ページコンテンツ
- 1 ポルシェ・マカン
- 2 研磨のためのマスキング処理
- 3 余計な外光は塗装面をボカシてしまう為シャットアウト
- 3.1 外装研磨作業
- 3.2 脱脂洗浄は当然の如く温水(かなりの高温)を使い、油分の除去はもちろんコーティングに不向きな低温状態を解消します。
- 3.3 脱脂洗浄後はセラミックプロ認定施工店が使えるナノポリッシュ改めナノプライマーを使用します。
- 3.4 非常に大切な施工温度
- 3.5 塗装面を保護するコーティングは低撥水タイプ、低撥水タイプはスタンダードでは2種類ありますのでPCX-S7とPCX-V110の何れかを検討しましたが、他のお客様からのフィールドバックによりPCX-V110に決定
- 3.6 施工にあたり環境も大事です。
- 3.7 さらに施工後はカーボンヒーターによる焼付処理
- 3.8 それでは完成したポルシェ・マカンをご覧ください。
- 3.9 お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。
- 4 ポルシェ・マカン
お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。
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ポルシェ・マカン
下地処理
コーティング
PRO PCX-V110ガラスコーティング(低撥水・濡れたような艶・耐薬品性)
オプション
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車体チェックにより様々な物が見えますが、これは特殊光源で見た場合ですので通常は見えません。見えるとしたら真夏の太陽光が眩しい時と夜間の水銀灯下です。
左クォーターパネルにはシングルポリッシャーで研磨された痕があります。塗装のブツ取りの為だと思われますので、これは生産国で入ったのでしょう。
異物や鉄粉は当然付着しておりますがPRO専用液剤でサクッと除去。だらだら仕事をしていると無用なスケールの固着を招きます。
洗って磨くのは当たり前、どのような手法をとるか?の引き出し量がカービューティープロ札幌ドーム前なのです。全てに意味と考えがあります。
※カービューティープロFaN様より画像をお借りしております。
たまに誤った方法で鉄粉除去を行っているのを拝見する機会がありますが、誤った方法では塗装面をえぐり研磨では不可能なレベルになってしまう事を知らないのかもしれません。適正な理論は一朝一夕には身に付かないものです。それを「やっつけ作業と言います。」札幌で増殖中ですのでお気を付けください。
最近公開するようになりました洗車時の温水、冬季氷点下の札幌では常識と思っておりましたが、意外と冷水で洗車されている業者さんの多い事に驚き公開しました。詳しくは下記のうんちくをご覧ください。
まずは洗車ですが、かなりの高温で洗浄します。それは熱いお湯の方が汚れが落ちるからです。
洗浄の際はムートングローブやマイクロファイバータオルで洗ってはいけません。
また、むやみやたらに粘土を使ってはキズの原因にもなります。
【技術 】お車の洗浄について お車を洗う際には様々な方法がありますが、カービューティープロ札幌ドーム前ではデリケートな塗装面へのアプローチを次のように考えます。
当店では当然と思い今まで気にもしませんでしたが、コーティング施工には16度以上の温度が必要不可欠です。
洗浄についてのうんちくは下記をご覧ください。
【技術 】お車の洗浄について お車を洗う際には様々な方法がありますが、カービューティープロ札幌ドーム前ではデリケートな塗装面へのアプローチを次のように考えます。
付着してある物質に対応した液剤で処理を行います。
考え抜いた洗浄
ここでお客様にアドバイスですが、洗車の際には様々な方法で洗われると思いますが、洗車グローブ・ムートンは洗浄の途中でチリやほこりをこまめに洗い流せないので傷になります。
またマイクロファーバータオルで洗われるケースもありますが、このタオルは基本的に水分拭き上げ時に使うもので、シャンプーでの洗浄には向きません。
理由はムートンと同じで吸い取ってしまったチリやほこりを引っ掻き回すからです。
下記が何度も悩まされた案件です。
下記画像は特注の洗車スポンジですが、このような材料は無数の細かい穴により表面積を稼ぎ、負圧の力でチリや汚れを吸い取り、1パネル事バケツでもみ洗いをすることでチリや汚れを吐き出し常にクリーンな状態で洗浄する事が可能です。
詳しくは洗浄についてをご覧ください。
脱脂の際は熱いお湯で更なる油分の除去効果を狙うのは常識です。
また寒い時期のコーティング施工は効果は半減するので、いかにパネルの温度とコーティング施工温度を維持するかが大事な点です。
【施工環境】非常に大切な厳冬期における札幌及び北海道でのコーティング施工温度・湿度について ジェットヒーターは湿度が多すぎコーティングには不向きです。
研磨のためのマスキング処理
マスキングはきちんと仕事をするための心意気でありおもてなしの心です。汚いマスキングの場合は、当然ながらしっかり仕事をしようと言う配慮に欠けますので良い仕事は出来ません。
新車用研磨とはいえ要所をしっかり守ります。
結構マネされますが、ここで注釈。
マスキングはただ行えば良いというものではありません。
適正な場所へ適正な幅を行いますが、基本はお客様のお車を守るためのものです。
雑なマスキングは磨く部分がバラバラとなり仕上げが悪くなる傾向があります。普通は年数を重ねれば必然的に上手になりますし、毎日が進歩ですので常に上達するのが当たりまえですが‥
‥思った通りセンスなんでしょうね。
適正なマスキングを行うとスッキリとしたラインに見えますよ。それは機能美と言います。
適正ではない場合は磨けない部分が多く、ヨレヨレし変に見えます。
先日のBMWの件もありますし、この様な画像をしっかり公開出来ないのは、技術レベルを公開できないものと同じです。忙しいのは言い訳にはなりません。もちろんお見せできないノウハウも存在します。
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マスキングの必要性
〇パネルのエッジやプレスラインなど、塗装の薄い部分や弱い部分の塗装を剥がさない為。
〇パネルのエッジやプレスラインなど、塗装の薄い部分や弱い部分の塗装を更に薄くしない為。
〇樹脂やゴム部分の保護
〇すき間にコンパウンドの粉を入れないようにする。〇ヘッドライトのハードコートを守り劣化の原因を作らない。
〇汚いマスキングは研磨にムラが出ますし、お車を美しくする心に欠けます。
〇汚いマスキングは雑な仕上がりになります。
〇汚いマスキングは仕上げに時間がかかります。
※ボンネットやドアにプレスラインが多いので、磨きすぎて薄くなり過ぎないようにする目的もあります。
宜しかったらこちらもご覧下さい。
マスキング処理について詳しく
マスキング処理はカービューティープロ札幌ドーム前ではとても重要と考えております。
これは、カービューティープロ札幌ドーム前をオープンする前に自身も一般のお客さんとしてコーティング店を利用した経緯がありますが、マスキングのずさんにより隙間にべったりと入り込んでいたことが多かったからです。
なんちゃってポリッシャーを使う場合はマスキングは最低で済みますが、当店の使う機材は数10種類、お車のコンディションにもよりますが追加を打ちます。端々を攻めるので当然、これは当たり前の話なのです。
詳しくはこちらもご覧ください。
余計な外光は塗装面をボカシてしまう為シャットアウト
様々な明かり(シャッターを開けてや屋外での作業など信じられない行為)や単純な光線では塗装面がしっかりと見えません。その上で力率の強い光源で確認します。
全体的にしっかりと磨きこんで光沢を演出します。
理論の無い業者(主に出張を行う)は見よう見まねの為、どこにでも販売している中国製のLED投光器を使う傾向にあります、理由は単純「安いから」です。安い広角な光源を使うので深度(傷がしっかりと見えない)が低いのです。床置きが特徴ですが、床の位置は良くはありません。
LEDは最低でもこれぐらいの性能を導入していなければ研磨作業は芳しくないですね。中国製投光器では話になりません。
最低でもこれぐらい見えなければ、どんなに腕が良くても磨き切れません。
外装研磨作業
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リアゲートのポルシェエンブレム上は長い線傷がありました。
照明の関係で少しですが端から端までの線傷です。
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全体的に小傷の除去を行うと塗装面が平滑化され、コーティングに頼らない真の光沢を演出することが出来ます。当店の場合は新車ミガキLEVEL2がそのラインです。
でも無理強いはしませんのでご安心を。
今回の研磨も札幌モーターショーでセラミックプロ札幌(車の119番)様がフェラーリ、ランボルギーニを仕上げた際に使用された、札幌では当店と2店しか取扱いの無いスペシャルブランドを使用し少々突っ込んだ処理をしておりますので一般コーティング店の鏡面研磨以上に仕上がってます。
東京モーターショー、札幌モーターショーでの施工のためにより良い物、環境に合ったものを使用しますのでイベント施工はある意味技術の集大成と言っても過言ではありません。
研磨イメージです。
汎用性の高い3M製は、あまり磨けない方や単発的な作業を行う中古車業者様が好まれますが、慣れると艶引け等気になる部分が出てきます。この選択も大切な部分ですね。また、ノンシリコンを水性と勘違いされるケースはやはり研磨には疑問があります。これを強調して書かれる方のほとんどが勘違いしてます。
脱脂洗浄は当然の如く温水(かなりの高温)を使い、油分の除去はもちろんコーティングに不向きな低温状態を解消します。
脱脂洗浄についてのうんちくは下記をご覧ください。
脱脂洗浄後はセラミックプロ認定施工店が使えるナノポリッシュ改めナノプライマーを使用します。
名称変更で「ナノプライマー」となりますが、こちらは単なる光沢剤ではありません。
脱脂作業だけでは塗料に食い込んだコンパウンド成分を100%除去しきれず、コーティング剤の密着が完全では無い為、持続力にも影響します。ナノポリッシュ改めナノプライマーは脱脂で取り切れないコンパウンド成分を除去します。
窓ガラス撥水コーティングの密着性を上げ、ダッシュボードにレーダーや用品を両面テープで貼り付ける時にもパーツクリーナーと違い、ダッシュボードが白くならない為、様々な脱脂に活用。
非常に大切な施工温度
これからの時期、札幌は大変気温が低くなります。ガラスコーティングは気温16度以下では加水分解、脱水縮合(固まりません)が出来ませんので施工依頼は注意が必要です。特に屋外もしくは大型の工場では芳しくない可能性があります。
室温、塗装面約25度をキープしコーティング施工
施工時の温度は非常に大事です。
あなたのコーティング、何度で施工されてますか?
【施工環境】非常に大切な厳冬期における札幌及び北海道でのコーティング施工温度・湿度について ジェットヒーターは湿度が多すぎコーティングには不向きです。
塗装面を保護するコーティングは低撥水タイプ、低撥水タイプはスタンダードでは2種類ありますのでPCX-S7とPCX-V110の何れかを検討しましたが、他のお客様からのフィールドバックによりPCX-V110に決定
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「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。詳しくは下記をご覧ください。コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。
当店のポリシーとしまして、出所がハッキリしているコーティングしか使用しません。これは、食品であれば産地や消費期限など当然の事ですがコーティングは明確な基準が無いためです。
施工にあたり環境も大事です。
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。
さらに施工後はカーボンヒーターによる焼付処理