いったんリセットでご入庫頂きましたマークX、202ブラックはごまかしが利きませんので、逆に言えば良く見えるので施工が好きなカラーです。
当該車両も使用したなりの洗車傷が目立ちましたが、元々はフロントバンパー~フェンダーにかけて修理を行われ塗装後のご入庫でした。その方が良いと判断しましたが正解でした!
何が正解かと言いますと
塗装後の研磨痕です。
特殊照明下では洗車傷と汚れのためスッキリ見えません。
特殊照明点灯でお客様が気にされた傷が丸見えです。
この状態で終わるケース(軽研磨)があるようですが、特殊光源下では何も行ってないと等しいと判断されます。
1stポリッシュ(荒い研磨)後
小傷も消え塗装面が平滑化する事で光沢と写り込みが良くなります。この状態でコーティングを行うのが正道です。
※ポツポツ見えるものはクリアーの陥没クレーターです。
お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。
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ここで注釈ですが、ブログ(施工履歴)を掲載するのはブラックボックス化する車業界を少しでも透明化し、お客様との相互理解のつもりで頑張っております。しかし、この記事はリアルタイムではありません。
上記、セキュリティーについても記載しておりますが、入庫時のお車を特定させない考え方がある為です。
【人材】時間の考え方とスタッフについて
次に「入庫予約とお車の保管(時間について)」ですが詳しく記事を書きましたので抜粋致します。
入庫予約とお車の保管(時間について)
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お知らせ
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新型コロナウィルスの感染拡大に対する当社の対応について
他店の批判的な記事を書いていると言う事
他店の批判的な記事を書いていると言う事について
下記2点は最低のコーティング施工環境ですのでご留意頂ければ幸いです。
気温、室温16度以下~26度以上ではガラスコーティングの施工はNGです。
コーティング施工のNG行為
https://pro-sapporo.com/blog/?p=52783
冬期間におけるコーティング施工の注意事項
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暑い場所・寒い場所でのコーティングはご法度です。
またコーティングを行う塗装面も温度を高める(または下げる)必要があります。
施工スペースの温度は何でも上げればよいと言うものではありません。
湿度も重要なファクターです。
工場でよく見かけるジェットヒーターは温度と言う観点では良いのですが、燃焼時に湿度を上げてしまいます。これがガラスコーティングには大敵で、湿度の多い環境でコーティング施行する事により初期硬化時に不安定になり、数週間でコーティング表面にシミではなく、スケール(白い汚れ)が固着してしまい短期間でのメンテナンスが必須になりますので施工環境には注意しましょう。
厳冬期におけるジェットヒーター使用について
しかしこの温度では乾燥はするもののコーティングの硬化と言う点では物足りなく、また低温加熱は初期の雨ジミの原因になりますので焼付処理が必要です。
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理
また猛暑などの気温が上がる時期において26度以上の施工は芳しくありません。
詳しくは当店のこだわりもご覧ください。
鉄粉除去の際に粘土使用について
【技術】トラップネンドはむやみやたらに使ってはいけません。何故かと言うと塗装面にキズが入るからです。
※重症ではない限りむやみやたらに粘土使用はNG。どうしても使われる場合はブルーや赤はダメです。
この様な汚れをしっかり除去します。
こちらの部分は異種金属接触腐食によりこの状態になります。
ステンレスネジ使用の場合要注意ですよ。
洗浄について
洗浄
【技術 】お車の洗浄について お車を洗う際には様々な方法がありますが、カービューティープロ札幌ドーム前ではデリケートな塗装面へのアプローチを次のように考えます。
洗車グローブ・ムートン・マイクロファイバータオルでの洗浄はお控えください。
洗車グローブ・ムートン・マイクロファイバータオルでの洗浄はお控えください。
ディテール洗浄について
【下地処理】ディテール洗浄について
粘土はむやみやたらに使いません。(特に新車施工の際に問題点を全てディーラーさんへ押し付けると言った無粋な行動を避けるためです。)
【技術】トラップネンドはむやみやたらに使ってはいけません。何故かと言うと塗装面にキズが入るからです。
非常に大切なマスキング処理
マスキングはきちんと仕事をするための心意気でありおもてなしの心です。汚いマスキングの場合は当然ながらしっかり仕事をしようと言う配慮に欠けますので良い仕事は出来ません。
ヘッドライトをしっかり養生しているか?
ヘッドライトには紫外線から守る為のハードコートが塗られておりますが、年数が経つと黄変・白濁します。
コーティング施行時においてはボンネットやバンパー処置中に誤ってハードコートを磨かれてしまう事を防ぐために保護しておく必要があります。
ここを疎かにしてしまうと、その時点では問題が無いように見えても劣化速度が加速されます。
ヘッドライトリペアを行っていて感じる事は、過去他店にて研磨された車ほど痛みが見受けられる点です。コーティングの際にマスキングを行わずヘッドライトにバフが接触し、ハードコートを攻撃したからこそ年数が経ったときに不自然な傷み方になると確信しております。ヘッドライトに不具合を感じた場合は過去を思い出してみてくださいね。
ワイパー部分の保護
こちらを新聞紙での保護はNG(保護目的では最低限ですが、エッジ部分で塗装面に傷が入ります)
たったこれだけの情報ですが、大切なお車をお預かりする上で、何を目的(目先だけの仕上がりか、数年先の痛みを考えてなのか)にしているのかが判る画像かと思います。
ワイパー部分は確実に守るのは常識! その場合は新聞紙の使用はNG。それは紙のエッジの部分で塗装面へ傷の入りを懸念するからです。腕の良い板金修理工場職人さんは必ずこの方法を取ります。
コストの関係で新聞紙でワイパー部分を使うケースもありますが、新聞紙の様な紙はエッジ部分で塗装面に傷が入る可能性があります。大切な資産であるお車を守るのは過剰過ぎて何一つ悪い事はありません。
ちなみに、塗装屋さんで安価な場所は新聞紙、高価な場所はマスカー等の塗装面を攻撃しない素材を使います。
ポイント
保護を行っていない=論外
新聞紙=大切なお車をお預かりしていると言う心に欠ける
マスキングの必要性
【技術】非常に大切な「マスキング処理」について
このマスキング処理はカービューティープロ札幌ドーム前では重要な位置づけとしております。
ヨレヨレしているマスキング画像をたまに見ますが正気でしょうか(笑)
清田区、自称経験、自社認定に注意です。
セラミックプロ9Hの偽物に注意
クリーニング業者の汚すぎる清掃 自衛策は常識
外光をシャットアウト!
特殊照明による塗装面の確認!
この状態で初めて研磨が出来ます。力率の高い照明、色温度が重要
シャッター開けっ放しや蛍光灯下での研磨は自殺行為です。
研磨を行う際は、だれが見ても判るように特殊照明は必須です。
最近、入庫されるお客様の多くには、様々なお店に相談されるケースが目立ちます。
調べるといずれの店舗も外光が差し込んでいたり蛍光灯しかなかったり。
はたまたシャッター開けっ放し
洗車すら屋外‥
きれいに見せるために撮影の際は外光取入れ等‥
※サンプルは別のハリアーです。
この様にハッキリ塗装面を見るためには力率の強い特殊照明が必要です。
単純に蛍光灯があるではNG
流行りのLEDも美しく見せる光源ですので、無いよりはマシといった程度
また、ホームセンターで販売されているスポットライトや工事現場用とは目的用途が違います。
蛍光灯下で磨かれる暴挙もよく目にしますが、蛍光灯下はこの様には見えなく、研磨を行ってもこれからお見せする仕上がりは難しいのです。
20年の研磨職人T
蛍光灯下では
特に問題なく見えるかと思います。
これが蛍光灯下での研磨仕上がりと言っても過言ではありません。
拡大
やや塗装面の汚れが見えるかと思います。
YCCS認定技術者のイナガキと申します。
この状態で仕上がったと言う施工店も多いので、しっかりした研磨、コーティングをお考えの場合は記事を留意して頂ければ参考になると思いますよ。
YCCS認定技術者 inagaki
特殊照明点灯
いかがでしょうか?しっかり状態が見えますね。
見えない物はどんなに腕が良くてもしっかりと磨けません。それぐらい力率の強い特殊照明は大切なのです。
単純に照明があるではNG
はやりのLEDも美しく見せる光源ですので、無いよりはマシといった程度
また、ホームセンターで販売されているスポットライトや工事現場用とは目的用途が違います。
また、しっかり見えない事から半信半疑の研磨、その為、無駄な過研磨を招く事もあります。
蛍光灯下では問題なく見える=この様な環境であればクオリティーの高い仕事は難しいと思います。
照明
PRO ohmiya
傷をスポットライトで撮影し、アフター撮影でスポットライトを消してしまう(隠蔽)ケースもありますので注意が必要です。
ポツポツは陥没クレーターになります。
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北海道でコーティング依頼される時の最重要ポイント
洗車及び脱脂洗浄は当然の如く温水を使い、油分の除去はもちろんコーティングに不向きな低温状態を解消します。
この工程を省略すると安価になります。が、脱脂不良のため定着が弱いので気温の低い北海道では芳しくありません。
PRO ohmiya
お湯を使うようになってからは脱脂が状況良くなり、状態の良いお車の場合は研磨無しでOKとなるケースが多くなりました。お湯に力は偉大です。
【注意】コーティング施工時は作業ブース内温度は16度以上、またはパネル温度は24度前後を保つことは北海道で必須です。
温度が低ければコーティングの効果促進に影響が出ますのでシャッター開けっぱなしやビニールカーテン、出張でのガラスコーティングは作業を行っただけであり定着は全く考えてられないと言っても過言ではないでしょう。
コーティング・クリーニング施工環境について
【コーティング施工環境】オイル交換、重整備・下回り防錆塗装、足回り作業は行っていないか?
厳冬期におけるガラスコーティングの考え方はこちらをご覧下さい。
【施工環境】非常に大切な厳冬期における札幌及び北海道でのコーティング施工温度・湿度について ジェットヒーターは湿度が多すぎコーティングには不向きです。
施工スペースの温度は何でも上げればよいと言うものではありません。
湿度も重要なファクターです。
工場でよく見かけるジェットヒーターは温度と言う観点では良いのですが、燃焼時に湿度を上げてしまいます。これがガラスコーティングには大敵で、湿度の多い環境でコーティング施行する事により初期硬化時に不安定になり、数週間でコーティング表面にシミではなく、スケール部分が固着してしまい短期間でのメンテナンスが必須になりますので、施工環境には注意しましょう。
しかしこの温度では乾燥はするもののコーティングの硬化と言う点では物足りなく、また低温加熱は初期の雨ジミの原因になりますので焼付処理が必要です。
https://pro-sapporo.com/blog/?p=31802
詳しくは当店のこだわりもご覧ください。
コーティングは親水性低撥水・艶・耐擦り傷・防汚性能のスタンダードタイプ「PCX-S7」です。
PCX-S7は柔軟性に富む被膜により、日産のスクラッチシールドやトヨタのセルフリストアリングコートをイメージしたガラスコーティングになります。低撥水性ですので撥水性より水しみになりにくく、親水性より水切れが良いので洗車も普通に行えます。
https://pro-sapporo.com/blog/?p=645
https://pro-sapporo.com/blog/?p=37749
施工後、数年後のイメージ
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コーティング施工時には素手で行ってはいけません。
コーティングには油分が大敵です!
せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。
【コーティング施工時の注意点】素手で作業を行っていないか?
https://pro-sapporo.com/blog/?p=54726
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。
。
※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?
塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。」
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理
行わない理由ではなく行う理由を考えます。
北海道でのコーティング作業では、この処理方法を行っているか否かが施工店選びの目安です。
コーティングは寒くても出来ます。
照明が無くても磨けます。
ヒーターが無くても出来ます。
しかし、定着や硬化、仕上がりを考えると全ての作業には必然性があるのです。
塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことで硬度が増します。」
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理
そこが簡易施工店なのか専門的ショップショップなのかの目安になります。
専門と言われていても、この機材が無い場合もありますし、関東有名ショップの画像を盗用し、無いにもかかわらず有ると公表している悪徳業者も存在します。
ご利用の際は照明・設備がホームページと乖離があるかの確認が求められます。
詳しくはコーティング施工で大切な事をご覧ください。
コーティング施工で大事な事
エージング (熟成時間(深夜))もエアコンにて温度管理します。
コーティングは塗っておしまいではありません。
詳しくはコーティング施工で大切な事をご覧ください。
コーティング施工で大事な事
一定のエージングを行い出庫しました。
しっかり行ってますか? とても大切なコーティングのエイジング(熟成時間)
※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。
このあたりもコーティングを行う際のポイントです。
コロナウイルス対策
アルコールや次亜塩素酸での対策はよく目にしますが、車業界ではディーラーさん以外は意外と浸透していない現実があります。
その中で次亜塩素酸はアレルギーの原因になりやすいので注意が必要です。
カービューティープロ札幌ドーム前ではPRO液剤【Q-7】を使用しておりますので、同業他社様より対策のアドバンテージがあると自負しております。
Q-7 DEODORANT【消臭除菌抗菌剤】新型コロナウイルス(COVID-19)に有効な界面活性剤「塩化ベルザウコウニム」(0.05%以上)が含有!
こちら液材を使用し触れる場所、および車内へ噴霧し少しでも予防となるよう考えて実践しております。
新型コロナウィルスの感染拡大に対する当社の対応について
お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。
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トヨタ・マークX
下地処理
研磨:ハードポリッシュ
ディテール洗浄:スタンダード(無料)
https://pro-sapporo.com/blog/?p=645
オプション
車内清掃 クイックコース
樹脂パーツ艶出し
ウィンドウ撥水コーティング:PRO PGS33 全面
コーティングはお客様の保管状況・使用状況を考慮し親水性低撥水 PRO PCX-S7ガラスコーティングを施工。
撥水タイプは良く洗車をされる方向けで洗車が楽になります。しかしデメリットとして水滴の流れが速すぎるため汚れが残ります。
個人的に大好きですが基本的にマメに洗車できる方向けと考えると、どうしても忙しい場合は接触角の鈍化したコーティングの施工によりウォータースポットの低減、セルフクリーニング効果により汚れが目立ちにくいタイプがお勧めです。
低撥水タイプは筋状に水滴が纏まり汚れも一緒に動くのでセルフクリーニング効果に優れ、洗車サイクルを遅くする事がメリットです。
デメリットは水玉コロコロがないのでコーティング掛けた感が少ないのですが、近年お客様の目が肥え、撥水目的のお客様が少なくなって来ているので特に問題が無いかと。
撥水はガラスコーティングじゃなくても作れますしね。
当店の代車はコーティング業でありながら年間に1回洗えるか否かですが、
淡色車と言う事もありますが汚れがあまり目立ちません。
責任を持つ立場になればなるほど自身でのお手入れには限界があるかと思います。
なので低撥水性をお勧めしますが、洗車はしなくて良いと言う訳ではありません。
月1回~の方は親水性低撥水「PCX-S7」、洗車機使用の方は撥水性低撥水「PCX-V110」をお勧めします。
洗車セットを使って頂きますと良い状態が長続きしますので是非ご活用ください。
札幌市中央区より親水性低撥水ガラスコーティング「スタンダード PCX-S7」のご利用ありがとうございました。
PCX-S7親水性低撥水ガラスコーティング施工例