2025/7 スバル・レヴォーグ 完全2層式ガラスコーティング「SPGコート Type-T(低撥水・艶・対すり傷・防汚・耐薬品性)」勇払郡よりご利用ありがとうございました。

前回の施工から【5年】が経過したため、リセット施工としてご入庫いただきました。 しっかりと下地処理・研磨を行い、前回同様の**完全2層式ガラスコーティング「SPG Coat」低撥水タイプ(Type-T)**を施工させていただきました。
ページコンテンツ
作業内容
下地処理
経年車:ミドルポリッシュ
コーティング
完全2層式ガラスコーティング「SPG Coat Type-T」(完全2層式ガラスコーティング、低撥水・艶・対すり傷・防汚・耐薬品性)
ポイント
SPGコートの施工に際しては、パネル温度を常温に設定した状態で施工を行いました。
(実はこの「常温を確保する」という工程が、冬季では非常に難しいとされ、適切に管理されていないケースが多いのが現状です。)
施工後はカーボンヒーターによる焼き付け処理を実施し、さらに施工後の環境温度を常温で8時間以上維持することで、厳冬期であっても十分に硬化させ、安心してご納車できる体制を整えております。
一方で、こうした工程を踏まない場合、一般的なガラスコーティングやセラミックコーティングでは、夏場でも完全硬化に2〜3週間を要するため、厳冬期においては硬化がほとんど進まず、施工不良につながる恐れがあります。
しかしながら、温度管理を軽視する施工店も多く存在し、冬でも施工は可能だと案内されることがありますが、「塗ること」と「硬化させること」は全く別の話です。
コーティングは「塗れば完成」ではありません。
真に機能するコーティングとは、適切な環境下で「確実に硬化させる」ことで初めて、その性能を発揮するものです。
つまり、
「コーティングの施工は冬でも可能ですが、硬化は別問題である」
という点をご理解いただくことが、正しいメンテナンスと品質保持の第一歩となります。

硬化型コーティングの「硬化」とは?
一般的に「硬化型コーティング」と呼ばれるものは、キーパーコーティングなどの乳化型ポリマー系コーティングとは異なり、「時間の経過とともに硬化(化学反応)して皮膜を形成するタイプ」を指します。
ただし、ここで言う「硬化」とは、あくまでも常温環境下で自然に定着・反応していくという意味です。完全な性能を引き出すためには、温度管理や加熱処理などの外的要素によるサポートが重要となります。
温湿度管理のできる間仕切り施工は品質の基本
当店では、1台ごとに間仕切りを設置して施工しています。
これにより、コンパウンド粉の飛散を防ぎ、温度・湿度管理を最適化。
実はこの環境づくりが、高品質なコーティングには欠かせない重要ポイントなんです。
コーティングを依頼する際は、施工環境もぜひチェックしてみてください。

ガラスコーティングやセラミックコーティングは施工時のパネル温度が非常に重要
、
施工温度、パネル温度、エージング温度は 常温での施工を行わなければ意味がありません。


厳冬期・16度以下の札幌市でのコーティング作業に必須の工程
低温環境下での施工では、熱の吸収と冷却の管理が非常に重要です。
塗装もコーティングも、適切に熱を入れて冷やすことで硬度が増し、耐久性が高まります。
さらに、こうした熱処理により、コーティング表面に付着する白い膜状の汚れ(スケール)が軽減され、仕上がりが美しく長持ちします。
冬期間及び低温施工を余儀なくされる北海道におけるコーティングの注意事項
YouTube
下地処理
下地処理洗浄は温水を使いパネル温度を上げてコーティングを施工できるようにします。冷水での洗浄はこの時期のコーティング施工にはご法度です。

冷たくても洗う事は出来るしコーティングを施工する事は出来る。しかし硬化定着は出来ない。
洗浄はアルカリ・酸・中性・特殊洗浄剤などを使い4回ほど行います。

非常に大切なマスキング処理
「しっかりとマスキングを行い、弱い部分を保護します。特にヘッドライトは重要です。」

マスキング(養生の考え方)
マスキングは、ただの下準備ではありません。良い仕事をするための“心構え”であり、相手や仕上がりに対する“おもてなし”の心でもあります。マスキングが雑なようでは、その時点で仕事に対する覚悟が足りない証拠。そんな状態で、いい仕事ができるはずがありません。
ヘッドライトをしっかり養生しているか?
コーティング施工時、ボンネットやバンパーの処理中に、誤ってヘッドライトのハードコートを磨いてしまうケースがあります。これを防ぐためにも、ヘッドライトの保護(養生)は必須です。

ここを疎かにすると、施工直後は問題なく見えても、その後の劣化が一気に早まる原因になります。
見た目以上に、影響は深刻です。
過去に他店で研磨された車ほど、傷みがひどいということです。
おそらく、コーティング作業時にマスキングをせず、バフがヘッドライトに当たってしまったのでしょう。
本来守るべきハードコートを削ってしまった結果、年数が経つにつれて不自然な劣化が目立ってきます。
これはもう、「たまたま」ではなく「必然」です。
だからこそ、マスキング=技術者の良心だと思っています。
もし、ヘッドライトのくすみや傷みが気になるようなら、過去の施工を思い出してみてください。
そこに原因があるかもしれません。
ワイパー部分の保護

【新聞紙での保護はNG】
新聞紙での保護は、最低限の措置として使われることがありますが、決して理想的ではありません。
特にエッジ部分では、紙の硬さが原因で塗装面に傷が入るリスクがあります。
【ワイパーまわりの保護は“常識”】
ワイパー部分は、しっかりと確実に守るべき箇所。
ここを雑に扱うようでは、良い仕事はできません。
本当に腕の良い板金・塗装職人は、新聞紙ではなく専用の養生材を使います。
新聞紙を使っている時点で、「コスト優先の姿勢」が見え隠れします。
【お車は大切な資産です】
新聞紙のような紙素材は、安価ではありますが、保護材としてはリスクが高いのが現実です。
たとえ少し過剰と思われても、しっかりと養生することに“悪いこと”は一つもありません。


たったこれだけの情報でも、
「その店が何を大切にしているか」がよく分かる画像だと思います。
目先の作業だけを済ませるのか。
それとも数年先の劣化やトラブルを見越して丁寧に作業しているのか。
その姿勢は、画像や養生ひとつからでも、伝わってくるものです。
そういった意味では、プロテクションフィルムやヘッドライトリペアを専門に扱っているお店のほうが、塗装や素材のデリケートさを理解している分、慎重で丁寧な作業を行う傾向があります。

もともとは皆さんと同じく、コーティング店を利用する立場でした。
当時は、盗難に遭いやすい車種の入庫情報が公開されたり、隙間にコンパウンドが詰まり、車内がタバコ臭かったりと、不快な思いをしました。
作業は見えにくいからこそ、なるべく画像で公開し、感じたことをお客様目線で伝えるよう心がけています。

コーティング業や中古車の納車仕上げなど、さまざまな現場で働いてきましたが、慣れてくるとマスキングを手抜きする業者が多いのが現実です。
角の塗装が抜けたり、樹脂パーツにバフが当たったり、そもそも磨きの意味を理解していないまま、雑にテープが貼られている――そんな現場を数多く見てきました。
丁寧にマスキングしようとすると「時間がかかる」と怒られる職場も、正直ありました。
その点、カービューティープロ札幌ドーム前では、マスキングは“ちゃんとやって当たり前”。
むしろやらないと怒られるので(笑)、キワまで安全に、しっかり攻められます。

YCCS担当のイナガキと申します。
前職は神戸の海運会社コーティング施工部門にて勤務し、ヤナセ世田谷などで現場リーダーを務めてまいりました。
硬い塗装のメルセデスもお手の物で、経験台数には自信があります。
マスキングは当然の基本作業。
丁寧に保護を行い、大切な愛車をしっかり守ります。
マスキングについての確認
マスキングは手間も時間もかかる作業です。
そのため、マスキングをしっかり行わないコーティングショップは、マスキング施工車の画像をブログに載せることができません。
当店のやり方を真似る業者も多く見かけますが、それ自体は悪いことではありません。
ただし、要点を押さえない雑なマスキングや、汚すぎる貼り方は、意味を理解せずに真似ているだけと判断せざるを得ません。
特に撮影時には、あまりにも簡素な養生や、ヘッドライトを無視したケースも見受けられます。
そうした点もしっかりと確認することが重要です。
状況

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この研磨作業ですが、あまり磨けない機材で時間をかけて作業を行うケースが多くなってきてます。
磨けない機材を使うため、時間がかかるのは当然のことです。
では、なぜそうするのでしょうか?
弱い機械は、塗装へのダメージリスクが低いというメリットがありますが、意匠(仕上がりの美しさ)は大きく向上しません。
つまり、時間をかけて油分の多いコンパウンドで塗装の傷を「埋める」手法に過ぎないのです。
これは一つの方法としてケースバイケースで使われますが、それだけが「技術」とは言えません。
この点を勘違いしている方が非常に多いのが現状です。

研磨には様々な考え方があります。
中には、傷を「埋める」コンパウンドや「埋める」コーティングを使うケースもありますので、ご注意ください。
もちろん、お客様のご希望があれば対応しますが、これは技術力の問題というより考え方の違いです。
【照明】六角形型LEDライトについて
最近よく見かけるヘキサゴンライト(六角形型)ですが、研磨作業には向きませんので注意が必要です。
画像クリックで販売サイトへリンクしております。

この六角形型LEDライト(ヘキサゴンライト)の良さは、ムラなく明るいことです。
カーラッピングやプロテクションフィルムの施工時には適していますが、研磨やコーティング作業には適していません。
理由は、通常の蛍光灯と同様に、塗装面の凹凸や細かな傷が見えにくいためです。
そのため、研磨技術が未熟な業者や知識の浅い現場でよく使われる傾向がありますが、しっかりした研磨を求める場合には不向きです。
また、6000ケルビン付近の白色光は「白の洪水」となり、細かな傷を見分けにくくします。
これはカーショップなど、「傷を見せたくない」場合には有効ですが、研磨作業には適していません。
【ここのまとめ】
依頼時には、しっかりした研磨を求めるなら、塗装の凹凸や傷がはっきり見えるコントラスト重視の照明が設置されているかを確認することが大切です。
お客様の求める仕上がりによって選択は自由ですが、照明の違いは仕上がりに大きく影響しますので、ご注意ください。
また力率の強い光源であれば壁をわざわざブラックにしなくとも塗装面は良く見えます。
※ブラックブースはホワイト系の研磨には向く場合がありますが、それ以外の作業では逆にクオリティーが下がります。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで研磨は致しません。
1,油分の特徴
油分のため、力率の弱い照明で撮影すると傷を隠し、その場ではキレイに見えます。(磨く事を削ると言うケースの使用が目立つ)
2,低撥水・親水タイプの場合
油性コンパウンドを使うと水が弾いてしまい、親水・低撥水の場合は機能が出せないために使いません。
※油分はコーティングにはご法度、撥水タイプのコーティングしか取り扱いが無い場合はほぼこのパターンです。
ヌルテカの正体
撥水タイプのコーティングの場合、油分やポリエステル樹脂を含むコンパウンドで塗装の傷を隠すケースが多く見られます。
この方法は一時的に光沢を良く見せますが、脱脂が不完全なため定着が弱く、紫外線の影響を受けやすくなり、コーティングの耐久性が落ちます。
そのため、撥水性を保つために洗車のたびにメンテナンス剤の使用を推奨される場合は、こうしたタイプのコーティングである可能性が高いと言えます。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドを使わない事で真の光沢を演出できます。

ポイント
近年の塗装は、以前より確実に研磨が難しく、癖が多くなっています。
6~7年前から登場したルペスなどの高トルク型ダブルアクションポリッシャーによって研磨は比較的しやすくなりましたが、私はシングルポリッシャーで磨いた肌の光沢とは明らかに違うと感じています。
しかし、研磨レベルはお客様のご予算やご要望に合わせて決めるべきであり、
「磨くことが全て」という昔ながらの考え方は現代のニーズからは離れています。
サービス業の人材不足により新人育成が短期化され、ルペス等の高トルク型ポリッシャーの普及に伴い、「磨けない職人」が増えている現状もあります。
カービューティープロでもここ数年、リスクの関係でシングルアクションの指導は行われていません。
そのため、シングルアクションでの光沢感を知らない職人が多くなり、仕上がりのイメージも下がってしまうと考えます。
お客様には、どこまでの仕上がりを望むのか、
「撫でるだけの研磨で良いのか」を見極めていただく必要があります。
2024年現在、2016年以降に業界に参入した業者は上記の傾向に該当することが多いでしょう。
高トルク型ポリッシャーは研磨の一手法に過ぎず、全てではありません。
セラミックプロ9H認定施工店が使える【ナノプライマー】
コーティング前の下地処理工程で大事なのが、このプライマー工程です。
※画像はイメージです。
「ナノプライマー」は、セラミックプロ9H正規施工店のみに取り扱いが許可されている専用下地処理剤であり、優れた脱脂効果、塗装面への光沢付与、さらにコーティング剤との強固な密着を実現するプライマー効果(定着促進)の三つの機能を兼ね備えております。
従来は、あらゆるケースにおいて研磨処理を推奨しておりましたが、ナノプライマーの登場により、より低コストかつ効率的なコーティング施工が可能となりました。
当該製品の位置づけや施工方針に関する詳細は、以下のリンク先にて詳しく解説しておりますので、ぜひご参照いただけますと幸いです。
コーティング施工時のパネル温度について

【注意】コーティング施工時は作業ブース内温度は16度以上、またはパネル温度は24度前後を保つことは北海道で必須です。
これを出来ない、または考えられないお店がほとんどです。
施工する環境
作業ブースが16度以上
塗装面温度が20度以上
湿度(結露)対策
ジェットヒーターは使わない
ダルマストーブもNG
深夜の温度管理の徹底
カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理
※甘焼きは初期不良を招きます。
これをしっかり行う事が大切です。
またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。
パネル温度を上げるためと汚れを落とすための温水洗浄は北海道では必須です。
〇セラミックプロ9H認定施工店の基準
コーティング
コーティングはお客様が望まなければ、新車で状態が良い場合は研磨無しで承る事も可能です。
また経年車でも機能(塗装面の保護)のみを求める方にはリーズナブルにご提供できます。
コーティング剤は塗ればよいというものではありません。
適正な量を塗布させ、余剰成分を拭きとるので均等かつ平滑的に塗布が必須です。よくある「たっぷりと塗布」と言う表現は、そのとおり行うとムラになりますし余計な時間が掛かります。余計な時間はヘアラインスクラッチの原因にもなり得ます。(ポリシラザンは除く)何事も適量が最適です。
SPGコート(完全2層式~ガラスコーティング以上・艶・対すり傷・防汚・耐薬品性)」高濃度のガラス成分、膜厚感のある重厚な安心の被膜

ベースコートは耐薬品性に優れ、塗装の分子のすき間に作用し強固に化学結合します。
トップコートには対擦り傷性に優れ光沢を演出する弾力性ガラス被膜。異なる効果を持つ完全2層式皮膜を強力に結合させることによってお車をがっちりガードします。
お好みに合わせ撥水タイプと低撥水タイプがご選択できます。

一般的な多層コートはベースコートにガラスコーティング、トップコートにシリコン系やポリマー系(中にはWAXと信じられない施工法)を使用されているものがほとんどです。これはガラスコーティングの弱い部分を補うためとしての工夫ですが、単純に2層と言っても何を使われているかで判断された方が良いと思います。
2層式でも種類があるの?
好評の完全2層式ガラスコーティング「SPGコート」の場合は、ベースコート、TOPコート何れもガラスコーティングになりますので完全2層式ガラスコーティングとしておりますが(無機質)、良くある多層コーティングの場合は単なるコーティングの保護のためのトップコート(WAXやレジン、ポリマーなどの有機質)、トップコートの保護のための更なるオーバーコートなど、重ね塗りではありますが工程は2回~3回や4回ではありますがそれは多層ではありません。工程です。
ガラスコーティングは無機質と言われており、有機質である汚れを寄せ付けないと言うのが売り言葉ではありますが、その売り言葉で違和感があった人は鋭いです。理由はあれど多く工程を重ねれば良いではなく、しっかりした理論が必要です。
この手法は一般コーティング店の多層コーティングで用いられる手法です。 単純な2層なのか完全2層式なのか完全な2層式なのか非常に大切な部分です。
一般的なコーティングのイメージ
レジン等の有機物
ガラスコーティング層
塗装面
または
WAX(油分、有機物)
ガラスコーティング層
塗装面
有機質
無機質
塗装面
この様なイメージでしょうか。
コーティング被膜を守る為のトップコート(固まらない)、この場合はシミやウォータースポット、スケールが多くベースコートもしくは施工方法(低温施工・ヒーターの設備がない)が北海道の気候(気温、湿度)に合ってない場合が多いので弱点を防ぐとも判断できます。
セラミックプロ9H(4層)の場合
トップコート(撥水の場合 セラミックプロライト(ガラスコーティング))
セラミックプロ
セラミックプロ
セラミックプロ
セラミックプロ
塗装面
SPGコート(完全2層式ガラスコーティング)の場合
トップガラスコーティング(柔軟性ガラス被膜 光沢を付与、 機能(撥水・低撥水)を決定)
ベースガラスコーティング(硬質性ガラス被膜 光沢を付与 塗装面に対するアンカー的役割)
塗装面
完全2層式たる所以です。
コーティング剤は塗ればよいというものではありません。
適正な量を塗布させ、余剰成分を拭きとるので均等かつ平滑的に塗布が必須です。よくある「たっぷりと塗布」と言う表現は、そのとおり行うとムラになりますし余計な時間が掛かります。余計な時間はヘアラインスクラッチの原因にもなり得ます。(ポリシラザンは除く)何事も適量が最適です。
理想的な施工状況

このような画像で塗筋が乱雑に見える場合は、いわゆる塗ればよい的な感覚!均一さに欠けますので特殊光源で一目瞭然!あまり芳しくはありません。
コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。
※画像はイメージです。


札幌では最近「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」セラミックプロ9Hの偽物の発生が確認されております。インターネットで誰でも買えるコーティング剤やソフト99のG-ZOXに紛らわしい名称を付け、また偽物の公的試験データ(盗用)を公表しているため非常に悪質です。コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。
「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。詳しくは下記をご覧ください。コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。

中古車業者及びキャンピングカー販売業者様等が世の中に存在しないコーティング詐欺(ネットで買える安価なコーティングやG ZOXにセラミック等の名称)にあっている可能性高いですので、施工依頼される場合は注意が必要です。また偽物の公的試験データ(盗用)を公表しているため非常に悪質です。コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。
当店のポリシーとしまして、出所がハッキリしているコーティングしか使用しません。これは、食品であれば産地や消費期限など当然の事ですがコーティングは明確な基準が無いためです。

【コーティング剤について】オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。
オリジナルコーティング・自社認定・マイスター・この様な文言はよく見ると気が付かれると思いますが、自分で言っているだけです。つまり第3者による認定も無ければ技術及び液剤の裏付けけもありません。
施工にあたり環境が大事です。
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。
下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。

非常に大切な施工の温度管理ですが、上部は熱く、下部は寒い
客観的に温度を把握できていれば夏とは違う施工順番が必要と言う事は、どなたでも判る事
【注意】コーティング施工時は作業ブース内温度は16度以上、またはパネル温度は24度前後を保つことは北海道で必須です。
完全2層式ガラスコーティング「SPGコート」を施工させて頂きました。
施工箇所としては塗装面・樹脂パーツ・ヘッドライト・テールレンズ・ナンバープレートになります。
SPGコートは、ベースコートに硬質なA液を使います。この1層目は塗装のすき間に浸透しがっちりと食い込み、TOPガラスコートを結合させるためのアンカー的役割を行います。
※通常のガラスコーティング同士では結合しませんので塗れば2層などと言う単純な事でありません。
1層目(ベースガラスコーティング)エージング中
※エージングは気温の低い屋外、またはシャッター開けっ放しで行う事はありません。それはエージングではなく放置しているだけです。

定着後、2層目(TOPガラスコーティング)は柔軟性を持った対すり傷性に優れたガラスコーティング「B液(撥水)」及び「C液(低撥水)」を使い、機能層(水の流れ)の決定を行います。

パネル温度を常温に設定してコーティングは施工します。
施工後はカーボンヒータによる焼付処理を行い、施工環境を常温状態で8時間以上保つことで厳冬期でも問題なく出庫出来ます。
これを行わない場合は、一般的なガラスコーティングやセラミックコーティングでは夏で2~3週間ほど硬化に時間を要しますので、厳冬期ではいかに問題があるかという事なのですが、温度をあまり考えないケースが多く、厳冬期でもコーティングの施工は出来るとは話しますが硬化までは考えが及びません。
塗ればコーティングだと思っていることは間違いです。
コーティングの施工は冬でも出来ます。でも硬化は‥ と言う事です。
多層コーティングに欠かせないディティリングライト(ムラ確認ライト)
セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト(ムラ確認ライト)
様々な多層式コーティングがセラミックプロ9H登場以来増えてまいりましたが、その多層式、専用の照明で点検されているでしょうか?

専用の照明はスポットライトなどの塗装面の凹凸を確認するものでも蛍光灯でもありません。
「照明について」内の記事にもありますが、専用ディテイリングライトをお持ちでないと2層目以上(特に撥水性)からムラが非常に多い状況が目に余ります。
記事より抜粋
こちらが仕上げを左右します。単なるLEDなどではありません。
濃色車で異常なほどムラが多く(日中はわかりません)、明るいだけの照明では仕上げることが困難かと思います。
※一般コーティング店(フランチャイズや個人店)はこの照明を導入できません。
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。

※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?
残念ですが北海道では使われている施工店は少なすぎる‥
画像の様にカーボンヒーターによる熱入れは気温の低い北海道では当たり前の作業工程と考えます。いや出来ればコーティング施工時はどこの地域でも必ず行って欲しい作業です。実際にコーティング施工して塗っておしまい?いや心があれば疑問を抱き、施工したコーティングを良い状態で完成したいと考えるはずです。
この焼付処理は強制乾燥や加熱浸透法など様々な言われ方があります。基本的に同じ作業に見えますが、教える立場から言うと理解できない方にはリスクの少ない方法を(温めるだけ)となります。

当店では腕の良い板金修理職人様、北海道唯一の洗車ソムリエ講師のカーメイキング札幌様のアドバイスにより、ひと工夫を行っておりますので似て非なるものなのです。せっかくの熱源です有効に生かします。
熱を加えて何を行うかで硬度って変わるのですが、ただ単に温めるだけ(強制乾燥)では硬度はあまり出なく乾燥するだけです。これがレアチャーシューや燻製なら低温熟成で食べ物なら美味しいのでしょうが、車は工業製品ですので低温熟成(あま焼き)はあまり意味がありません。もちろん車両に合わせた熱入れは必須です。
ちなみにZVW30プリウスの場合、税制の為に非常に販売台数が伸びた事がありましたが、その際にあま焼きのお車が大量に出回りました。当店ではあま焼きと思えた塗装面はヒーターで熱処理を行うときもあるんです。もう少し突っ込んだこともありますが社内秘です。これを理解できている方は現場で行っていたと判断できます。
この焼付処理中は基本的に機械に働いてもらいますので時間に余裕が出来ます。余裕があるので撮影しているのですが、なぜヒーターをお持ちと言っている施工店は時間のあるこの瞬間を撮影できないのでしょうか?不思議なものです。

焼付処理をを行うと、コーティングの機能である撥水特性を強化することが出来ます。接着剤でも塗装でも熱を加えると強化されますが、コーティングだけは氷点下でも南国でも施工法が同じと言う考え方はご都合主義、または何も考えていないという事になります。
必ず熱処理法を確認しましょう。
行わない理由ではなく行う理由を考えます。
寒い北海道のコーティング作業では、この処理方法を行っているか否かが非常に大切です。
コーティングは寒くても出来ます。
照明が無くても磨けます。
ヒーターが無くても出来ます。
間仕切りが無くても施工可能です。
しかし、定着や硬化、仕上がりを考えると全ての作業には必然性があるのです。
そこが簡易施工店なのか専門的ショップショップなのかの目安になります。
専門と言われていても、この機材が無い場合もありますし、熱入れを入れますと言っても実際には行っていない、また関東有名ショップの画像を盗用し、無いにもかかわらず有ると公表している悪徳業者も札幌市清田区に存在しますのでコーティング施工の際は照明・設備がホームページと乖離があるかの確認が求められます。
カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
「 カービューティープロ」を名乗るためには「カービューティープロ スクール」を卒業しなければ名称は元より、「米国BAF社製液剤」を使うことも出来ません。
営業形態は中古車業、板金塗装業の併用当店の様な専門店と各店舗独自で自由に展開しておりますので制限のあるフランチャイズではありません。
卒業すれば自由に事業展開できるのが魅力ではあります。またお客様側で見れば全国展開しているコーティング店の様に見えるかもしれませんがコーティングに対する考え方は営業を開始してから複雑に変わります。
様々な考え方がありますので、どれが正解と言う事はありませんが、カービューティープロ全体としてみれば磨き屋さんです。
磨き屋さんとは
磨くことには特化しておりますが、温度管理、焼付け処理等、コーティングの+性能を生かす施工はあまり行わない。
カービューティープロ札幌ドーム前としてはカービューティープロライセンス以外にセラミックプロ9H認定施工店の認定資格があります。
その「セラミックプロ9H認定施工店」とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングですが、特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
- 認定施工店の基準
- ①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。
施工する環境
作業ブースが16度以上
塗装面温度が20度以上
湿度(結露)対策
ジェットヒーターは使わない
ダルマストーブもNG
深夜の温度管理の徹底
カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理
※甘焼きは初期不良を招きます。
これをしっかり行う事が大切です。
またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。
エージング
コーティングは塗っておしまいではありません。
(熟成時間(深夜))もエアコンにて温度管理します。

間仕切り

施工時は画像の様に1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
例えばですが、他のお車の入出庫があった場合は室温は当然ながら下がりますよね。
温まるまで待てますか?普通は待てないんですよ。
※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。

では完成画像をご覧ください。
※スマホで撮影すれば、もっときれいに写すこともできますが、当店はあえて撮影環境を限定しています。
※外光を取り入れて撮影すると、特に加工をしなくてもキレイに見えてしまうことがあります。
※本来の光沢感をしっかり確認するには、外光を遮った屋内での撮影が適しています。

外光を入れて、スマホで撮影すれば何も行わなくてもきれいに写真は取れます。写真(画像)は光によってシャッタースピード等が変わるから当然ですね。
カービューティープロ札幌ドーム前では、塗装面の状態を画像で見て頂くため、外光を入れないで撮影します。研磨の際には外光を遮るのに撮影の際は外光を入れる。これ、別の目的になってしまします。














お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。
セキュリティーについて
ここで注釈ですが、ブログ(施工履歴)を掲載するのはブラックボックス化する車業界を少しでも透明化し、お客様との相互理解のつもりで頑張っております。しかし、この記事はリアルタイムではありません。
施工例
その為の救済制度「乗り換え割」もありますので、ご活用いただければ幸いです。
塗装面を保護するのがコーティング
環境においての水の流れを決めるのが機能性(撥水・低撥水・滑水・疎水・親水等)です。
コーティングの説明で良くある洗車が楽と言うトーク
撥水性を選択する事で確かに楽ではありますが、マメに洗車が出来る方向けと思われた方が良いです。洗車があまりできない場合はどうなんでしょう???
コーティングは様々な性質の資材がありますが、例えばあまり洗車できない方に洗車が楽になると撥水タイプをお勧めした場合、雨染みや白い膜状の汚れで覆われる可能性が非常に高く、メリットは話していてもデメリットを説明されてなないケースが多いです。
お客様の好みとは別のお話です。
コーティングは水が弾くと言う考え方は過去の話。詳しくは下記の記事をご参照して頂ければと思います。
当店では乗換割りと言う制度を設定しておりますが、撥水だからダメ、親水だから良いと言う訳ではなく、使用環境においてベストと思われる水流れ(コーティングの機能層)をお勧めしております。
撥水タイプ
良く洗車をされる方向けで洗車の際の水分拭き取りが楽になります。しかしデメリットとして水滴の流れが速すぎるため汚れが残りウオータースポットの懸念があります。
また撥水タイプの取り扱いが無い場合は、油分の多いコンパウンドの使用等、本来はコーティングの定着に阻害するものの使用が多く、定着の悪さを撥水用メンテナンス剤の使用でごまかすケースが多いです。
撥水は個人的に大好きですが基本的にマメに洗車できる方向けと考えると、どうしても忙しい場合は接触角の鈍化、排水性の良いコーティングの施工によりウォータースポットの低減、セルフクリーニング効果により汚れが目立ちにくいタイプがお勧めです。
低撥水タイプ
筋状に水滴が纏まり汚れも一緒に動くのでセルフクリーニング効果に優れ、洗車サイクルを遅くする事がメリットです。と言っても洗車は重要です。
デメリットは水玉コロコロがないのでコーティング掛けた感が少ないのですが、近年お客様の目が肥え、撥水目的のお客様が少なくなって来ているので特に問題が無いかと。
撥水はガラスコーティングじゃなくても作れますしね。
当店の代車はコーティング業でありながら年間に1回洗えるか否かですが、低撥水性ガラスコーティングのおかげで淡色車と言う事もありますが汚れがあま
り目立ちません。責任を持つ立場になればなるほど自身でのお手入れには限界があるかと思います。
洗車頻度 月1回~の方は低撥水をお勧めします。
とは言え洗車はしなくて良いと言う訳ではありません。
洗車サイクルについては施工されたお客様へ目安と考え方を説明させて頂いていますので、ここでは割愛させて頂きます。
コーティングを施工する場合は状況に応じた下地処理塗装面をクリーンにする必要があり、更に施工温度まで気を遣う必要があります。
お手入れについて
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