「比較的綺麗だと思いますが色にくすみを感じ小傷が少し気になっています。コーティングは輝き重視で1年メンテナンスぐらいと思っています。
フロント部分のメッキも出来れば輝けばと思っています。」とお問い合わせがありました。

平成26年登録4年目のお車、新車時にディーラーでのコーティング施工済み。屋外駐車で洗車機使用です。

※お車はすでに出庫しております。

—ホンダ・N BOX カスタム(プレミアムゴールドパープル)—

下地処理

研磨：ミドルポリッシュ　ディテール洗浄：スタンダード（無料）

コーティング：PRO PCX-V110（低撥水・濡れたような艶・耐薬品性）

今回のNBOXは大量のシリカスケール、鉄粉がありましたので研磨を行う前にイメージとしてそれらの物質を溶かします。

その事により塗装面の攻撃を少なく出来ますから

ヘッドライトはクリーニングを行いました。

適正なクリーナーを使いTYPE-C 洗浄用スポンジがお勧めです。

洗って磨くのは当たり前、どのような手法をとるか？の引き出し量がカービューティープロなのです。

自身での研究なので全てに意味と拘りがあります。

たまに誤った方法で鉄粉除去を行っているのを拝見する機会がありますが、誤った方法では塗装面をえぐり研磨では不可能なレベルになってしまう事を知らないのかもしれません。

適正な理論は一朝一夕には身に付かないものです。それを「やっつけ作業と言います。」札幌で増殖中ですのでお気を付けください。

よくカービューティープロはフランチャイズなのですか？

と聞かれますがフランチャイズではありません。

「 カービューティープロ」を名乗るためには厳しい「カービューティープロスクール」を卒業しなければ名称は元より、「米国ＢＡＦ社製液剤」を使うことも出来ません。また営業形態は中古車業、板金塗装業の併用、当店の様な専門店と各店舗独自で自由に展開しておりますので制限のあるフランチャイズではありません。また本部へ売上げのマージンなどは一切ない事から施工料金にフランチャイズ手数料を上乗せしておりませんのでご安心下さい。

と言う事で、当店はカービューティープロライセンス所持（研磨・コーティングのトータルマネージメント）、セラミックプロ９H認定でもありますし、ダイヤモンドメークも取り扱いがあります（取扱店としてはなぜか登録されておりません？　少ないからかな？？）。

研磨の為のマスキング処理

簡素ではありますが確実に要所を保護

ギリギリまで研磨するためマスキングは最低限になりますが、ラインに沿って作業を行うとこれはこれで美しく見えます。

ワイパー部分を確実に養生を行い、液剤が飛び散っても汚れないようにする。

※ビニールにテープが付いている「マスカー」になりますので入り込ませません。

※高級車を扱う板金屋さん曰く「新聞紙で保護するのは擦れて微細な傷が発生する」ので大変好ましいと評価を頂いております。

今回は大丈夫でも、数年後の事を考えてます。

※ヘッドライト部分にバフが当たると、数年後に黄ばみ等の劣化が早まりますので確実に

この事から某量販店の店員さんの個人的なお車、某ディーラ系の営業さん等、車に詳しい方ご入庫が多いのです。

汚いマスキングは磨く部分がバラバラとなりますし、何よりも仕上げが雑になる傾向があります。

また、マスキングの雑さにより修正に時間が取られる事を丁寧と勘違いされるケースも見られますね。

マスキングの必要性

〇パネルのエッジやプレスラインなど、塗装の薄い部分や弱い部分の塗装を剥がさない為。
〇パネルのエッジやプレスラインなど、塗装の薄い部分や弱い部分の塗装を更に薄くしない為。
〇樹脂やゴム部分の保護
〇すき間にコンパウンドの粉を入れないようにする。〇ヘッドライトのハードコートを守り劣化の原因を作らない。
〇汚いマスキングは研磨にムラが出ます。
〇汚いマスキングは雑な仕上がりになります。
〇汚いマスキングは仕上げに時間がかかります。

※ボンネットやドアにプレスラインが多いので、磨きすぎて薄くなり過ぎないようにする目的もあります。

宜しかったらこちらもご覧下さい。

当店へご入庫いただいたお車で気が付いた点

余計な外光は塗装面をボカシてしまう為シャットアウト

その上で力率の強い光源で確認します。

塗装面は見えなければ研磨できませんので、最低でもこれぐらいの画像確認が出来なければ研磨には向いていないと判断できます。

照明はあれば良いと言うものではなく、何を目的にしているかが大切です。

当店の場合は研磨するためのコントラストを重視しておりますので、完成の全体画像は若干写りが悪いのです。

以下、１ｓｔポリッシュ（荒い研磨）に付きピカピカにはなっておりませんがイメージが判るかと思います。

最終

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

最終

研磨イメージです。

パールなので塗装は100μm前後と軽の割にはやや厚めです。

今回使用したコンパウンドはPRO専用品数種類と札幌モーターショーでセラミックプロ札幌（車の119番）様がフェラーリ、ランボルギーニを仕上げた際に使用された、札幌では当店と2店しか取扱いの無いスペシャルブランドを使用しております。

東京モーターショー、札幌モーターショーでの施工のためにより良い物、環境に合ったものを使用しますのでイベント施工はある意味技術の集大成と言っても過言ではありません。

運転席ドア

拡大

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

映り込みが良くなり、隣で作業している20年の研磨職人が見えました。

右スライドドア

拡大

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

リアゲート

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

コーティングは洗車機を使われるとの事なので耐薬品性、皮膜の硬さで定評のあるPRO PCX-V110を使いました。

「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。詳しくは下記をご覧ください。

コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。

また、施工にあたり環境も大事です。

詳しくは当店のこだわりもご覧ください。

では美しくなりましたN BOXカスタムをご覧ください。

ルーフはデポジットが深く完全とは言えませんが相当美しくなっております。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

出庫の際に屋外で撮影させて頂きました。

※お車はすでに出庫しております。

詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。

—ホンダ・N BOX カスタム(プレミアムゴールドパープル)—

下地処理

研磨：ミドルポリッシュ　ディテール洗浄：スタンダード（無料）

コーティング：PRO PCX-V110（低撥水・濡れたような艶・耐薬品性）

「比較的綺麗だと思いますが色にくすみを感じ小傷が少し気になっています。コーティングは輝き重視で1年メンテナンスぐらいと思っています。
フロント部分のメッキも出来れば輝けばと思っています。」とお問い合わせがありました。

実際にお車を拝見した所、全体にびっちりとスケールが付着している事と洗車機使用による洗車傷が光沢を減少させておりました。新車時にディーラーさんでコーティング施工される方は多いかと思いますが、使われるコーティングがお客様の環境にあっているか？また普段の心がけや適正な使用方法をほとんどの方は指導受けておられません。今回のお客様も同様で、せっかくリセットされたので適切なケアの仕方をアドバイスさせて頂きました。

美しく仕上がったお車を見て大変喜ばれておりましたので施工者冥利に尽きます♪

江別市よりご利用ありがとうございました。

---お手入れ---