2023/8 札幌市清田区よりレクサス・NX Fスポーツ(212ブラック)世界的なコーティング「セラミックプロ9H」 ご利用ありがとうございました。
ページコンテンツ
- 1 お車について
- 2 YouTube
- 3 施工内容
- 4 注意喚起
- 5 セキュリティについて
- 6 研磨を行った方が良い理由
- 7 下地処理
- 8 照明について
- 9 セラミックプロ9H認定施工店が使える【ナノプライマー】
- 10 セラミックプロ9H
- 11 【注意喚起】ディテイリングライトについて
- 12 エンジンルームカバーにもセラミックプロ9H
- 13 北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
- 14 カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
- 15 エージング (熟成時間)
- 16 コロナウイルス対策
- 17 では完成画像をご覧ください。
- 18 お手入れ
- 19 お知らせ
- 20 コーティング施工で大事な事
- 21 考え方他
お車について
お客様におかれましては3台目のコーティング施工ご依頼誠にありがとうございました。 数か月前よりお申し込み頂いており、レクサス東苗穂様のご協力により納車前に施工させて頂く事が出来ました。
通常では見えませんが、特殊照明点灯でこの様な汚れの固着が目立ちました。
洗車屋さん系では、この状態にコーティングをされてしまいますので、適正な施工をご提案してくれるお店を選択された方が良いですよ。
しかしこれコーティングレベルでの話ですので納車レベルでは語弊はありますが見えないのでOKと思います。
しっかりと研磨を行い、セラミックプロ9Hを施工するとコントラストが強調されたように発色したように感じます。
このセラミックプロ9Hですが、トップコートとしても使用されていますCeramic Pro LIGHT(セラミックプロ・ライト)を使用する事で気持ちの良い撥水性を演出します。
カービューティープロ札幌ドーム前ではお客様の嗜好、環境に置いてトップコートをお勧めしません。
これは北海道は関東圏とは違い、環境が劣悪の為、撥水性能を持たせた結果、長期間で見た場合の汚れの固着等を考慮しての判定であります。また撥水性より疎水性の方が泥汚れが目立ちにくいと言う理由もあります(セルフクリーニング特性)
今回のNXはトップコートを使用しない疎水仕上げとさせて頂きました。
YouTube
先に完成動画をアップしております。
動画では研磨を行う際に必要な光源の為、赤が強めで撮影されてますが、これは塗装面にキズをしっかりと見るため色温度を可変しているからです。 照明は様々な色温度が必要であり、すべて白色の照明の場合は撮影はキレイに写りますが研磨のレベルは低いと判断できます(ホワイトの洪水 霧の中のハイビームと同じ意味で塗装面の部債な凹凸が見えない)。
求めるものが研磨の場合はうっすらと写る程度の光源では約不足です。コーティング施工及び研磨を希望される場合は色の温度と強さを見てみると良いでしょう。
施工内容
セラミックプロ9H(疎水性) 2レイヤー(2層)
新車基本セット(鏡面研磨)
オプション ウィンドウ撥水コーティング:PRO PGS-33
アルミホイールコーティング:PRO PCW880
注意喚起
この形状のヘッドライトは研磨の際にバフが当たりハードコート層を攻撃してしまいます。今は良くても数年後の黄変、白濁の原因になりますのでマスキングはしっかり行わなければなりません。研磨及びコーティングを検討される場合はヘッドライトのマスキングを注視してみると良いでしょう。今しか考えていない場合はマスキング無し、数年後を考えている場合はしっかりとマスキングを行っているはずです。
環境(主に温度)
【非常に大切】気温が低い時のコーティング施工 NG行為を抜粋いたします。
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カーボンヒーターによる焼付処理
画像の様にカーボンヒーターによる熱入れは気温の低い北海道では当たり前の作業工程と考えます。いや出来ればコーティング施工時はどこの地域でも必ず行って欲しい作業です。実際にコーティング施工して塗っておしまい?いや心があれば疑問を抱き、施工したコーティングを良い状態で完成したいと考えるはずです。
https://pro-sapporo.com/blog/2012/04/heater/
各コーティングメーカーは採用されやすいように熱入れ不要、冬型等、作業を簡素にしたタイプのコーティング資材を開発されてはおります。それはとても良い事ではありますが、私どもカーディテイリング業に携わる者は、メーカーの売り言葉をそのまま行う事はありえません。メーカーが不要とは言っても、しっかりと温度管理を行い熱入れする事が様々な検証から必須と考えます。この部分は「冬期間及び低温施工を余儀なくされる北海道におけるコーティングの注意事項」にも書かれております。
セラミックプロ9Hの類似品に注意
ガラスに次はセラミックと言う流れで世の中移り変わっておりますが、セラミックプロ9Hでヒントを得たのかセラミックコーティングが流行りつつあります。
ガラスだろうがセラミックだろうが、しっかりした施工理論がないと素材の変更だけでは何も変わりません。
セラミックプロ9H認定施工店とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングです。特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
認定施工店の基準
①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
カービューティーIIC 千葉県市川市
カービューティープロLESTON 秋田県横手市
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。これは最新型の店舗や設備である必要はありません。
外気を遮った環境
塗装面を見るための適正な照明
同色(特に昼白色の蛍光灯、ホームセンターで販売されているLED)のLEDは白の洪水のため不可
冬季でも16度以上をキープできる環境
温水の使用(パネル温度を上げる)
遠赤外線ヒーターの使用
ディテイリングライト(蛍光灯ではない)でのチェック
これが最低でも必要です。
北海道のセラミックプロ9Hを認定されていない業者
皆さんは甘くお考えの様ですが、お客様はしっかりと見ております。この事が理由で胆振地方よりお客様が来られる機会が多くなりました。つまり同じと見られているのです。
温度湿度管理のできる間仕切りが必要
施工時は1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度と湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要
多層式コーティングについて
多層コーティングは塗れば多層と言う単純なものではありません。
一般的なガラスコーティングの成分は層にはならず(定着しない)、ガラスコーティングでも「ある素材」によって多層を可能としておりますが、意外と知らない事実です。
多層コーティング施工時に必須の特殊照明
様々な多層式コーティングがセラミックプロ9H登場以来増えてまいりましたが、その多層式、専用の照明で点検されているでしょうか?
専用の照明はスポットライトなどの塗装面の凹凸を確認するものでも蛍光灯でもありません。
「照明について」内の記事にもありますが、専用ディテイリングライトをお持ちでないと2層目以上(特に撥水性)からムラが非常に多い状況が目に余ります。
記事より抜粋
セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト
こちらが仕上げを左右します。単なるLEDなどではありません。
濃色車で異常なほどムラが多く(日中はわかりません)、明るいだけの照明では仕上げることが困難かと思います。
※一般コーティング店(フランチャイズや個人店)はこの照明を導入できません。
【非常に大切】コーティング施工の順番について
オプション施工際にはどの順番で作業をされるのかが非常に大事!
時間効率が悪くてもウィンドウ撥水コーティングやアルミホイールコーティングの下地処理はコーティング前、フィニッシュ(撥水剤やコーティング)はボディーのコーティング後です
【コーティング施工時の順番について】 窓ガラス撥水処理や樹脂パーツ、アルミホイールコーティングを先に行ってはNG!
※相も変わらずウンチクだらけになりますが、とても大切な事ですので是非ご覧下さいm(__)m
お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。
セキュリティについて
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ここで注釈ですが、ブログ(施工履歴)を掲載するのはブラックボックス化する車業界を少しでも透明化し、お客様との相互理解のつもりで頑張っております。しかし、この記事はリアルタイムではありません。
上記、セキュリティーについても記載しておりますが、入庫時のお車を特定させない考え方がある為です。
次に「入庫予約とお車の保管(時間について)」ですが詳しく記事を書きましたので抜粋致します。
研磨を行った方が良い理由
先の説明通り、塗装面へ汚れが固着、特に夏の場合は一瞬で固着してしまいます。
この状態のままコーティング施工した場合は、当然ながら定着しにくいですよね。
なので油分の徹底除去と言う意味でも研磨を行うのです。
コーティングレベルではNGですが、納車レベルでは語弊はありますが見えないのでOKと思います。
下地処理
非常に大切なマスキング処理
【ここ大事】ヘッドライトをしっかり養生しているか?
コーティング施行時においてはボンネットやバンパー処置中に誤ってヘッドライトのハードコートを磨かれてしまう事を防ぐために保護しておく必要があります。
ここを疎かにしてしまうと、その時点では問題が無いように見えても劣化速度が加速されます。
ワイパー部分の保護
こちらを新聞紙での保護はNG(保護目的では最低限ですが、エッジ部分で塗装面に傷が入ります)
ワイパー部分は確実に守るのは常識! その場合は新聞紙の使用はNG。腕の良い板金修理工場職人さんは必ずこの方法を取ります。
コストの関係で新聞紙でワイパー部分を使うケースもありますが、新聞紙の様な紙はエッジ部分で塗装面に傷が入る可能性があります。大切な資産であるお車を守るのは過剰で何一つ悪い事はありません。
塗装面に貼る事は磨く部分が少なくなるという事を意識してマスキングを行います。
※きれいに貼っても塗装面に多く掛かっていれば真の目的からは乖離していると言う事です。
カービューティープロ札幌ドーム前のマスキング法は塗装屋さんの手法に準じております。きれいに貼れば貼るほど塗装面に粘着させなければならず、磨く場所が少なくなるから(ギリギリまで磨けない)です。カーメイキング札幌様より御教示頂いております。
以前知っている人にマスキングにこだわり丸一日費やし芸術的に貼っていた方がいらっしゃいましたが、鬱になり閉業してしまいました。何事も必要な部分とそうでない場所の見極めが必要ですね。
塗装面に貼る事は磨く部分が少なくなるという事を意識してマスキングを行います。
※きれいに貼っても塗装面に多く掛かっていれば真の目的からは乖離していると言う事です。
たったこれだけの情報ですが、大切なお車をお預かりする上で、何を目的(目先だけの作業か?、数年先の痛みを考えてなのか?)にしているのかが判る画像かと思います。
そういった意味ではプロテクションフィルムを取り扱っているお店やヘッドライトリペアを行っているお店の方が意味を理解しているので慎重に作業を行っていると思います。
https://pro-sapporo.com/blog/?p=31839
塗装面を平滑化する事でコーティングに頼らない真の光沢を演出する事が出来ます。
コーティング及び研磨は実績が十分なお店へご相談下さい。
技術というものは丁寧な作業を沢山やればやるほど身につくものです。
時間が掛かる事=状態の見極めが出来ない事が多い業界です。
ひとつの目安 月間10台以下では中々身に付きません。その場合の実績は10年は必要です。
研磨につきまして力率の強い照明を使い塗装面を良く見えるようにセッティング!
単純に磨くではなく、使用する機材液剤を選定、理論は元より優れた人材で一歩踏み込み意匠を意識した研磨を行います。そうする事で塗装面自体が平滑化されコーティングに頼らないスッキリとした深みのある輝きを演出します。
しっかりした下地処理研磨後はコーティングのノリも良く、プラスアルファの輝きとなります。
研磨の注意点
この研磨作業ですが、あまり磨けない機材で時間をかけて作業を行うケースが多くなってきてます。
磨けない機材ですので時間が掛かって当たり前ですが、なぜなのでしょう?
弱い機械は危険が少ないからですが、意匠は向上はしません。
つまり時間をかけて油分の多いコンパウンドで塗装面の傷を埋める手法です。
それはそれで一つの方法ではありケースバイケースですが、それだけでは技術ではありません。
勘違いされている場合が非常に多いのです。
画像での研磨技術の見極め方 傷をスポットライトで撮影し、アフター撮影でスポットライトを消してしまうケースもありますので注意が必要です。
油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで研磨は致しません。
※油分の特徴
1,ヌルテカ=油分なので力率の弱い照明で撮影される場合は傷を隠蔽しその場ではきれいに見えます。(磨く事を削ると言うケースの使用が目立つ)
2,低撥水、親水タイプの場合、水が弾いてしまうので使いません。
過去記事ですがBMW ホワイトの参考例です。
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油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドを使わない事で真の光沢を演出できます。
アドバンテージの理由
磨くという事について
ちなみに、研磨レベルを上げて新車はそれ以上の輝きを付与する事も出来ますので、コーティング施工を希望される場合はお客様の意思をしっかりと教えてください。最適なご案内をさせて頂きます。
後輩諸君
照明について
【注意喚起】研磨を行う際は、だれが見ても判るように特殊照明は必須(高精度LEDの事ではありません。)です。
特殊照明を点灯するとこの様に取れていない汚れがくっきり見えます。なので蛍光灯のみで磨くという行為は研磨では恐ろしい行為なのです
ランダムな照明は色温度、照射角全てに意味があります。
塗装面を平滑化する事でコーティングに頼らない真の光沢を演出する事が出来ます。
研磨につきまして力率の強い照明を使い塗装面を良く見えるようにセッティング!
単純に磨くではなく、使用する機材液剤を選定、理論は元より優れた人材で一歩踏み込み意匠を意識した研磨を行います。そうする事で塗装面自体が平滑化されコーティングに頼らないスッキリとした深みのある輝きを演出します。しっかりした下地処理研磨後はコーティングのノリも良く、プラスアルファの輝きとなります。
セラミックプロ9H認定施工店が使える【ナノプライマー】
コーティング前の下地処理工程で大事なのが、このプライマー工程です。
※画像はイメージです。
https://pro-sapporo.com/blog/?p=39332
お客様と接していると、コーティング施工店の考え方とお客様の望む方向のズレを感じることが多いのですが、そのズレを解消してくれたのがナノプライマーです。
このナノプライマーははセラミックプロ9H施工店のみ取り扱いの出来る下地処理剤で、脱脂効果、光沢の付与、塗装面とコーティングを結びつけるプライマー効果(定着剤)として使えますが、以前は何が何でも磨く事をお勧めしましたが、ナノプライマーの登場により低コストでコーティングの施工が可能になりました。考え方に付きましては下記のリンクに詳しく上げておりますので、宜しければご参照頂ければ幸いです。
コーティングで車はきれいになるの?
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https://wp.me/p9JpDT-gIV
磨くという事について|カービューティープロ札幌ドーム前の考え方
こだわりと意固地は別物です。
セラミックプロ9H
ナノプライマー(下地処理剤 旧名ナノポリッシュ)
コーティングの定着剤を使い密着率を上げます。
使用するのはセラミックプロ9H認定施工店のみが使える「ナノプライマー」
セラミックプロ9H
疎水性
セラミックプロ9Hの水流れについて
セラミックプロ9Hは層水性です。屋外駐車や洗車頻度によって疎水性の方がよい場合があります。
このセラミックプロ9HへTOPコート(旧名セラミックプロライト)を追加した場合は気持ちの良い撥水性を演出する事ができます。北海道の場合は冬季の影響を考えて撥水性をさけた方が良い場合がありますが、最終的にはお客様の嗜好で撥水仕上にする事もあります。
つまりセラミックプロ9Hは疎水仕上げと撥水仕上をご選択できるのです。
セラミックプロ9Hイメージ
東京オートサロン2019セラミックプロジャパン
向かって左側には通常のガラスコーティングを施工
右側にはセラミックプロ9H 4層コーティングを施工
こちらの車両はお客様の大切なお車なので、ボンネットのみ新品に交換してコーティングデモストレーションを行いました!
セラミックプロ9H表面に付着した汚れなどを除去
セラミックプロ9Hとは
ロシアの戦闘機用に開発された圧倒的な耐久性を誇る次世代セラミックコーティングです。
セラミックプロのコーティング層を塗り重ねすることで、耐擦り性能、耐雨染み性能が向上し鏡面光沢は驚くほどの光沢を実現しました。
耐薬品性及び紫外線抵抗・アンチグラフィティ(落書き)、スクラッチ傷を減らすことができ他製品とは比較にならない、塗装を保護する常識を覆したセラミックコーティングとなります。
Ceramic PRO 9H 10層コーティング 耐スリ傷性能テスト&施工風景 セラミックプロジャパン公式PV
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セラミックプロ9Hの偽物に注意
コーティング詐欺?
中古車業者及びキャンピングカー販売業者様等が世の中に存在しないコーティング詐欺(ネットで買える安価なコーティングにセラミック等の名称)にあっている可能性高いですので、施工依頼される場合は注意が必要です。
セラミックプロ9Hは認定が必要です。
施工にあたり環境も大事です。
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外、低温下でのガラスコーティング全て論外です。
【注意喚起】ディテイリングライトについて
専用の照明はスポットライトなどの塗装面の凹凸を確認するものでも蛍光灯でもありません。
「照明について」内の記事にもありますが、専用ディテイリングライトをお持ちでないと2層目以上(特に撥水性)からムラが非常に多い状況が目に余ります。
セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト
こちらが仕上げを左右します。単なるLEDや蛍光灯などではありません。
濃色車で異常なほどムラが多く(日中はわかりません)、明るいだけの照明では仕上げることが困難かと思います。
※一般コーティング店(フランチャイズや個人店)はこの照明を導入できません。
これが無ければ多層式コーティングは語れない「ディティーリングライトについて」
エンジンルームカバーにもセラミックプロ9H
施工の証
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。
※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?
注意喚起
この工程は非常に大切なのですが、多くの場合は無視される工程です。
それは何故か?行っていても行っていなくてもお客様はわからないからです。
また、メーカーも施工性の良いコーティング剤を好まれる事から不要と言って販路を広げますので不要と思いこまれているケースが多い。熱を入れて悪いことは何一つありません。
この焼付処理は強制乾燥や加熱浸透法など様々な言われ方があります。基本的に同じ様に見える作業ですが、教える立場から言うと理解できない方にはリスクの少ない方法を伝授され、単なる乾燥(温めるだけ)となります。
イメージとして
強い熱処理=焼付処理
弱い熱処理(温め程度)=強制乾燥や加熱浸透方式
教える立場から言うと理解できない方にはリスクの少ない方法を伝授しますので、全ての車両に対して単なる乾燥(温めるだけ)となります。
いっぽう焼き付け処理ですが、折角の熱源です、コーティングを熱入れを行い短時間で硬化させます。
熱を加えて何を行うかで硬度って変わるのですが、ただ単に温めるだけでは硬度はあまり出なく乾燥するだけです。これがレアチャーシューや燻製なら低温熟成で食べ物なら柔らかく美味しいのでしょうが、車は工業製品ですので低温熟成(あま焼き)はあまり意味がありません。
北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーター(旧遠赤外線ヒーター)が必須と考えます。もちろん無くてもコーティング施工は出来ますが(フッ素樹脂コーティングの場合は過去に比べ施工単価を安価にするため手順を省略可されたコーティング剤を使われる傾向にあります。)
施工温度についてはコーティング施工では最低条件ですが、施工後の不安定な状態を解消するためと、コーティングの被膜強度を上げるためカーボンヒーターによる焼付処理は必須であるとカービューティープロ札幌ドーム前では「行わない理由ではなく行う理由を考えます。」
当店では腕の良い板金修理職人様、北海道唯一の洗車ソムリエ講師のカーメイキング札幌様のアドバイスにより、ひと工夫を行っておりますので似て非なるものなのです。せっかくの熱源です有効に生かします。
カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
「 カービューティープロ」を名乗るためには厳しい「カービューティープロ スクール」を卒業しなければ名称は元より、「米国BAF社製液剤」を使うことも出来ません。
営業形態は中古車業、板金塗装業の併用当店の様な専門店と各店舗独自で自由に展開しておりますので制限のあるフランチャイズではありません。
卒業すれば自由に事業展開できるのが魅力ではあります。またお客様側で見れば全国展開しているコーティング店の様に見えるかもしれませんがコーティングに対する考え方は営業を開始してから複雑に変わります。
様々な考え方がありますので、どれが正解と言う事はありませんが、カービューティープロ全体としてみれば磨き屋さんです。
磨き屋さんとは
磨くことには特化しておりますが、コーティングは施工性の良いものを好まれ、温度管理、焼付け処理等、コーティングの+性能を生かす施工はあまり行わない。
セラミックプロ9H認定施工店とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングです。特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
認定施工店の基準
①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
カービューティーIIC 千葉県市川市
カービューティープロLESTON 秋田県横手市
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。これは最新型の店舗や設備である必要はありません。
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施工する環境
作業ブースが16度以上
塗装面温度が20度以上
湿度(結露)対策
ジェットヒーターは使わない
ダルマストーブもNG
深夜の温度管理の徹底
逆に夏の場合は温度を25度前後で安定させる必要があります。
カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理
※甘焼きは初期不良を招きます。
これをしっかり行う事が大切です。
またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。
エージング (熟成時間)
コーティングは塗っておしまいではありません。
※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。
ポイント
施工時は1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度と湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
クォリティーの高い施工には1台ずつの間仕切りが必要
コロナウイルス対策
カービューティープロ札幌ドーム前ではPRO液剤【Q-7】を使用しておりますので、同業他社様より対策のアドバンテージがあると自負しております。
Q-7 DEODORANT【消臭除菌抗菌剤】新型コロナウイルス(COVID-19)に有効な界面活性剤「塩化ベルザウコウニム」(0.05%以上)が含有!
感染拡大に対する当社の対応について
では完成画像をご覧ください。
※スマホで撮ればもっときれいに撮れるのですが‥
※外光を遮り撮影してこそ本来の光沢が判ります。
※外光が入り込む場所では何も行わなくとなくとも美しく写ります。
照明について
技術と称して油分またはポリエステル樹脂が含まれるコンパウンドで塗り込みキズ埋めしていないので平滑化によるメタリックやパール粒子がクッキリ出てくる事で透明度のある光沢になります。
※油分やポリエステル樹脂の特徴
1,ヌルテカ=油分なので力率の弱い照明で撮影される場合は傷を隠蔽しその場ではきれいに見えます。(磨く事を削ると言うケースの使用が目立つ)
セラミックプロ9Hの施工できる部分はウィンドウ以外全部ですので、メッキ、樹脂パーツ、ヘッドライト、テールレンズ等です。
セラミックプロ9Hは1レイヤー(1層)毎に硬度と光沢が増して行きます。水の流れ方は濃色車ですので疎水性をお勧めしました。
洗車セットを使われますと良い状態が長続きしますので、ご活用いただければ幸いです。