、今回の場合は鉄粉とピッチ、タールの汚れ コーティングには大敵ですので、速やかに除去します。 速やかにできるのは米国BAF Industriesの洗浄剤の力が全てです。DIYでは 1日かかる事が1時間で終えるので、その分還元出来るからです。これがカービューティープロの特色です。
その他
クリーニングの施工で大事な事
ラッピングフィルム・プロテクションフィルムのメンテナンスについて
基本は中性カーシャンプーで洗うですが、専用メンテナンス品もあります。
「他店 コーティング 15日位かかった」と言うワードでアクセス数が急増!
【後輩諸君必見】カーディテイリング業としての立ち位置
カテゴリー「コーティングで施工で大事な事」随時更新中