2025/7 札幌市豊平区よりご入庫|スズキ・フロンクスに完全2層ガラスコーティング「SPGコート Type-H」施工|艶・防汚・撥水・耐すり傷効果で美しさ長持ち!

札幌市豊平区よりご入庫のスズキ・フロンクスに、完全2層式ガラスコーティング「SPGコート Type-H(撥水)」を施工。鏡面研磨+焼付処理で艶・防汚性・耐すり傷性を向上。4台目のご依頼、誠にありがとうございました。
お客様用の特設ページがあります。維持のためのヒントがありますので、こちらも合わせてご覧いただければ幸いです。
ページコンテンツ
施工内容
下地処理
研磨:LEVEL2(鏡面研磨)
ディティール洗浄:ライトコース(無料)
完全2層式ガラスコーティング SPGコート Type-H
ウィンドウ撥水コーティング全面:PGS33
アルミホイールコーティング 別途お持ち込み
セラミックプロ9H 3層

コーティングを施工される場合は親水性を扱っているか否かが大切で、ラインナップがすべて撥水性の場合、研磨は油分でのごまかしを行い、撥水タイプのコーティングを行う事で油分の使用が判らなくなります。
また氷点下などの硬化できない環境での自己満足施工では水弾きがコーティングと考えてしまう方には親水性を理解すらできません。
そこへ毎回のようにメンテナンス剤の使用をされ撥水効果を持続させるという事は、定着の弱さを物語っているような物ですので、コーティングを施工される場合は親水性の有無を確認された方が良いと思います。
注意喚起
温度を無視した施工はまともにコーティングが定着するものでしょうか?
下記に2024年版をまとめました。
塗ればコーティングと言う意識の方が多すぎます。

セラミックコーティングでもガラスコーティングでも適正な温度と言うものがありますが、施工法や環境、考え方があまりにもずさんすぎる‥
端的ですが熱処理を行わないセラミックコーティングは、熱処理を行ったガラスコーティングのほうが性能は上です。
常温(20度)で3週間、雨に当たらない環境で保管できるのであれば、それなりに硬化は期待できますが、氷点下での施工、寒い作業所での施工は異常です。
住宅の基礎をコンクリートで固めますが、真冬ではどのように行うのか?
ブルーシートを掛けて、水分を防止して、ジェットヒーターで温めております。
また、接着剤や塗料など、氷点下で効果が出ますか?
コーティングだけ寒い北海道でも北海道でも、暑い沖縄でも施工法が同じなどと言うのは、あまりにもご都合主義ではないでしょうか?
しかし、北海道のほとんどのコーティング屋さんは、このヒーターの意味すら理解していないところが多く、例えば接着剤や塗装で考えた場合、ドライヤーなどで温めてあげると乾燥が早かったり、しっかりと硬化する。コーティング材もそのようなイメージです。
ポイント1
コーティングの場合は施工して本当に硬化するまで、常温で3週間と言われております。
つまり、一般のコーティング店の場合は生乾きで出庫するケースがほとんどで、その際に酸性雨などの外的要因がある場合はウオータースポットになりやすく、また塗装にはあまり良くはありません。
なのでヒーターで熱を入れ焼付処理をして出庫するが本来の姿であり、特に真冬の氷点下時では、常温硬化するコーティングが氷点下で硬化すると考えてしまうのは問題だと僕は思います。
あなたのコーティング、施工温度は何度ですか?
寒い北海道ではにカーボンヒーターによる熱入れは当たり前の作業工程と考えます。いや出来ればコーティング施工時はどこの地域でも必ず行って欲しい作業です。コーティング塗っておしまい?いや心があれば疑問を抱き、施工したコーティングを良い状態で完成したいと考えるはずです。
この工程は非常に大切なのですが多くの場合は無視される工程です。
それは何故か?行っていても行っていなくてもお客様はわからないし意味すら知らないからです。
また、メーカーも施工性の良いコーティング剤を好まれる事から不要と言って販路を広げますので不要と思いこまれているケースが多い。
熱を入れて悪いことは何一つありません。
熱の入れないセラミックコーティングより熱入れを行ったガラスコーティングの方が性能は上です。
しっかりしたコーティング施工店では焼付処理が常識です。
昨今様々なメーカーよりセラミックコーティングが発売されてきております。しかし導入しやすいように設備の悪くても簡単な講習を受けるだけで取り扱えるケースが多くなりつつあります。自分の知る限り、カーボンヒータ(遠赤外線乾燥機)をお持ちのお店は北海道では殆ど無いので、厳冬期の北海道はどのように硬化されるのでしょうか?
沖縄でも北海道でも施工法は一緒? それはおかしい話です。

自分の尊敬する東京のアクティブガレージ様の考え方
しっかりした施工店は当然のようにお話されております。
カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
カーボンヒーターの熱入れについて
同じ名称のコーティング材でも、施工温度、湿度、熱入れによって120%性能を高めることが出来ます。
何を求めているのか?お店としてどのように考えているかの差となります。カービューティープロ札幌ドーム前は「行う理由」を考えます。

画像の様にカーボンヒーターによる熱入れは気温の低い北海道では当たり前の作業工程と考えます。

お盆が過ぎてから気温はどんどん下がって来ており、常温ではガラスコーティング・セラミックコーティングいずれも硬化不良の原因になります(硬化は通常常温で2~3週間)、そのために水さえ弾けばガラスコーティング等と言う洗脳がまかり通ります。

油分があれば水は簡単に弾きます。
コーティングを施工される場合は、温度管理の徹底、カーボンヒーターの有無を必ず確認してください。
ポイント
各コーティングメーカーは採用されやすいように熱入れ不要、冬型等、作業を簡素にしたタイプのコーティング資材を開発されてはおります。
しかしそれは販路拡大のための戦略であり、決して資材が低温施工に向けてと言う訳ではありません。
※資材メーカー担当者の本音として「ヒーターなどの設備が必要とすると資材を使ってもらえないから‥」とよく耳にします。
また、ほとんどの製品が熱帯地方で開発されてる事から氷点下についてはマニュアルを見ても詳しくは書かれてはいない。(セラミックプロは開発はロシア、グロスコートは-40度のモンゴルです)
しっかりした考え方を持つカーディテイリング業に携わる者は、メーカーの売り言葉をそのまま行う事はありえません。
メーカーが不要とは言っても、しっかりと温度管理を行い熱入れする事が様々な検証から必須と考えます。それが行わない理由ではなく行う理由を考えると言う事です。

適正な温度でコーティングを施工出来ない場合、または焼付処理が出来ない場合は硬化に常温で2~3週間は掛かります。その間水に触れてはNGです。という事はセラミックコーティングだろうがガラスコーティングだろうが何も変わらないという事になります。せいぜいコーティングのベースと関係のない機能層(水弾き)が強い弱い程度の違いです。

このヒーターを使っているコーティング店は北海道内に数店舗
またカービューティープロでは全国350店舗の中で当店だけと自負致します。(認識不足であれば申し訳ありません)
コーティング塗っておしまいはあり得ません。
その場合はコーティングは塗るだけの物程度の認識しか専門店ですら持ち合わせていないとも考えられます。
撥水タイプの場合は水さえ弾いていればコーティングと言ったイメージにより、硬化できなくともコーティングとして表現されてますので重要なポイントです。
水を弾かせるのは油分さえあれば簡単に作れます。
でもそんなのコーティングではありません。
温湿度管理のできる間仕切りが必要
施工時は1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度と湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要

非常に大切なマスキング処理
しっかりとマスキングを行い弱い部分をします。

■ コーティング時の「ヘッドライト保護」、その重要性について
ボディコーティングを施工する際、ボンネットやバンパー周辺の研磨作業中に、ヘッドライトへ誤ってバフが接触してしまうリスクがあります。
このとき、適切にマスキング処理をしていないと、ヘッドライト表面の「ハードコート層」まで削ってしまう恐れがあるのです。
当店ではこの点を非常に重要視しており、施工前にヘッドライトをしっかりと保護・マスキングしたうえで作業に入ります。


なぜヘッドライト保護が重要なのか?
ハードコートは、紫外線や外的ダメージからレンズを守る「最後の防波堤」です。
これを無自覚に削ってしまうと、施工直後はきれいに見えても、数年後にレンズの劣化が一気に進行します。
実際にヘッドライトリペアを行っている中で感じるのは、
**「過去に他店で研磨された車両ほど、レンズの傷みが顕著」**だということ。
これは、施工時にマスキング処理を怠り、バフがハードコートを傷つけてしまった結果だと確信しています。
劣化はじわじわと進み、数年後にくもり・黄ばみ・ひび割れといった形で現れます。
【ワイパーまわりの保護は“常識”】
【新聞紙での保護はNG】
新聞紙での保護は、最低限の措置として使われることがありますが、決して理想的ではありません。
特にエッジ部分では、紙の硬さが原因で塗装面に傷が入るリスクがあります。

ここを雑に扱うようでは、良い仕事はできません。
本当に腕の良い板金・塗装職人は、新聞紙ではなく専用の養生材を使います。
新聞紙を使っている時点で、「コスト優先の姿勢」が見え隠れします。
【お車は大切な資産です】
新聞紙のような紙素材は、安価ではありますが、保護材としてはリスクが高いのが現実です。
たとえ少し過剰と思われても、しっかりと養生することに“悪いこと”は一つもありません。
大切な車を守るために、妥協しない。それがプロの姿勢です。

大切なお車を守るために
私たちは、目先のキレイさだけでなく、数年先の劣化やダメージを防ぐことを大切にしています。


かつては利用者として、盗難リスクのある車種の入庫情報が公開されたり、仕上がりにコンパウンド残りやマスキング不良、車内のタバコ臭など嫌な思いをしました。
現在は作業写真を公開し、お客様目線で感じたことを伝えるようにしています。

コーティング作業の際、車の細かい部分まで丁寧にマスキング(養生)を行っています。マスキングをしっかりすることで、塗装の角や樹脂パーツへのダメージを防ぎ、仕上がりを美しく保てます。時間をかけて丁寧に作業することで、安全かつキレイな仕上がりを実現していますので、ご安心ください。

YCCS担当のイナガキです。
以前は神戸の海運会社でコーティング施工部門に勤務し、その後ヤナセ世田谷などで現場リーダーを務めてきました。経験台数には自信がありますので、硬い塗装のメルセデスも安心してお任せください。
コーティングの施工はもちろん、マスキングを丁寧に行い、大切な愛車をしっかり保護することを何より大切にしています。
マスキングの品質が施工の質を決める
マスキングは単なる作業工程のひとつではなく、コーティングの品質を左右する極めて重要なプロセスです。手間と時間を惜しんでマスキングを省く業者が増えていますが、それでは施工後のクオリティは担保できません。
当店の施工例を真似る業者も多く見受けられますが、マスキングの要点を理解せず、雑な貼り方や汚れた貼り方をしているケースが散見されます。これは単なる模倣に過ぎず、技術の本質を理解していない証拠です。
また、撮影時に簡素すぎるマスキングやヘッドライト周辺の処理を軽視する例も多くありますが、こうした甘い施工は顧客に誤った印象を与え、トラブルの原因となります。細部まで徹底したマスキングこそが、仕上がりの均一性と耐久性に直結します。
プロとして施工品質を守るためにも、マスキングの丁寧な施工とその重要性の理解を再認識し、手順を省略せずに徹底してください。
最近では、あえて研磨力の弱い機械を使い、時間をかけて磨く施工が増えています。
一見「丁寧」に思えますが、実際は**傷を削らず、油分で“埋めているだけ”**のケースも多いのが実情です。
弱い機材は塗装へのリスクが少ない反面、本来の艶や美しさを引き出す力には限界があります。
私たちが大切にしているのは、
「必要なところに、必要なだけ磨く」こと。
ただ優しいだけでなく、仕上がりの質を両立することが本当の技術だと考えています。

研磨には様々な考え方があります。
中には、傷を「埋める」コンパウンドや「埋める」コーティングを使うケースもありますので、ご注意ください。
もちろん、お客様のご希望があれば対応しますが、これは技術力の問題というより考え方の違いです。
【照明】六角形型LEDライトについて
最近よく見かけるヘキサゴンライト(六角形型)ですが、研磨作業には向きませんので注意が必要です。
画像クリックで販売サイトへリンクしております。

この六角形型LEDライト(ヘキサゴンライト)の良さは、ムラなく明るいことです。
カーラッピングやプロテクションフィルムの施工時には適していますが、研磨やコーティング作業には適していません。
理由は、通常の蛍光灯と同様に、塗装面の凹凸や細かな傷が見えにくいためです。
そのため、研磨技術が未熟な業者や知識の浅い現場でよく使われる傾向がありますが、しっかりした研磨を求める場合には不向きです。
また、6000ケルビン付近の白色光は「白の洪水」となり、細かな傷を見分けにくくします。
これはカーショップなど、「傷を見せたくない」場合には有効ですが、研磨作業には適していません。
【ここのまとめ】
依頼時には、しっかりした研磨を求めるなら、塗装の凹凸や傷がはっきり見えるコントラスト重視の照明が設置されているかを確認することが大切です。
お客様の求める仕上がりによって選択は自由ですが、照明の違いは仕上がりに大きく影響しますので、ご注意ください。
また力率の強い光源であれば壁をわざわざブラックにしなくとも塗装面は良く見えます。
※ブラックブースはホワイト系の研磨には向く場合がありますが、それ以外の作業では逆にクオリティーが下がります。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで研磨は致しません。
1,油分の特徴
油分のため、力率の弱い照明で撮影すると傷を隠し、その場ではキレイに見えます。(磨く事を削ると言うケースの使用が目立つ)
※ヌルテカと言う表現はほぼこちらに当てはまります。
2,低撥水・親水タイプの場合
油性コンパウンドは使用しません。
水を弾く成分が残るため、親水・低撥水タイプでは本来の性能が出せず、密着不良の原因にもなります。
撥水タイプのみ扱うショップでは使われがちですが、当店では脱脂を含めた正しい施工を徹底しています。
※親水タイプのコーティングがラインナップにあるかどうかが大切です。
ヌルテカの正体
撥水タイプのコーティングの場合、油分やポリエステル樹脂を含むコンパウンドで塗装の傷を隠すケースが多く見られます。
この方法は一時的に光沢を良く見せますが、脱脂が不完全なため定着が弱く、紫外線の影響を受けやすくなり、コーティングの耐久性が落ちます。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドを使わない事で真の光沢を演出できます。

ポイント
近年の塗装は、以前より確実に研磨が難しく、癖が多くなっています。
6~7年前から登場したルペスなどの高トルク型ダブルアクションポリッシャーによって研磨は比較的しやすくなりましたが、私はシングルポリッシャーで磨いた肌の光沢とは明らかに違うと感じています。
しかし、研磨レベルはお客様のご予算やご要望に合わせて決めるべきであり、
「磨くことが全て」という昔ながらの考え方は現代のニーズからは離れています。
サービス業の人材不足により新人育成が短期化され、ルペス等の高トルク型ポリッシャーの普及に伴い、「磨けない職人」が増えている現状もあります。
カービューティープロでもここ数年、リスクの関係でシングルアクションの指導は行われていません。
そのため、シングルアクションでの光沢感を知らない職人が多くなり、仕上がりのイメージも下がってしまうと考えます。
お客様には、どこまでの仕上がりを望むのか、
「撫でるだけの研磨で良いのか」を見極めていただく必要があります。
2024年現在、2016年以降に業界に参入した業者は上記の傾向に該当することが多いでしょう。
高トルク型ポリッシャーは研磨の一手法に過ぎず、全てではありません。
セラミックプロ9H認定施工店が使える【ナノプライマー】
コーティング前の下地処理工程で大事なのが、このプライマー工程です。

※画像はイメージです。
お客様と接していると、コーティング施工店の考え方とお客様の望む方向のズレを感じることが多いのですが、そのズレを解消してくれたのがナノプライマーです。
このナノプライマーははセラミックプロ9H施工店のみ取り扱いの出来る下地処理剤で、脱脂効果、光沢の付与、塗装面とコーティングを結びつけるプライマー効果(定着剤)として使えますが、以前は何が何でも磨く事をお勧めしましたが、ナノプライマーの登場により低コストでコーティングの施工が可能になりました。考え方に付きましては下記のリンクに詳しく上げておりますので、宜しければご参照頂ければ幸いです。
コーティングで車はきれいになるの?
コーティング
コーティングはお客様が望まなければ、新車で状態が良い場合は研磨無しで承る事も可能です。
また経年車でも機能(塗装面の保護)のみを求める方にはリーズナブルにご提供できます。
コーティング剤は塗ればよいというものではありません。
適正な量を塗布させ、余剰成分を拭きとるので均等かつ平滑的に塗布が必須です。よくある「たっぷりと塗布」と言う表現は、そのとおり行うとムラになりますし余計な時間が掛かります。余計な時間はヘアラインスクラッチの原因にもなり得ます。(ポリシラザンは除く)何事も適量が最適です。

SPGコート(完全2層式~4層式ガラスコーティング・艶・対すり傷・防汚・耐薬品性)」高濃度のガラス成分、膜厚感のある重厚な安心の被膜
ベースコートは耐薬品性に優れ、塗装の分子のすき間に作用し強固に化学結合します。
トップコートには対擦り傷性に優れ光沢を演出する弾力性ガラス被膜。異なる効果を持つ完全2層式皮膜を強力に結合させることによってお車をがっちりガードします。
お好みに合わせ撥水タイプと低撥水タイプがご選択できます。

一般的な多層コートはベースコートにガラスコーティング、トップコートにシリコン系やポリマー系(中にはWAXと信じられない施工法)を使用されているものがほとんどです。これはガラスコーティングの弱い部分を補うためとしての工夫ですが、単純に2層と言っても何を使われているかで判断された方が良いと思います。
2層式でも種類があるの?
ガラスコーティングはある資材以外は重ね塗りしても層にはなりません。好評の完全2層式ガラスコーティング「SPGコート」の場合は、ベースコート、TOPコート何れもガラスコーティングになりますので完全2層式ガラスコーティングとしておりますが、良くある多層コーティングの場合は単なるコーティングの保護のためのトップコート(レジン、ポリマー、信じられない事にWAXも‥)、トップコートの保護のための更なるオーバーコートと重ね塗りではありますが工程は2回~3回や4回ではありますがそれは多層ではありません。工程です。
この手法は一般コーティング店の多層コーティングで用いられる手法です。 単純な2層なのか完全2層式なのか完全な2層式なのか非常に大切な部分です。
🔍一般的なコーティング構造と弱点について
市販や量販店ベースの「一般的なコーティング」は、以下のような構造が多く見られます。
WAX(油分、有機物)またはレジン系被膜(有機質)
↓
ガラスコーティング層(無機質だが薄膜)
↓
塗装面
あるいは、施工店でのトップコート付コーティングではこのような構造になります。
トップコート(固化しない・有機質)
↓
ベースのガラスコーティング(無機質)
↓
塗装面
このような構造は一見「多層」に見えますが、トップ層が固化しない(=シミやウォータースポット、スケールを引き寄せやすい)という弱点があり、特に低温・低湿度になりがちな北海道では、
- ベースの硬化が不十分
- トップ層が気温に負けて機能しにくい
といった問題が起きやすいのが現実です。
🛡セラミックプロ9H(4層)の構造
トップコート(撥水タイプ:セラミックプロライト=硬化型ガラス被膜)
↓
セラミックプロ9H(×3層)
↓
塗装面
セラミックプロはすべて硬化する無機質被膜で構成され、撥水・親水の切り替えもトップコートで制御。層数の増加によって
- 耐擦り傷性
- 光沢の深み
- 耐薬品性
が飛躍的に高まり、多層構造がそのまま性能に直結します。
💎SPGコート(完全2層式ガラスコーティング)の構造
トップガラスコーティング(柔軟性のあるガラス被膜)
└ 光沢と撥水機能を担う
↓
ベースガラスコーティング(硬質で定着性の高いガラス被膜)
└ 塗装面に対するアンカー層
↓
塗装面
「完全2層式」と呼ぶのは、**トップ・ベースともに“固化するガラス被膜”**で構成されており、単なるトップコート(ワックスや未硬化皮膜)とは根本的に異なるからです。
トップ層は柔軟性があり外的ダメージを受け止めつつ、ベース層は硬質で塗装面に密着。これにより、
長期持続
という理想的な機能バランスを実現しています。
高光沢
耐スケール性
撥水 or 低撥水選択可能
コーティング剤は塗ればよいというものではありません。
適正な量を塗布させ、余剰成分を拭きとるので均等かつ平滑的に塗布が必須です。よくある「たっぷりと塗布」と言う表現は、そのとおり行うとムラになりますし余計な時間が掛かります。余計な時間はヘアラインスクラッチの原因にもなり得ます。(ポリシラザンは除く)何事も適量が最適です。
理想的な施工状況

このような画像で塗筋が乱雑に見える場合は、いわゆる塗ればよい的な感覚!均一さに欠けますので特殊光源で一目瞭然!あまり芳しくはありません。
コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。
※画像はイメージです。


札幌では最近「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」セラミックプロ9Hの偽物の発生が確認されております。インターネットで誰でも買えるコーティング剤やソフト99のG-ZOXに紛らわしい名称を付け、また偽物の公的試験データ(盗用)を公表しているため非常に悪質です。コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。
「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。詳しくは下記をご覧ください。コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。

中古車業者及びキャンピングカー販売業者様等が世の中に存在しないコーティング詐欺(ネットで買える安価なコーティングやG ZOXにセラミック等の名称)にあっている可能性高いですので、施工依頼される場合は注意が必要です。また偽物の公的試験データ(盗用)を公表しているため非常に悪質です。コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。
当店のポリシーとしまして、出所がハッキリしているコーティングしか使用しません。これは、食品であれば産地や消費期限など当然の事ですがコーティングは明確な基準が無いためです。

【コーティング剤について】オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。
オリジナルコーティング・自社認定・マイスター・この様な文言はよく見ると気が付かれると思いますが、自分で言っているだけです。つまり第3者による認定も無ければ技術及び液剤の裏付けけもありません。
施工にあたり環境が大事です。
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。
下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。

わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。
完全2層式ガラスコーティング「SPGコート」を施工させて頂きました。
施工箇所としては塗装面・樹脂パーツ・ヘッドライト・テールレンズ・ナンバープレートになります。
SPGコートは、ベースコートに硬質なA液を使います。この1層目は塗装のすき間に浸透しがっちりと食い込み、TOPガラスコートを結合させるためのアンカー的役割を行います。
※通常のガラスコーティング同士では結合しません。
1層目(ベースガラスコーティング)エージング中
※エージングは気温の低い屋外、またはシャッター開けっ放しで行う事はありません。それはエージングではなく放置しているだけです。

2層目(トップガラスコーティング)

定着後、2層目(TOPコーティング)は柔軟性を持った対すり傷性に優れたガラスコーティング「B液(撥水)」及び「C液(低撥水)」を使い、機能層(水の流れ)の決定を行います。
カーボンヒーターによる焼付処理
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。

※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?
残念ですが北海道では使われている施工店は少なすぎる‥
画像の様にカーボンヒーターによる熱入れは気温の低い北海道では当たり前の作業工程と考えます。いや出来ればコーティング施工時はどこの地域でも必ず行って欲しい作業です。実際にコーティング施工して塗っておしまい?いや心があれば疑問を抱き、施工したコーティングを良い状態で完成したいと考えるはずです。
行わない理由ではなく行う理由を考えます。
寒い北海道のコーティング作業では、この処理方法を行っているか否かが非常に大切です。
コーティングは寒くても出来ます。
照明が無くても磨けます。
ヒーターが無くても出来ます。
間仕切りが無くても施工可能です。
しかし、定着や硬化、仕上がりを考えると全ての作業には必然性があるのです。
そこが簡易施工店なのか専門的ショップショップなのかの目安になります。
専門と言われていても、この機材が無い場合もありますし、熱入れを入れますと言っても実際には行っていない、また関東有名ショップの画像を盗用し、無いにもかかわらず有ると公表している悪徳業者も札幌市清田区に存在しますのでコーティング施工の際は照明・設備がホームページと乖離があるかの確認が求められます。



🔷カービューティープロ札幌ドーム前と、他の加盟施工店との違いとは?
「 カービューティープロ」を名乗るためには「カービューティープロ スクール」を卒業しなければ名称は元より、「米国BAF社製液剤」を使うことも出来ません。
営業形態は中古車業、板金塗装業の併用当店の様な専門店と各店舗独自で自由に展開しておりますので制限のあるフランチャイズではありません。
卒業すれば自由に事業展開できるのが魅力ではあります。またお客様側で見れば全国展開しているコーティング店の様に見えるかもしれませんがコーティングに対する考え方は営業を開始してから複雑に変わります。
様々な考え方がありますので、どれが正解と言う事はありませんが、カービューティープロ全体としてみれば磨き屋さんです。
磨き屋さんとは
磨くことには特化しておりますが、温度管理、焼付け処理等、コーティングの+性能を生かす施工はあまり行わない。
カービューティープロ札幌ドーム前としてはカービューティープロライセンス以外にセラミックプロ9H認定施工店の認定資格があります。
その「セラミックプロ9H認定施工店」とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングですが、特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
- 認定施工店の基準
- ①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。
施工する環境
作業ブースが16度以上
塗装面温度が20度以上
湿度(結露)対策
ジェットヒーターは使わない
ダルマストーブもNG
深夜の温度管理の徹底
カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理
※甘焼きは初期不良を招きます。
これをしっかり行う事が大切です。
またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。
エージング (熟成時間(深夜))もエアコンにて温度管理します。
コーティングは塗っておしまいではありません。

※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。

※暖房全開でひと晩です。
では完成画像をご覧ください。
※スマートフォンでも十分キレイに撮れますが、実はそれが落とし穴でもあります。
外光を取り入れた状態での撮影は、何もしていなくても艶があるように見えるため、コーティングや研磨の本当の仕上がりを判断するには不向きです。
本当の光沢や精度を確認するには、外光を遮った屋内での撮影が必要です。
当店では、研磨精度の確認に欠かせない各種照明を使用。
- 色温度の異なる光源
- 目標に対してランダムな配置と照射角
- 明るさだけでなくコントラストが明確に出る、高力率の特殊照明
これにより、塗装の肌やバフ目の残りなど微細な状態まで確認が可能です。照明の力が強い場合、画像のように**光芒(グレア)**が写るのもその証拠です。
照明について

撮影の際に外光を取入れている場合は意図的に車を美しく見せる為でありコーティング以上の光沢を演出するためと薄キズをごまかすためです。
またセキュリティーの観点からも第三者に入庫中のお車が見えてしまう事は盗難が多くなってきている昨今、芳しくはありません。











お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。
セキュリティーについて
ここで注釈ですが、ブログ(施工履歴)を掲載するのはブラックボックス化する車業界を少しでも透明化し、お客様との相互理解のつもりで頑張っております。しかし、この記事はリアルタイムではありません。
上記、セキュリティーについても記載しておりますが、入庫時のお車を特定させない考え方がある為です。
お手入れ
施工例
※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※
カービューティープロ 札幌ドーム前
〒 062-0051
札幌市豊平区月寒東1条17丁目4番29号
TEL :011-799-0865
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