2020/12 ランドローバー・レンジローバーイヴォーク バンパーを破損され修理後の部分再施工でした。札幌市豊平区よりご利用ありがとうございました。

 

昨年(2019年)完全2層式ガラスコーティング「SPGコート」低撥水タイプを施工させて頂きましたレンジローバー・イヴォーグ

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この度バンパー、右フロントフェンダー部分を修理され保険対応での再施工後依頼でした。

 

修理の際に左フェンダーに入った傷は別途修理工場へのご請求。

 

 

 

1年以上経過しているお車ですがスケール(白い膜状の物)は皆無。

メンテナンスの必要すらありません。

 

下記画像をご覧下さい。

 

塗装面の固着物が見えますでしょうか?

 

これ他社さんでのコーティング後3か月程度での状況です。

 

 

 

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この様な痕はカービューティープロ札幌ドーム前のコーティングでも固着してしまう事はありますが、3か月程度で全体に白くなるという事は次のように考えられます。

 

お客様側

1、コーティングがお客様の環境に合っていない。

2、間違ったお手入れを行った。

3、指定されたシャンプーを使わず、油分の入っているシャンプーを使った。

 

施工店側

1、北海道の気候を無視したコーティング

2、基本である東京と同じ施工法は北海道はNG

3、施工スペースの温度が16度以下、湿度が70%以上の環境で施工

4、エージング不足

5、焼付処理を行っていない

詳しくは下記をご覧ください。

 


気温が下がってきましたのでコーティング施工にNG行為を抜粋いたします。

 

この様にシャッター開けっ放しでは研磨の際にチリの混入が考えられ、磨き傷(バフ傷)を招き無用な修正を必要とされます。つまり過研磨を招きます。

 

その場合、特殊な照明がなく蛍光灯のみで磨くという暴挙も良く見受けられます。

 

この様な環境でコーティングを行うと下記の案件が発生する可能性大

画像はチリホコリが噛みこんで磨いたため発生したと思われる痕跡です。

たまにディーラーさんの裏側で出張業者が研磨作業を行っていることを見かけますが信じられない施工方法です。

※画像クリックで「経年者トラブルへ」

 

【研磨の際のポイント】余計な外光が入り込んでいないか?

ショーウィンドウのような外光が入り込む環境ではないか?

 

※照明と並び重要な事です。大型工場などの場合は明り取りの為に外光を遮れないケースがありますが、光は複数から入り込むと塗装面が把握できず傷が見えにくくなります。また防犯上好ましくありません。

 

ビニールカーテンを使われていないか?

シャッター開けっ放しよりはマシですが外気が入り込みやすい、外光が入りやすい環境では研磨、コーティングには適しておりません。また湿度、温度、セキュリティーを考えるとNGです。

 

https://pro-sapporo.com/blog/2015/03/kankyou/

 

厳冬期におけるガラスコーティングの考え方はこちらをご覧下さい。

【施工環境】非常に大切な厳冬期における札幌及び北海道でのコーティング施工温度・湿度について ジェットヒーターは湿度が多すぎコーティングには不向きです。

 

施工スペースの温度は何でも上げればよいと言うものではありません。

湿度も重要なファクターです。

 

工場でよく見かけるジェットヒーターは温度と言う観点では良いのですが、燃焼時に湿度を上げてしまいます。これがガラスコーティングには大敵で、湿度の多い環境でコーティング施行する事により初期硬化時に不安定になり、数週間でコーティング表面にシミではなく、スケール部分が固着してしまい、短期間でのメンテナンスが必須になりますので施工環境には注意しましょう。

この事から結露している環境ではガラスコーティングの施工は芳しくないと言っても過言ではありません。

 

 

 

 

 

環境に合わなかったコーティング

 

 

 

 

お話はイヴォーグへ戻りまして

 

修理された部分を研磨を行い、他の部分との光沢差を無くします。

 

 

左フェンダーは修理工場様へ請求分です。

 

 

しっかり磨いた後は完全2層式ガラスコーティング「SPGコート」を施工

 

 

 

 

 

北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。

完全2層式ガラスコーティング「SPGコート」は室温の管理を適正に行えば焼付処理を必要としませんが、寒い北海道では熱を入れて悪いことは何一つありません。

 

また厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。

 

 

 

 

行わない理由ではなく行う理由を考えます。

北海道でのコーティング作業では、この処理方法を行っているか否かが施工店選びの目安です。

【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理

 

コーティングは寒くても出来ます。

照明が無くても磨けます。

ヒーターが無くても出来ます。

しかし、定着や硬化、仕上がりを考えると全ての作業には必然性があるのです。

そこが簡易施工店なのか専門的ショップショップなのかの目安になります。

専門と言われていても、この機材が無い場合もあります。

コーティング施工で大事な事

 

 

塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。」

【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理

 

 

 

 

 

一定のエージングを行い出庫しました。

しっかり行ってますか? とても大切なコーティングのエイジング(熟成時間)

コーティングは塗っておしまいではありません。

熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。

 

 

1年以上経過しているとは思えない位状態は良いです。

 

 

 

 

https://pro-sapporo.com/blog/?p=38932

合わせてお読みください。

コーティング施工で大事な事