2019/10 レンジローバー・ヴォーグ 札幌市中央区より愛車へPRO PCX-V110ガラスコーティングご依頼誠にありがとうございました。

目次

全体的に洗車傷が多く、少しでも光沢を良くしたいとWAXを使用されたそうですが、隙間などに白いカスが大量に残ってしまい美観の減少から外装研磨・細かい部分の洗浄・コーティングのご依頼でした。

お車は先にレザークリーニングでご紹介させて頂きましたレンジローバー・ヴォーグです。

 

コーティングはガソリンスタンド、ディーラー、専門店等様々な場所で施工しておりますが、単なる塗るだけのコーティングなのか?

下地処理をどこまで考えるかで方向性が違います。これは専門店であってもかなりの開きがあります。

例えばどの様にお車を洗うのか?

何で洗うのか?

どの様な環境で洗うのか?

そのプロセスが非常に大事です。

コーティング施行とも被りますが、基本の洗車で大切な事です。

環境


温水
洗浄

洗浄は通常の洗浄、汚れに対して適切なクリーナーを使用した洗浄、鉄粉除去洗浄、脱脂洗浄と最低でも4回行いますが、画像は汚れに対して適切なクリーナーを使用した洗浄になります。

 

磨いてしまえばOKと言う考え方は大切な塗装面を攻撃するだけですので汚れは汚れ、研磨は研磨でと考えているのです。

洗車及び脱脂洗浄は当然の如く温水を使い、油分の除去はもちろんコーティングに不向きな低温状態を解消します。

洗車など作業は屋外、ディテール洗浄、温水洗浄を行わない、鉄粉除去は経費の掛かるクリーナーと機材を使わないで安価のトラップ粘土を使う。こうすれば安価となりえますが、確実に仕上がりと塗装面の攻撃はあります。

トラップ粘土を使うと必ず傷が入ります。

10年以上前は普通に使っていたトラップ粘土は機材が進化した現在では使用する事は殆どありません。使うとしたならば強烈なペンキミスト作業ぐらいでしょうか。

 

傷の入るとわかっている物はPROであれば使用しませんのでDIYレベルです。

 

削るから~と言う業者ほどトラップ粘土の使用が目につきますが、これを矛盾と言います。

 

脱脂の際は熱いお湯で更なる油分の除去効果を狙うのは常識です。お皿の汚れ、油分は冷水で取れますでしょうか?

 

この工程を省略すると安価になります。が脱脂不良なので定着が弱いため価格相応なのです。

またコーティングの効果を上げるためのパネル温度を上げるのです。

お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。

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研磨をご依頼の場合は次の作業を行っているかも大切な判断材料です。

ヘッドライトリペアを行っているか?(クリーニングではありません)

これはハードコート層を削り取りますので、まさに「削る」です。

ヘッドライトリペアについて

プロテクションフィルム・ラッピングフィルムを施工できるか?

プロテクションフィルムは傷防止のために施工されますが、様々な手法が必要です。

プロテクションフィルムについて

 

これは塗装に対してのアプローチも含まれますので当然研磨作業にも差が出ます。

研磨のためのマスキング処理

マスキングはきちんと仕事をするための心意気でありおもてなしの心です。汚いマスキングの場合は当然ながらしっかり仕事をしようと言う配慮に欠けますので良い仕事は出来ません。

 

ヘッドライトリペアを行っていて感じる事は、お車に差がある事。新車時のコーティングの際にマスキングを行わずヘッドライトにバフが接触し、ハードコートを攻撃したからこそ年数が経ったときに不自然な傷み方になると確信しております。そのようなお車には必ずコーティングのステッカーが貼ってあります。

 

最たる例です。

 

 

ワイパー部分は新聞紙を使用してはいけません。それは紙のエッジの部分で塗装面へ傷の入りを懸念するからです。腕の良い板金修理工場職人さんは必ずこの方法を取ります。

 

 

このマスキング処理はカービューティープロ札幌ドーム前では重要な位置づけとしております。

 

PRO ohmiya

元々は皆さんと同じコーティング店を利用する立場でありましたが、盗難に遭いやすい車種の入庫情報を公開されたり、隙間にはコンパウンドべったり(今思えばマスキング不良でした。)また車内はなぜかタバコ臭と嫌な思いをしたものです。車の作業は見えませんが、なるべく画像を公開し自身が思った事、感じたことをお客様目線で公開するようにしております。

コーティング業、中古車納車仕上げの内外装美装等 様々な業者で働きましたが、慣れてくるとマスキングの手を抜く業者の多い事‥。角の色が抜けたり樹脂パーツの干渉、また磨くための必然を理解しない場合は端々が汚く貼られるケースが多く散々な現場を見てきました。しっかりマスキングを行おうとすると時間がかかるので上司から注意が入る職場も正直ございました。

 

カービューティープロ札幌ドーム前ではマスキングをしっかり行う事は良しとされているので、キワまで安全に攻める事が出来ます。

 

20年の研磨職人T

 

先日のBMWの件もありますし、この様な画像をしっかり公開出来ないのは、技術レベルを公開できない事、マスキングをそもそも行わないのと同じです。

マスキングの必要性

 

蛍光灯下でこれだけ洗車傷が見えると言う事は深くて多いと言う事です。

軽く磨くとスッキリに見えるかと思いますが、この状態は屋外で見るとダメです。

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※蛍光灯下で磨く事は磨けますがレベルはかなり低い研磨になります。例えば軽研磨という名称でも蛍光灯下と特殊照明下では深度が全く違います。

 

特殊照明点灯

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1stポリッシュ(荒い研磨)ですがイメージは伝わるかと思います。

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全体がこれぐらいの洗車傷が入り込んでますので、これを研磨により塗装面を平滑化することでコーティングに頼らない光沢を演出。すっぴん肌を守るためのコーティングを行うと更に光沢が良くなります。

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サイドパネルは手を入れやすい部分なので更に洗車傷が多い

拡大

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気にされていたAピラー

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研磨作業を依頼される場合のポイント

最低でもこれぐらいの力率の照明を導入していなければ研磨作業は芳しくないです。

 

どなたが見ても塗装面の状態が良く見えるかと思います。

これぐらい見えなければ画像にも映りませんし、どんなに腕が良くても磨き切れませんのです。

蛍光灯の下で磨くなどとんでもない話です。

 

 

 

磨くことは大きく言いますと削る事です。

 

しかし細かく見ると磨くと削るは工程こそは似ておりますが、全く違います。

削ると表現される場合は、ほとんどが強めの研磨を行うと上記画像のような痕跡が残ってしまう事から、

あまり磨かない為の口実として「削る事に抵抗」と誇大に表現また「どれだけ塗装に負担をかけずに、傷を消すことが出来るか。」など耳障りの良い言葉を使われるケースが多いのですが真実は‥

 

上記ページをご覧ください塗装に負担をかけて傷を入れております。

時間の節約

某大型量販店の利益率の解説を拝見した所、とある販売店では全国1番になった原因として磨きを止めたからと記載されておりました。磨くことで時間のロスが発生するので1日1台の磨きを止め、塗るだけの仕事を1日4台受けたそうです。また磨く事で施工単価が上がりリピート率が悪くなるからともありました。

 

つまり単価を下げ施工依頼を受けやすくするため、「削る事は塗装を薄くする行為」と表現され、お客様へ心理的影響を与えるわけです。

 

もっとも上記の画像に様になってしまうことを懸念されているのであれば、そもそも技術力は無いに等しいとも取れます。

お客様より研磨って塗装を削るんでしょ?とか薄くなる等聞かれるケースが多いですが、これだけ行っても全然問題ないです。

この「塗装面を削るから‥」という表現は磨けない業者さんの常套句(削る事で有限である塗装面が薄くなるので磨かない等)なので、磨ける職人さんはむやみやたらに機械を当てている訳ではありませんのでご安心下さい。

詳しくは

根拠記事

 

中には埋めるタイプのコンパウンドを使い、埋めるタイプのコーティングを行うケースも見受けられますのでご注意くださいね。

 

削るを建前に磨けない職人、いや利益及び時間短縮で削るから~と表現されるのは安直すぎます。

削ると磨くは似て非なる言葉です。

 

磨く事は幅広く見れば削る事です。しかりした研磨職人は磨く事は削る事とハッキリ意識しております。

しかし幅広く見れば削る=磨くですが、研磨量、アプローチが全く異なります。

 

膜厚測定を行うとほんの1μm程度でガラッと変わる光沢。

たった1μm、削ると言い切れるものでしょうか?

カービューティープロ札幌ドーム前では研ぐと表現しております。

 

※1μm=1ミリメートルの1000分の


研磨イメージです。

汎用性の高い3M製は、あまり磨けない方や単発的な作業を行う中古車業者様が好まれますが、慣れると艶引け等気になる部分が出てきます。この選択も大切な部分ですね。また、ノンシリコンを水性と勘違いされるケースはやはり研磨には疑問があります。これを強調して書かれる方のほとんどが勘違いしてます。

 

今回の研磨も札幌モーターショーセラミックプロ札幌(車の119番)様がフェラーリ、ランボルギーニを仕上げた際に使用された、札幌では当店と2店しか取扱いの無いスペシャルブランドを使用し少々突っ込んだ処理をしておりますので一般コーティング店の鏡面研磨以上に仕上がってます。

東京モーターショー、札幌モーターショーでの施工のためにより良い物、環境に合ったものを使用しますのでイベント施工はある意味技術の集大成と言っても過言ではありません。

 

セラミックプロ9H認定施工店が使える【ナノプライマー】

カービューティープロ札幌ドーム前では下地処理に力を入れております。

コーティングは低撥水タイプのスタンダードのベストセラー「PCX-V110」

 

今回施工させて頂きましたPRO PCX-V110ガラスコーティングは濡れたような艶を演出し、塩カル等の耐薬品性に優れております。また低撥水性であるのでセルフクリーニング効果により洗車頻度を遅らせる事が出来ます。

お盆過ぎての北海道は室温16℃以下ではコーティングは固まりません。

「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」怪しいコーティングが蔓延しております。詳しくは下記をご覧ください。

コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。

コーティング剤について

当店のポリシーとしまして、出所がハッキリしているコーティングしか使用しません。これは、食品であれば産地や消費期限など当然の事ですがコーティングは明確な基準が無いためです。

 

特に高級ディーラーほど根拠のないコーティング詐欺にあっている可能性高いですので、施工依頼される場合は注意が必要です。

 

施工にあたり環境も大事です。

店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。

詳しくは当店のこだわりもご覧ください


しっかりとエージングを行い出庫です。

 

 

 

 

お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。

オプション

レザーシートクリーニング


研磨により塗装面を平滑化することでコーティングに頼らない光沢を演出。すっぴん肌を守るためのコーティングを行うと更に光沢が良くなります。

 

今回施工させて頂きましたPRO PCX-V110ガラスコーティングは濡れたような艶を演出し、塩カル等の耐薬品性に優れております。また低撥水性であるのでセルフクリーニング効果により洗車頻度を遅らせる事が出来ます。

お渡しした洗車セットを活用して頂くと良い状態が長続きしますので是非ご活用ください。

 

札幌市中央区より外装の研磨、コーティングのご利用ありがとうございました。

 

カービューティープロ札幌ドーム前近況

カービューティープロ札幌ドーム前は各種ライセンス取得(PRO・セラミックプロ)の店長

20年の実績のある研磨職人

最近ではヤナセ世田谷等で研磨+コーティングの現場リーダーを行っていた者も考えに賛同しメンバーとなりました。

 

ヤナセと言えばメルセデスですが、この塗装面を常時扱っていた事は財産です。

硬い塗装面はやみくもに磨くだけではだめ

 

店長もカービューティープロスクール時点でメルセデスを2台施工してますが、これがその後にどれだけ役立ったか。

 

磨きやすい車を磨いてもテクニックはあまり向上できません。また、車両美装という名の荒い研磨では理論が根底から違います。

 

磨くという事は単純ではないのです。


 

ランドローバー施工例

 

お手入れ

キャンペーンのお知らせ

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SPGコート(完全2層式ガラスコーティング)

同車種2台目まで単層式コーティングと同額で施工できるチャンスです♪

フェイスブック クーポン 及び口頭でお伝えください。

 

コーティングの考え方詳しくはこちらご覧ください。

入庫されたお車で気が付いた点

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セラミックプロ 9H 認定施工店

2018年 札幌モーターショー出品車 施工技術協力

2017年 東京モーターショー出品車 施工技術協力

2015年 東京モーターショー出品車 施工技術協力店

2014年 札幌モーターショー出品車 施工技術協力店

2013年 東京モーターショー出品車 施工技術協力店  

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カービューティープロ 札幌ドーム前
〒 062-0051
札幌市豊平区月寒東1条17丁目4番29号

TEL  :011-799-0865

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合わせてお読み下さい「コーティング施工の大事な事」





















 

 

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